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2022年12月12日 (月)

佛花の短い命を6Sで延ばす。KK問題も穢れたばい菌が原因

 

 仏壇に供える佛花や屋外のお地蔵さんに供える佛花の命は短い。夏なら2,3日の命である。冬でも10日程の命である。それを私は智慧と汗で1か月間も持たせた。それは夏ではなく2月であったが、それでも、知恵と汗を使ってお世話をしたら、お花が寒空の下で、1か月間も命を保った。そのことに自分でも驚いた。

 その心は整理整頓清潔清掃+信仰である。トヨタ生産方式の6Sである。それこそ仏様が佛花で、人生を教えてくれている。

 

私が佛花をお手入れする手順

 毎日、佛花茎部の根本をブラシで洗う。できれば花の茎を全てバラバラにしてブラシで洗う。佛花の根本はゴムで止めているので、めんどくさがりの私はバラバラにはしない。それでも毎日、ぬるぬるになった茎部を外部を洗うだけでも効果が大きい。

 綺麗に揃えて輪ゴムで止めててある佛花を、輪ゴムを外してバラバラにして、再度きれいに束ねるのは手間がかかるので、やらないだけで、本当はバラバラにして掃除をした方が良い。

 花瓶の底も専用のブラシで掃除をする。

 つまりぬるぬるになっている部分に多くの細菌が繁殖している。その繁殖が茎を腐らせるのを早める。だからその部分を毎日洗って、その細菌を洗い落とすことが花の延命手段である。その細菌が佛花の命を短くしている。それを洗い落とすだけである。

  当然、毎日お水も入れ替える。よどんだ水が、腐敗を進行させるからだ。

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 佛花の輪ゴムを外すとバラバラになってしまう。折角きれいに束ねられているので、そのままブラシで掃除である。

 専用ブラシは、花瓶の底を掃除できるブラシが先端に付いている。

 なおこの佛花は国産です。これを安いからと輸入品にすると、日本の雇用が減るのです。それでは日本人がますます貧乏になって、佛花も買えなくなってしまう。

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人間の命の延命

 新型コロナウイルス対策でも、マスク、手洗い、うがい、ソーシャルディスタンスの確保等と、まとわりついた細菌、ウイルスを自分の体から除去することが基本である。

 人間の命が短くなるのは、外部からのばい菌が侵入し、内部で繁殖して、病気になって死ぬことだ。心にも、貪欲菌、餓鬼菌、無精菌、無恥菌、無知菌、無賢菌、無謙菌等が、人の体に住み着いて生きる気力を奪うのだ。そのばい菌を無くせば、寿命が延びる。その理論を自分の生活に適用すればよい。

 

KK問題、A家問題

 汚らわしい問題が続出しているKKとA家では、穢れの外戚が細菌のようにA家に取りつき繁殖していた。その問題の細菌が毒素を出し、問題を重病化させているようだ。元を断たなきゃ臭い匂いは無くならない。病気も治らない。その穢れは皇統の寿命にも影響する。穢れなき清らかな根元から、永遠の命が生まれる。

 よどんだ周りの環境から、腐敗が進行する。その結果がKK問題、A家問題。

 私は佛花の命の延命を見て、人生の教えを見た。自然は声なき経を唱えている。

 

2022-12-11  久志能幾研究所通信 2565  小田泰仙

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2022年12月 8日 (木)

母は強し、されど女は甘いドーナツに弱し

 

 今日(12月7日)、愛知がんセンターに出向き、前回のCT検査の結果を聞いてきた。結果は問題なくほっとした。今回初めて、血液検査で全く異常値がないという結果となった。日頃の精進が実を結んだようだ。

 愛知がんセンターは、2004年に実施された日本経済新聞による調査では、がんの治療成績が日本一という結果がある。病床数500の大きな病院である。その中で行きかう人は、全て癌患者であるので壮観である。ここに来ると日本人の半数ががんになる現実を実感する。その中で一見、3割から4割ほどは若い女性である。その多さに愕然とする。

 

女性への危険性

 近所の若い母親と世間話をしていて、彼女が頻繁に甘いドーナツやケーキを食べていることを知った。がんを患い、定期的に検診を受けている身にはおぞましい事だった。日頃のCMでの食いものの多さと、女性の病気に対する無防備ぶりに、今日の愛知県がんセンター内での女性患者の多さに納得が行った。

 がんになる原因は砂糖、油、小麦、乳製品、添加物、発癌性のある着色剤の摂り過ぎなのだ。特にドーナツは、砂糖と小麦の塊を油で揚げている。それを頻繁に食べれば、高血圧、ガン、認知症、糖尿病にならないわけがない。病気なって早死にして、悲しむのは遺された子どもなのだ。もっと母親としての自覚を持ってほしいと思う。そのCMの規制をしないことや、その危険性を大々的に公知しない政府にも腹が立つ。政府役人が商品メーカと癒着しているのだろう。日本人の役人の劣化である。

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砂糖の危険性

 砂糖は体内の入るとタンパク質と合体してAGEという細胞を老化させる物質に変化する。また便秘になりやすく、これはお肌にも悪い物質である。

 砂糖は血糖値を急激に高めて、血管内部を傷つける。それが万病の元になる。糖尿病、高血圧、ガン、認知症の原因である。

 砂糖を摂ると、体内で満腹感を出すレプチンの作用を妨げるので、つい食べ過ぎて肥満につながる。肥満こそ、高血圧、糖尿病、ガン、認知症の原因である。

 また砂糖は、麻薬より強い中毒性がある物質である。体に良いことはない物質である。

美しモノにはトゲがあり、美味しいものには毒がある。

 

