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2017年9月

2017年9月 1日 (金)

トヨタ式ダイエットで14kg減(4/7)食事(改定)

・働かざる者、動かざる者、食うべからず

 消費エネルギー以上に食べるから太る。普通の生活で、食べずに死んだ人はいない。食べ過ぎが原因で、病気になり死んでいく。

・医食同源。食べものが体を作る。モノづくりの工程を明確化

 ものには順序がある。体つくりの食事にも、順序がある。

 食事は、野菜や海草のおかず → 魚介や肉料理 → 主食の順で食べる。

 血糖値が上がりやすい食品を後から食べると、糖化防止になり、後から食べる食品の糖や脂肪などの消化吸収を緩やかにできる。

・感謝して食べる

 食べ物は全て他の生物の命である。その命を食べないと我々は生きていけない。畜生ではない人間なら、その命に感謝して食べること。食べる前に手を合わせれば、おのずと食欲は自制される。汚く食べ散らかすなど、万物の長たる人間として卑しい行為。料理する方より、それを食べる方が罪は重い。感謝して食べるべきだ。我々は生きているのではない、天により生かされて生きている。「いただきます」ではない、「戴かせていただきます」である。

 私は、魚釣りの趣味は信条としてしません。生き物をもてあそんで殺生をするのは人の道に反している。動物でも、遊びで他の動物を殺さない。生きるためである。職業としての漁師は別です。彼らはきちんと神仏にその感謝を捧げる祭典を定期的に執り行っている。漁師がいないと我々は生きていけない。

 日本料理店「四季の味 ちひろ」(和歌山市・西廣真冶社長)では、思うところがあり、年1回、料理された魚等の供養として僧侶に感謝祭を執り行ってもらうようにした。それ以来、お店への来客数が急増したという。

 西廣真冶社長は、127年前に地元で起こったエルトゥールル号の遭難事件を題材に、その映画化の夢を抱いて長年活動されてきた。常識では実現するはずのない映画化が、神仏のご加護があったためとしか思えない展開で、安倍首相とトルコ大統領を動かし、『海難1890』が完成(2015年12月全国東映劇場公開)した。感謝の念は神仏を動かす。(http://ertugru.or.jp/?page_jd=397)

・食べ放題のレストランに行く

 良質の食べ放題レストランで、目の前に美味しものがあっても食べない意志を強くする訓練をする。1500円の食べ放題店なら、1000円分の量に抑える訓練だ。食べ放題のレストランは、食の誘惑に負けないための修業の場と心得る。私は医師からの食事療法の具現化として、年に300日を食べ放題レストランに行く。お代わり原則禁止。肉類、油を使った料理(卵焼きも含む)、乳製品、スウィーツ、バター、ジャム、カレー、うどん、白いご飯、白いパン、油系のドレッシング、ジュース類は禁止です。

 主食は五穀米にとろろ芋と納豆をかけて、たまに温泉卵をご飯にかけて、具沢山の味噌汁で、煮物、少々の焼き魚、煮魚、醬油味のドレッシングで新鮮な野菜を沢山食べ、生の果実を摂る。当然、コーヒはブラックで、ライ麦パンのトーストを何もつけずに食べる。そのお陰でダイエットが出来た。食べ放題のレストランに行けば減量間違いなし。それで体重が増えれば、あなたの食べ方が卑しいという証明です。言い訳がダイエットの最大の敵です。

・宴会場の無いホテルを利用しない

 安いビジネスホテルで出されるバイキング料理は、ビニールパックの袋詰めの食材(防腐剤、添加物、化学調味を多く含む)を素人がただ温めて出すだけの所が大部分である。現在、数の少なく腕のいい料理人を、朝食だけのために抱える余裕は、ビジネスホテル業界にはない。宴会場のあるホテルは、お抱えの料理人がいて、新鮮な素材で本物の美味しい料理をその都度、提供してくれる。多少高くても、一生涯を通せば、安全で美味しくお得である。安いものにはワケがあり、高いものにもワケがある。私はロワジールホテル大垣のレストランを利用している。

・豊田綱領 贅沢禁止、質実剛健を信条に

 野菜中心の食事で、卵は週5個、魚は週300グラム以内目標。

 卵、魚ともに高カロリーです。(卵1ヶ90k㎈、魚の塩焼き170k㎈)

  タンパク質の過剰摂取も身体によくない。

・大根おろしを常食(消化の促進、不要な老廃物の蓄積防止)

