2019年12月 7日 (土)

組織の長の存在意味

 組織の長の存在目的は、その組織の顧客(市民・社員)の創造と維持のために働くことである。

 「経営の目的の正しい定義はただ一つ、顧客の創造と維持である。(ピーター・ドラッカー)

 日本創造学会の「創造」の定義は、「今あるモノの分解・再構築で新しい価値を生む出す」である。

 「発明」は天才が、今までにないものを生み出すこと。しかし凡人の我々は、発明は難しくても、智慧と熱意があれば創造はできる。

 高学歴だけで、知識だけあっても、智慧と熱意のない輩には創造はできない。

 大垣市長の任務は、今ある大垣の資産(人財、財、歴史、都市インフラ、文化、芸術、自然資産、伝統)を再構築して、現代の社会の変化・ニーズに合うように再設計、再構築して、大垣に新しい付加価値を生み出し、大垣の価値を上げ、発展させることである。

 

小川敏の罪

 小川敏は、過去の知識だけで智慧がないから、大垣に新しい付加価値を創造できなかった。この18年間、維持もできなかった。教科書に書いてあるようなお粗末な「大垣市活性化計画」を実行して、PDCAさえ回さないから、「大垣市中心市街地活性化計画」が大失敗して大垣が衰退した。大垣駅前商店街が消滅寸前になった。その間違った行政を18年間も続けるから、その価値を維持するどころか、大垣市は、価値が半分に暴落した。地価はその都市の付加価値を表す最適に指標である。他市はリニア景気で地価が上がっているのだ。岐阜県第二の都市の大垣市が、地価の高さで、県下2番目から5番目の地位に没落したのだ。小川敏の無能政治のためである。

 小川敏は、大垣市の付加価値を上げてくれる未来の人材の一人当たりの教育費を、県下最低レベルに落としてしまった。その資源を自分たちの給与に転用してしまった。大垣市役所の給与は岐阜市を差し置いて県下第一位である。

小川敏は芸術・文化活動に全く理解をせず、資金援助をしないので、大垣の文化活動は衰退してしまった。

 それでいて大垣の未来に何の貢献もしない私製100執念記念行事に3億5千万円も散財して、その会計報告もマル秘にしてしまった。50年前に「灯台方角部」を卒業したのがお笑いである。大学法学部で何を学んだのか。100周年機縁行事で市民税を大散財したのに、翌年の大垣市の地価は下がった。お笑いを通り越して、怒りである。

 小川敏がその職にあること自体が罪なのだ。小川敏が無能だから、大垣市民を不幸に落としているからだ。大垣に新しい付加価値を生めなかったからだ。その維持もでなかったからだ。

 

自分人生有限会社の社長として

 己は「自分人生」の会社の社長として、「自分人生有限会社」に付加価値を上げる実績を残してきただろうか。小川敏を反面教師として自省したい。

 会社では企業戦士として、エリートコースを歩いてきた人に限って、会社の仕事から離れて、第二の人生を歩み始めたら、魂の抜け殻のような老後を送る人が多い。定年後にやることが自分で考えられないのだ。そういう人が、真っ先に認知症になる。

 現代日本では65歳以上の人の15%が認知症である。警察署長や校長先生等が一番認知症になりやすいという。気ばかり使って、頭を使ってこなかったためである。

 

窓際族

 会社時代の管理職として得た智慧は、「辞めさせたい人には、仕事を与えないと、勝手に辞めていく」である。要は対象者を窓際族にすればよいのだ。仕事をどんどん与えると、逆に辞めない。これが会社人事の原則である。

 人生有限会社も同じである。人生でやることが無くなると、此の世ではお呼びでなくなるので、認知症になり、脳死となる。その人は人間社会を辞めるのだ。

 

無職の仕事士と人生窓際族

 私は現在、無職の立場で忙しい。サラリーマン時代は有職であり、会社から金を貰って指示された仕事を期限までにこなせば、後は暇である。しかし、今は無職で、死ぬまでにやりたいことが山済みであるので、やればやるほど、忙しさが増えてしまう。ご先祖から受け継いだ「自分人生有限会社」の付加価値を生み出す仕事が山積みである。そこに、今までの経験と培った智慧の使い道がある。おちおち死んでなんかいられない。出版もせねばならぬ。最近、「大人の玩具」を買ったので、ますます忙しくなった。

 

