c-馬場恵峰師の書・言葉 Feed

2021年4月 1日 (木)

ぼけない五ヶ條

 

(1)仲間がいて、気持ちの若い人

(2)人の世話をよくして、感謝のできる人

(3)物をよく読み、よく書く人

(4)よく笑い、感動を忘れない人

(5)趣味の楽しみを持ち、旅の好きな人

P1130575s

 以上は、馬場恵峰先生宅のトイレの壁に貼ってあった書である。これを守っていたから、馬場恵峰先生は93歳まで、馬場三根子先生は88歳までぼけずに現役で活動されていた。

 

仲間がいて、気持ちの若い人

 孤独はいいが、孤立してはダメ。考える時は、群れてはダメ。孤独になって自分を見つめよう。ネットワークを活かして、全国の友と連携しよう。友とは、共に魂の成長を錬磨する戦友である。成長に取り組んでいる友の足を引っ張るなかれ。

 

人の世話をよくして、感謝のできる人

 利己主義ではダメで、利他の精神で活動しよう。与えたモノが、人生の晩年に倍返しで返ってくる。それが返って来なければ、吝嗇の人生を歩んだのだ。 

 

物をよく読み、よく書く人

 読書だけでなく、実際に手を動かすことが、頭の活性化になる。10遍読むより1回書け、である。

 

よく笑い、感動を忘れない人

 しかめっ面では、玄関にドクロを飾るようなもの。それでは誰も近寄らない。笑顔こそが頭と心の活性化である。

 

趣味の楽しみを持ち、旅の好きな人

 足こそが自分の意志を表す。動けなくなったら人生の終わりである。旅をして全国の友を訪ねよう。

 

必ず惚ける6條(ああ無情)

(1)孤独で友がなく、気が老いた人。

  群れてワイワイと宴会に参加は良くする。しかし表面的には、楽し気に過ごしているが、虚しい孤独感に襲われている。宴席で能力や人格が向上するわけではない。

 

(2)人の世話など知ったことではない。

  己のことで精いっぱい。

 

(3)読書はしない。

 スマホ、テレビの情報は受け流しだけで、頭の活性化にならない。自分が発信しなければダメ。ネットメールは短文ばかりで、思考を深めない。ネットの情報はゴミ情報ばかり。小さい画面で、大事な情報が洗脳のために故意に削り落とされている。

 本を読まない人は、認知症予備軍になる。読書をして、考えることをしなくなるからだ。生物の大原則、使わない器官は退化する。

 

(4)威厳を保つため、いつも渋い顔

  脳に刺激がなく、人が寄り付かず認知症への道をまっしぐら。

 

(5)趣味無し

  会社の仕事以外したことがない。起きたけど寝るまで特に用もなし。

  コロナ禍で、妻から足止めをくらい、家でゴロゴロ。出歩いて刺激を受けないと、惚ける一方である。

 

(6)狂った食事ばかり

  安ければよいと惚ける要素の食事ばかりで過ごす。油分が多い食事、糖分の多い甘いもの、乳製品・肉の多い食事である。その結果、血管内にプラーク(コレステロールのじゅくじゅくした粕状の壁)が出来て、血管内の血が正常に流れない。脳の毛細血管の末端まで栄養が行き届かないので、脳内細胞が死ぬ。それが認知症の原因。

  

2021-04-01   久志能幾研究所通信 1968 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年3月31日 (水)

大垣没落は四低、三高が原因

自分の劣化は四ケチが原因

 

 日本と大垣市が没落したのは、日本政府と小川敏が、四低(投資せず、賃金抑え、効率を低く、精神性を低く)したためである。

 これは日本がこの30年間、衰退し続けた原因でもある。大垣の病状と日本の病状は同じである。小川敏を他山の石とすべきだ。

 日本や大垣の指導者はエリート意識が高く、上から視線で頭が高く、プライドが高い。これ三高なり。美味いものを業者と会食し、必然的に肥満になり、高脂血症である。これが都市と体を病気にして、没落の原因となった。

 

 自分が成長できないのは、四ケチ(自己投資をケチり、自分への報酬をケチり、効率向上をケチり、魂の浄化をケチり)したからだ。自己成長を計らず、無駄なことに時間を使い、煩悩に支配され、精神面の向上を図らなかったからだ。大垣や日本を批判する資格はない。まず自分の生き方を変えるべきだ。大垣と日本の衰退を、自分の鏡とすべきである。

 

