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2021年9月29日 (水)

日経新聞、偏向報道の例

 

 総裁選挙のある今日、2021年9 月29日の日本経済新聞の第1面には、「総裁選、岸田・河野が軸」という見出しが躍っていた。

 記事を見ると、河野氏の件がぼやかして書かれている。今、ネット上では、河野氏の中国がらみの企業の件が暴露されて、大炎上している。しかし日経では、そんなことは全く触れずに淡々と記載されている。日経(中国に媚びている日本経済界)は、高市氏を嫌っているので、高市候補の情報は記事の片隅に追いやられ、おまけ程度の記載である。

 日経は日本経済界の大企業の声を代弁している。多くの企業が中国と関連があり、日経は経済界の太鼓持ちだから、その件はタブーなのだと推定した。

 だから日経の記事は偏向報道しているので、そういう目で読まないとひどい目に遭う。日経の記事は、嘘ではないが、本当のことは書かない。それだけを信じるのは、愚かである。戦前、日本は、正しく報道しないマスコミに扇動されて、戦争に突入して行った。

 今日の総裁選の結果が楽しみである。

 2021年9 月29日10:15 記述

 

Dsc005271s 2021年9 月29日の日本経済新聞の第1面

2021-09-29  久志能幾研究所通信 2164   小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2021年9月27日 (月)

小さい不正を見逃すと「がん」になる

 

 高血圧症とは、己の健康に対する小さな「不正」行為が、長年蓄積されて高血圧になった現象である。それが「がん」の始まりでもある。

 高血圧とは、過剰糖質、過剰油分、脂肪分、添加物を「少しずつ」長年食べることで、血液中に悪性の脂分が流れる。その原因で、血管内部にプラークが溜まり、それが血流の流れを阻害して、血圧が上がる。血管内径が細くなれば、必要な血流を保つため、自律神経の作用で、血圧は上がる。

 汚れた液体を高速で水路に流すと、水路の曲がり角でその成分が壁にぶつかり、そこに汚れが堆積する。汚れの堆積は物理現象である。一度ついた汚れは簡単に落ちない。溜まる一方である。それと同じことが血管内部で起こっている。血は体内を1分間で一周するほど、高速で流れている。その速度は時速1800mである。最短の部位では23秒で体を一周する。

 

高血圧の原因、がんの原因

 高血圧症とは、要は食べてはいけないもの(不正)を少しずつ、長年食べてきた結果である。それが原因で、血管内径にプラークが溜まり、血管内径が細くなり、自律神経が必要を検知して血圧を上げないと、生命が維持できなくなる。

 それを降圧剤で血圧を下げれば、毛細血管の末端に必要な血が回らなくなる。血の成分には栄養素以外に、免疫酵素が含まれており、コロナ菌や癌細胞等の敵を防いでくれる。また毛細血管の末端の脳細胞に栄養がいかなくなると、認知症の原因となる。

 高血圧で、降圧剤を飲めばその免疫酵素も末端まで行かなくなり、免疫作用が機能しなくなる。その結果、がんにもなる。栄養が脳細胞に行かなくなれば、認知症である。

 がんと分かる大きさになるには、10年はかかる。私も高血圧で長年降圧剤を飲んできて、がんになった。父も降圧剤を長年飲んで、がんになった。父は睡眠薬まで常用していた。最悪である。

 

組織の「がん」細胞

 それは会社組織、各種の団体組織でも同じ現象である。だから小さい不正でも、見逃してはダメなのだ。私が組織の長として学んだ智慧である。問題を対処療法で処置すると、10年後、それはがん細胞に成長する。小さい不正を放置すると10年後に組織ががん化して会社倒産の原因となる。

 

パンアメリカン航空の破産の真因

 世界一のパンアメリカン航空が1991年に破産したのは、自社の組合員の悪あがきで高コストの経営体質を改善できなかったからだ。高コストの経営体質の原因は、パロットや乗務員が、客に出す高級アルコールや高級食材を、少しくらいいいだろうと、持ち帰っていた悪習が蔓延し、社員モラルが劣化していたのが隠れた原因であった。

 1980年代に入り急激に経営が悪化して、1985年にドル箱の日本を含む太平洋路線を売却し、立て直そうとしたが、1988年のパンアメリカン航空103便爆破事件と1990年の湾岸戦争が追い打ちとなり、1991年12月4日に会社破産し消滅した。世界一のパンアメリカン航空は、組織に「がん」細胞が蔓延して死んだのだ。

 

JALの倒産

 JALだって2009年に、驕りの経営と驕りの組合員の横着ブリが原因で倒産した。小さな驕りと言うガンの毒素が組合員に蔓延したのだ。そのとばっちりで、私はローマへの定年記念旅行が延期させられた。