・摂取する水の量を管理(1日1.5ℓを目標)。

 水を治める者は国を治める。便秘防止。

 水を毎食前に500cc飲み続けると、カロリーの燃焼率が30%増加する。

・もったいない、もったいないで、残った食材を食べない

 それが肥満の元で、服が着れなくなり、病院通いで結局は損。

 残り物が出ないような計画的に料理をする。

 もったいないのではない、頭を使わず料理した貴方が肥満の真因。

・間食は1日に100k㎈以内を目標

 間食は100k㎈の和菓子で。洋菓子は脂肪や砂糖が多く300k㎈以上なので不可。洋菓子の成分の動物性脂肪分は「毒」です。肥満の原因となる。

 お菓子類は表示カロリーと含有素材を確認して購入、食すること。

・清涼飲料水は禁止

 缶コーヒを含めて高カロリーです。飲むならミネラルウォーターを。

 野菜ジュース、100%還元ジュースも等も、原料を煮てあるから、ホンモノとは別の飲み物です。生の果物を摂ること。

・空腹時の甘いものは厳禁

 甘いものを食べるなら、食後にゆっくりと。空腹時に甘いものを摂ると血糖値が急上昇する。甘いものは食後に、ゆっくり食べることで糖化のリスクが減る。血糖値が高いと成長ホルモン分泌が抑制されるので、夕食後に甘いものは取らない。

・カラフルな食品を食べる

 トマトや小豆きやぶどうなどの濃色野菜はビタミンA,C,Eを含む

・朝食はリンゴ、ニンジン、レモンの磨り下ろし(減量時のビタミンの欠乏防止)

・抗酸化作用の食材を摂る

・週1で断食を(週末の夕食だけもよい)

 断食をしても太ってしまう体質になっている。

 普通に生活すればカロリーオーバーである。腹八分目、六分目でよい。

・便秘を管理(そのために摂取する水量を管理)

 大便は老廃物の毒素です。危険分子は社外追放、早期退職

牛どん、カレーのファーストフードは食べない

 美味しいものにはワケがある。肥満への道をまっしぐら。

 化学調味料が舌をだまして、つい食べすぎてしまう。

・回転寿司屋に行かない

 鶏小屋の鶏のように、回ってきた餌を食べるのは家畜並み。

 それより正規の寿司屋で一半のお寿司を食べる。値段は同じ。

・お酒は週1、日本酒で。原則、人生道では飲酒走行禁止。

 酩酊した頭で人生の正道は歩めない。

 ビールやワイン、ブランデー、ウイスキーから日本酒に変える。洋酒は、脂っこいつまみ類が合うので、つい摂取カロリーが多くなる。日本酒のつまみは和食のおかずがよく合い、カロリーが抑えされる。

 私は原則禁酒にしました。飲んでもビール250 cc、日本酒50ccです。

・お酒を飲んだら、ご飯、ラーメン類を取らない

 お酒の後の炭水化物の取得が摂取カロリー過剰の原因。

 食事を兼ねてお寿司等をつまみにして飲み、高カロリーのつまみを減らす。

 

2017-09-01

久志能幾研究所 小田泰仙  HP: https://yukioodaii.wixsite.com/mysite

著作権の関係で無断引用、無断転載を禁止します。

国も認知症になる

 JALの倒産(2010年1月19日)の因縁で、大垣市で開催された松本明慶仏像彫刻展(2010年11月)で明慶先生と初めてお会いするというご縁を頂いた。その1週間後にローマに飛んだ。JALの倒産のためローマ便のフライト枠が減少して、10月に予定していた予約が取れず、定年記念旅行が延びたのである。その3年後の2013年5月に、明慶先生も同じローマに旅たち、私も感銘を受けたピエタ像に会い、ホテル「バール・ミケランジェロ」で仏様のお顔を彫刻された。その記録がNHKBSプレミアムで放送された「旅のチカラ ミケランジェロの街で仏を刻む~松本明慶・イタリア~」である。その時の監視役が「魂(オニ)」という舞台設定であった。これは夢想だにしない展開であった。ローマ旅行は、還暦を迎え、第一の人生の卒業旅行として、そして次の人生のための充電のためのプロジェクトであった。

 

旅行先に選定

 当初はどこかの国の美術館めぐりをする予定であったが、世界の美術館の大半を、訪問してしまっていることに気づき、別の所を検討して、ローマが候補先に浮かんできた。その頃、塩野七生著『ローマ人の物語』全15巻の読破に再挑戦して、読んでいる途中で、5巻目に入っていた。この書は数年前に読み始めて、数巻目で挫折をしていた。定年前の数ヶ月前から、なぜかこの本を読み直す気になって読んでいるところであった。この書は塩野七生氏がライフワークとして、1992年から毎年1冊ずつ書き上げ、15年後の2006年に校了した1000年のローマ帝国興亡史である。この書には、人間の営みの根源的な座標軸が書き込まれている。