投資をせず

 具体的には、日本政府と小川敏は都市開発をせず、インフラ整備をせず、治水の投資をせず、教育への投資をしなかった。10年前に、「仕分け」として当時に民主党がインフラへの投資を削減したツケが回ってきた。現在、各地で堤防の決壊が頻繁に起きている。

 小川敏は、駅前商店街の再開発は20年間、やるやると言いながら、全く開発をしなかった。する気がなかったのだ。

 都市の命は、血流に相当する道路が決める。その道路インフラを全く進めなかった。都市が酸欠状態になっている。

 小川敏は治水では、危機管理として排水ポンプの維持管理が全くできていなかった。それを連合自治会から指摘をされても、回答さえしない。

 小川敏は台風21号の被害で、慌てて危機管理室を作ったが、生活安全課の名前を変えただけで、実質は何も変わらなかった。

 小川敏は大垣市の児童生徒一人当たりの教育費を県下最低に落とした。文化芸術への投資も最低にした。未来への投資を削減したので、大垣の未来は暗い。

 

 小川敏は行政の情報開示量を低くし、市民支援を低くし、教育支援を低くし、治水レベルを低くし、危機管理意識を低くし、政治の流動性を低くした。

 そうなった真因は、小川敏が高齢になり、頭が高くなり、上から視線となった三高であった。

 

 人間でも節制、節約を極めると、生きる意欲が減退する。人間は体を動かし、頭を使い、お金を使い、移動して、人生を活性化しないと、老ける一方である。

 

賃金を低くし

 己は財布を自分有限会社の専務(妻)に牛耳られ、自分への投資が出来なかったのではないか。自分の家庭内給与を低く押させられたので、自己投資が出来なかった。自分へのご褒美のニンジンを用意できなかった。ニンジンが無く、鞭ばかり打たれたから、人生の途中で挫折したのだ。つまり自分の生き方の効率を向上させられなかった。

 

時間効率を低く

 時間は命である。命とは、一生で使える時間の総数である。安ければよいと、時間効率を無視して走り回っている。

 「時間は命」という概念を忘れ、値段だけにつられて、遠くまで買い物に行き時間を無駄にしている。ますます貧乏になっていく。

 安いもの買うとは、安い外国製品を買うことで、外国製品が日本に溢れ、日本の雇用が無くなり、益々日本人労働者の賃金が下がっていく。生活苦に追われ愛国心も薄れていった。悪魔のスパイラル降下である。そんな国が発展するわけがない。

 

魂低化(精神の痴呆化に傾く)

 日本の役人も大垣の役人も、精神的に拝金主義、利己主義に走り、国の為、大垣の為に働く意識が希薄になり、精神面の劣化が進んだ。役人は利権に走り、国民の健康を害する添加物、農薬の使用を認可し過ぎていった。それが日本人の病気の一因となっている。医療費はこの40年間で4倍に増えた。

 マスコミは拝金主義に染まり、下劣な番組や記事を狂映している。日本人は本を読むことを止め、スマホ画面にかじりつき、ゲームに没頭する。

 日本の若者の3割が一日に2時間超えでゲームに没頭している(2019年、国立病院機構久里浜医療センターが発表、中日新聞2019.11.28)。日本人が劣化して当然である。

 文科省は英語やプログラミングの教育には力を注ぐが、人間としての育成を図ろうとしない。教育を計画する役人が劣化している。修身という概念さえ忘れようとしている。

 

最終目的

 自己研鑽に目覚め、スマホを断ち、拝金主義を避け、人生の真の喜びに目覚め、時間は命であることを意識しよう。命は刻一刻と尽きていく。生きていく最終目的は、人間になることである。人格者になることである。佛になることである。

4k8a99231s

 馬場恵峰書、文責は小田泰仙

 「音」とはこの世に残す業績

 

2021-03-30   久志能幾研究所通信 1966 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年3月27日 (土)

「いつかはレクサス」病から解脱  天国と地獄

 

 「いつかはクラウン」ではなく、「いつかはセルシオ(レクサスLS)」がこの20年間の私の夢であった。だって僕は普通の男の子なんだもの。しかしセルシオを買うなんて、夢の夢と思っていた。クラウンは運動神経の鈍いオッサン用と思って全く興味がなかった。

 それが瓢箪から駒の如く、2018年にレクサスLSを買うことになってしまった。夢を見ると、何時かは実現するものだ。だから大きな夢を見よう。下記はその顛末記である。

 その結論は、愚かなことはやってはいけないが、やってみないとその愚かさに気が付かない、であった。愚かなことをやって、少し賢くなった。

 