 初期段階で、小さい不正をただすことが、賢者の勤めである。それを怠ると、組織のがんはすぐ増長して、東芝、日産、東電、三菱自動車、三菱電機等での不祥事のように不正に対して、感染爆発を起こす。

 

がんの成長プロセス

 会社や一般の組織の「がん」の成長プロセスは、人のがんの成長とは同じプロセスで増長する。

 文殊の知恵だとして、問題に対して小賢しい対処をすると、がん細胞になる。その対策で文殊の知恵が数多く集まり過ぎると、どれが正しいか判別できない。凡人の文殊の知恵には、正逆の知恵が氾濫している。玉石混合の知恵の中から賢い選択が必要となる。それを普賢菩薩は教えてくれる。

 

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 松本明慶大仏師作 普賢菩薩像
 

2021-09-27  久志能幾研究所通信 2162   小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年9月26日 (日)

「悪魔のささやき」との闘い

 

 確かに「そんな小さなこと」は黙っていた方が、波風が立たず、平穏無事に社会は流れていく。「あっしには関係ないことでござんす」と言えば済む話である。私も非難されず、傷つくこともない。「あの人はできた温厚な方だ」と褒め殺しをされ、なあなあで慕われた方が楽だし、平穏な老後が送れる。

 「そんな小さなことは黙っていなはれ」という「悪魔のささやき」が耳元で聞こえる。人生はそれとの闘いである。その闘いは、己の魂の叫びと悪魔のささやきの闘いである。

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  松本明慶大仏師作 「魂(オニ)」

 

 リーダーは嫌なこと(正しいこと)を指摘して、なんぼの世界である。そうしないと組織が崩壊する。黙っていれば、その病気は他のグループに伝染する。新型コロナのように。 

 蟻の穴から堤も崩れる。堤防が決壊するのは、小さな蟻の穴からだ。組織も自分も同じである。

 

前職の会社のモラル崩壊

 40年前、職制会の宴会の後、ある課長が「どうせ会社の金だ。タクシーで次の店に行こう」と言って仲間とタクシーで二次会の場へ去って行った。

 役員の経営がルーズになると、下の課長たちも金使いがルーズになる。それが原因のモラル崩壊の現実を目のあたりにした。

 その30年後、会社はコンペチターに吸収合併され、市場からその名が消えた。当時の私の力では何ともならなかったが、その前兆はひしひしと感じていた。

 私は自分の部下の範囲で、間違ったことを防ぐ抵抗を続けていた。だから部下の不正は見逃さなかった。そうしたら上司もそういう不正をやっていて、私は飛ばされた。宮仕えの厳しさである。会社では正論を通せば、それが正しい行動であるわけではない。なにせ社員には家族がある。黙っているしかない場合が多い。

 

会社の不正と崩壊

 三菱自動車、三菱電機の不正でも同じである。

 タカタでも、エアバック死亡事故の発生当初は、正論を言った社員は飛ばされた。タカタは米国でエアバッグのリコール問題を起こした原因で、その対応の失敗から倒産に至った。ささいな指摘を会社の社長が抹殺したのが原因である。

 

2021-09-26  久志能幾研究所通信 2161  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

黒コロナ菌と10年戦争を戦い、勝利する

50万円のゴミ箱を1万5千円で自作

 

 私はこの10年来、町内のゴミ置き場を荒らすカラス(黒いコロナ菌)と戦ってきた。黄色のネットがカラス除けによいと聞き、それに変えてみたが、効果はなかった。ネットでしっかりと防御しても、誰かが無造作にネットを被せると、カラスはそれを目ざとく見付け、ネットの隙間からゴミ袋を引っ張り出し、生ごみを喰い散らかしてしまう。この10年間、カラスといたちごっこであった。なにせ相手は生死の生活がかかっているので、必死である。

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カラスのゴミ荒らし     撮影:著者

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カラスのゴミ荒らし 涙ぐましいカラスの努力

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カラス被害の跡

  

 正式の金網付きのゴミ置き場を作れば解決するが、それでは一個で40~60万円の購入費用が必要となる。近くの新興高級住宅地では、この高価なゴミ置き場があちこちに設置されている。しかし予算の少ない町内ではそれの費用捻出は無理である。

 いろいろと試行錯誤をして、一台の費用1万5千円で、カラス対策のゴミ置き場を手作りした。結果は効果抜群である。

 長さ1.8m、高さ0.9mの金網が2個で10,000円、ネットが4000円で、取り付け金具が1000円、合計金額1.5万円で組み立て式ゴミ箱が完成した。価格50万円の鉄製のゴミ箱と同一機能である。ゴミ回収が終われば、畳んで片づけられる構造である。

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 自作したゴミ置き場 (1.5万円)

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 某高級住宅地のゴミ箱(数十万円?)