死というチャンス

 何を人生で残すかを考えると、死というチャンスも楽しくなる。このチャンスは人生で一度だけである。私は他人様よりも有意義なものを世間に残し、有意義な死としたいと頑張っている(?)。「おだ仏教」の社長は己である。己の決断が総てである。長の仕事は決断である。93歳の馬場恵峰先生が、後世に残す作品作りに忙しいのを見ていると、元気になる。師は弟子に命を与える。

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 文責は著者、書は馬場恵峰先生

 

2019-12-07 久志能幾研究所通信 1418  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2019年12月 6日 (金)

時間は命 人に車で送らせない

 私は訪問先の好意で、帰路、車で送ってもらうことをなるべく辞退している。しかし相手の好意を断るのが大変である。その時は鬼になって断っている。公共交通機関のないへき地なら、タクシーを呼んでいる。お金の問題ではない。その時間分、相手先に稼いでもらった方が、日本経済のためには良いことだ。

 その逆で、私もお客さんを送るのも止めて、タクシーを呼び、タクシーチケットを渡している。それが合理的である。私も相手もアッシー君ではないのだ。その間の時間、お互いに稼ぐべきだ。

 

車で送らせるとは

 人に車で送らせるとは、相手の時間を奪う事。またその時間は、相手に支配される時間となり、自分の時間も奪われる。同乗中では勝手なことをできなくなってしまう。時間は命なのだ。

 またその時間、電車で行くより車で行くのでは、混雑した道路状況のため、余分に時間がかかる。電車なら乗っている間にメモを書いたりPCを触ったりと仕事が出来る。車で送ってもらっては、それが出来ない。また相手に交通事故の危険性さえ高めさせてしまう。

 時間コストは1分100円なのだ。相手に車で送らせて10分を無駄にすると1000円が無駄になる。それより1000円でタクシーを呼んだ方がよい。歩いた方が健康によい。

 

人に車で送らせると、人の運命まで変える

 私が若いころ、私の同僚が部下に駅まで送らせて、それが原因で交通事故を起こし、老人を撥ねる事故を起こした事件があった。それが遠因となったのか、彼は会社を辞めてしまった。それから彼は当時、超優良企業の松下電器に転職した。しかしその後、松下電器はリストラの嵐が吹き荒れ、彼は心身の疲労からか進行性の癌になり、がん発見後半年の50代で亡くなった。人の運命は分からないものだ。

 

馬場恵峰先生の深情け

 その昔、私が九州の馬場恵峰先生宅に行くと、帰りに先生が気を利かせて車で送ってくれると言う。90歳越えの恵峰先生に車で送らせて、事故でもあったら大騒ぎで、私も立つ瀬がない。それよりその時間に、価値ある書を書いていただいた方が、後世の為である。今までは、それを断るのに大騒ぎである。奥様の三根子先生も、暗い夜道の恵峰先生の運転を心配していた。

 しばらくして、馬場恵峰先生が運転免許を返上したので、その断る言いわけの心配が無くなりほっとしている。馬場恵峰先生は91歳まで運転をしていた。実はその運転が怖しい。先生の車に同乗させていただくと、豪快な決断力ある運転で、私は肝を冷やすことが度々である。私のテストドライバー資格を持つ視点から見て、とんでもない運転である。それでも事故もなく、91歳の運転免許返上まで、無事であったので幸いである。今はほっとしている。

 

2019-12-06 久志能幾研究所通信 1417  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年12月 5日 (木)

ご縁に出会った時の心得

仏法ご聴聞の心得

一つ、この度のご縁は

   今生初めてのご縁と思うべし

一つ、この度のご縁は

   私一人のためのご縁と思うべし

一つ、この度のご縁は

   今生最後のご縁と思うべし

   青山俊董著『道元禅師・今を生きるとは』(大法輪閣 p186)

 

 私はこれはと言うご縁に出会ったとき、その対処方法の決意である。これは私の叔母の師である青山俊董堂長の著書から学んだ言葉である。青山俊董堂長の講話を聴く機会が致知出版社の研修会であり、参加の段取りをした。しかし私が年初に手術入院のため、それが叶わなかった。それで青山俊董堂長の著書を読み直す機会のご縁を頂いた。

 