家族葬で駐車場係

 2000年代の最初のころ、社長が現役で亡くなられて、葬儀のお手伝いで駐車場係を担当した。家族葬だと聞いていたので、それにしては駐車場係?と思っていたら、現地に続々とレクサス、センチュリーで弔問客が到着した。クラウンなどの大衆車?は一台もない。総数60台前後である。レクサス、センチュリーばかりで壮観であった。Tグループの家族葬での家族とは、Tグループの社長達であった。

 やはりレクサスは、黒塗りが映える。一部上場の社長で、自分でハンドルを握り、走ってもサマになるのがレクサスであった。センチュリーは後部座席が主で、それを所有して運転すれば、専属の運転手とみられてしまう。やはり買うならレクサスである。

 

天国

 2018年に馬場恵峰先生ご夫妻を彦根と関ケ原合戦場跡、伊勢神宮、大垣、岩村に招待した。その時に、馬場恵峰先生ご夫妻の送迎にレクサスを使用した。その心づもりがあったので、レクサスを買うことに躊躇は無かった。三根子先生に大変喜んでもらえて良かったと思う。それが少し遅れれば、ご縁のなかった行事である。恵峰先生は今年の正月、三根子先生は、昨年の3月に亡くなられた。レクサスを買って送迎できたのは、よきご縁であったと思う。

 

 2019年、癌の術後の治療で、距離15キロほどの医院に半年間、週2回のペースで通院した。その時、レクサスでの移動は楽であった。流石に高級車である。真夏の最中でも、安心して快適に通院できて、病み上がりの身には助かった。その時は、レクサスを買って良かったと、自分の決断に褒めたあげた。

P1100227s1

2018年3月 馬場恵峰先生ご夫妻を大垣から犬山名鉄ホテルまでお送りした。

犬山名鉄ホテルにて

 

地獄

 レクサスを買うと、重量税88,000円、保険88,000円、車庫代290,000円(年間)がかかる。車がデカく全長5メートルを超えるので、通常の車庫に入らない。別途、車庫を借りねばならなかった。他にガソリン代等、もろもろのお金がかかる。

 二号さんにいつも構ってやらないと、直ぐむくれる。癌の手術で2か月間、乗らなかったらバッテーリーが駄目になってしまった。その出費が大きかった。バッテーリーを上げないように、定期的に一定の距離を乗らねばならぬ。だから妾とレクサスは、乗らないときの維持費が大変なのだ。半端な金があるだけでレクサスを買うと地獄である。

 乗るときも、車体がデカいので、トラックを運転するつもりで運転しなければならぬ。小さな路地には行けない。スーパーに買い物に行くにも気が引ける。結局、以前の車(車歴20年)と二台持ちになってしまった。

 

レクサス価格の地獄

 また車の維持で、小さなことでもレクサス店に行かないと、修理も部品の補給もできない。不便である。なぜ他のディーラで点検・修理ができないのか、不満である。だからレクサス店は、集金マシンである。

 

 同じ型番のドライブレコーダーを付けても、レクサスは10万円、カローラ店なら6万円であった。レクサス店の言い分は、「大事な車だからドラレコのメーカから出張して取り付ける」とか。だからその人件費が含まれるので高い。なぜカローラ店の整備員がドラレコを取り付けているのに、レクサス店の整備員は取り付けることが出来ないのか。違和感を覚えた。

 

個人で買う車ではない

 レクサスを買う客層は、法人客が9割である。私のように個人で買うのは1割で、酔狂者である。法人は稼いだ利益を圧縮して税金を少なくしたいので、敢えて高いレクサスを買う。税金で持って行かれるより、高い経費のレクサスを買った方がよいのだ。

 レクサス店の内装にも、接客にもお金がかかっている。イベントにもお金がかかる。その費用は車に上乗せされる。だからレクサスは異常に高い。此の世で只のものはない。資本主義社会の原則である。それを忘れると、私みたいに痛い目に会う。

 

夢から覚めて

 2年間の天国と地獄を見て、目が覚め、レクサスを手放す決断をした。2年間、3千キロほど乗って、買い取ってもらえた金額は購入金額の半値以下である。最後に地獄を再確認した。良き勉強になった。

 レクサス洗脳病から解脱して、レクサスとは、こういうものかと納得した。乗るまでは憧れの車であったが、買ってみて、乗ってみると、「ああこういうもの」とその病気から目覚める。洗脳と同じである。何事も体験してみないと分からない。それが智慧である。後悔はしていない。良き経験であった。