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 日経ビジネス 2016年02月08日号-働き盛り乳癌 


2022-12-07  久志能幾研究所通信 2561  小田泰仙

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2022年12月 5日 (月)

108歳を目標(13/14) レクサス並みの体はタンパク質で作る

成人は生きるため、体重1㎏で1gのたんぱく質が必要である。体重65㎏の人の一日当たりの必要タンパク質量は65gである。

 人生の長い闘いのため、食わねば闘えない。それも過不足ない食事である。食べ物は動くエネルギーだけでなく、体を作る材料になる。その材料に大事な要素が欠けていれば、新しく生まれてくる細胞も弱い免疫力を持った細胞となる。それでは長生きできない。何事も基礎が大事である。

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「土台を考えないでいて、家の構造ばかり考えたって、その家は住むに耐えられない家になっちまうでしょう。人生もまたしかり、であります。」

 中村天風著『心が強くなる言葉』イースト・プレス P48

 

部品の品質

 人間の体は37兆個の細胞で出来ている。その細胞で構成された臓器(部品)は、腸の細胞で数日、肌細胞で1か月、血液で4か月、骨は5か月で入れ替わる。

 車の構成部品でも、リッターカーとレクサス高級車の部品ではその材質が違う。その分、部品の寿命が違う。つまり車の寿命が違う。だからレクサスは高価である。高いものにはワケがある。人間の体を構成する細胞の素材も同じ論理が通用する。短命な人は、部品(細胞)が粗悪品で出来ているからだ。長生きするには、高品質な食事が必要だ。高品質といっても、ジャンクフードでなく、普通の昔からの日本食でよい。

 

リコール問題

 車の部品も高品質な素材でないと、部品が早く疲労破壊して寿命となる。機械設計の第一歩は、材料の選定からである。

 同じように人間の構成要素を創る食事で、必要たんぱく質が不足すると、出来上がる細胞(筋肉)が低品質のため短時間で、早く筋力の低下、免疫力の低下、活動量の低下、気力の低下となる。それに連動して脳の活動が低下し、肌のハリがなくなり、髪の毛が弱くなる。またその相乗効果で、老化が加速する。粗食では、長生きはできない。

 様々な食材からタンパク質を摂ることが、免疫力の向上になる。一品からの集中摂取は良くない。

 

母の嫁姑戦争

 母は終戦後、農家から町の家に嫁いだ。戦後の食料がない時代、私を妊娠した母は栄養を摂るのに苦労をしたと私によくこぼしていた。姑が母に食べ物を十分に与えなかったという。当時の町中の食糧事情を考えれば致し方ないのであろう。そこで母は実家に戻って私を生んだ。実家では十分に食事ができたようだ。だから私の骨格はしっかりしている。歯医者に行っても、医師からこんな硬い歯は滅多にないと褒められる。それは母が妊娠中にシッカリ栄養を摂ってくれたためだ。嫁姑戦争で勝ち抜いた母に感謝である。

 知人で歯や骨が弱い人をよく聞くが、ほとんど町で暮らした母から生まれた人が多い。その母親が妊娠中に十分な栄養を取れなかったのだ。妊娠中の母親の栄養補給は、子供の一生を左右する。食事が人間の体を造るのだ。

 

タンパク質とガン死について

 たんぱく質の摂る量は、多すぎても少なすぎてもガン死が増える。特に動物性たんぱく質を取り過ぎると、そうでない人より23%もガン死が増える。植物性たんぱく質を摂るとその比率は下がる。

 最適のタンパク質の摂取量は体重1㎏あたり1.5gである。(欧米人)

    J Hum Nutr Diet 2022年10月号の情報

   YouTube「がん情報チャンネル 外科医 佐藤のりひろ」 より

 

参考 一日の食事でのタンパク質摂取

 紅鮭 1切れ        15.8g

 納豆1パック        12.4

 ごはん300g          7.5

 牛もも肉(脂身なし)100g  19.5

 卵1個            6.2

 かまぼこ100g        15

 絹ごし豆腐100g              4.9

          合計 81.3g

 

 

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2022-12-05  久志能幾研究所通信 2560  小田泰仙

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2022年12月 2日 (金)

108歳を目標(12/14) ながらメシ 佛の怒り 死の海へ

 

 人が食品を食べるとは、他の命を自分が生きるために頂くこと。そんな厳かな所行中に、テレビを見ながら食べるとは、命を自分のために捧げてくれた生物、またその命を恵んでくれた神仏に対して冒涜である。神仏を冒涜しては、長生きはできない。

 そのテレビも食え喰えと洗脳説法のCMばかりなのだ。

 食品とは、自分が活動するエネルギーを得るためでもあるが、その食品の半分は、自分の体を作る素材となっている。その大事な体の建設作業中に、お笑いのテレビ番組で気を逸らしてはならない。その命の栄養素を全て吸収するつもりで食べるべきだ。