 

ローマの歴史

 それに対して、中国にも3000年の歴史があると言われるが、それは単に王朝の興亡があるだけで、一つの帝国の組織的な盛衰、興亡の歴史ではない。『史記』、『十八史略』、『三国志』に記載された国の興亡での人間模様は、身内の裏切り、肉親同士の殺し合いに終始している。ローマ史とは次元が違う。このDNAの伝承が、現代の中国共産党の言動の原点ではないかと思う。

 ローマ帝国は1300年間の繁栄を築いている。歴史上、こんなにも長い間、継続した帝国は他にはない。それが継続した原因の元でも嗅いでみようと、ローマ行きを決めた。

 ローマ旅行をして、ローマにハマった。ローマには全世界の観光資源の40%が集中していて、面白い、の一言で、とても10日間では見終えることはできない。次回の旅行のため、『イタリア語のテキスト』、『NHKラジオ・イタリア会話入門講座』のテキスト、『ラテン語の基礎』を購入し、勉強の準備を始めた。ローマの遺跡の碑文のほとんどがラテン語で書かれている。ラテン語の素養があると、ローマの旅は視野が深まる。この旅行で約80万円の投資であったが、それに見合うものを得た。お金は貯めるのではなく、あくまで自己投資として使うものだ。ローマ史を研究すると、その歴史には、人間の営み、会社経営のヒント、自分の人生の歩き方のヒントが多く散りばめられている。

 

なぜローマ帝国は1000年も続いたのか

1.征服した異民族を受け入れ、その文化を尊重して、統治した。

  自分たちの文化を押し付けなかった。

2.ローマの法律を守るなら、征服した異民族にもローマ市民権を与えた。寛容であった。

3.卓越したリーダーがいた。

4.国民がよく働いた

5.リーダーが自信と誇りを持っていた

6.軍事でハイテクを駆使(当時の土木工事技術は他の民族を凌駕)

 

なぜローマ帝国は滅んだのか

1.国民が働かなくなった

2.リーダーが自信と誇りを失った

3.防衛は外国人傭兵が主体で、自ら国を守る意欲を失った

4.国土の荒廃と食料自給率の低下

5.産業の空洞化

6.モラルの頽廃

7.経済・財政が悪化

  (関根茂章「ローマ帝国の滅亡が教えるもの」致知2002-5 p51)

 

これを会社に当てはめると

1.社員が働かなくなった

2.リーダーが自信と誇りを失った

3.親会社依存、実務は外注、派遣社員が主体、自社を守る意欲喪失

4.企業基盤の荒廃と自己資本比率の低下

5.産業の空洞化(製造は中国、社内は手配師の仕事しかしない)

6.モラルの頽廃(汚い会社内、トイレの汚れ、社員が挨拶しない)

7.会社のバランスシートが悪化

 

これを家庭に当てはめると

1.主人が働かなくなった、子供が勉強しなくなった

2.主人が自信と誇りを失った

3.教育は学校任せ、自らの城を守る気概を失った

4.家庭の荒廃と外食の増加

5.子供の躾、指導の放棄、少子化(家庭の責務は子供の育成・教育)

6.道徳の低下、モラルの頽廃(欧米の悪い意味の個人主義の台頭)

7.家庭財政が悪化(収入の低下、子供の就職難、フリータの増加、親の失業)、

 

これを個人に当てはめると

1.働かなくなった、勉強しなくなった

2.自信と誇りを失った

3.部下の教育はセミナー任せ、自らの城を守る気概を失った

4.自分の城の荒廃

5.自身の育成(自己の最大の生産品は自己啓発です)

6.道徳の低下、モラルの頽廃(悪い意味の個人主義の台頭)

7.財政が悪化(収入の低下)

 

現代の世相

 歴史を串刺しで振り返ってみる。国民が堕落すると、国も弱体化し、崩壊に向う。まるで国が認知症に罹ったような有様である。現在の日本で認知症患者が65歳以上で15%、グレーゾーンの人を含めると28%という数値は、みほとけからの警告だと思う。なにせ国民が認知症になるようなお膳立てがテンコ盛りの現代生活である。

