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2019年11月

2019年11月30日 (土)

南雲講座「命の食事」9 血液栄養解析

 NHKカルチャー岐阜教室の南雲吉則先生の講座「命の食事」(10月25日)を受講した。その講座後の個別雑談で、南雲先生から「血液栄養解析」を受けることを勧められた。それで11月8日にナグモクリニック名古屋(丸の内)で「血液栄養解析」のため血液採取をした。その結果を2019年11月29日、ナグモクリニック名古屋で、南雲吉則先生より診断を受け、「ビタミンD欠乏症、亜鉛欠乏症」を指摘された。両方ともその不足は、癌を再発生させる要因であるという。南雲吉則先生とのご縁ができて、癌再発防止の治療を始めることが出来たのは、僥倖である。

 

ご縁の選択

 普通の人は、南雲先生の講座を聞き、その先生から「血液栄養解析」を受けることを薦められても、1割くらいの人しか、実際にその検査を受けないと思う。しかし私の場合、その情報に飢えていたのと、今まで南雲先生の著書を5冊ほど読んでいて、その内容に納得していたので、すぐ信用することができ、行動に移せた。我ながら、よき決断と行動だと思う。

 

「血液栄養解析」検査

 この検査は、「オーソモレキュラ療法」とも呼ばれて、ノーベル賞を2度も受賞したライナス・ポーリング博士が提唱した。これは体内の血液の栄養状態を調べる検査である。オーソはギリシャ語で「正しい」、「モレキュール」は「分子」である。つまり体内の必須栄養の量を整える治療である。要は、体内に何が足りなくて病気(癌、アレルギー、鬱、糖尿病、認知症)になったかを調べる検査をして治療をする方法である。

 この血液検査は、私が今まで受けてきた血液検査とは、その解析結果が、違っていた。その解析結果は、どんな栄養素が、どれだけ不足しているかが、数値で示されていた。

 

結果

 その解析結果では、私の場合、ビタミンDとZn(亜鉛)が欠乏していることが示されていた。

 南雲医師が、ナグモクリニックに通院する乳がん患者を調べると、98%の患者がビタミンDと亜鉛が、私と同じように不足している結果が出ていた。

 

ビタミンD欠乏症

 「血中のビタミンDが十分に足りていない人は、がん死亡率が1.7倍になる」これは2014年に発表された論文に掲載された研究結果。

 ビタミンDは、ステロイドホルモンとして体内の細胞の核内受容体に結合して、遺伝子の生命力、抗がん作用を活性化する。癌患者の生存率を下げるのが、ビタミンDの不足である。

 

亜鉛不足

 亜鉛は300種以上の酵素を活性化するのに必要なミネラルである。亜鉛の不足は、細胞修復に支障をきたし、癌の術後経過を悪化させる。

 

今後の治療

 今回、南雲先生の指導で、サプリメントと食事指導で、癌の手術後の癌再発防止をすることになった。今から食事療法に取り組み、3ヶ月後の再検査でその状況を確認する。

 

 以上の内容は、南雲先生の指導と南雲吉則著『病気が逃げていく! 紫外線のすごい力』(主婦の友社 1300円 2019年12月20日発行)の内容を引用して記述した。

 皆さんもこの書を購入して熟読することをお勧めする。この書はまだ書店に並んでいないが、私はナグモクリニック名古屋の窓口で手に入れた。診察時、南雲先生から本にサインを頂いた。意志を持って行動すれば、何かにぶつかる。

 

2019-11-30 久志能幾研究所通信 1412  小田泰仙

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記事一覧更新(1411)

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2019-11-29   久志能幾研究所通信 1411  小田泰仙

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2019年11月28日 (木)

狂った世相、その真因と対策

 狂った食事が癌を誘発するように、狂った精神教育が、狂った人間を生み、それが狂った世相を生み出す。1960年頃、私が小学生の頃、下記の事件や世相はなかった。これは日本の戦後の精神教育が狂っているためだと私は思う。

 

真因

 全ての事象は、拝金主義、利己主義、グローバル経済主義が蔓延したためではないか。ホリエモンのように、全ては金で換算できるという人間が世に蔓延してきたためではないか。かれは株式分割という違法手法で金を儲け、それで失敗した投資家が自殺までしている。ホリエモンはそれに罪悪感を覚えていない。

 昔の精神教育が充実した日本を破壊する教育が戦後、蔓延した。太平洋戦争で、特攻、玉砕、徹底抗戦等で日本の恐ろしさを痛感した米国による日本精神破壊工作だと私は思う。アメリカも昔は豊かであったが、現代は精神が荒廃して自己中毒症に罹り、1%の富裕層が、99%の富を独占する格差社会に落ちぶれてしまった。その波が日本に押し寄せている。