 お金が有り余っていれば、レクサスを買ってもよいが、そうでないと買うべき車ではない。それが結論である。長い一生で浮気と同じである。

4k8a93781s  馬場恵峰書

2021-03-26   久志能幾研究所通信 1962 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2021年3月25日 (木)

自己洗脳で世界一を目指せ

 

前職の会社での洗脳教育 

 前職の会社では、多くの役員が「うちに会社は小粒だが、ピリッと辛い」が自慢のように、機会ごとの役員講話で何回も出した。それを何回も聞かされると、社員はそれに洗脳されてしまったようだ。

 しかしそれは、会社を大きくできなかった役員の遠吠えであったと、今にして思う。それで会社が小さいことが良いことの言いわけが出来てしまったようだ。

 自動車業界では、会社規模がその存在価値を決めるのは冷酷な現実である。会社規模が小さければ必要な施設に設備投資が出来ず、受注活動にも制限が出てくる。それが遠因となり、後年、競合他社に吸収合併を余儀なくされることになった。

 例えば、テストコースの設営には100億円単位の費用が必要である。しかしその設備は利益を生まない。それより毎年、膨大な維持管理費が発生する。だからその投資に企業体力が必要だ。小さな会社ではとてもテストコースに投資が出来ない。しかしテストコースがないと、自動車会社に製品の信頼性のアピールが出来ず、営業活動で製品の売り込みに影響する。

 前職の会社が大きく成長できなかったのも、長年の洗脳教育の「賜物?」の影響であったと今にして思う。

 

自分への洗脳教育

 嘘でもいいから、自分自身に「私は大きく成長できる」と洗脳して、魂の成長を目指すべきだと思う。「私はこんなもの」と制限してしまっては、それがダメ人間を作ってしまう。「私はこんなもの」と思っては、自己投資もできなくなる。自分の声を一番多く聞いているのは、己である。それが悪い洗脳教育となってしまう。

 サーカスで活躍する象は、小さな杭につながれているが、引きちぎることはない。それは小さい時からその杭に繋がれていて、その杭を抜こうと何回も引っ張ったが、抜けなかった。だから大きな象に成長しても、繋がれた杭は、抜けないモノと洗脳されてしまったのだ。自分がその象であるかもしれないと、自覚することが、悪しき洗脳から覚めることである。

.

 トヨタの洗脳教育

 トヨタは豊田綱領という洗脳教材で、自分達を鼓舞して、世界一の自動車メーカに成長した。洗脳教育こそ畏るべし。

豊田綱領

 豊田佐吉翁の遺志を体し

  • 一、上下一致 至誠業務に服し 産業報国の実を挙ぐべし
  • 一、研究と創造に心を致し 常に時流に先んずべし
  • 一、華美を戒め 質実剛健たるべし
  • 一、温情友愛の精神を発揮し 家庭的美風を作興すべし
  • 一、神仏を尊崇し 報恩感謝の生活を為すべし

.

オダ仏教の洗脳

 オダ仏教では、自分の仕事で「鍛錬で世界一を目指せ」を祝詞?としている。だから自己投資も相応の金をかけている。嘘でもいいから目標を高くして、精進しよう。なにせどれだけ大口を叩いても、お金はかからない。自分をよき洗脳教育をしよう。

 私は「あなたがオダ仏教の信者になれば、幸せになれる」と人に洗脳宣伝活動をしているが、誰も信用してくれない? 現実は厳しい…....

 

 オダ仏教信徒に求められる精進とは、「詩を作るより田を作れ、碁を打つより田を打て、座禅組むより肥やしをくめ」である。

 現代風に言えば「スマホ見るより、本を読め、スマホ打つより心田を打て、神仏に祈るより、自身を鍛えよ」である。

 

スマホ洗脳

 スウェーデンで刊行された『スマホ脳』(新潮新書)では、スマホやタブレット、PC、SNSなどの過度な使用が、記憶や集中などを阻害し、精神の不調などを招くメカニズムを、脳科学、心理学、精神医学、進化生物学などの最新研究から解き明かしている。

 スマホに洗脳されると、短期的な成功報酬(ドパ―ミン)に惑わされて、人生の成功から遠ざかる。ご用心、ご用心。

4k8a02391s_2 馬場恵峰書  2011年

2021-03-24   久志能幾研究所通信 1960 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

 

2021年3月23日 (火)

ゆでガエル洗脳病をぶっ飛ばせ(5/11)再開発

「お役人病ウイルス」をぶっ飛ばせ(その2)