ご縁との遭遇

 その縁が悪縁かも知れない。それを見極める能力(見識)を得るために学ぶべきだなのだ。単なる知識を得る目的で学ぶかから、悪縁に引っかかる。

 その良縁だと思って心身ともに捧げたら、絞首台に登らされた若者達がいた。オウム真理教に入信した頭のいい人たちであった。人生の周りは悪縁だらけなのだ。その悪縁を避けて、真珠のようなご縁を見出すのは大変な注意力がいる。そのために知識よりも知恵を付けないと、人生航路で沈没する。

 

食とのご縁

 食とのご縁も一期一会である。人は他の生命を殺めないと生きていけない。手を合わせて食と向き合うべきなのだ。それを手を合わせず食い散らすから罰が当たる。その相手も食べられまいと毒を盛って防御している。美味しいものには毒がある。

 食の原則を教えてくれるが母親である。古風な母親が子供のために作る料理に間違いはない。しかし最近の若い母親は、食品企業・テレビ業界に洗脳教育をされてしまったようで、狂った食生活を子供に強いているようだ。だから若い女性に癌が増えている。この30年で3倍の増加である。

 小欲少食が幸福、健康の基本である。その原則を忘れて、食の饗宴に興じるから、癌、糖尿病、認知症に罹る。

 

人とのご縁

 人との出会いも一期一会である。利に迷って悪食の人とご縁を結ぶから、人生が堕落する。人生で得なければならないのは、人を観る目である。

 私の長い人生で、これはと言う師、人物に出会えたのは数人である。師と思って接していたら、緊急事態の折、化けの皮が剥がれ、単なる水先案内人であったことが判明したことが多々ある。それも貴重な学びである。

 

モノとのご縁

 私が「大人の玩具」を2019年11月2日、衝動買いしたのも、自分としてその目があったと確信できたためである。この時、「仏法ご聴聞の心得」が心に響いた。そのためには母の教え、経験、見識、買っても後悔しないという確信が持てた為である。来た縁は勇気をもって手に入れないと二度とやってこない。その掴むべき握り側の縁を逃がし、後からそれに手を出すとそれは反対側の刃物になっている。

  

2019-12-05 久志能幾研究所通信 1416  小田泰仙

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2019年12月 4日 (水)

癌再発防止で血液検査をハシゴ

 現在、通院している3つの病院(ガン関係)で、わずか1週間の間に血液検査を3回も受けさせられた。血液検査の当日は朝食抜きで、その血液検査が連続したため、これが原因で体調を崩してしまったようだ。ただでさえ、食事が満足に取れない体で、朝食抜きが続いたので、昨日は体調不調になりブログをお休みしました。恐縮です。

 病院で検査を受けすぎると病気になる?

 

3つの血液検査の比較

従来の血液検査

 今回、この状況で、興味深いデータが得られた。公立と私立の病院での血液検査結果は正常値であった。異常値が一つもなく、二人の医師より「術後の経過は大変良好」とお褒めの言葉まで頂いた。

 その検査項目は、ここ20年来、多くの病院で実施している血液検査項目と同じである。つまり通常の一般的検査では、正常な血液状態と判定された。

 

「血液栄養解析」という血液検査

 ところが、ナグモクリニック名古屋で受けた「血液栄養解析」では「ビタミンD欠病症、亜鉛不足」との判定で、そのままではガンの再発が危惧される状態であった。

 この南雲吉則先生が推奨する血液検査は、「オーソモレキュラ療法」とも呼ばれて、ノーベル賞を2度も受賞したライナス・ポーリング博士が提唱した。これは体内の血液の栄養状態を調べる検査である。オーソはギリシャ語で「正しい」、「モレキュール」は「分子」である。つまり体内の必須栄養の量を整える治療である。要は、体内に何が足りなくて病気(癌、アレルギー、鬱、糖尿病、認知症)になったかを調べる検査をして治療をする方法である。

 この血液検査は、私が今まで受けてきた血液検査とは、その解析結果が、違っていた。その解析結果は、どんな栄養素が、どれだけ不足しているかが、数値で示されていた。今までの血液検査とは、一線を画する検査法である。私はこの検査方法を、内容的に信用できると判断した。

 

50万円の血液検査

 3ヶ月ほど前に、東京の某クリニックでも新しいシステムの血液検査を受けた。そこでは、その血液をギリシャのベンチャー企業の研究所に送り、そこで詳細な分析をしてその個人に最適の抗がん剤とガン予防のサプリメントを選定してくれるシステムであった。費用は50万円。