 欧米の価値観に侵されて、日本人の持つ精神構造が、動物の脳に支配され争いしか起こさなくなった。「爬虫類の脳」が「足る知る」を忘れ、欲望のまま暴走し始めたのだ。DNAに刻まれた日本人の尊い精神構造を取り戻さないと、日本人は滅びる。

 

対策

 その対策で、日本には「修身」教育の復活が必要だと思う。見えない敵からの精神破壊工作を防ぐのが目覚めた人間の義務である。その抵抗をしないと日本は滅びる。私はその警鐘をこのブログで鳴らしている。その身近な危機が、小川敏の大垣市政である。このままでは大垣は滅びる。

 

狂った世相

 死刑になりたいから誰でもいいと無差別殺人事件が氾濫。

 親による子殺し

 子による親殺し

 若者による友人の残虐殺人

 2人に一人の癌患者(昔は癌は珍しかった)

 60歳以上は2割の認知症患者(昔は認知症は聞かなかった)

 1%の富裕層が、99%の富を独占。格差社会の実現

 ゲームに没頭する若者

 ゲーム作成者になることが、将来の若者の夢?

 引きこもり中年の増加

 パワハラの増加

 鬱病の増加

 スマホにかじりつく若者

 高学歴である高級官僚の汚職

 狂った野党、それを指示する狂ったサヨク国民

 狂ったマスコミ

 狂った食物をCMで垂れ流すテレビ

 食べ物を粗末にする番組の氾濫

 大食い大会を推奨するテレビ番組

 電車の中で本を読む人が激減。スマホばかり。

 隣国が狂って日本の安全保障が危機に瀕しているのに、それを報道せず、それから目を逸らすように愚劣な事件を大きく報道する日本のマスコミ。

 増税すれば、景気が悪くなるのが自明なのに増税に血道を上げる財務省。その理由は天下り先の確保である。そんなレベルの人間が高級官僚になり、堕ちてしまった。

 円安を喜ぶ経済官僚がのさばるようになった。円安とは日本が貧乏になること。経済が分からない人間が、経済を支配している。

 移民を入れれば、欧州のように将来、混乱が起きるのが必然なのに、保身のため移民を推し進める高級官僚。

 日本は世界屈指のやる気後進国に落ちぶれた。日本には熱意ある人が6%%しかいない。それは米国の5分の一以下。やる気のない社員は70%の割合で跋扈する。

 真面目に働くのが悪であるかのような教育体制、社会体制。

 休め、休めの大合唱。

 上司の叱咤激励をパワハラとして訴える社員の氾濫。

 働く目的を、「楽しい生活」に求める若者。

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馬場恵峰書「佐藤一斎「言志四録」五十一選訓集」久志能幾研究所刊より

 2019-11-28 久志能幾研究所通信 No.1410  小田泰仙

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一日の命は三千界の財にもすぎて候なり

 今日(2109年11月27日)、九州の馬場恵峰先生宅に、日帰りで仕事の打合せに行ってきた。毎回、早朝から深夜までの往復14時間の鉄路の旅で疲れたが、それをこなせるまでに体力が回復して幸せである。少し前までは、歩くのが辛い状態であった。今日一日の歩行数は、6048歩で、鉄路の旅にしては、駅構内を歩いて、結構な歩数である。最悪の状態は脱したようだ。

 この旅で、お宝の言葉(表題)に出会った。犬も歩けば棒に当る。家に閉じこもっていては、ご縁には出会えない。

 

掃除が命

 恵峰先生宅に到着したら、先生は庭の掃除中であった。先生は毎日、朝晩、各30分ずつ庭の掃除をする。だから庭には落ち葉一つ落ちていない。350坪の敷地に日中文化資料館と付属図書館が建ち、その広い庭の掃除である。先生が一日中座って書を書いているわけではない。掃除、整理、整頓をしてお仕事である。そのリズムがあるから、健康で93歳の今でも現役である。

 自然は生きている。だから庭には落ち葉もあれば新しい芽生えもある。死の世界では、落ち葉もあるまい。庭も生きている。だから先生は庭の掃除を欠かせない。掃除をしないと、心に雑草が生える。

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 庭を掃除中の恵峰先生  2019年11月27日

 

毎日が命がけ

 93歳の恵峰先生は、毎日が命がけである。一日一日、生きているのが不思議なのだ。命は一日、一日、尽きていく。

 私も年初に癌の手術をして死線を垣間見た身である。生きているとは何事にも代えがたい僥倖なのだ。この「一日の命は三千界の財にもすぎて候なり」は日蓮大聖人の言葉である。これは宗派には関係ない命の言葉である。どの宗教も究極の真理の言葉は皆同じである。

 この日蓮大聖人の言葉を揮毫した恵峰先生の書を、年初に撮影する計画であったが、私が病気で倒れたので、延期となっていた。やっと私も病状から回復したので、来月、この書を撮影して出版する予定である。書の撮影も命がけである。

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 日蓮大聖人の言葉の書    2019年11月27日

 