 ながら食事では、しっかりと噛むことなく食物を胃の中に流し込むことになる。咀嚼での信号が脳に行かず、満腹感が脳に伝わるのが遅れる。それでつい食べ過ぎてしまう。肥満こそ、病気に第一原因である。気の入らない食事行では、栄養も中途半端にしか、体に回らない。それでは長生きはできない。

 

 その食事が本当に正しい食事なのか?毒ではないのか? テレビに洗脳されながら食べていては、正しい答えに到達できない。

ながら人生での行きつく先は、病死、ガン死、認知症等の死の海である。

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正しい食事

 食べることは生きることだ。その姿勢で人生が変わる。その食を与えてくれた神仏に感謝をして、一口一口味わって食べる。食べ物に佛性がある。その佛性が己を育ててくれる。

 人生で出会うご縁も同じだ。出会ったご縁を大事にする。一期一会。最近では、料理を一杯並べ、食べ散らかすのがかっこいいと思っている人もいるようだ。そういう人が成功したことを聞いたことがない。

 

一杯のラーメン

 私が小学生の頃、母がインスタントラーメンをよく良く作ってくれた。母はそのラーメンを野菜等で増量し、2つに分けて出してくれた。一つは母が食べるためだ。食欲のある私は、母をけちだと思い、1食分全部食わせろと心の中で思っていた。母はそうやって節約していた。50年前は日本全体が貧しかったのだ。幼い私はそこまで頭が回らなかった。

 いまはその事を忘れて、日本全体が飽食に溺れている。テレビでは食べ物のCMばかりである。しかし日本の食料自給率が40%を切って、非常時は大変なことになるのに、日本人はノー天気である。その神仏からの警告が病気の増加であると思う。50年前は日本の総医療費が10兆円だったが、現在は43兆円を超えた。それでいて病気は減らず、がんは激増である。なにかおかしい。それを考えて、日本の事を考えながら、食べる時は食べることに集中しよう。何かが見えてくる。

一事一心一念道、一食一心一念道

 

東印請祖

 我々が呼吸をしていること自体、食べることが出来ること自体、お喋りが出来ること自体、一大経巻を説き続けることなのだ。(お釈迦様の霊鷲山会上の説法で)

 我々が一大経巻を説く行いとして食事をする時、よそ事をしてはならない。108歳を目指すために、心して食事をしよう。

 

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2022-12-02  久志能幾研究所通信 2557  小田泰仙

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2022年11月29日 (火)

108歳を目標(11/14) 医者からの洗脳を防ぐ

 

 病気という現象を抑えるには、病気になった原因を知らねば、病気は治せない。敵を知り、己を知れば百戦危うからず(孫子)。敵を知るより、自分が招いた病気の原因を知れ、である。病気の原因は敵ではない。病気とは、仏様が己の生活の不都合を教えてくれる啓示である。佛になったつもりで、病気の医学知識を持とう。 

 現在の大病院の医者は、病院経営というシステムの歯車に組み込まれて、最適の医療はできない。高価な最新医療機器を導入すれば、病院経営上でその償却をするため、また最新機器の稼働率を上げるため、必要以上に検査をすることになる。その検査が患者の健康に支障が出る場合もある。

過剰医療

 2007年に財政破綻した夕張市では、公立の病院が閉鎖されて市民は公的な医療を受けられなくなった。その結果、市民の死亡率は下がった。過剰な検査医療が無くなったのが原因であると推定される。現代医療の象徴的事件である。

 

父の手術での後悔

 父は85歳でガンが見つかり、全摘の手術をした。もし手術をせず、そのままで、緩和治療だけなら5年程は生きられたはずである。しかし手術後、他に転移して1年後に亡くなった。医師の勧める手術を盲信した私のミスであった。今にして思うのは、高齢者への手術は非常識であった。がん専門医は切りたがるのだ。患部を切ることに喜びを感じている医師は多い。病気は治りました、患者は死にました、である。私を手術したチームの医師の一人は、回診で雑談をした時、「切ることは好きだ」と言った。医師はそういう人たちなのだ。その方が、結果が出しやすいからだろう。最近の医師は成果主義に追われ、速く結果を出したいようだ。医は仁術ではなく、医は速術のようだ。

 医者だって人間だ。医者は聖人君主ではないのだ。多くの誘惑(成果欲、実績を上げたいなど)や職場環境(病院経営方針)で正しい医療方法が偏向されるようだ。だからこそ患者として、最低限の医療知識で、自分を守るため武装すべきだ。医者の言いなりに洗脳されては殺される。

 

CT検査

 例えばCT検査のように、放射線でガンが発生する場合もある。一億円のCT検査機器を導入すれば、一回3万6千円のCT検査費用から逆算して、数万回の検査をさせねば採算が合わない。資金回収に数年がかかる。だから回転を上げるため、必要以上にCT検査をさせられるようだ。私はがんの手術後3年経っても、年2回のCT検査を受けさせられている。CT検査の過剰反応で、肺がんを疑われ、昨年は4回もCT検査をさせられた。完全に年間の放射線許容値超過である。

 CT撮影でのX線量は、10ミリシーベルトである。年間3回以上CTを受けると、ガンが発生する確率が顕著になるという。

 2004年にイギリスの医学雑誌「ランセット」に「日本ではがん患者様全体の4.4%が、CTやエックス線の影響でがんになっている」という論文が掲載された。CTの影響でがんが12%も増えるという外国のデータも存在している。

