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2024年10月 6日 (日)

日本がん対協会「がん征圧月間」(3)呪い「がんを防ぐための新12か条」

 

国立がんセンターの推奨の「がんを防ぐための新12ヶ条」は、がん発生を増長させる手段である。それには医療業界の呪い(拝金主義)が籠っている。

 日本では国民の多くがガンにならないと、医療業界が成り行かない体制となっている。根本方針は、生かさず殺さず。治さず殺さず。下医は真のがん対策を患者に教えない。医師自身も知らないこともある。

 だから日本では対処療法の医療が主流である。それは下医の仕事。下医の方針は、がん検診でカネをむしり取れ、である。しかし検診でがんが見つかるようでは、遅いのだ。がん検診はがんの征圧手段ではない。

  日本での保健医療の最大の問題点は、がんを防ぐよう医療をしても、保険診療では一銭の報酬も出ない。だからまず日本人をガンにしてから、対処療法の治療で稼ぐ、である。

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下記の12か条は、嘘ではないが、真の対策ではない。

がんを防ぐための新12ヶ条(国立がん研究センター)

1条 タバコを吸わない

2条 他人のタバコの煙を避ける 

3条 お酒はほどほどに

4条 バランスの良い食事を

5条 塩辛い食物は控えめに

6条 野菜や果物は不足にならないように

7条 適度に運動を

8条 適切な体重維持

9条 ウイルスや細菌の感染予防と治療

10条 定期的ながん検診を

11条 身体の異常に気づいたら、すぐに受診を

12条 正しいがん情報を得る

 

12s

  日本対がん協会や国立がん研究センターのご推薦内容

 

シンデレラの「醜い姉妹」ノイズ

1条 タバコを吸わない

2条 他人のタバコの煙を避ける 

 

 タバコは確かにガンの原因だが、日本ではタバコは1/7になっているのに、肺がんは7倍になっている。だからタバコ以外にガンの原因がある。それを国立がんセンターは、12か条の中で冒頭に述べるという手法で真実を覆い隠している。これをシンデレラの「醜い姉妹」ノイズという。

 

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      成人喫煙率(JT全国喫煙者率調査)

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「醜い姉妹」

 イギリスの心理学者ジェームズ・リーゾンは「醜い姉妹」というおもしろい概念を提唱しています。童話『シンデレラ』では、真夜中にガラスの靴を落としていったシンデレラを、王子様が捜して回りますが、とうとうシンデレラ宅にたどり着いた時も、「醜い姉妹」たちがガラスの靴の持ち主は自分たちだと言い張ります。

 つまり、目当ての物を探し当てようとしているのに、「醜い姉妹」が邪魔をしている。「醜い姉妹」とは「記憶の混乱」です。試験前に、一生懸命にたくさんの項目を覚えて行っても、たくさん覚えた記憶がノイズになって、試験で答えるべき項目を思い出せなくする。似たような項目は、さらなる混乱を引き起こします。これが「醜い姉妹」です。

 

3条 お酒はほどほどに

 

 お酒もがんの要因ではあるが、第三位で警告する内容ではない。もっと大きな原因がある。それを国立がんセンターは、ノイズ情報で胡麻化している。

 

  テクニカルライティング的な手法では、大事なことを最初に重要な順で述べて、読者に意図を伝える。その観点から検証すると、第1条から第4条まで言っていることは的が外れている。邪悪な意図が明確に透けて見える。

 

4条 バランスの良い食事を

 

 バランスの良い食事とは曖昧過ぎる。国立がんセンターはマクガバンレポートの内容はガン無視である。米国が食事を日本風、地中海風に変えるのを推奨しているのに、日本はその逆で、欧米化である。それがガン激増の真因である。

 日本人は戦後、4毒(小麦、植物油、乳製品、砂糖:吉野敏明医師のYouTubeを参照)を摂ることを米国進駐軍に強要された。それこそが、ガンが激増した真因である。

 

 下記は日本人が油脂(植物油)を摂らされてきたデータである。

 (1935年のデータは全油脂のデータなので、植物油だけの値ではない)

 これを見ると、植物油の消費が戦後激増している。ガンの発生増加率と比例である。

 私は1970年ころ(20歳ころ)、胆石症になった。1977年に胆のう摘出手術を受けた。当時、脂っこいものが大好きであった。そういう社会の脂っこい食生活の風潮であった。

 

 アメリカでは、がんに死亡率の増加とトランス脂肪酸を含む植物油の消費量の増加がほぼ一致しているというデータが報告されている。

 ポテトチップスの作る際、油でジャガイモを揚げるとアクリルアミドが発生する。これは国際ガン研究機関で、発がん性物質と認定されている。

(山田豊文著『病気がイヤなら「油」を変えなさい!』より)

 

日本人の油脂(植物油)量の変化

 1935年 年間5.5㎏(全カロリーの6%)

 1965年     6.3㎏(            8%)

 2121年   13.9㎏(    15%)

 

5条 塩辛い食物は控えめに

 

 油はこびりつくと落ちないが、塩分は体の自浄作用で排出される。これががんの真因ではない。

 

久志能幾研究所通信: 減塩する人は、洗脳されやすく、殺されやすい (enjoy.jp)

http://yukioodaii.blog.enjoy.jp/blog/2022/06/post-c82a.html

 

6条 野菜や果物は不足にならないように

  これは一部正解だが、甘い果物は糖分が多く、その取り過ぎが、がんを誘発する。がんの好物は甘いものである。

7条 適度に運動を

 これは正解

8条 適切な体重維持

 これも正解

9条 ウイルスや細菌の感染予防と治療

 ガンはウイルスが原因ではない。惚けた対策である。

10条 定期的ながん検診

 これが国立がんセンターの本音。検診では、がんは防げない。愚かすぎる。

11条 身体の異常に気づいたら、すぐに受診を

 当たり前。異常になっては手遅れ。未病で発見するのが、上医。

12条 正しいがん情報を

 国立がんセンターが正しい情報を発信していない。

 

 

2024-10-06  久志能幾研究所通信 2956号  小田泰仙

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