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2019年11月30日 (土)

南雲講座「命の食事」9 血液栄養解析

 NHKカルチャー岐阜教室の南雲吉則先生の講座「命の食事」(10月25日)を受講した。その講座後の個別雑談で、南雲先生から「血液栄養解析」を受けることを勧められた。それで11月8日にナグモクリニック名古屋(丸の内)で「血液栄養解析」のため血液採取をした。その結果を2019年11月29日、ナグモクリニック名古屋で、南雲吉則先生より診断を受け、「ビタミンD欠乏症、亜鉛欠乏症」を指摘された。両方ともその不足は、癌を再発生させる要因であるという。南雲吉則先生とのご縁ができて、癌再発防止の治療を始めることが出来たのは、僥倖である。

 

ご縁の選択

 普通の人は、南雲先生の講座を聞き、その先生から「血液栄養解析」を受けることを薦められても、1割くらいの人しか、実際にその検査を受けないと思う。しかし私の場合、その情報に飢えていたのと、今まで南雲先生の著書を5冊ほど読んでいて、その内容に納得していたので、すぐ信用することができ、行動に移せた。我ながら、よき決断と行動だと思う。

 

「血液栄養解析」検査

 この検査は、「オーソモレキュラ療法」とも呼ばれて、ノーベル賞を2度も受賞したライナス・ポーリング博士が提唱した。これは体内の血液の栄養状態を調べる検査である。オーソはギリシャ語で「正しい」、「モレキュール」は「分子」である。つまり体内の必須栄養の量を整える治療である。要は、体内に何が足りなくて病気(癌、アレルギー、鬱、糖尿病、認知症)になったかを調べる検査をして治療をする方法である。

 この血液検査は、私が今まで受けてきた血液検査とは、その解析結果が、違っていた。その解析結果は、どんな栄養素が、どれだけ不足しているかが、数値で示されていた。

 

結果

 その解析結果では、私の場合、ビタミンDとZn(亜鉛)が欠乏していることが示されていた。

 南雲医師が、ナグモクリニックに通院する乳がん患者を調べると、98%の患者がビタミンDと亜鉛が、私と同じように不足している結果が出ていた。

 

ビタミンD欠乏症

 「血中のビタミンDが十分に足りていない人は、がん死亡率が1.7倍になる」これは2014年に発表された論文に掲載された研究結果。

 ビタミンDは、ステロイドホルモンとして体内の細胞の核内受容体に結合して、遺伝子の生命力、抗がん作用を活性化する。癌患者の生存率を下げるのが、ビタミンDの不足である。

 

亜鉛不足

 亜鉛は300種以上の酵素を活性化するのに必要なミネラルである。亜鉛の不足は、細胞修復に支障をきたし、癌の術後経過を悪化させる。

 

今後の治療

 今回、南雲先生の指導で、サプリメントと食事指導で、癌の手術後の癌再発防止をすることになった。今から食事療法に取り組み、3ヶ月後の再検査でその状況を確認する。

 

 以上の内容は、南雲先生の指導と南雲吉則著『病気が逃げていく! 紫外線のすごい力』(主婦の友社 1300円 2019年12月20日発行)の内容を引用して記述した。

 皆さんもこの書を購入して熟読することをお勧めする。この書はまだ書店に並んでいないが、私はナグモクリニック名古屋の窓口で手に入れた。診察時、南雲先生から本にサインを頂いた。意志を持って行動すれば、何かにぶつかる。

 

2019-11-30 久志能幾研究所通信 1412  小田泰仙

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