お別れの挨拶の旅

 恵峰先生は、来月、中国に最後の旅行に行かれる。中国の知人たちに、この世の最後のお別れの挨拶をするために旅行をされるという。先生も体力的に、中国に行けるのも、今回が最後だという。なんでも今の内、生きているうちである。思いたった日にやっておかないと、できなくなる日がやってくる。今日、恵峰先生宅を訪問して、多くのお話をして、多くに収穫があった。感謝である。

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 「迎客の松」と恵峰先生、後は日中文化資料館    2019年11月27日

 

2019-11-27 久志能幾研究所通信 No.1409  小田泰仙

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2019年11月25日 (月)

冥途用パスポートの手配失敗

 終活の一環として、私の戒名を決め、墓誌に戒名を彫る段取りをした。ところが、その製作がやんごとなき理由で失敗である。それも連続2回も失敗である。どうも仏様から、「そんなに早く来世に来なくてもよい」とのメッセージのようだ。そのご縁を前向きに受け止めた。確かに、何もそんなに死に急ぐことはない。生死は仏様の管轄なのだ。己は己の体の健康管理だけをして、今すべきことに全力を注げばよい。

 

戒名とは

 戒名は、いわば冥途に行くためのパスポートである。引導を渡す導師が、故人に付ける名前である。来世で、その名前を背負い、仏道を修行するための名前である。

 私も年初のガンの手術前に、覚悟を決め、菩提寺の住職に戒名の選定をお願いしておいた。それで最近、正式に戒名が決まり、その名を墓誌に刻んだ。

 ところがそれが製作上でトラブルが起きた。それで、私は佛様の意向を汲み、もう少しゆっくりと死ぬことにして(?)、墓誌の制作も遅らせることにした。予定は38年後(?)である。私は、まだまだこの世で、やり残したことがあるのだ。それを佛様も理解してくれたようだ。

 

院号とは

 院号とは、導師が故人のために建ててくれる来世の寺院である。その寺院の住職として、佛道を修行せよとの引導である。現世では正しい道を歩まなかったかもしれないが、来世では正しい道を歩めと、導師が慈悲で建てる来世の寺院の名前である。

 私は、雅号の「泰仙」から一字をとり、「泰観院」という院号を頂いた。

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  書は馬場恵峰先生  石の墓誌にゴムシートを被せ印字した状態

 

生前戒名

 生前に戒名を頂くとは、来世に向けて、今から戒名に恥じない行動をする練習となる。戒名とは、「戒め」の「名」である。葬儀の時、戒名を付けるのは応急処置である。本来、生前に戒名を住職と相談して決めるのが正式である。それが決まっていないと、住職は家族から生前の個人の行動を聞き込み、戒名を付けざるを得ない。それでは良い名前が付けれない。皆さんも、是非、生前に戒名を頂くことをお勧めする。

 現世の名前は、親がこういう人間になって欲しいと願いを込めて付ける。しかし、その名に反した人生を歩む人は多い。だからこそ来世では、戒めの名を背負って仏道を修行するのだ。戒名を頂くとは、今世と来世での生き方(死に方?)の覚悟をするのだ。

 

菩薩行とは

 菩薩とは、如来になるために修行をしている仏様である。仏様でも修行を続けてきてから見えてくるものがある。愚かな人間なら、その数倍の修行をせねば成仏できない。

 その菩薩様でも、迷える衆生を救えず悩まれている。菩薩様が手を差し伸べ、身を一歩前に進もうとするのに、それに背を向けるのが縁なき衆生である。その菩薩様の悩みに比べれば、己の悩みなど可愛いものである。私がどれだけ、苦言・批判・改善提案をしても、馬の耳に念仏の大垣市長輩もいる。

 だから会社勤めの身でも、係長の時代になら課長の意識で、課長の時代ならば、部長・役員・社長の意識で一段上の観音菩薩の眼で観て仕事をするのが、己の成長・成仏のためである。私はそれを意識して行動してきたつもりだ。

 来世でも、現世で観音菩薩になったつもりで、世の中を観て、己の戒めの名に恥じない行動を取ると良い。それが戒名を授かった決意である。だから終活も楽ではない。終活を真面目にすると、おちおち死んでなんかおられなくなる(?)。

 

2019-11-25 久志能幾研究所通信 No.1408  小田泰仙

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2019年11月24日 (日)

南雲講座「命の食事」8 余命2年宣告

 医師から余命1ヶ月と宣告されたなら、楽しいことをやって過ごせばよい。享楽的に過ごせばよい。しかし余命2年と宣告されたなら、その過ごし方を考えねばならぬ。人が、享楽的に過ごせるのは1ヶ月である。それより長いと、享楽的に時間を過ごすのが苦痛になる。人間の神経は、その快楽にすぐ麻痺してしまう。人は頂いた命の意味を考えて、その命を全うするために生きたいと思うはずだ。