 私は、愛知県がんセンターの標準治療の抗がん剤治療を拒否して、別の癌再発防止策のため、藁にもすがる思いで血液検査を受けて、その結果に基づくサプリメントを服用したら、肝機能低下を起こしてしまった。それが原因とは確定できないが、かかりつけの医師と相談して、サプリメントの服用を止めた。それで肝機能は正常値に戻ったという事件があった。

 

サプリメントは怖しい

 サプリメントは人により、効き方が千差万別で、注意が必要であると体得した。何事も体験してみなければ、分からない。現在でも癌の治療は医師も分からないのだ。多くの医師もガンで亡くなっている。その死亡率は一般の患者と同じである。医師の労働は過酷なので、むしろ死亡率は高いかもしれない。

 私の知人が、私の癌を知り、好意でサプリメントを送ってくれたが、サプリメント服用が怖しくなり、開封せずそのままにしている。だから好意でもサプリメントを人に送るのは避けた方がよい。

 

推奨

 私は、皆さん全員に「血液栄養解析」という血液検査をお勧めする。詳細は、南雲吉則著『病気が逃げていく! 紫外線のすごい力』(主婦の友社 1300円 2019年12月20日発行)を参照ください。

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 今のままでは、日本人の2人に一人がガンにかかる現状が、20年後は、全員が癌に罹患してしまう。もしくは認知症になってしまう状況である。今から手を打って、癌発病、認知症発病の抑制効果が出るのは20年後なのだ。

 

2019-12-04 久志能幾研究所通信 1415  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年12月 2日 (月)

キャピタル・ゲインを求めない生き方

 私は、人モノ金情報の獲得で、下記の生き方を目指している。キャピタル・ゲインを下げ、キャピタル・フローを上げることを意識している。

 

人脈

 情報・交流・行動のフローを上げよ。それが人徳を上げ、人生を豊かにする。人脈をため込んでもダメ。人脈も流れないと腐るだけ。日々のメンテが必要だ。それがフロー(流れ)である。

 

モノ

 モノをため込んでは駄目。土地だってため込んでは、値下がりする。両親が苦労して入手した自宅土地も、土地の値段が半分になった。家の価値は、売るならゼロである。それより快適な住まいにするフローを作った方がよい。豊かな家はモノがなく、すっきりしている。

 美術品にキャピタル・ゲインを求めると火傷をする。日展で特選2回の画家だとの触れ込みで、買う時は50万円の絵が、売る時は3万円である。絵はフローとして楽しむもので、金儲けするモノではない。金儲けは画廊やデパートがする。

 

お金

 キャピタル・ゲインを求める生き方をしてはいけない。キャピタル・フローを上げる取り組みをすること。お金は使えば使うほど、知恵がついてきて、10年後に豊かになれる。お金は経験を得るための費用なのだ。それをケチり貯め込むから、考えが貧しくなり、不潔なご縁が付いてくる。

 

時間

 時間は貯められない。キャピタル・ゲインがない最たるもの。流れゆく時間を大切にすれば、キャピタル・フローが最大になり、人生が豊かになる。

 

健康

 体のキャピタル・フローを上げる生活をせよ。キャピタル・ゲインとして脂肪を貯め込む生活をするから肥満になり、病気になる。小欲、少食、よく歩く。当たりまえの生活をしないから、病気になる。ドカ食い、大食いはキャピタル・ゲインを上げる事。それは死を意味する。

 

ご縁

 ご縁にキャピタル・ゲインはない。日々、陰徳を積み、運気のフローを良くすることに心がける。運気のキャピタル・ゲインを貯めることは考えてはいけない。運気のキャピタル・ゲインを上げるとは、施した徳を恩着せがましくすること。それをいつまでも覚えていること。それが顔に出て、結果として運気を下げる。

P1060653s   馬場恵峰書

 

注:キャピタル・ゲイン(capital gain)とは債券や株式、不動産など資産価値の上昇による利益。購入価格と売却価格の差による収益である。価格が下がって損をする場合はキャピタル・ロス(capital loss)と呼ぶ。

 

2019-12-02 久志能幾研究所通信 1414  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年12月 1日 (日)