 

 この記録は、今後、大垣市民が間違った市長を選ばないために、失敗の記録として記す。狂った生活が病気を生むように、狂った行政では都市も病気になる。これは大垣市行政の失敗の記録である。間違いを間違いだと記録に残さないと、悪夢が再発する。4月に選出される新しい大垣市長が、小川敏の轍を踏まないことを祈念する。

 

「やるやると言うだけ病」をぶっ飛ばせ

 小川敏は、「大垣駅前商店街の再開発をやる」やると言いながら、何もしなかった。本人は「できなかった」と言い訳を言うが、できなかったのではなく、やらなかったのだ。

 この20年間、大垣駅前商店街の再開発は全く進展しなかった。その間にお店がどんどんと閉店していった。この3月末に吉田肉店が閉店する。大垣駅前商店街から肉屋は消滅である。これで80%のお店が閉店してほぼ全滅状態である。

 小川敏が市長に就任以来、大規模小売店「タマコシ」の閉店、「正札堂」の倒産、百貨店「ヤナゲン」の閉店、今回の「吉田肉店」の閉店で、大垣駅前商店街の大きなお店は全滅した。

 大垣駅前商店街からコンビニが無くなった。当然、大規模小売店舗がない。駅ビル内にコンビニがあるだけ。県下2位の16万人都市で、メインの大垣駅前商店街ではありえない姿である。

 大垣駅前商店街から書店が無くなった。小さな書店が残っただけ。私はこの書店を書店とは認めない。大垣駅ビル内の三省堂書店が昨年に撤退した。文化都市として恥ずかしい。

 大垣駅前商店街から電気店が無くなった。

 

再開発の宣言の為、投資をできず

 大垣市が大垣駅前商店街の再開発をするとなると、お店は設備投資をやりたくとも二の足を踏む。お店に投資をしても、再開発となれば入居のビルが壊されるので、投資が無駄になるからだ。

 起業家が新しくお店を開く意思があっても、様子を見ているだけで入居しようとは思わない。新店舗の入居に投資をして、そのビルが再開発でビルを壊されることが必至だから、新規入居希望者も居なくなる。だからどんどんと街が寂れていった。蛇の生殺し状態でこの20年間が過ぎた。

 それなら小川敏が「大垣駅前商店街の再開発をやる」と言わなければ、お店も自店舗に投資をして、客集めが出来たはずである。そうすれば、ここまで大垣駅前商店街が寂れることなかったはずだ。小川敏は、騙すも同然の言動で、再開発をさせなかった。公約違反の罪である。

 小川敏は、再開発をやるというだけで何もせず、引退である。商店街の店主達を不幸にして退職金の持ち逃げである。税金泥棒である。

 

「針小棒大病」をぶっ飛ばせ

 小川敏はやったことを針小棒大に表現して、成果だけを御用新聞で「宣伝」で春画的に誇大表現して点数稼ぎをしている。まさに売名行為である。そのアドバルーンだけは上げるが、その結果の報告は全くない。その費用対効果は全く報道されなかった。

 人に自分の行動を説明する場合は、テクニカルライティング的に、5W2Hで、論理的に、数値で表現して、費用対効果、他市との相対比較を数字で明確にすべきである。

 

人生で一番大事なこと

 人生で一番大事なことは、人のために貢献できたかである。貢献できなければ、利己主義の人生であった。

 小川敏は、市長という「大垣市長人生」で、大垣市民のために貢献できたか、自身に問うがよい。貢献より強奪が多かったと気付くはずだ。

 大垣の未来を背負う子供たちのために貢献できたか、である。大垣の児童生徒一人当たりの教育費を県下最低にした行いは、誰のためであったのか。

 

仁義礼智信

 謙虚であれば、針小棒大の自己表現はあり得ない。愚直に仁義礼智信を実行すべし。

Dsc002361s  馬場恵峰書

2021-03-23   久志能幾研究所通信 1959 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年3月21日 (日)

茹で蛙洗脳病をぶっ飛ばせ(4/10)聞く耳

「お役人病ウイルス」をぶっ飛ばせ(その1)

 

 小川敏後の次期大垣市政で、下記が改善されることを祈って記す。この20年間衰退し続けた大垣の復活を切に願う。

 