 福島原発事故後に、国のご都合主義で引き上げられた限界被爆量は年間20mシーベルトである。今までは人の年間の許容X線量は、1ミリシーベルトであったのに。これでは、1回のCTで軽く限界被爆量を超える場合がある。

 2012年9月9日付“The New York Times”に「CTはレントゲンの600倍の放射能を放射して、10万人に104人の割合でガン患者を発生させる」との記事が掲載されている。

 

降圧剤

 また功名心溢れた大学病院の先生にかかれば、新薬の実験材料にされるやも知れぬ。

 医薬品メーカの紐付き先生は、対処療法でしか治療をしない。生かさず殺さずの治療である。その治療法が、薬が売れて医者側は儲かるのだ。その例が高血圧症の治療薬の降圧剤である。この薬では高血圧症を根治できない。

 私は20年間、降圧剤を飲み続けても高血圧症は治らなかった。その副作用で、記憶力が低下し、白内障になり、網膜静脈閉塞症になり、がんにもなった。久留米の真島消化器クリニックの先生に食事療法で高血圧症を治してもらった。

 

眼の病気

 私が白内障、緑内障、網膜静脈閉塞症になった時、医学大学の眼科で使うテキストを買って研究した。一冊3万円、2万円である。医学書は高いのだ。3冊で計7万円も散財した。しかし見えることは、私には命だと判断して、高価な医学書を躊躇なく買った。

 私ががんになった時は、癌関係の本を50冊ほど入手して研究した。その結果として、抗がん剤治療を薬物医師とけんか別れまでして拒否をした。高齢者で免疫力が低下している人間に、抗がん剤治療は適さないと判断したからだ。

 

鬱病

 私が現職の時、精神的な病のある部下を多く持たされたので、その面の本を買って研究もした。それは自分が鬱状態になった時、役立ち、自分で治した。

 

トヨタ式知的武装

 これらの弊害を防ぐのが、自分が自分の病気に知識を持つことだ。医師のように全ての情報を得る必要はない。国家医師試験に合格する必要もない。自分の病気だけピンポイントで勉強すればよい。だからそう難しいことではない。

 自分が受けている治療法に対して、なぜ何故を5回繰り返して、真因を探ることだ。真因が分かれば、治療法は容易に見つかる。

 そしてその治療も知恵を出して、歳を考慮して実施を考えばならぬ。知識だけではダメなのだ。それで私は父をなくした。

 病気を全てを医師任せにしては、長寿は達成できない。自分の城は自分で守れ。トヨタ生産方式の鉄則である。

 

2022-11-29  久志能幾研究所通信 2554  小田泰仙

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2022年11月28日 (月)

108歳を目標(10/14) ヒトの存在は空

人不異空 空不異人 人即是空 空即是人

 人の実態は空であり、何もないものである。何もないものが人である。人は何もない所から卵子と精子が結合して人が生れ育って人間になる。しかし100年も経つと死んで煙となり、この世から消滅する。遺骨も墓の土に埋められて、80年で土に還りこの世から物理的に消える。

 だから人の実態は、空である。それが分かれば、この世の悩みから解脱できる。人の葛藤の苦しみや病魔など、実体のない「空」なのだ。それを般若心経が256文字で説いている。人間世界の艱難辛苦の雑事は、「深般若波羅蜜多」を修行することである。観音様が到達された「空」の境地になることが、天寿を全うすることだ。

 

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佛の世界が象徴するもの

 古代より聖人は人の何たるかを佛の姿で象徴してきたようだ。佛の最高位は釈迦如来(社長)である。その下には、次の佛たちが担うべき職務を全うしている。各専門部門を統括する菩薩様(役員)、部門別の実行統括者の明王(執行役員)、実行部隊の天(部長)、佛の道を開いた開祖様(次長)、人が佛となった権現様(課長)である。カッコ内は、企業に当てはめた職位である。

 

人間さま

 それを人間に当てはめると、人(霊止)とはご先祖から受け継いだ霊魂が止まった存在である。人間とは、その霊に一時的な肉体が付与されただけの存在で、100年も経てば、煙となって消える。

 その霊こそが、全てを司る釈迦如来である。此の世で生きていくために、知恵を蓄える機能として文殊菩薩、考えるために普賢菩薩、慈悲と智慧を与える虚空蔵菩薩、世間を慈悲をもってい観る観音菩薩の能力を与えられた。

 己の怠惰で傲慢な感情を不動明王が叱咤激励して自制させている。

 外からの敵から身を護るため、四天王の防御の能力を身に着けた。

 多聞天のように、人の話、佛の話を聴いて徳を上げて実行に移している。

 どんな凡人も一芸に通じれば、開祖となれる。

 どんな凡人でも精進をして徳を高めれば、その道の権現様になれる。

 

人間はお体様に支配されている

 自分の体の如来様とは、自律神経様である。如来とはかくの如く来たりしものである。いくら頭で考えても、自律神経が体の運営を統括して、体を経営している。その理想の経営を己の邪鬼が邪魔するから、体が経営不振(病気)になる。人間がいくら頑張っても、自律神経の経営力には勝てない。