 

南雲吉則先生の使命

 南雲吉則先生も、父との最期のお別れで、棺に横たわる父の頬に顔を寄せた時、父の懐かしい香りで、過去の父との思い出が走馬灯のように目の前を横切ったという。それで自分が何のために世に生を受けたかを悟ったという。単に父と張り合うために生まれたのではないと悟ったという。

 

余命2年宣告

 私もこの年初に癌の手術をして、医師から余命2年を宣告された。だからこの命を、子孫のため、世のために使いたいと思い運動している。残された時間を有効に使いたいと、頭をひねっている。残された時間は命なのだ。命とはこの世で使える時間の資源である。

 

市長の使命

 大垣市長として、現在5期目の小川敏は、市長としての任期である命は2年を切っている。本来、市長の使命に目覚めて残りの時間を大垣市民のために捧げるのが、霊長類の人の道のはずである。しかし小川敏には、そんな気はないようだ。彼は爬虫類の脳に支配されている。岐阜新聞に我が物顔で宣伝活動(事前選挙活動)に余念がなく厚顔無比である。彼には市民の幸せは頭にない。情けない。

     小田泰仙のコメント

 

人類は親戚

 「魂」の話しとは、宗教でも教育の話しでもない。人間として、DNAに刻まれた種の本能である。一人の人間には2人の親がいる。10代前に遡ると1000人の親がいる。20代前だと百万人、30代前だと10億人である。40代、1000年前に遡ぼれば、1兆人である。1000年前の当時、世界の人口は3億人である。それから考えると日本の民族は、全て親戚である。血を分けた仲間なのだ。

 だから東日本大震災の時、東北には親戚がいなくても、日本人の多くが涙を流し、支援物資を送り、ボランティア活動にはせ参じた。それは魂の作用である。

 

人生の使命は何か

 己は、脳と魂で支配されている。脳は自分の縄張りを守るのが本能である。魂は、細胞の中のDNAに書き込まれた情報である。脳は縄張りを守るために争いごとしか起こせない。

 

脳に支配された愚行

 だから頭のいいと言われる人が、平気で大量殺略を行ってきた。頭が良いと言われる高級官僚が汚職にまみれている。平気で富を独占してきた。富裕層の1%が富の99%独占する社会を形成している。小川敏のように、平気で権力を独占して、大垣市民を苦しめてきた。脳に支配された人間は、愛する人を手にいれると、平気で彼女に暴力を振るうようになる。それは自分を守るために、脳が縄張りを主張するからだ。だから小川敏は、自分の縄張りを守るため、大垣市民の利益とは逆の行政を行っても平気なのだ。

     小田泰仙のコメント

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魂の叫び

 それに対して魂は、種が危機にさらされたら、自分を犠牲にしても種族を守る、子孫のために死ねるのだ。この魂があるから、種の保存が永続したのだ。脳に支配されていれば、とうに人間の種は滅んでしまっていたはずである。船旅の家族が、荒波に難破し溺れかかっても、親は死んでも子供のために救命ボートを差し出すことが出来る。それが魂の役目である。

 肉体の一部である脳は、寿命が来れば死ぬ。しかし魂は肉体が滅んでも、永遠に残る。遺伝子にその情報が書き込まれているからだ。

 

南雲吉則先生の使命

 南雲医師の使命は、癌がこの40年で3倍に増えた状況を、啓蒙活動で、10年後にガンを半減させる状況に変えることだという。そのために命を使っているという。それが、今回の「南雲講座 命の食事」講座である。是非、この講座「命の食事」の内容を仲間に広めて欲しいという。私はその意を受けて、この文章を記載した。それが故河村義子先生への供養だと思う。

 

2019-11-24 久志能幾研究所通信 No.1407  小田泰仙

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2019年11月23日 (土)

愛車の心臓手術、小川敏の分解点検が必要

 20年間、乗った愛車が、エンジンからの油漏れで、そのままでは車検が通らないので、エンジンを降ろしバラバラに分解する「心臓手術」を受けた。それがやっと3週間ぶりに今日(2019年11月22日)「退院」である。

 本来なら新車に変えればよいのだが、20年も乗り、まだ走行距離12万キロ、エンジンの油漏れ以外は絶好調である。ナビ、ドラレコ、衝突防止装置、目玉(ヘッドライト部も全面交換)、タイヤ、全面塗装も最新更新したばかりである。愛着もあり、長年乗ったので体の一部として使える足でもあり、良いものを長く使う私の方針もあったので、修理する決断をした。

 

新車の検討

 エンジンを修理せず、新車にすると、カローラクラスで300万円、1リットルカーでも150万円のお金がかかる。今回、エンジン修理で約42万円の請求書であった。当初の見積金額は60万円であり、20年間も乗ったので、修理費用42万円は妥当だろうと納得した。要は年間2万円のエンジンメンテ費用と思えばよい。エンジン分解の選択で正解であったようだ。