「前例至上主義病」をぶっ飛ばせ

 今のままではゆでガエル病で、座して死ぬだけだ。なんでもいいから、変えてみよう。動けば、何らかの回答が世間から来る。

 お役所の言いぐさは「前例がないからダメ」の「事なかれ保身主義」ばかりだ。お役人ウイルスは自己繁殖する。自分達に利益があることは、前例なくとも強引ぐマイウェイばかり。前例がないから、やらないと改革はできない。お役人ウイルスは、それが出来ない。

 

 己の言いわけは「そんなことわかっている。そのうちにやる」である。実行しないのは、分かっていない証拠である。人生でそのうちは絶対にやって来ない。今しかないのだ。

 

「言行不一致病」をぶっ飛ばせ

 大垣市は、市役所の垂れ幕で「大垣市は人権尊重の街」と宣言している。それは大嘘である。大垣市主催の餅つき大会で老人がのどの餅を詰まらせて死亡しても小川敏も大垣商店街組合理事長の小倉俊之も松本副理事長も知らんふり。人の命こそ、最大の人権である。

 小倉俊之と松本は、炎天下36度の日に、熱中症の危険を無視して園児児童を一商店街の金儲けの余興(元気ハツラツ市行事で新大橋のステージ)に駆り出している。炎天下36度で子供たちの皮膚が火傷状態である。なにが「大垣は人権尊重の街」「大垣は子育て日本一」なのだ。小川敏はそれを後援している。

 小川敏は「大垣市は子育て日本一」といいながら、児童生徒一人当たりの教育費を県下最低に落とした。2018年の猛暑の折、大垣市の小中学校のエアコン設備率はたった2.1%であった。他市はほとんど100%であったのに。

 小川敏は「市民の安全第一」と言いながら、2018年の大雨の時、室本町アンダーが水没事故を起こしても、その原因の報告と対策を公開しない。単に排水ポンプの保守点検を怠慢しただけなのだ。どういう再発防止をしたかは闇の中。

 

 己は、自分を変えると言いながら、いつかやると言い続けている。

 

「事故が起きなければ、事故が起きても知らんふり病」をぶっ飛ばせ

 2017年のドローン墜落人身事故、2018年の排水ポンプ不作動事故でアンダーパス水没事故、2021年の大垣駅前餅つき大会で老人の死亡、を小川敏は知らんふりで、説明責任があるのに逃げた。市長を辞めるにしてもその説明責任を果たしてからだ。道義的責任は逃れられない。

 

 自分への事故とは、病気や交通事故である。そうなった原因を知らんふりで対処療法で胡麻化してしまう。それでは、病気や事故が再発する。事故処理や手術や薬物投与は対処療法である。事故になった真因を解明して、対処しないと再発する。多くの医者は対処療法しかしない。自分でその真因を探せ。

 

「聞く耳持たぬ病」をぶっ飛ばせ

 エリートは、下々を見下し、人の意見などは全く聞かない。それで大垣は没落した。小川敏は市民との会話を拒否である。小川敏は就任以来、一回だけ市民との対話会を開いたが、それもおざなりの会話集会でサクラを動員して、真の声を封印した。小川敏は、うるさい市民がいる街での対話集会は決して開かなかった。

 

 真の友は諫言をしてくれる人である。己をどうでもよいと思っている輩は、ヨイショしかしない。それは己を殺す毒である。

 諫言をしてくれる人こそが師であり、自分を育ててくれる。愛の反対は憎悪ではなく、無視である。だから愛や関心がなければ、何も言わない。

Img_42812s  馬場恵峰書

2021-03-21  久志能幾研究所通信 1957   小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年3月19日 (金)

茹で蛙病、洗脳病をぶっ飛ばせ(2/10)

無ビジョン政治病、夢なき人生病をぶっ飛ばせ

 小川敏は、大嘘の「大垣未来ビジョン」を立て、格好だけの「大垣市中心市街地活性化計画」を立てた。実際は大垣市新市庁舎を作るためのカモフラージュとして推進したから、大垣市の活性化計画は大失敗し、大垣市の衰退傾向がより顕著になった。真の目的の大垣市新市庁舎建設は成就した。「大垣市中心市街地活性化計画」で謳う「大垣市新市庁舎建設が大垣活性の鍵」など大嘘である。そんなことは常識的にあり得ない。

 

間違ったビジョンの結果

 正しいビジョンこそが活力の命である。小川敏は「大垣市 未来ビジョン」で未来都市像を「みんなで創る産業文化都市」と謳うが、大嘘である。今が全く希望を持てないのに、お笑いである。今まで20年間もあったのに、だ。小川敏は、現在の大垣を産業もダメ、商業もダメ、文化もダメ、教育もダメにしてしまった。小川敏は、大垣を20年間かけて没落都市にしてしまった。そんな市長の言葉など信用できない。