 体は四天王である免疫細胞が、外からの細菌の侵入を防いでいる。病気になるのは、その細胞の働きを阻害する邪鬼である。邪鬼とは己の傲慢、我儘、欲望である。その邪鬼の欲するままに狂った生活習慣、狂った食生活をするから、病気になる。四天王が十分に働けないから病気になる。

 美味に惑わされて毒のある食品を食べるから、高血圧、認知症、がん、腎臓障害を患うのだ。全ての原因は、自分内に存在する如来様を蔑ろにしたこと。

 それを考えれば、自ずと己の体の寿命を全うする術が見えてくる。経営とは、持てる資産を最大限に活用して成果を出すことだ。持てる資源には支障がある資源もある。それを他の資源で補うのが経営である。

 此の世で完璧な資産を持った人間はいない。目の不自由な人は、それを補う天附の音楽能力を使えばよいのだ。会社でも、人事異動で人を適材適所で配置して、その能力を発揮させ、会社を支えている。

 人の体もそれと同じである。単に人間を構成する部品に弱いところがあるだけである。残った機能を最大限に発揮すれば、なんの問題もない。それが社長の経営の見せどころである。

 その人間の構成としての象徴を、私は釈迦如来、虚空蔵菩薩、文殊菩薩、普賢菩薩に見る。私は毎日この佛様に手を合わせている。佛に身を任せれば天寿を全うできる。

 

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 松本明慶大仏師作 釈迦如来像 

 

2022-11-28  久志能幾研究所通信 2553  小田泰仙

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2022年11月27日 (日)

108歳を目標(9/14) 125歳まで生きるために

 

 下記は私が信用できると判断した長生き理論です。この説を唱える宇田成徳氏は元松下電器の技術者です。私は2005年4月16日、致知出版社の講演会で氏のお話しを聞き、感銘を受けました。それで氏の多くの著書を読み、その内容を実践しています。内容は宇宙根源の理にかなっていると判断しました。

 腎臓の機能が人の寿命を左右します。だから腎臓に負荷をかける生活をしては、長生きできません。

 腎臓の機能が悪くなると、高血圧、認知症、がん、脳卒中、慢性炎症、動脈硬化、心肥大等の病気を発症しやすくなる。だから腎臓を労わる生活が下記の条件に入っている。

 参考文献 黒尾誠著『腎臓が寿命を決める』幻冬舎新書

 

125歳まで生きるための10の条件

1 水分をたっぷり摂る

2 海のミネラルをたっぷり摂る

3 冷たい食べ物を避ける

4 便秘にならないように気を付ける

5 発酵食品を食べる

6 食べ過ぎない

7 風邪を引かないようにする

8 喜んで生きる

9 怒らないようにする

10 セックスはほどほどに

 人は一日平均約1.5ℓのおしっこをします。だから一日2ℓ水分を摂るといい。1日1ℓだと、腎臓はかなり疲れます。

 腎臓は1日150ℓの血液を濾過している。

 腎臓は夜12時からは働きが鈍くなると言われています。だから、それに合わせて私たちも寝て、腎臓を休ませなくてはなりません。

 宇田成徳著『病気になりたくてもなれない話』致知出版社 p161

 

2022-11-27  久志能幾研究所通信 2552  小田泰仙

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2022年11月26日 (土)

108歳を目標(8/14) 死臭病を歯行悟磨で防ぐ

 

 最近連続して虫歯が見つかり、気落ちしている。自分では、最新の歯磨き機でしっかり磨いていたつもりなのに、見えない所に虫歯が出来ていた。加齢とともに、虫歯菌に対する抵抗力(免疫力)も減ったようだ。若い頃は、今ほど歯磨きをしていないのに、虫歯にならなかった。それで危機感に目覚め、次の方法に歯磨き方法を改善した。虫歯防止に取り組みは、命の保全である。歯は命なのだ。

 しかしいくら自分でしっかり磨いたつもりでも、限度がある。それよい適宜、歯科医院で歯の手入れをしてもらった方が確実である。それで歯科医院に行っていた頻度は、今までが3か月に一度であったが、今は月1の頻度に変え、歯の点検、歯の掃除をしてもらっている。費用は一回当たり千円以下である。散髪でも月一回である。外見の散髪での手入れより、体内面の歯のお手れが重要だ。それで命が守られれば安いものだ。

 髪の毛は「余血」とも呼ばれる。それを考えると、歯は「命血」なのだ。

 

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 歯の裏側に出来た虫歯の穴。前からは見えない

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死臭病

 歯の病気で虫歯より恐ろしいのは、歯周病(死臭病)である。歯周病の菌が脳梗塞、心筋梗塞に深くかかわっている。歯周病の菌が血管内を巡り、梗塞の原因となっていることが分かってきた。歯周病の人が脳梗塞になる確率は、そうでない人の2.8倍も高いという統計もある(日経ビジネス2018.09.10号)。だから私もがんの手術前に、愛知県がんセンター内の歯科医で診察を受けさせられた。

 私が歯を一本失ったのも、歯周病が原因であった。

 

残存歯の数

 残存の歯の数で、余命が決まる。歯の命は自分の命のバロメーターである。だから歯を大事にするために、下記の取り組みをしている。

 108歳を目指すには、歯が無くては、「歯なし」にならない。

 

