「子と音cotoneKiDS」の響き
2017年8月29日14時から、大垣市民病院のロビーで患者さん達を慰問する「子と音cotone」の「院内ふれあいコンサート」が開催された。
「子と音cotone」プロジェクト
「子と音cotone」は、河村義子先生が子供達の芸術性や思いやりの心を育成するために立ち上げたプロジェクトである。cotoneの「co」はフランス語で「ともに」の意味。「tone」は音色である。音楽の力を次世代に託すとの思いがこもっている。
主に10代の小学生・中学生の音楽大好きな子どもたち8名ほどが集まって歌、鍵盤ハーモニカ、ダンスのレッスンを月に2回している。皆で、ハーモニーを作る喜び、楽器のアンサンブルを楽しんでいる。イベントやコンサートなどの発表の場に参加することで、皆とステージを作り上げる感動を体験している。子どもたちは、歌って、踊って、鍵盤ハーモニカや打楽器、ピアノを始め、いろんな演奏にチャレンジしている。ライブやコンサートも積極的に体験している。ちょっぴり恥ずかしがり屋さんでも、すぐみんなと仲良くなれて楽しんでいる。
院内ふれあいコンサート
「子と音cotoneKiDS」が音楽好きな仲間とアンサンブルすると、皆キラキラと輝いて、一流音楽家のように生き生きと音楽を奏でる。純粋な子供たちの音楽は、聴いて見ていても楽しい。プロの演奏家が奏でる音楽とは別の音の響きがある。可愛さが溢れている。カメラを向けると皆笑顔でVサインである。
竹嶋真優さんの迫力あるエレクトーン独奏もあり、楽しい演奏会であった。私もその昔、エレクトーンを3年間ほど挑戦して、仕事の忙しさにかまけて挫折した経験もあり、懐かしく聞かせていただいた。
この「院内ふれあいコンサート」では、大垣市職員の方が、前回の「院内ふれあいコンサート」と同じように運営支援をされていた。私が以前、車ではねたあの奇縁の方です。市の支援に感謝。
喜びを与える嬉しさ
院内コンサートのように、目の前で患者の皆さんが喜んでくれるのを、小さい頃から体感すると、人に喜びを与える嬉しさが体験できるのは素晴らしい。良き情操教育の場だと思う。今回は、「子と音cotoneKiDS」のお母さんたち「cotoneMAMA」も参加して、子供達と一緒に合唱した。お母さんが、子供に優しい眼差し向けながら合唱する微笑ましい風景であった。
なんでも、昨年、たまたまこのコンサートを見て、すぐ入会した子もいるとか。その子が、今回はメンバーとして参加している。現在、メンバー募集中です。是非、皆さんのお子さんを参加させてください。連絡は下記HPからどうぞ。
https://cotone-oogaki.jimdo.com/kids/
https://www.facebook.com/%E5%AD%90%E3%81%A8%E9%9F%B3cotone-179631062229766/
mail:info@co-to-ne.ne.jp tel:0584-78-1126
今回の学び
「子と音cotoneKiDS」の皆さんの集合写真を撮影しようとレンズを向けたが、引率の先生に、それでは患者さん達の顔も写ってしまうので、逆の正面玄関を背景に撮影して欲しいとアドバイスをされた。その方向は逆光になるので、撮影時に避けたカメラ方向であった。人生では還暦を過ぎても学ぶことは多い。
逆光での撮影は、外の明るさの影響で、少し撮影範囲の光量が変わるとてきめんに顔が暗く写ってしまう。なかなかにカメラのセンサーが過敏すぎて、撮影に苦労をした。
2017-09-01
久志能幾研究所 小田泰仙 HP: https://yukioodaii.wixsite.com/mysite
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