 

費用の内訳

 エンジン分解の技術料が22万円、部品代が20万円である。

 部品代で一番高いのが、「エンジンオーバーホール ガスケット類」で4万円である。他はベルトアッシー3万円、ピストンリングアッシー1.9万円、ウォーターポンプ1.4万円、他は数千円の部品ばかりである。要は工賃が主要な費用である。

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  交換した部品

 

自動車の部品取り寄せ

 自動車の部品は30年間も修理ができるようだ。家電製品部品の10年保管とは大違いである。しかしトヨタは30年しか部品を提供してくれない。クラッシックカーを所有している知人に言わせると、「トヨタは世界の自動車会社の恥」だという。なぜなら日産なら、30年でなくいつでもその部品を手配してくれるからだという。トヨタから部品が手に入らない場合、仕方がないので、廃車になった車から部品だけを剥がして使うという。また古いトヨタ車は米国ではまだ多く使われているので、米国のその業界から取り寄せるという。

 

結論

 私の品物の購入方針「高くても良いもの長く使う」に合致した今回のエンジン修理であった。高いモノにはワケがある。安いモノにもワケがある。

 

小川敏市政のオーバーホール

 18年間も、小川敏が旧態依然たる市政方針で暴走すれば、大垣市も市長もぼろぼろになるのは必然である。小川敏と大垣市政のオーバーホールが必用である。公金の死用用途をマル秘にする条令を作るなど正気の沙汰ではない。まるで汚職をやっていますと宣言するようなものだ。本体もCPUも狂っている。このままでは途中でエンストが目に見えている。

 エンストとは市長の現役死である。市長職は過酷である。休日がないのだ。ストレスも大きい。今までの大垣市長は、全員、現役死である。この状況は、市長自身は暴走しているので辞めない。その取り巻きも止められない。親族が止めるしか手がない。それともそれを親族が望んでいれば、完全犯罪である。親族は、上品な学友が口では何も言わないが、陰で嗤っていることが分からないようだ。同窓会での話題が見ものである。

 この状況の最大の被害者が、大垣市民なのだ。大垣市商業を追われた8千人の怨念が世に木霊している。不動産財産価値が半減した市民が泣いている。ヤナゲンが閉店して、そのあおりでヤナゲンのテナントを追い出されて、その心労のためこの10月に急死した店主のTさんが草葉の陰で泣いている。

 大垣市民が乗っている小川敏という生活用車の分解点検が必要なのだ。

 

2019-11-22 久志能幾研究所通信 No.1406  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

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2019年11月21日 (木)

南雲講座「命の食事」7 汚川の狂った流れ

ガン予防には、下記の項目を守ればよい。

 1 狂った食事をしない

 2 狂った生活をしない

 3 有酸素運動をする

 4 対処療法でなく、根本治療をする 

 5 神仏を敬う

 

1 狂った食事とは、製糖した砂糖、白米、麺、白パン、小麦粉と砂糖で作った菓子、ジャガイモである。

 癌は甘いものが栄養素である。

2 狂った生活とは、煙草、アルコール、夜更かし、大食い、ストレス過多の労働である。

3 有酸素運動とは、歩くこと。100mの全力ダッシュではない。

4 抗がん剤や降圧剤は、対処療法である。癌が治るわけではない。抗がん剤は、自分の正常な組織も殺している。

   1~3の根本治療をしないと、癌が再発する。

5 神仏を敬えば、おのずと悪いことはしないもの。

天網恢恢疎にして漏らさず。足るを知る信者は富む。「知足者富」

 

 

大垣市の行政ガン化を予防

 組織の病気は、人間の体と同じ。

 大垣市という組織が衰退すれば、ガンに侵された証拠。

1 狂った行政財政を続けない。

 効果がない行事を10年も続けない(元気ハツラツ市)。地価が下がったなら、原因を探してPDCAを回す。将来の投資を無くさない(子供への教育投資)。今は、県下最低の児童生徒一人当たりの教育費である。それでいて、職員の給与は県下一の高さ。行政の癌細胞は、甘~い餌が大好物である。それを賄賂という。(小田泰仙のコメント)

 

2 狂った行政を行なわない。

 小川敏は大垣の未来に何の貢献もしない死政100執念行事に3億5千万円の無駄金を使った。その公費の使用用途をマル秘にする。汚職をやっていると言うが如しである。

 20年の長期政権では行政の流れが澱み不正が横行するのは世の常。川が澱み汚れると、病気が蔓延する。昔は清流を誇った大垣の小川も今は汚れた汚川である。人間の体を流れる血も、血管内にプラークが溜まると、免疫酵素を含む血液を流すのに抵抗を生じて、血が澱む。血圧が高くなる。それを降圧剤で血圧を下げると、人の組織の末端まで血液が流れなくなる。そのために病気やガンが発生しやすくなる。今の大垣市行政のようである。(小田泰仙のコメント)