狂った医療、狂った行政、狂った社会

 40年ほど前の私が若い時代は、少なくとも若い人で、ガンで亡くなる人は皆無であった。年長者でもガンで亡くなる人は少なかった。それが40年後の現在、日本人の2人に一人が癌に罹る。3人に一人が癌で死ぬ。

 40年前は日本の医療費は10兆円であった。それが今では42兆円である。医療費が4倍に増えて、癌患者も4倍に増えた。日本の税収は60兆円なので、例えれば、年収600万円の人が、医療費に420万円を使うようなものだ。

 世の中から癌がなくなれば、良い社会になるはずだが、現実はそれでは、病院も医療関係者も製薬会社も困ってしまう。だから癌は増える一方(増やす一方?)である。欧米ではガン死亡者が減っているのに日本だけは増加である。何かが狂っている。

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 なぜ、アメリカは1994年以降にガン死亡率が減る傾向になり、日本は、どんどんガン死亡率が増える傾向なのか?

 

食品関係の闇

 癌患者が減らないように、食品関係会社は、欧米では禁止された食品添加物・保存料を数10倍も多く入れた食品を販売するのに熱心である。癌の大好物の糖分と製糖した小麦粉で作った菓子を販売のCMが規制なしである。食品企業は金儲け驀進中である。消費者が病気になっても知ったことではないのだ。欧米では禁止されているショートニングが、日本ではふんだんに菓子類に使われている。これが癌、認知症等の病気の原因だと推定されている。

 政府はその添加物・保存料使用の規制をしない。官僚が、己の天下り先を刺激したくないとしか思えない。

 

小川敏の狂気

 大垣市では、市長の小川敏が、街おこしで大垣スィーツグランプリを選定して、大垣市民には健康に良くいなく、ガンや認知症の遠因となるショートニングやマーガリンが使われた菓子にグランプリを与えている。欧米ではショートニングやマーガリンは健康に害があるとして規制されている。それに賞を与えるのは、市長自身が認知症になったとしか思えない。大垣市長による大垣市民の命の軽視である。

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 元気ハツラツ市で大垣スィーツグランプリの表彰式 2018年3月4日

 入賞作品は、ショートニング、マーガリンが使われている。

 責任者の大垣市長には、やったことは当然として、やらなかったこと(規制しなかった)にも責任が問われる。

 

タバコの闇

 タバコが癌の原因であることが明白なのに、JTはたばこ販売をやめない。政府も規制が生ぬるい。

 

高血圧治療の闇

 医師は血圧を下げる薬は出すが、その真因を治す指導はしない。高血圧が治っては、製薬会社も医療機関も困るのだ。降圧剤の作用で、体内の毛細血管の末端まで血が回らなくなるので、免疫酵素や抗がん作用の栄養素も細胞の末端まで回らず、結果として癌や認知症になるようだ。

 

科学の闇

 科学とは、物事を細分して、さらに細分化をして、真理を究明する手法である。しかし今それが細分化し過ぎている。顕微鏡で見すぎて、全体像が目に入らなくなっているようだ。癌は治りました、患者は死にました、という時代なのだ。

 外科医は癌の手術はするが、それを防ぐ食生活の指導は(儲からないので)しない。現代医学は、細分化され、手術だけをする人、化学療法で抗がん剤だけを処置するだけの人、検査をだけをする人と、お互いが分業化され、全体像を統括してくれる人がいない。抗がん剤で、癌はやっつけたが、抗がん剤の影響で正常細胞まで痛めつけられ、免疫力低下で肺炎等を起こして死ぬ人が9割である。癌は癌自体では死なない病気なのだ。

 

製薬会社の闇

 製薬会社も癌を攻撃する薬は開発するが、癌にならない食生活の追及はしない。薬は基本的に毒である。しかしガン治療薬は儲かるので、製薬会社も開発を止められない。患者が正しい食事療法をされて、ガンに罹る人が減っては、製薬会社も左前になる。

 日本の医療機関は、癌を治す医療には多大な金を投じるが、それにならない生活指導には金を使わない。まるで火事を消す高性能・高価格の消防車ばかりに金をかけて整備しているようだ。まず火事にならない対策には、(儲からないのだ)無関心である。

 

作られた癌患者

 美白ブームで、紫外線が長く悪者になっていた。しかし、その紫外線こそが体内にビタミンDを作る大事な機能がある。それが長い間、間違った神話で阻害されて、日光浴が忌み嫌われてきた。人はビタミンDの欠乏で、癌の発生率が1.7倍になるという。