歯行悟段磨き 5段活用

 1段活用 回転式歯磨き(ブラウン製) 荒仕上げ工程

 2段活用 超音波歯磨き(フィリプス製) 中仕上げ工程

 3段活用 歯間ブラシで歯磨き    手直し工程

 4段活用 手仕上げで歯磨き     最終仕上げ工程

 5段活用 検視鏡で歯磨き状況確認  検査工程

  ライト付きの歯科医用の鏡(歯科医院で購入 約5千円)。

  自分の目でしっかり確認する。トヨタ式現地現物です。

  この鏡は洗面台の鏡で見るよりも、はるかに自分の歯が良く観察できる。

 この歯磨き工程は慣れれば5分もかからない。手磨きだけでは、どうしても磨き残しが出る。それを機械化して、短時間に効率よく磨くだけだ。回転式も振動式も手磨き式も一長一短なので、全てを使う。これで100%ではないが、少しでも虫歯、歯周病になる確率が減らせれば、ヨシとしている。

 歯科医院での辛い治療を思い出せば、この歯磨き工程を我慢して実施できる。何事も痛い思いをせねば、進歩もないし、学べない。死んでからでは遅いのだ。

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  回転式歯磨き機、振動式歯磨き機、手磨き用歯ブラシ

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  歯科医用の鏡。鏡の下に4つのLEDランプが設置されている。その下がボタン。


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人生の汚れ

 食べれば、知らず知らずのうちに汚れが歯に付いてくる。それも時間が経つと簡単には落とせない汚れに成長する。人生での生き様でも同じで、知らず知らずに悪縁の汚れが人生にまとわりついてくる。それが事故や病魔の原因となる。歯磨きをしながら、自分の人生の汚れを考えたい。体の汚れを落とす人は多いが、心の汚れを落とす努力をする人は少ない。

 

 

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 馬場恵峰書

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日本人の歯の本数

 8020運動は、平成元年(1989年)より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。そのため、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めてこの運動が始まりました。(日歯HPより引用)

 厚労省が5~6年に一度実施している歯科疾患実態調査の報告によると、すべての年齢層において年々保有する平均歯数は増加してきている。現在、平均値で20本以上保有する年齢層は69歳まで、70歳以降では自分の歯が20本を下回っている方が多い。

 歯の機能が落ちないようにかかりつけ歯科診療所で定期的にチェックを受けることが必要となる。

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日本歯科総合研究機構 恒石美登里

この項、下記のHPの記事を編集

8020現在歯数と健康寿命 - 歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020 (jda.or.jp)

https://www.jda.or.jp/park/relation/teethlife.html

 

2022-11-26  久志能幾研究所通信 2551  小田泰仙

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2022年11月25日 (金)

CT検査、がんセンター統一協会?から脱会できず、涙 😿

 

 昨日(2022年11月24日)、がんセンターで定期検査でCT検査を受けた。受けたくはないが、がんを患い手術まですると、がんセンターの標準治療コースに載せられて、術後、嫌でも定期的なCT検査等の全身検査を受けねばならぬ。

 検査は構わないが、CT検査時の造影剤の影響で、体調不良になり、へばってしまった。そのせいで昨夜はブログの更新が出来なかった。恐縮です。

 検査をして、体がへばってしまうのには、何か違和感を覚えた。この検査は体にとって正しいことなのかと疑問を抱いた。

 

検査とは

 トヨタ生産方式の考えでは、検査では付加価値を出せないので、各工程で作り込みをするのが原則である。検査をしなくても良品を生産することが、大前提である。その検査の費用とメリットを天秤にかけて、検査を評価せねばならぬ。

 

体の検査

 その考えを自分の体の管理に展開すると、がんにならないような生活を送ればよいのだ。だから私は最大限の対策をしている。しかしそれを実施してもがんセンター(がん友協会?)は、許してくれず、検査を受けねばならぬ。私は拒否をする勇気がない。なぜならがんの再発防止もあるが、金づるの意味もあるからだ。

 病院にとって、癌患者は大事な金づるなのだ。そのCT検査費用は1回、36,060円である。実際は健康保険があるので患者負担は7,210円であるが、国と病院の会計上は36,060円が計上される。

 2019年に新たに診断されたがんは999,075例(男性566,460例、女性432,607例)*国立がん研究センター)。この癌患者全員が年2回、CT検査を受ければ、検査だけで約720億円の売り上げなのだ。患者にCT検査の拒否権はない。その他、現在の医療体制を考えれば、国の医療費の総額が43兆円を超えたのは、納得である。国の税収は60兆円しかないのに、だ。

 

減価償却

 私は、2014年12月25日に大垣市民病院で心臓のCT検査を受けた。検査機械はドイツのシーメンス製であった。検査後に担当医師に聞いてみると1億円以上もする高価な機器である。この業界は東芝、GE、シーメンスがしのぎを削って売り込んでいるという。操作性と性能の点でシーメンス製にしたとの事であるが、減価償却費が大変なようである。その分、患者を回してその費用回収しなければならないので、病院院経営的に、医師はつい安易にCT検査を勧めるようだと、合点がいった。

 夕張市が財政破綻して総合病院が無くなったため、夕張市市民の死亡率が下がったのは、意味深長である。

 