 ・痴呆的テレビ番組の氾濫(見ていて恥ずかしい)。

・殺し合いの場面の氾濫。

・飽食の流行

・本・雑誌の販売数の減少

・マスコミの堕落、偏向したマスコミの横暴

・添加物が多量に入った食品の氾濫

・サプリメント、薬の宣伝の氾濫

・大人の退廃、その後姿を見て育った子供の退廃

・親が子供を殺し、孫が祖父を殺す、子が親を殺す時代

・うなぎ上りの医療費の増大にもかかわらず、患者も増大

・スマホばかり見つめて勉強をしない学生の氾濫

・グローバル経済主義教団に騙されて、正規社員になれない若者が増大

・自殺者3万人ほどが10年間も続く

 

図1 書庫の『ローマ人の物語』

図2,3 コロシアム  :コロシアムはローマ市民の不満をそらす目的で、格闘技の娯楽を与えるため建造されたと言われる。現代でいえばテレビの代わりである。多くの生贄が殺されるのをローマ市民が熱狂して見物した。末世の産物である。(2010年11月撮影)

 

2017-09-01

久志能幾研究所 小田泰仙  HP: https://yukioodaii.wixsite.com/mysite

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「子と音cotoneKiDS」の響き

 2017年8月29日14時から、大垣市民病院のロビーで患者さん達を慰問する「子と音cotone」の「院内ふれあいコンサート」が開催された。

 

「子と音cotone」プロジェクト

 「子と音cotone」は、河村義子先生が子供達の芸術性や思いやりの心を育成するために立ち上げたプロジェクトである。cotoneの「co」はフランス語で「ともに」の意味。「tone」は音色である。音楽の力を次世代に託すとの思いがこもっている。

 主に10代の小学生・中学生の音楽大好きな子どもたち8名ほどが集まって歌、鍵盤ハーモニカ、ダンスのレッスンを月に2回している。皆で、ハーモニーを作る喜び、楽器のアンサンブルを楽しんでいる。イベントやコンサートなどの発表の場に参加することで、皆とステージを作り上げる感動を体験している。子どもたちは、歌って、踊って、鍵盤ハーモニカや打楽器、ピアノを始め、いろんな演奏にチャレンジしている。ライブやコンサートも積極的に体験している。ちょっぴり恥ずかしがり屋さんでも、すぐみんなと仲良くなれて楽しんでいる。

院内ふれあいコンサート

 「子と音cotoneKiDS」が音楽好きな仲間とアンサンブルすると、皆キラキラと輝いて、一流音楽家のように生き生きと音楽を奏でる。純粋な子供たちの音楽は、聴いて見ていても楽しい。プロの演奏家が奏でる音楽とは別の音の響きがある。可愛さが溢れている。カメラを向けると皆笑顔でVサインである。

 竹嶋真優さんの迫力あるエレクトーン独奏もあり、楽しい演奏会であった。私もその昔、エレクトーンを3年間ほど挑戦して、仕事の忙しさにかまけて挫折した経験もあり、懐かしく聞かせていただいた。

 この「院内ふれあいコンサート」では、大垣市職員の方が、前回の「院内ふれあいコンサート」と同じように運営支援をされていた。私が以前、車ではねたあの奇縁の方です。市の支援に感謝。

 

喜びを与える嬉しさ

 院内コンサートのように、目の前で患者の皆さんが喜んでくれるのを、小さい頃から体感すると、人に喜びを与える嬉しさが体験できるのは素晴らしい。良き情操教育の場だと思う。今回は、「子と音cotoneKiDS」のお母さんたち「cotoneMAMA」も参加して、子供達と一緒に合唱した。お母さんが、子供に優しい眼差し向けながら合唱する微笑ましい風景であった。

 なんでも、昨年、たまたまこのコンサートを見て、すぐ入会した子もいるとか。その子が、今回はメンバーとして参加している。現在、メンバー募集中です。是非、皆さんのお子さんを参加させてください。連絡は下記HPからどうぞ。

https://cotone-oogaki.jimdo.com/kids/

https://www.facebook.com/%E5%AD%90%E3%81%A8%E9%9F%B3cotone-179631062229766/

mail:info@co-to-ne.ne.jp   tel:0584-78-1126

 

今回の学び

 「子と音cotoneKiDS」の皆さんの集合写真を撮影しようとレンズを向けたが、引率の先生に、それでは患者さん達の顔も写ってしまうので、逆の正面玄関を背景に撮影して欲しいとアドバイスをされた。その方向は逆光になるので、撮影時に避けたカメラ方向であった。人生では還暦を過ぎても学ぶことは多い。

 逆光での撮影は、外の明るさの影響で、少し撮影範囲の光量が変わるとてきめんに顔が暗く写ってしまう。なかなかにカメラのセンサーが過敏すぎて、撮影に苦労をした。

 

2017-09-01

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