 

 皆さんの町内でカラス被害に困っておられるなら、参考にしてください。

 

カラスと共存

 カラスとの長い10年戦争が終わった。カラスだって、生き延びるのに必死である。生半可な対策でカラスが撃退できるわけがない。これからも、カラスと共存の生活である。カラスの撲滅などできない。自然界のコロナ菌の撲滅もできない。相手の害をなくすために、如何に智慧を使って共存するかである。自然界で人間さまが生きるには、智慧が必要だ。

 

コロナ対戦では、敗戦

 コロナ対策で、ワクチン一本やりの対策では、智慧がない。ワクチンを2度も打っても、「ブレークスルー感染」があちこちで起きている。政府の判断ミスで、コロナ菌との戦いで敗戦になったのに、それを「ブレークスルー感染」と名を変えて胡麻化すようでは、何時まで経ってもコロナ騒動は収まらない。それは人間様が自然界をなめたことの自然界からの反撃である。

 

黒い頭のカラスとの闘い

 今後の私の闘いは、行政と死商連の頭の黒いカラスとの闘いである。このカラスどもは利権を漁るので、生のカラスより質が悪い。カラスは生きるためにゴミを漁るが、頭の黒いカラスは己の欲望を満たすために利権を漁る。その欲望は満ちることはない。頭の黒いカラスは、本物のカラスより浅ましい。

 

 2021-09-25  久志能幾研究所通信 2160  小田泰仙

 著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年9月20日 (月)

堪忍袋の緒を切り、「うるせい、この糞ばばあ」と怒鳴りつけ

 

 先日の日曜日、町内の公園の草取り行事があった。それに私が参加中に、83歳の老婆が寄ってきて、「おい、電灯保全係! あそこの街灯が切れている」とその老婆が私に命令調に指示したので、それを無視した。そうしたら、「あんた耳が遠いのかね」と言う。それで表題にように怒鳴り返した。

 堪忍袋の緒が切れたのではない。意志を持って切ったのだ。堪忍袋には無価珍という計り知れないお宝の知恵が入っている。それを放出するため、私は堪忍袋の緒を切り、「うるせい、この糞ばばあ」と怒鳴り付けた。

  何故か、その後が爽快な気分なのだ。何故、もっと早くこの叱りつけをしなかったのかと、反省までした。言うべきことを言わないと、相手は何時まで経っても愚人のままである。それは世のために良くない。その間、その洟垂れ婆が、害毒を社会に流しているのだ。住民の皆が迷惑をするのだ。上司としてド叱るのは義務である。

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老婆がボスとして君臨

 モノには言い方がある。頼み方がある。古希を超えた長に言うべき話し方ではない。それで、言い返した。そのくらいしないと人品卑しい老婆は目が覚めない。多分、それでも目が覚めないだろう。今まで町内老人会のボスとして君臨しているので、逆らう町内住民は誰もいないのだ。

 

 うちの町内には人品卑しい老婆が権勢を奮っている。私がこの町内に移住して、1年程、私が毎朝、出会って挨拶をしても、その老婆から全く無視をされ、挨拶の返しなどなかった。1年程、我慢したが、それ以来、私もその老婆を無視した。

 この老婆は、町内のボスとして老人会を取り仕切っている。私から見て、どうしようもない人間である。

 

自治会の公金

 町内自治会の公金さえ、自分達の町内老人会で使い放題である。会計報告もデタラメである。コロナ禍で行事が無くなり、金が余ったからと、「厚生費」という名目にして、めだたないようにして、老人会の全員に品物を配った。姑息なやり方である。予算内で金を使うのだから非難はされないが、守るべき道義からは外れている。その行動が常識という範囲から外れるから、異様に見える。

 町内の他の子供会、運動部会等は、コロナ禍で行事や会合が出来ず、お金が余ったからと自治会に返金している。それに比較すると、町内老人会の下劣さが目立つ。それでは子供会等に示しが付かないだろう。その指示をしたのがそのボス老婆である。その件もあり、私は腹に一物を持っていた。

 

老害

 このボス老婆は83にもなり、体が不自由になったのに、ボスの座を手放ささない。醜態である。やはりボスとは利権があるようだ。政治の政界でも同じだし、老人会の世界も娑婆の縮図のようだ。65歳以上は15%が認知症である。75以上は25%が認知症である。行動を見ると認知症まがいである。そんなボスに町内の老人たちは唯唯諾諾である。情けない。