メリットとデメリット

 医学雑誌のデータでは、人の年間の許容X線量は、1ミリシーベルトである。

 胃透視でのX線量は、3ミリシーベルトである。

 CT撮影でのX線量は、10ミリシーベルトである。年間3回以上CTを受けると、ガンが発生する確率が顕著になるという。

 

 2004年にイギリスの医学雑誌「ランセット」に「日本ではがん患者様全体の4.4%が、CTやエックス線の影響でがんになっている」という論文が掲載された。その論文によるとこれは世界最悪の数字だという。CTの影響でがんが12%も増えるという外国のデータも存在している。

 

 福島原発後に、国のご都合主義で引き上げられた限界被爆量は年間20mシーベルトである。今までは人の年間の許容X線量は、1ミリシーベルトであったのに。これでは、1回のCTで軽く限界被爆量を超えて場合がある。

 

 本当に、無制限にCT撮影をしてもいいのだろうか。担当医師に聞いても、最近はX線量が少なくて撮影できるという。ほんまかいな?である。その医師のいう裏付けデータは不明である。

 

 2015年頃、CT検査の話を後藤先生(私の英語の師匠)と電話で話をしていたら、「CTはレントゲンの600倍の放射能を放射して、10万人に104人の割合でガン患者を発生させる」との記事が“The New York Times” SEPTEMBER 9,2012号に掲載されていること教えられた。早々に自宅の新聞の山から引っ張り出して確認した。また造影剤は腎臓を傷めるとの先生からの注意があった。

 

 現代医学は、検査のやり過ぎで病気を増やしていないだろうか? その結果が、国の医療費総額の43兆円超えである。

 正しい生き方は、病気にならない、検査を受けなくてもよい生活を送る、が鉄則である。しかしがんセンター統一協会からの脱会は難しい。過剰な検査がお布施として要求される。私は、考えすぎのストレスからがんが再発しそうだ。

 

 

2022-11-26  久志能幾研究所通信 2550 小田泰仙

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2022年11月23日 (水)

108歳を目標(7/14) 自衛隊員を後から撃つな

 「世界には二人の名医がいる。それは食欲不振と発熱だ」

    イエルス教授   p181  

    渡部昇一・石原結實著『病気にならない生活のすすめ』 PHP

 

 自分の体に常駐している名医を無視しては、長生きはできない。

 自分の体という組織体の社長は自律神経である。社長に反旗を振りかざしては、リストラされてしまう。自律神経社長は、人の37兆個の細胞社員と五臓六腑の内臓事業体を経営する凄腕経営者なのだ。外部の敵から適切に防衛戦争をする名指揮官である。ホモサピエンスという自律神経社長は、300~400万年もの実戦経験がある名経営者である。経営にド素人な我々とは違うのだ。

 その社長に反旗を翻すとは、体の自律神経社長に指揮された自衛隊員(免疫細胞)の背中を鉄砲で撃つことだ。身内の自衛隊員を殺すようでは、長生きはできまい。

 

発熱

  人間の体を支配する自律神経は、発しん、下痢、発熱で体内に入ってきた毒素を外に出そうとする。それを解熱剤を服用すると体が拷問を受けることになる。

 菌を嫌い抗菌製品に囲まれた無菌状態で生活をすると、バイキンに対する抵抗力が弱くなる。箱入り娘のように純粋培養すれば、世間知らずの人間が出来上がると同じだ。

 KK、KM問題も、親が子供を過保護に世間知らずに育て、社会の荒波から強引に隔離をしようとするから、却って問題が大きくなる。

 会社時代、私を追い抜いて行った若手エリートもその末路は悲惨であった。エリートたちは純粋培養で育てられ、挫折を知らない。エリートが挫折をした時は、再起不能である。

 体の総支配人である自律神経が、発熱で体を立て直そうと必死に頑張っている。バイキンと戦って発熱しているのを解熱剤で対処しては、自衛隊の後ろから鉄砲で味方を撃つようなものだ。その行為への罰は死である。

 風邪を引いたら、安静にして汗をかいて寝ていればよいのだ。そうすれば体内の免疫細胞が風邪菌をやっつけてくれる。その戦果が発熱と発汗である。それを解熱剤を飲めば、体の持つ免疫力が下がってしまう。免疫力を下げれば長生きはできない。

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嘔吐

 嘔吐は、自己防衛機能が体が入ってきた食物が悪性と判断して、受け入れず体外に出す防衛機能である。私はいまだかって二日酔いになったことがない。つまり少し飲み過ぎると全て吐いてしまうのだ。体がアルコールを受け付けないようだ。酒は発がん性の毒物である。お陰で私は肝障害等の病気には縁がない。

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高血圧

 高血圧症とは、血管内部がプラークで詰まり、血流が悪くなれば、自律神経が血圧を上げて血流を正常に戻そうとする現象である。

 自律神経が必要だと判断したから、自律神経が血圧を上げているのに、降圧剤を服用したら、副作用が出る。血液が末端まで届かず、認知症にもなる。血液中の免疫酵素が組織の末端に届かず、がんにもなってしまう。

 高血圧症の治療は、血管内部の詰まり状態をなくす食事療法しか解決策はない。元を断たなきゃダメなのよ。

 

がん

 自治率神経は、体にがんが出来れば、その毒素を一か所に集めて、全体に広がらないようにする。抗がん剤いう毒素が体に入ってこれば、組織を守るため、一番影響のない皮膚を捨てようとする。それが脱毛である。