 日本人で、皮膚がんで亡くなられた人は、全体の癌患者の0.4%に過ぎない。命に係わる皮膚がんの原因は、紫外線とは無関係である。紫外線予防キャンペーンは、化粧品会社の陰謀である。紫外線を忌み嫌ったために、日光を浴びることが少なくなり、ビタミンDが体内で作られなくなり、ガン予防の免疫力が低下して、癌患者が増えたと推定される。

 1990年から始まった「紫外線予防キャンペーン」の始まりと時を同じくして、日本女性の乳がん患者の死亡者数が急増している。

 (南雲吉則著『病気が逃げていく! 紫外線のすごい力』(主婦の友社 1300円 2019年12月20日発行)にその実態が詳しい)

 

中国の昔話

 昔、晋の国に居酒屋を営む店主がいた。その店になじみの客がよく来ていたが、客がその店の台所が、火事になる恐れがある危険性に気づき、店主に注意を喚起した。しかし店主は忙しさにかまけて「分かった、分かった」と言って、まともに取り合わなかった。

 しかしその後、本当に火事が起こり、それに気が付いた客たちが大慌てで消し止めたので、大事には至らなかった。店主は、火事を消してくれた客たちに、お礼として馳走をして振舞った。しかし最初に火事の危険性を注意してくれた客人には、礼一つ言わなかった。それは日本のガン治療の現状に重ねると、昔の酒屋の店主を笑えない。

 

予防医学

 危機管理では、火事を起こさないように指摘をしてくれる人が、一番偉いのだ。癌でも、手術をして治してくれる医師よりも、癌にならない食事指導をしてくれる医師が一番偉いのだ。今は、その予防医学の医師は冷遇されている。日本の癌が増える一方の大きな原因である。

 私は今、そのガン再発予防のため、ナグモクリニック名古屋に通って南雲吉則先生より食事指導を受けている。

 私の高血圧は、久留米市の真島消化器クリニックで、真島院長からの食事療法の指導を受けて高血圧を治した。

 

2019-12-01 久志能幾研究所通信 1413  小田泰仙

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2019年11月30日 (土)

南雲講座「命の食事」9 血液栄養解析

 NHKカルチャー岐阜教室の南雲吉則先生の講座「命の食事」(10月25日)を受講した。その講座後の個別雑談で、南雲先生から「血液栄養解析」を受けることを勧められた。それで11月8日にナグモクリニック名古屋(丸の内)で「血液栄養解析」のため血液採取をした。その結果を2019年11月29日、ナグモクリニック名古屋で、南雲吉則先生より診断を受け、「ビタミンD欠乏症、亜鉛欠乏症」を指摘された。両方ともその不足は、癌を再発生させる要因であるという。南雲吉則先生とのご縁ができて、癌再発防止の治療を始めることが出来たのは、僥倖である。

 

ご縁の選択

 普通の人は、南雲先生の講座を聞き、その先生から「血液栄養解析」を受けることを薦められても、1割くらいの人しか、実際にその検査を受けないと思う。しかし私の場合、その情報に飢えていたのと、今まで南雲先生の著書を5冊ほど読んでいて、その内容に納得していたので、すぐ信用することができ、行動に移せた。我ながら、よき決断と行動だと思う。

 

「血液栄養解析」検査

 この検査は、「オーソモレキュラ療法」とも呼ばれて、ノーベル賞を2度も受賞したライナス・ポーリング博士が提唱した。これは体内の血液の栄養状態を調べる検査である。オーソはギリシャ語で「正しい」、「モレキュール」は「分子」である。つまり体内の必須栄養の量を整える治療である。要は、体内に何が足りなくて病気(癌、アレルギー、鬱、糖尿病、認知症)になったかを調べる検査をして治療をする方法である。

 この血液検査は、私が今まで受けてきた血液検査とは、その解析結果が、違っていた。その解析結果は、どんな栄養素が、どれだけ不足しているかが、数値で示されていた。

 

結果

 その解析結果では、私の場合、ビタミンDとZn(亜鉛)が欠乏していることが示されていた。

 南雲医師が、ナグモクリニックに通院する乳がん患者を調べると、98%の患者がビタミンDと亜鉛が、私と同じように不足している結果が出ていた。

 