 

老人が尊敬されるワケ

 昔は、老人は尊敬された。それは人数も少なく、仁徳あふれた人が多かったのだ。昔は、人品卑しい老人は、健康管理ができず、早死にしていた。ところが現在は、医療が進んで、どうしようもない下劣老人までもが生き永らえて、その数が溢れている。社会問題である。観察していると、その家の子供もその悪影響を受けているようだ。社会の大問題である。

 

敬老の日

 長く生きたからと言って、それが尊敬に値するわけではない。長く航海した船長は尊敬されるが、出航した後、嵐に襲われて湾の中で長く波に翻弄されても、長い航海をしたとはいえまい。狭い世界で権限を振るっても経験豊かとはいえないと同じである。

 9月20日は敬老の日であるが、現在の日本で敬老に値する人は少ない。新聞紙上では、老人の犯罪、痴行が連日報道されている。

 先日は勲章までもらっていた90歳の飯塚被告が、池袋でアクセルとブレーキを踏み間違えて暴走死傷事故を起こした。その非をトヨタ車の故障だと言って、自分の罪と認めない醜態を演じたばかりである。

 昔はそんなことはなかった。どんな社会でも2・6・2の比率で人が存在する。敬老に値する人格者は2割だけである。下の2割に相当する下劣な老婆が長寿会でボスになると、その会は悲惨である。他の老人たちは人格者だから、何も言わない。ボスのやりたい放題である。

 

対処

 老いたら、愚かな老人を他山の石として、自分の行動を省みたい。

 狂った老人は、社会の常識が認知できないのだから、幼児と同じである。怒鳴りつけて教えるしかない。情けない時代になったものだ。

 老人の認知症問題は、世界一の老人大国・日本の大きな課題である。

 

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  馬場恵峰書

2021-09-20   久志能幾研究所通信 2155  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年9月19日 (日)

悪性コロナ菌、ドンキ化して「客の声をガン無視」 

 

 3月31日に、アピタ大垣店の生鮮食品売り場で、スマホで会話をしながら、食品に唾を飛ばしながら買い物の品定めをしている主婦がいた。アピタ大垣店内には、そんな買い物客が多いので、事務局に住所氏名を明記して対策お願いの手紙をだした。しかし半年経っても改善もないし、その回答さえもない。顧客の声がガン無視された。それもコロナ対策の人の命に係わることでだ。

 3か月後くらいに、変化があったのは、歩きながらスマホの注意喚起だけである。それなら平和堂でも、JRでも、どこでもやっている。

 ユニー(アピタ)は2019年、ドン・キホーテの資本下に組み込まれた。それが病気の原因のようだ。

 アピタ大垣店の経営に、鈍気呆手の人命軽視ウイルスが侵入し、その猛威が営業姿勢に影響が出てきた。客の声「コロナ感染の危険あり」という警告をガン無視する症状である。

 

賊報 携帯狂のオバタリアン、コロナ菌をバラまく?

スマホに洗脳された狂母、コロナ菌をばらまく?

 

 

ガン無視体質の原因

 ユニー(アピタ)はドン・キホーテに吸収された。そのドン・キホーテの前社長は、株式不正取引で逮捕された。そんなレベルの社長の影響で、客の声など聴く気はない企業体質に染まっていたのだろう。

 組織は全てトップの器量で決まる。組織の荒廃の例では、日産のゴーン、倒産したタカタ、三菱自動車、民主党政権時代の鳩山や菅、大垣の市長しかりである。

 組織はそのトップ以上の格にはならない。

 国は一人の将によって興り、一人の将によって滅ぶ。

 歴史に刻まれた鉄則である。

 

吸収合併の悲惨さ

 会社が吸収合併されると、吸収されたほうは、惨めなものだ。相手の企業文化を押し付けられ、プライドをないがしろにされる。吸収合併後、アピタの社内には、社長が違法行為で逮捕されるような劣悪な社風がはびこったようだ。

 私もそういう境遇を味わったので、当事者の悲惨さがよく分かる。私の場合も、私の元職場の同僚の室長、部長クラスが、合併の5、6年後、ほとんど中国、欧州や外国に飛ばされた。建前は、現地のトップであるが、体の良い外払いである。合併相手の同じ仕事の室長、部長クラスは全員、国内勤務のままである。