 がんになった真の原因を取り除かず、がんだけ切り、元の狂った食生活、狂った生活習慣に戻るから、がんが再発する。元を断たなきゃダメなのよ。

 

食欲不振

 食欲不振は、体の細胞が休みたいと訴えている。それを無視して食べるから病気になる。余分に食べた分の食料費用は、医師を養う為に使われる。それはエジプトの古代碑文にも記されている。

 現代人は食べ過ぎである。最大の敵は、「食え食え」と洗脳教育をするテレビコマーシャルである。食品業界は、拝金主義に染まり、人の健康など知ったことではないのだ。

 CMに登場するファストフードは、噛まずに食べれてしまう。どうしても早食いになり、満腹感が出にくく、つい食べ過ぎてしまう。それが敵の付け目である。食品を数多く咀嚼すると、それが脳に刺激となって到達し、食べ過ぎを防いでくれる。しかしファストフードはそれのストッパーの信号が脳から発されない。だからつい食べ過ぎとなり、栄養過多で病気になる。

 

 鬱とは体と神経が酷使され過ぎ、悲鳴を上げている状態である。唯一の治療法は、その酷使を止めることだけ。それをまやかしの薬で胡麻化すから、鬱病が治らない。儲かるのは心療内科の医師だけだ。

 一度、心療内科の門をくぐると、統一教会と同じレベルの秘密の洗脳教団に取り込まれるようだ。私の部下が心の病気になって心療内科を受診した。しかしその後は、患者の情報が全くこちらに入ってこない。患者の病状は、個人情報とかで、課長の私にも会社の保健婦も門前払いである。診療内科医と全く面談が出来なかった。20年前の現役時代に遭遇したことで、違和感を覚えた。

 「鬱」という字は、木が鬱蒼と茂っている状態である。幹に対して葉が茂り過ぎたのだ。自然の木の事象を見れば解決策は簡単である。つまり多すぎる葉を減らせばよい。つまりその人が背負っている負荷を減らせばよい。それを薬で治そうとするから、おかしくなる。薬は基本的に毒である。体が病気で弱っているのに、薬を投与するとは、自軍の後ろから鉄砲で味方を撃つことだ。その行為は軍法会議にかけられ死刑判決である。

 私も一時期、鬱状態に陥ったことがある。病院に行けば、自動的にうつ病と診断されただろう。私は鬱病の本を買いまくり、鬱病を研究し、その治療法を学び、病院に行かず、自分で治した。薬は使わず、休日は太陽に当たり、運動をして、仕事量を減らして、休養をしっかりとって鬱状態を改善した。正しい治療法は、元を断たなきゃダメなのよ、である。

 

低体温

 体温が1度下がると、免疫力が30%も低下すると言われる。逆に体温が1度上がると免疫力が5~6倍も上げるという。低体温は、生活習慣病やアレルギー、うつ、ガンなど、さまざまな病気を引き起こす。例えば、肺結核者はがんにならない。なぜなら発熱で体温が高くなっているので、がんになりにくい。

 がんになってもがんでは死なない。免疫力低下で、肺炎等を発症して亡くなる。免疫力の向上こそ長命の秘訣である。

 だから体温を下げる生活は、体の自衛隊員を虐待する行為だ。お風呂に入らず、シャワーだけで過ごすとか、冷たいものばかり飲むとか、睡眠不足の生活では、自律神経環境が狂って、低体温になり、がんになりやすい。

 私は、朝寝朝朝湯が大好きである。残念だが、歳をとると長時間の睡眠は難しくなる。だから朝寝をしたくてもできなくなる。せめて朝湯で体を温めている。だから私は、朝晩、お風呂に10分間肩まで浸かって体を温めている。ただし10分以上の入浴は、浴室内死亡の恐れがあるので、必ず10分間だけである。浴室内死亡は日本で年間2万件ほど起きている。

 そして私は毎朝の体温測定・記録を欠かさない。それで体調が管理できる。

 

大垣市の体温

 大垣市を支配する市長が冷たい政治をすると、市民が凍るような生活を強いられる。その結果、大垣市は没落する。人口減と大垣市の公示地価の下落だ。都市の体温とは、人口と公示地価であらわされる。それが都市の健康のバロメーターである。

 魅力のない人は成長しない。魅力のない都市は発展しない。市長の責務はその都市を魅力ある都市に変貌させること。

 没落一途の大垣市は、この5年間でマイナス1.04%の人口減。公示地価も下落の一途。

 大垣市の人口推移

 2015年  162,157 人 減少

 2016年  161,992   減少

 2017年  161,628   減少  小川敏市政5期目

 2018年  161,308   減少

 2019年  161,123   減少

 2020年  160,485   減少

 日本一発展中の福岡市は、2015~2020年で、4.9%の人口増である。

 行政の長が利己主義で利権ばかり追い、市民生活を軽視する政治をすると、市民の免疫力で淘汰されるだろう。前市長の小川敏がその悪例である。その悪政を石田仁市長が継承すると言うとは、狂気である。

 為政者が利権を食べ過ぎるから、大垣市が病気になったのだ。

 

 

P10702501s

 馬場恵峰書

 

2022-11-23  久志能幾研究所通信 2549  小田泰仙

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