 

「既得利権確保病」をぶっ飛ばせ

 有名大学を卒業したエリートは、ビジョンを示してはダメなのだ。エリートにとって既得権益を壊すことことは身の破滅である。現状維持こそが、特権階級のご正道である。それを維持すれば役人天国が継続する。だから今、菅政権で大問題になっている接待会食問題がなくならない。

 小川敏が20年間、大垣市行政を担当して、大垣行政が何も変わらなかったのも故ある事。

 

「大変だ、テイヘンダ病」をぶっ飛ばせ

 小川敏はその「大垣市 未来ビジョン」(2018年3月)で2060年に大垣市の人口が107,000人まで激減してしまうので、「大変だ、タイヘンだ」と大騒ぎである。だから2060年の大垣市の目標人口を150,000人と定めたと言う。しかし、その人口減の原因と対策には全く言及がない。分析ができていないので、その真因に対して適正な対策が打てるわけがない。

 

人口減の原因

 なにせ真の原因は、旧態依然たる利権にまみれたエリート言われる政治屋が、日本を変えることを阻害しているからだ。だから拝金主義企業は、外国に工場を移転し、製品を逆輸入した。それで国内産業が衰退し、政府は小手先で安い外人労働者を増やした。結果として若者の給与が上がらず、結婚できず、子供も生まれない。その原因を作った筆頭が小川敏に代表される有名大学出の政治屋達なのだ。日本を変えてしまっては、自分達の利権が失われるので、変えるわけがない。

 

 正しき行政改革者なら、「何故なぜ」を5回繰り返して、その真因を見付けるだろう。小川敏は「大垣市 未来ビジョン」で141頁の大作を作りながら、それに対して全く記載がない。この冊子は、自分達だけを守るお役所仕事の典型である。これでは大垣市の未来は暗い。後任に小川チルドレンが跋扈するようでは、更に大垣の未来は暗い。

 

自分の大変

 「日本人の老後が大変だ大変だ」と週刊誌は大絶叫である。自分には、どう大変なのだ? その対策はどうするかを、自分で考えないから支離滅裂になる。老後が大変と思うなら、勉強しなされ。スマホを手放しなされ。無駄遣いを止めなされ。狂った生活を見直しなされ。「今なすべきことを為せ」である。

 「大変と言うだけ番長」は、認知症になってハッピーエンドとなる。しかしその老人の面倒を見る家族は地獄である。

 

人間のビジョン

 人として生まれて、ビジョン無き生き方でどうするのか。大きな夢、ビジョンを掲げて邁進しよう。夢が人生を創る。

 自分の人生ビジョンはあるのか。それがないから奴隷人生となる。成り行きの迷える人生となってしまう。なりたい自分を描こう。我々は犬猫ではないのだ。夢が人生を創る。思わなければ、絶対に夢は実現しない。

 

夢がないヤツをぶっ飛ばせ。

 奴隷には夢がない。自分の意志がない。夢がないと、行動が弛緩になる。夢がないと、絶対にチャレンジしない。

 そういう人は「起きたけど 寝るまで 特に用もなし」の人生で、認知症にまっしぐらである。

 朱に染まれば赤くなる。赤に染まってはならない。自分のエネルギーで新風を起こし、世間を変えよう。

039a34401s  馬場恵峰書

2021-03-19 久志能幾研究所通信 1955 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年3月18日 (木)

天上界に写経室が完成

 

 山路先生(天然工房やまじ)に制作をお願いしていた写経用机が完成し、昨日(2021年3月17日)に納入された。表面に塗布した油の乾きを待って、今日からこの部屋でも写経を始めた。

 写経と言っても、一日に2行である。それを続けるのがよいと恵峰先生からの教えであった。一枚、般若心経を写経すれば、優に1時間はかかる。それでは続かない。

 

写経室

 天上界(二階の部屋で、何も置いていない部屋。いわば自宅の天上界である)は、雑念に惑わされることなく、心静かに写経が出来る。

 ここで写経以外に、日本の古典を毛筆で模写する予定である。また英語の模写も始める計画だ。般若心経、修証義の写経と、日本の古典で、『言志四録』、『論語』、『采根譚』、『万葉集』、『徒然草』、『奥の細道』、『大学』、を計画している。

 英語本の模写として”THE TOYOTA WAY”を計画している。

 馬場恵峰師の教えでは、やはり書かなければ、頭に入らない。

P1140456s

P10504322s  馬場恵峰書

2021-03-18   久志能幾研究所通信 1954 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年3月17日 (水)