    

3 有酸素運動をする(正常な経済活動を支援する。)

 売名目的(事前選挙活動)の派手な行事で、やっている振りをしない。それでは病気防止にならない。元気ハツラツ市への市民税投入は、カンフル剤を投入するようなものだ。正しい支援をしないと、大垣駅前商店街は復活しない。また、市の行政改革も、まず現状の業務改革が先にして、それをIT化なら成功する。しかし小川敏は、現状の業務が無駄ばかりなのに、まずIT化ありきでIT化に金を使い、市の行政改革を進めるから失敗は必然である。(小田泰仙のコメント)

 

4 真因を探して対策を打つ

 小川敏市政は、対処療法の行政ばかり。根本の原因を追究せず、問題は少しも解決しない。だから大垣市は衰退の一途である。この18年間で地価は半値に暴落して、更に値下がり中。大垣経済は、年率1%で衰退中。すべて小川敏の無能さが原因である。他市はリニア景気で地価が上がっている。(小田泰仙のコメント)

 

5 神仏を敬う

 ご先祖の戸田公や、英霊の敬意を払う。小川敏は、両方に全く敬意を払っていない。小川敏は戸田公を祀る神事で居眠りをする始末。小川敏は、英霊を祀る濃飛護国神社を封鎖して、愚劣なギネス水饅頭の共食い合戦で宴を上げ、痴呆的な勝ち顔を全国に晒した。小川敏は餓鬼の如く、何かの取りつかれたような政治をしている。それでは天罰が当たるだろう。目に見えない世界を敬わないと、目に見える世界の繁栄はない。(小田泰仙のコメント)

 

2019-11-21 久志能幾研究所通信 No.1405  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年11月20日 (水)

大垣共立銀行、驕りと忖度とアコギさ

 この10年間程、毎年、私の誕生月になると大垣共立銀行から「お誕生日おめでとうございます」の封書が届く。それに大垣共立銀行創業者の土屋斉画の色紙のコピーがお祝いとして添付されている。不愉快である。

 それは担当銀行員の驕りと土屋嶢会長(直前まで頭取。土屋斉は頭取の父)への忖度としか思えない。客の立場の私は、この歳で、こんなお粗末なお誕生日お祝いなどもらっても少しも嬉しくない。逆に、怒りである。折角、忘れていた自分の歳を嫌でも思い知らされる通知なのだ。

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Photo_2   誕生日の祝いと土屋齊の色紙

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誕生日が嬉しい?

 お誕生日が来て嬉しいのは、せいぜい30歳まで。それ以降の40歳、50歳以降は、誕生日は辛い日である。50台なら、定年までの時間を思い知らされる。年金生活者にとっても、誕生日のお祝いなど送って欲しくない。自分の歳を思い知らされる通知なのだ。己の残り人生を深刻に考えさせられるのだ。

 そんな機微に触れる心境には、全く気が回らない銀行の若造が、「誕生日祝い」を送り付けてくるのだ。

 

芸術作品の価値

 創業者が描いた色紙のコピーなど、私の場合、そのままゴミ箱行きである。そんな色紙は、雑誌に溢れている。私みたいに本物の色紙の囲まれていると、そんな印刷物の偽物色紙など、ゴミである。特に芸術作品は、個人の趣味の世界で、それが合う人など稀有である。それを貰ってうれしいのは、独居老人で社会とのつながりが全くない方だけであろう。一方的に色紙の絵のコピーを送ってくるのは、上から視線の傲慢である。知人に聞いても同じ意見で、それならテッシュを貰った方がよいとまで言っていた。

 

大垣共立銀行の本性

 このサービスに大垣共立銀行の上から視線を感じる。そんな金があるなら、別の形で客にサービスをすべきである。銀行金利ゼロの時代、都市銀行の生存競争が激化している時代、こんなレベルのサービスをしているようでは、先が知れている。

 大垣共立銀行は、大垣駅前商店街の由緒ある「廓町通り」を札束で、「ОKB Streat(大垣共立銀行通り)」に変えてしまった。大垣駅前商店街が衰退して、大垣駅前商店街が寂れて、商店街組合に金がない時に、その足元を見て、「廓町通り」を札束で頬をひっぱたいて、「ОKB Streat」に変えてたのだ。アコギである。こんな銀行がのさばっているから、大垣市が没落しても、当然である。

 そんなに金があるなら、大垣駅前商店街の活性化に金を出すべきだ。しかし大垣共立銀行は、それには吝嗇で金を出ししぶる。

 銀行は、天気の日に傘を貸し、雨の日に傘を取り上げる揶揄される。

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  2018年3月10日、大垣駅前商店街で、街の商売上でも、大垣駅前商店街組合活動でも理事として運営をリードしていた大型衣料店「正札堂」が事業を停止した。アーケードの上にぶら下がる「ОKB Streat」の看板が白々し

