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2024年10月16日 (水)

私の自衛隊にバズーカ砲を整備、児玉一造の教え

 

 ディジュリドゥとはオーストラリア大陸の先住民アボリジニ人が使う世界最古の楽器である。シロアリに食われて筒状になったユーカリの木から作られる。一見すると、バズーカ砲のような形状である。

 

 音を出す方法は、管の一端に口を当てて唇を振動させる。口当てに口を付け、息を吹き込みながら唇を震わせ、口や筒の中に共鳴させて音を出す。循環式呼吸で、息を吐きながら鼻から息を吸う。それで腹式呼吸となるため、瞑想状態、脳波への影響等で体に良い影響があるという。体温も上がると言う。その音は体が持つ共振周波数やその倍音と共鳴して、頭脳に何らかの良い影響があるようだ。

 実際の音は、YouTube で「ディジュリドゥ」で検索して聞いてみてください。

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このディジュリドゥに出会った経緯は、久志能幾研究所通信で

薬膳の洗礼(4)縁起、脳幹を揺さぶられる

 

 

 アボリジニ人は儀式にこの楽器を使っていた。神聖な楽器である。現地では女性が吹くことは厳禁である。師はイルカを呼び寄せるのに、この音が効果あるとのことで興味を持ったようだ。

 クリニック徳(名古屋)等の東洋医学の病院でも、ディジュリドゥを使った治療をしているし、ネットでもその医療効果の紹介がされている記事が多い。

 

 ディジュリドゥを吹くと、腹式呼吸で体温が上がる。私がこの楽器に興味を抱いた最大の点である。ガン予防で自身の自衛隊である免疫力を上げるには、体温を上げることが最優先だ。体温が1度上がると、免疫力は5~6倍になる。それがオダ仏教の教祖を守る自衛隊(免疫酵素)の環境を良くすることになる。これが我が自衛隊がバズーカ砲を導入した経緯である。

 

 ディジュリドゥ奏者の方に話を聞き、船戸博子先生(船戸クリニック)がこの楽器をその師と患者さんと一緒に3年間も続けている実績も、これを信用して導入した要因である。

 やはり自分の目で視て、自分で体験して、状況を完全に把握する。トヨタ生産システムでいう「現地現物」である。

 

 2回目の体験で、師の推奨の3本の中から1本のディジュリドゥを選定して入手した。価格は20万円弱。師の使っているのは40~50万円とのこと。中国製なら数万円で手に入るが、本物でないので、すぐ飽きるからダメという。自然モノなので、制作本数が少なく、なかなか手に入らないようだ。この楽器に出会ったのもご縁である。

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 師の使っているディジュリドゥ

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 自宅に導入したディジュリドゥ

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 トヨタの中興の祖・石田退三の上司である児玉一造は、石田退三に次のように指導した。

 「何でも悪いことに使う金でなければ、あとからそいつは何とでもなる。金のことでトヤカク考えていて、やらねばならぬことの時期を失すなぞ、おおよそ馬鹿げている。」

    石田退三著『トヨタ語録』WAC    p175

 今の私の緊急要件は、自分の免疫力を上げること。トヨタ生産システム運用の基本は健康である。企業も健康でないと、良い製品が生み出せない、利益が出せない。

 自分の体は自分有限会社の工場である。その工場の生産性を上げねばならぬ。そのために体温を上げる事が必要だ。企業の体温は、その活動量と開発力の維持である。だからディジュリドゥの導入である。

 

 

2024-10-16  久志能幾研究所通信 2960号  小田泰仙

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