 三菱東京UFJ銀行(現:三菱UFJ銀行)の場合も、吸収された方の銀行マンは、人間扱いされなかったという話をよく聞かされた。

 それほどに、企業文化は大きな影響をあたえるのだ。

アピタはドン・キホーテに吸収された

 アピタは2019年1月、ドン・キホーテに吸収された。ドン・キホーテの前社長は、2020年12月3日、株式不正取引で逮捕された。

 客の声をガン無視する社風は、金儲けの為なら客の命など知ったことではないというトップの影響なのだろう。

 ドン・キホーテの店内に入ると、異常な感覚に襲われる。私は二度と行きたくない。激安というには、ワケがある。ドンキでは、人の命も激安扱いである。

 

・キホーテ社長逮捕

 ディスカウントショップ大手「ドン・キホーテ」を運営するパン・パシフィック・インターナショナルHDの大原孝治前社長(57)が2020年12月3日、東京地検特捜部に逮捕された。

 「流通大手のユニー・ファミリーマートHDは18年10月にTOBを実施し、ドンキをグループ会社としました。大原はその計画が公表される前の9月、知人男性に自社株を買うよう勧めたとして、金融商品取引法の取引推奨の疑いがもたれている。最近は千葉にある自宅ではなく、赤坂の高級マンションで生活していました」(司法担当記者)

   週刊文春 2020年12月17日号

 

ドン・キホーテ、アピタを吸収

 ドンキホーテホールディングス(HD)は4日、総合スーパー(GMS)のユニーを完全子会社化したと発表した。保有していた40%の株式に加え、同日付で残る60%をユニー・ファミリーマートホールディングスから282億円で取得した。有利子負債を含む業績への影響額は精査中という。買収に伴い、ユニー会長にはドンキHDの大原孝治社長が就いた。

   日本経済新聞2019年1月4日

 

2021-09-19   久志能幾研究所通信 2154  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2021年9月16日 (木)

福禄寿の法(5)パルスオキシメーターで懐を計る

 

 コロナ対策で、万が一に備えてパルスオキシメーター(血液中の酸素濃度測定器)の購入を検討した。量販店では入手不能であったので、ネットで探したらすぐ見つかった。問題はどの価格レベルの製品を買うかだけである。価格は1,268円から6万円程の製品が目白押しである。高いのは日本製で、その他のほとんどが中国製である。発注前に、どれを選ぶかで悩んでしまい、それで己の懐具合が見えてしまった。

 まあ妥当な線で7,800円の売れ筋製品を仮選定したまでは良かったが、それから考え直して悩んでしまった。

 

なぜこんなに安い製品があるか。

なぜ日本製はこんなに高いのか。

 

オキシメーターの位置付け

 オキシメーターは命にかかわるモノだ。オキシメーターを国防に例えれば、敵の外国から発射されるミサイルを検知するレーダーに相当する製品である。それの製品が仮想敵国製で良いのかを考えるべきだ。大袈裟だが、命に係わる製品である。外国製品を買えば、国内メーカが弱体化し、健康の国防(国内の経済、産業、雇用)が弱体化する。

 その問題は、先の新型コロナ騒動の初期でマスク争奪戦争において、世界的な大騒ぎでも明らかになった。マスク生産でも外交の武器になるのだ。マスクを自国内で供給が出来るか否かで、国民の命が左右される。国防の問題である。

 

食糧問題も同じ

 同じことが食料問題でも顕著になっている。現在は日本の自給率は40%を切っている。売国政治家は、工業で儲けて、食料は買えばよいと言うが、危機状態の時、近隣敵国が、食料を売ってくれるかは保証の限りではない。食糧輸出を制限すれば、日本は干上がり、危機状態に陥るのだ。危機状態では、食料は武器になる。だから欧米先進国の食料自給率は100%以上である。1970年当時のオイルショックの状況を食料危機に置き直して考えるべきだ。

 

コロナ死、ガン死、認知症の原因は同じ

 コロナ死は、コロナ菌と戦った免疫細胞の死骸が血管に詰まって、酸素を運ぶ血が流れなくなったのが原因である。

 がんの発症原因は、免疫力の衰退である。血管内部が飽食、悪食でプラークがたまり、血がうまく流れず高血圧となる。それで免疫酵素が毛細血管の末端まで行かなくなり、がんの増殖の原因となる。

 認知症の発症原因も同じである。血管の内部が飽食、悪食やジャンクフードでプラークが蓄積して、血管内径が細くなり、必要な酸素が脳細胞まで十分に行かなくなり、脳細胞が死ぬのが、大きな要素である。

 自分の人生がうまく行かなくなるのも、安いものばかり買うから、自分の考え方が貧乏くさくなり、前向きの行動がとれなくなった。人生が負のスパイラル降下になったのだ。そういう人間が増えたため、それが原因で国民を支えてくれる日本経済をじわじわと衰退したのが原因である。「風が吹けば桶屋が儲かる」と同じ連鎖が起きたのだ。