 

「郭」とは

 「郭(くるわ)」とは城やとりでの、周囲を土や石などで築き巡らしてある囲いを言う。また、その内側の地域を意味する。江戸時代になって「郭」の字もあてるようになった。

 山城では背後を削り取り,その土を前面に盛って造成する。単なる屋敷地や畑の段と異なって防御用の平場とするために、壁面を急傾斜の切岸状にしたり、縁辺に土塁を盛り上げたり、外周や尾根続きに空堀を掘って外部から遮断する。近世城郭では天守を備えた中心の郭を本丸、その外側に隣接した城主の館邸が設けられた郭を二の丸、その外側の家臣屋敷などが並ぶ郭を三の丸と呼ぶ。その他の諸郭に西の丸などの方角、あるいは人名を冠した呼称が用いられる。

 「郭」は遊郭の意味ではない。周囲を塀や堀で囲ったところから、遊女屋の集まっている地域として「遊郭」という名がある。大垣市の廓町はお城の囲いの意味である。

 

名前「郭町通り」は大垣の財産

 「郭町通り」という名は、大垣市民の歴史としての財産である。大垣共立銀行が独断で占有できるものではない。名前変更の審議でも地域の住民の意見も封殺して、商店街のひとたちだけで、こそこそと名前を変更してしまった。それで良いものなのか? 大垣市長の小川敏は、何も指導をしない。それは大垣の歴史文化の破壊行為なのだ。

 

肥満と管理職の原則

 創業者の土屋斉は、現会長の行動をみて、草葉の陰で泣いている。土屋嶢会長は、でっぷりと太っている。自分の体を管理できない経営者を私は軽蔑する。米国では、肥満者は管理者になれないのは常識である。肥満の土屋嶢氏が頭取になれたのは、世襲であるからだ。それでは大垣共立銀行の先が見えている。

 

退職金を狙う大垣共立銀行のあこぎさ

 私が定年後、今から10年ほど前、大垣共立銀行に口座を開設しに行った時、ファイナンシャルプランナーと自称する若い女性銀行員に、別部屋に引きずり込まれて、虎の子の退職金の運用を勧められた。当時、オーストラリアやブラジルの資源国のファンドが盛んで、それを定期より高利だからとファンド購入の資産運用として勧められた。私はそれが銀行の手数料稼ぎと知っていたので拒否をした。その後、資源国バブルが弾けた。そのファンドを買っていれば大損をするところであった。くわばら、クワバラ。

 大垣共立銀行は客が損しようが知ったことではなく、手数料が入ればよいとした商売をしていた。カウンターレディにそのノルマを与えて、私みたいな定年後の年寄りを騙す商売をしていたのだ。それから私は大垣共立銀行を信用していない。今回を機に、十六銀行に口座を開設予定である。

 

2019-11-20 久志能幾研究所通信 No.1404  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年11月19日 (火)

ミラーレスは風に弱い? 小川敏は共食いに弱い

 2019年11月19日、私のリハビリと新規購入のミラーレスカメラα7RⅣの性能確認のため、セントレアに飛行機を撮影しに出かけた。そこで判明したことは「ミラーレスカメラは風に弱い?」である。

 

台風並みの風に負ける

 当日の天気は快晴であったが、強風が吹き、それはまるで小型台風並みであった。後で天気予報を確認すると、風速10~15m/sの強風であったようだ。セントレアは海上空港のため吹きっ晒しの海の上にある。ターミナルビルの3階の展望台へ吹く風は強烈である。私は望遠レンズを構えるのだが、体が強烈な風に押されて、じっとしていられない。柵に寄りかかって撮影するのだが、それでも対象物の飛行機をファインダー中央に捉えて撮影できない状態である。周りにも飛行機を撮るマニアは数人しかおらず、何時もの大勢のカメラマニアがたむろっている状況と違っていた。

 私の体重が1年前より20キロも軽くなっていて、体力・筋力も低下していて、踏ん張る力が激減しているためもある。それで私が出したジョークの結論が「ミラーレスカメラは風に弱い」である。

 

結論

 真の結論は、風が強いのではない。私の踏ん張る力が足りなかったのだ。私の体重が軽くなりすぎたのだ。体力が足りなかったのだ。他のせいにしてはなるまい。

 しかしこの試行で、広い空港内をかなり歩き回ることになり、人よりも歩く速度は遅いが、そこそこに歩けたので、順調に体力が回復していることが分かり、出かけた収穫はあった。

 