茹で蛙病、洗脳病をぶっ飛ばせ(1/10)

「奴隷人生病」から脱却しよう

 日本の衰退、大垣市の没落、日本人の劣化は人ごとではない。日本と大垣市の状況を自分の人生に当てはめて、奴隷人生、他人任せ人生を変えよう。そうしないと泥船の日本丸船、大垣舟と共に沈没する。

 

冷静な評価

 現状を正しく評価しないと、後世でまた同じ過ちを犯す。辞めていく人間だから、美辞麗句で送り、その責任を曖昧にするから、少しも現状が良くならない。だからこそ、現実を正しく評価して、間違いを間違いとして記録に残すことが必要だ。辞めればすむ問題ではない。後始末の分析が大事なのだ。そうなってしまった真因を明らかにせず、再発防止もせず、事件を曖昧にしてしまうから、日本も大垣も己の人生も少しも良くならない。

 

基軸

 変えてはならないものを変え、変えなければならないものを変えないから、日本も大垣も己も沈没である。世界の情勢は激変している。基軸がないと、回りに影響されて迷走である。基軸をキッチリと固定して、自己変革を継続しよう。

 自分が変わらない限り、回りも環境も変わらない。変わらない人生は、地獄への道。

Photo  馬場恵峰書

2021-03-17   久志能幾研究所通信 1953 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年3月13日 (土)

馬場恵峰師の慰霊旅、浄土ヶ浜へ

生きた仕事とは、社会の為の価値創造

 

 この1月1日に逝去された馬場恵峰師の遺徳を偲び、10年前の東日本大震災での馬場恵峰師がされた支援の記録を公開する。

 

 命に値段があるのは、そこから付加価値を生むからである。それができなくなったら、死と同じである。体と頭の健康管理をして、生涯現役を目指すため生涯自己挑戦を続けたい。

 馬場恵峰師は、2012年当時、85歳で現役である。80歳の奥様も書家として現役である。恵峰先生は書家としての活動以外に、東奔西走で講演会、指導、震災地慰霊訪問、中国での写経指導の引率と大忙しで、認知症になる暇がない。こういう人生でありたいと私もお手本にさせていただいている。

3111_2

箕面 加古川山荘にて(2011年4月16日 撮影)

 

同席のご縁

 齋藤社長が長崎の先生宅を訪問したとき、私もたまたま同席をした。私は先生の松尾芭蕉300年御忌で書かれた『奥の細道全集』を撮影するため訪問していた。齋藤社長とは机を並べて馬場先生の書を習う仲間である。齋藤社長とは長崎空港で別れたが、かなりお疲れのようであった。

 こういう無償の奉仕こそ生きた仕事である。考えるまもなく津波に押し流された方の無念が偲ばれる。明日はわが身と思い、時間(命)の有限性を再認識した。

3112

 恵峰先生の図書館にて(2011年4月2日)

 左端が齋藤社長、右端が恵峰先生、中央は福田琢磨社長

 手前が「奥の細道全集」

 

慰霊の旅、東北へ

31131

 第3回目東北地方講演会訪問 岩手県知事室にて   2012年10月2日

 東日本大震災時の浄土ケ浜の海水で揮毫した「鎮魂の書」を各町に贈呈するためと復興記念講演会をするため東北を訪問した。その折、知事を表敬訪問。   

  左から齋藤社長、奥様、馬場恵峰先生、達増拓也岩手県知事

  吉田県議、福田社長、齋藤社長のご子息

31132e

 岩手県知事に名入り和歌を贈呈

3114

 大槌町の佐々木副町長に贈呈 2012年10月1日

3115

 宮古市の山本正徳市長に贈呈 2012年10月1日

3116

 山田町の佐藤副町長に贈呈  2012年10月1日

3117

 大船渡市の角田副市長に贈呈 2012年10月3日

31181

 上図は、東日本大震災への復興支援活動の日程表

 高齢の先生にはハードスケジュールである。さすがに疲れたと仰っていた。道路網の交通が寸断されており、全て車の移動で、4時間5時間の車の移動が多かったという。

浄土ヶ浜へ

31110

31111

 岩手県 浄土ヶ浜   岩手での写真は福田琢磨氏の撮影

Img_57272s

 上の書は、2011年4月2日、長崎の先生宅を初めて訪問した時にお土産として頂いた。

 

2021-03-13久志能幾研究所通信 1948 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。