 

人は資源

 日本が、この30年間の経済戦争が敗れた一原因は、人件費を経費として、海外の安い労力を求めたことにある。それが今の家電業界の「敗戦」の一原因である。技術防衛をせず、機密情報がダダ洩れになったことだ。家電の敗戦は、労賃が安いからと、国内工場を海外に移転させたのが最大の原因である。人へ払うお金は、経費ではなく、投資なのだ。人が付加価値を何倍にもしてくれる存在である。

 

モノを買う意味

 どれを選ぶかは、自分の生き方を選ぶことになる。モノを買うとは、自分を買うことだ。モノを買うことで、自分の生き方を訓練している。安いものを買うのは、安物買いの人生の訓練をしている。そんな人生しか送れないことは情けない。何かが間違っていたと悟ることだ。

 安物買いは、日本経済の足を引っ張る拝金主義者の勢力を応援することになる。それでは将来、日本はますます貧しくなる。大河に一滴を注ぐつもりで、日本製を買うことを続けたい。

 血の巡りは、酸素を含んだ血が頭に回らないと、よくならない。日本経済も国内に血(お金)が回らないと、活性化しない。安い製品は、敵国の経済を活性化するだ。その分、日本の経済が負の活性化となる。いわば自分で自分の首を絞めている。それがこの30年間の日本経済停滞である。その責任の一端は、国の保安を考えず、安ければよいと考える国民にもある。

 

結論

 自分の歳を考えて、そんなにも長く生きられるわけではないが(精々37年?)、最期まで自分らしく生きたい気持ちを再確認した。

 結論として、2~3万円程の日本製を買うことにした。それが世の為、人の為、日本経済活性化に役立つのだ。

 

2021-09-16   久志能幾研究所通信 2151  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年9月13日 (月)

癌は佛様の化身。 佛様と出会い、生まれ変わる(2/2)

がんは佛さまの化身

 私はがんになって、船戸先生の指導でリボーン(生まれ変わり)ができた。がんに感謝である。リボーンせずそのままの狂った生活を続けていれば、別の病気で早死にしていただろう。

 がんは仏さまの化身である。仏様はがんに正しく向き合えと言っている。がんを患い、治療と再発防止を真剣に考えるとは、真剣に自分の生き方に向き合うことだ。自分に祈ることだ。病気を治すために自分に課した戒律を自分に百万遍誓うことだ。その誓いを守れないようでは、仏さまも味方になってくれまい。

 自分の戒律として、良眠生活、良食生活、加温生活、運動生活、微笑生活を誓っている。健康でなければ、何もできない。

 

戒律ある生活

 文殊菩薩は、宝刀で俗世間の煩悩を断ち切り、宝玉に詰まった知恵を授ける。多くの医師の知恵を借り(文殊の知恵)、その智慧を賢く選択して治療にあたる(普賢菩薩)。世の中の智慧は玉石混交である。自分の見識で一番正しい道を選ぶ事が、自分のまつりごと(御政道)である。

 真の宝物とは智慧である。我々が正しく生きるためには、「苦」が必要なのだ。人は必ず生老病死苦である。与えられた「苦」を昇華するためは、変わらなければならぬ。仏様は変えろと言われる。この世の全ては無常である。全てが無常であることは、「全ては変わる」、「全ては変えられる」。だから必然の変化(生老病死苦)に合わせて自分を変えればよい。それが仏様の教えである。

 自分を変えられない人は、時間が止まった状態である。それは死の世界。そういう人は、世を恨んで死んでいく。そんな人生を送ってはならない。

 

寂滅

 生は偶然で、死は必然である。ご縁も同じで出合いは偶然で、別れは必然である。我々は必ず死ぬ体を抱えて生きている。生とご縁を大事に労わりたい。生かされている以上は、人として志を高く掲げて、少しでも長生きして、少しでも多くの貢献を世に残したい。生かされた命を無為に生きてはならない。お釈迦様は死ぬ時に、あの世が有るとも無いとも言われなかった。だだ「精進せよ」とだけ言われて寂滅された。

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 虚空蔵菩薩 松本明慶大仏師作

Dsc065732s 文殊菩薩 松本明慶大仏師作

Dsc065662s 普賢菩薩 松本明慶大仏師作

Sjpg 馬場恵峰書

2021-09-13  久志能幾研究所通信 2149  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年9月12日 (日)

癌は佛様の化身。 佛様と出会い、生まれ変わる(1/2)

 