ミラーレスへの風当たり

 ミラーレスカメラではソニーが独走している。キヤノンが慌てて後追いで開発を進めているが、先に開発・販売して一定のシェアを獲得したソニーに追いつくのが大変なようだ。

 キヤノンは、現在の一眼レフ用レンズに膨大な資産がある。今回、キヤノンはミラーレス用の新規格のレンズマウント規格を作ったが、それに合わせたレンズをそろえるとなると大変だ。その品ぞろえが業界一のため、全て新規格に合わせたレンズの開発には膨大な人工とお金がかかる。なおかつ、一眼レフカメラの機構は複雑で、高価であり、それがキヤノンのドル箱になっている。それをミラーレスに切り替えると、収益源が共食いになる。それを経営用語でカニバリズム(共食い)という。

 キヤノンも社内の(主流の)一眼レフ派閥から、猛烈な逆風を受けているはずだ。キヤノンは超一流で大企業である。それの方向転換には、慣性が大きい分の逆風が吹き、簡単にはいかないようだ。技術革新の時代、昨日のメリットが重荷となり、昨日の勝者は今日の敗者となる。その決断をすべき社長の御手洗氏は、長年、社長の座に20年近く居座っているが、老害が噂されている。

 

見切り、決断、転向

 それで私もキヤノンに見切りをつけ、ソニーに切り替えることにした。キヤノンは新規格のレンズマウント規格を作ったが、それは全く新しい会社がカメラ規格を作ったと同じである。それなら先行してミラーレスの新規格を作ったソニーに分がある。CCDの技術ではソニーが世界一であり、キヤノンが高画素数のCCDで追いつくのに、数年はかかるだろう。私が欲しいレベルのミラーレスの高性能機が出てきて、周辺レンズが揃うのに、数年はかかると思う。それなら今からソニーに転向して、しばらく様子を見た方がメリットありと結論付けた。

 今回の結論で、書画撮影用には、カメラボディはソニーα7RⅣに、アダプターをかましてキヤノンのシフトレンズを装着した。これで画素数が前のキヤノン5DⅣの3200万画素からソニーα7RⅣの6100万画素に向上した。馬場恵峰先生の書画を撮影するには、高画質が求められる。

 今日の試写で、飛行機撮影にもミラーレスは合格である。画素数が高いので望遠レンズに1.4倍コンバータを付けたと同じ機能もある。

 

決断

 新しい技術が出てきても、以前の技術に執着していて、会社が左前になった事例はゴマンとある。経営者として、先を見る眼が無かったのだ。切り替えに反対する風圧に負けた経営者が、負け組になって行った。

 風が強かったのではない。それに反対する風に対峙する能力が足りなかったのだ。経営者として選択・決断する能力がなかったのだ。世界を制するのは技術ではなく、先を見る力を持った経営者の選択と決断である。技術を誇るのは戦術である。それは軍曹の仕事である。決断は、経営の仕事で戦略である。

 

戦術と戦略

 日本の経営者は、戦術にたけていたが、戦略に劣っていた。それが今の日本経済の没落である。昔の日本軍も、兵卒は優秀であったが、上層部が無能であった。単に、学校で知識だけを詰め込んで、それが優秀だと言われ、それが将軍、社長として君臨したのが日本敗戦の原因で、この失われた20年の日本経済停滞の原因だ。それを応用する能力のない無能経営者がのさばっていたのが、日本の停滞の原因である。大垣市長の小川敏の例と同じである。

 

小川敏への逆風、共食い

 大垣市長の小川敏は、IT化、ロボット化、AI化をぶち上げて、アドバルーンを上げているが、現状の業務の改革とその比較検討は無視している。費用対効果を無視している。それは口が裂けても言わない。

 地方の都市銀行もAI化を進めているが、その効果に対して投資金額がペイせず、暗礁に乗り上げているのが現状だ。某銀行の業務をAI化したら、その月額利用料が目の玉が飛び出るほど高く、効果がそれに見合わなく、その導入を見合わせたという。その某都市銀行が大垣共立銀行でないとは思うが、それより人手でやった方が、効率が良いとの結論が出たのだ(日経ビジネス 2019.05.20号)。

 業務を単純にAI化しても、それだけでは効果がなく、現状の手作業とAI化が共食い状態になるのだ。それがAI化の逆風となっている。その逆風の実態を全く感知しないノー天気市長が小川敏である。

 小川敏は、日本経済のデフレ化、衰退化の逆風に堪えられず、正しい政策をうち出せず、この18年間で大垣を衰退させた。小川敏は、逆風に負けたのではなく、逆風に打ち勝てる行政能力がなく、無能なのだ。50年前の学校の陳腐化した知識だけで、市制を牛耳るから、大垣は衰退した。小川敏に出来ることは、水饅頭の共食いを痴呆的な顔で自慢することだけである。要は、智慧がないのだ。

 

不易

 世の中の技術の転換を見誤り、世界競争に負けた会社が、世界に死屍累々である。驕れ者久しからずである。

 変えるものと変えてはならないもの区別をする智慧だけは持ちたいと思う。

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  かろうじて撮影できた着陸の風景  2019年11月19日

 

2019-11-19 久志能幾研究所通信 No.1403  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。