 私は3年前にがんをわずらい、手術、その後の治療で生死をさ迷った。その経過を今にして振り返ると、がんは佛様の化身であったと悟った。

 私はがんの手術後、がんセンターでの標準治療(手術後の抗がん剤治療)を拒否した。今までの知識で、抗がん剤治療だけは避けたかった。それでそれに代わる再発防止策を求めて、幾つかのクリニックを探し歩いた。ネットで高濃度ビタミンC療法にたどり着き、横浜のクリニックを訪ねて診療を受けた。その治療医院は地元にもあることが分かり、船戸クリニックにたどり着いた。

 そこでの治療は、高濃度ビタミンC点滴療法、加温療法であった。ただしこれは保険がきかないので、治療費が高額であった。そんなことは言っていられず、治療を受けた。

 私がかかった医師の中で、がんを自身で経験している医師はこの船戸崇史先生だけであった。それゆえに患者の身になって診察をしてくれた。

 

 その船戸崇史先生が『がんが消えていく生き方』(株式会社ユサブル刊 2020年 1400円)を出版された。その本を読んで、今まで私が各種の本を読んで納得し、実行している解答が集約してあった。これは良い本だ。その内容を下記に記す。

 

『がんが消えていく生き方』の要点

 外科医ががん発症から13年たって初めて書ける克服法

 死と向き合って私が学んだ大事なこと

 

 がんにならないためには、良眠生活、良食生活、加温生活、運動生活、微笑生活を送る、である。がんになる、治らないのは、その人の生き方(生活習慣)が邪魔しているだけ。それは南雲吉則先生の指導の「狂った食生活、狂った生活習慣をやめる」とほぼ同じ対策であった。

 

 がんになるとは、「今までの生き方が間違っていた」とがんが教えてくれた。現代の日本のがん医療機関では、がんの医療処置はするが、治してはくれない。治すの自分自身である。一般のがん医療では、がん部を切除して、再発防止として抗がん剤か放射線治療を施す。抗がん剤も放射線もがん細胞を攻撃するが、同時に正常な細胞も攻撃する。それは対処療法でもある。医師は真因を見つけてその対策をしてくれるわけではない。

 本当のがん対策は、がんにならない生き方に立ち返る事だ。生まれ変わって、がんにかからない正常な人間生活を送る人間になることだ。

 がんは貴方に「死ね」とは言っていない。がんは貴方に「命には限りがある」と教えてくれた。がんは「今のままの生活では、近いうちに死ぬよ」と教えてくれた。

 がんだって親元(?)が死ねば、がんも共に死なねばならぬ。がんは自分の正常な細胞が、必要に応じて異常に変化しただけである。その「必要」とは、狂った生活を元に戻すための警告である。

 それを「ガン部は手術で取り除いたので、後は今まで通りの生活でよい」と指導するのは間違いである。生まれ変わった気で、生き方を変えなければ、がんは再発する。がんになった原因をそのままにすれば、がんが再発して当然である。

 

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2021-09-12   久志能幾研究所通信 2148  小田泰仙

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2021年9月10日 (金)

感染方程式とコロナ対策 お頭付き魚を多く食べる

 

 私はがんを患い、その原因を調査して、再発防止として下記の再発防止策を実行している。基本は免疫力の向上である。免疫力とは体力である。それこそが新型コロナ対策である。 

 

感染のメカニズム(私の推測)

〔新型コロナ感染攻撃力〕=〔単位空間中の新型コロナ菌の総数〕×〔接触時間〕÷(〔感染者との距離〕×〔感染者との距離〕

  A=V×T÷(r×r)

 これは熱量や放射線等の伝達式と同じである。コロナ感染も自然界の現象である。だから私は物理の式で表現できると考えた。

 新型コロナは、基本的に空気感染である。感染者と接触しても、この新型コロナ感染攻撃力に対して、自己の免疫力が閾値以上であれば感染しない。体内の免疫力がこの感染力攻撃以上であればよい。

 〔新型コロナ感染攻撃力〕は、漂う菌の総数に比例し、感染者との接触時間に比例する。そして感染者からの距離に反比例する。

 いくら〔新型コロナ感染攻撃力〕が弱くても、自分の免疫力がその閾値を超えれば、感染する。

 

新型コロナ菌の目的

 新型コロナ菌の活動も、感染者を殺すのが目的ではない。寄生して繁殖することが目的である。寄生先を殺しては、元も子もない。しかしそのコロナ菌が一時に大量に体内に入ってくると、自己免疫機能が働きすぎて、免疫細胞が暴走して、その戦った免疫細胞の死骸で血管が詰まり、死に至る。原子炉内の核の暴走と同じである。静かに燃えれば、原子力発電所として正常に機能する。

 だからその暴走が起きないように、静かに免疫機能が働くようにすればよい。制御された状態で、免疫が働くように体力をつくる。それが新型コロナ菌との共存である。

 此の世の自然界で、コロナ菌がゼロになることはあり得ない。日本中をクリーンルームに出来るわけがない。それを日本政府は、(血迷って)感染者ゼロにすると対策を取るから、収拾がつかない。自然界はウイルスとの共存を求めている。宇宙根源の理に従おう。

 

感染防止 

 この〔新型コロナ菌感染攻撃力〕を弱めるには、マスク、手洗い、3密を避けるの基本を実行すればよい。それに合わせて自分の免疫力(体力)を上げる取り組みをすればよい。

 外国からミサイルが飛んできても、それを打ち落とす防衛力(免疫力)があれば、国は守られる。防衛力が弱いと、たった1発のミサイルで都市が滅亡する。新型コロナも、それと同じである。

 私はこの30年間、風邪を引いたことがない。バカは風邪をひかない。インフルエンザワクチンも打ったことがない。風邪をひく間もなく、ひたすら仕事に励んだ? それで今の私がある。

 

私の対策

朝目が覚めたら、体温を必ず計り、記録する。長年続けている習慣だ。

 体温が一度下がると、免疫力が20%下がるという。

 体温を上げる食事、生活習慣に励んでいる。

 がんは低体温を好む。結核患者は体温が高いので、がんにはならない。

 

朝晩、お風呂に10分間浸かる。

 体温を上げるためである。がんは体が低体温になると発症しやすい。

 お風呂に入った後、冷たい水を浴びる。

 皮膚に刺激を与えることで、自律神経が活発になり、自己免疫力を向上する。長年、欠かさず実行している。今はやらないと気持ちが悪い。

 

朝起きたら、白湯を一杯。コーヒではない。白湯が体に優しいのだ。

 

お頭付きサカナ(ジャコ)を毎日10グラム食べる。

 ミネラル、ビタミンD等を摂取するためである。

 食品を食べるなら頭から尻尾まで食べるとよい。

 果物も皮ごと、ミカンも皮ごとである。ビタミンDががん予防となる。

 

 人を喰うにも、頭から尻尾まで皮ごとである。表面的な付き合いしかしないから、己の人を観る目が向上しない。尻尾まで食べれば、その人間の本性が分かる。尻尾を出させるのは、餌を目の前にぶら下げればすぐわかる。

 人を喰うのが一番健康に良い。だから喰えん人間にならないために、人間観察が必要だ。そのために目鼻舌がある。良く観て、よく嗅いで、よく味わってである。

 人に喰われるから、ストレスを被る。それががんの原因。人を喰うことで、認知症も予防できる。認知症になれば、コロナ対策なんてできなくなる。それは死に直結する。

 

キウイにヨーグルトを付けて食べる。それかトマトを食べる。

 ビタミンC、ビタミンD、繊維質の摂取である。ビタミン類は錠剤ではなく、自然に摂るべきだ。

 キウイは皮ごと食べる。皮にビタミンが多く存在する。

 ジュースは飲まないこと。果実をジュースにすると、果実の細胞が破壊されて、吸収が良くなりすぎる。そのため腸内ですぐ吸収されて血糖値が急激に上がる。それが血管内部を傷つける。だから果実は生でそのまま食べる。

 過剰な糖分は血管内部を傷つける。それが認知症にもつながる。

 

具だくさんの味噌汁を赤味噌で食する。

 徳川家康は赤味噌パワーで天下を盗った。私は八丁味噌を選択している。

 ニンジン、玉ねぎ、豆腐等を沢山摂る。

 

ご飯は一食で120グラム

 食べ過ぎが病気の元

 

毎日15時間のミニ断食

 午後6時に夕食を取り、翌朝9時まで一切食べない。内臓に悠久休暇を与えよう。内臓だって疲れている。

 

1万歩を目標

 これは目標で、このコロナ禍のおり、実現がなかなか難しい。

 

死ンデレラ・ボーイとして、0時には寝る

 カボチャの馬車が来る前に寝ることを心がけている。

 これも目標。なかなかに難しいが、目指している。成長ホルモンは22時から2時の間で沢山分泌される。それが傷んだ細胞を修復させる。それで免疫酵素も修復されるはず。

 

お風呂で全身のリンパマッサージ

 皮膚は0番目の脳である。それを刺激して、自律神経の活動を修復する。

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2021-09-10   久志能幾研究所通信 2147  小田泰仙

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