ビタミンD欠乏症

 「血中のビタミンDが十分に足りていない人は、がん死亡率が1.7倍になる」これは2014年に発表された論文に掲載された研究結果。

 ビタミンDは、ステロイドホルモンとして体内の細胞の核内受容体に結合して、遺伝子の生命力、抗がん作用を活性化する。癌患者の生存率を下げるのが、ビタミンDの不足である。

 

亜鉛不足

 亜鉛は300種以上の酵素を活性化するのに必要なミネラルである。亜鉛の不足は、細胞修復に支障をきたし、癌の術後経過を悪化させる。

 

今後の治療

 今回、南雲先生の指導で、サプリメントと食事指導で、癌の手術後の癌再発防止をすることになった。今から食事療法に取り組み、3ヶ月後の再検査でその状況を確認する。

 

 以上の内容は、南雲先生の指導と南雲吉則著『病気が逃げていく! 紫外線のすごい力』(主婦の友社 1300円 2019年12月20日発行)の内容を引用して記述した。

 皆さんもこの書を購入して熟読することをお勧めする。この書はまだ書店に並んでいないが、私はナグモクリニック名古屋の窓口で手に入れた。診察時、南雲先生から本にサインを頂いた。意志を持って行動すれば、何かにぶつかる。

 

2019-11-30 久志能幾研究所通信 1412  小田泰仙

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2019-11-29   久志能幾研究所通信 1411  小田泰仙

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2019年11月28日 (木)

狂った世相、その真因と対策

 狂った食事が癌を誘発するように、狂った精神教育が、狂った人間を生み、それが狂った世相を生み出す。1960年頃、私が小学生の頃、下記の事件や世相はなかった。これは日本の戦後の精神教育が狂っているためだと私は思う。

 

真因

 全ての事象は、拝金主義、利己主義、グローバル経済主義が蔓延したためではないか。ホリエモンのように、全ては金で換算できるという人間が世に蔓延してきたためではないか。かれは株式分割という違法手法で金を儲け、それで失敗した投資家が自殺までしている。ホリエモンはそれに罪悪感を覚えていない。

 昔の精神教育が充実した日本を破壊する教育が戦後、蔓延した。太平洋戦争で、特攻、玉砕、徹底抗戦等で日本の恐ろしさを痛感した米国による日本精神破壊工作だと私は思う。アメリカも昔は豊かであったが、現代は精神が荒廃して自己中毒症に罹り、1%の富裕層が、99%の富を独占する格差社会に落ちぶれてしまった。その波が日本に押し寄せている。

 欧米の価値観に侵されて、日本人の持つ精神構造が、動物の脳に支配され争いしか起こさなくなった。「爬虫類の脳」が「足る知る」を忘れ、欲望のまま暴走し始めたのだ。DNAに刻まれた日本人の尊い精神構造を取り戻さないと、日本人は滅びる。

 

対策

 その対策で、日本には「修身」教育の復活が必要だと思う。見えない敵からの精神破壊工作を防ぐのが目覚めた人間の義務である。その抵抗をしないと日本は滅びる。私はその警鐘をこのブログで鳴らしている。その身近な危機が、小川敏の大垣市政である。このままでは大垣は滅びる。

 

狂った世相

 死刑になりたいから誰でもいいと無差別殺人事件が氾濫。

 親による子殺し

 子による親殺し

 若者による友人の残虐殺人

 2人に一人の癌患者(昔は癌は珍しかった)

 60歳以上は2割の認知症患者(昔は認知症は聞かなかった)

 1%の富裕層が、99%の富を独占。格差社会の実現

 ゲームに没頭する若者

 ゲーム作成者になることが、将来の若者の夢?

 引きこもり中年の増加

 パワハラの増加

 鬱病の増加

 スマホにかじりつく若者

 高学歴である高級官僚の汚職

 狂った野党、それを指示する狂ったサヨク国民

 狂ったマスコミ

 狂った食物をCMで垂れ流すテレビ

 食べ物を粗末にする番組の氾濫

 大食い大会を推奨するテレビ番組

 電車の中で本を読む人が激減。スマホばかり。

 隣国が狂って日本の安全保障が危機に瀕しているのに、それを報道せず、それから目を逸らすように愚劣な事件を大きく報道する日本のマスコミ。

 増税すれば、景気が悪くなるのが自明なのに増税に血道を上げる財務省。その理由は天下り先の確保である。そんなレベルの人間が高級官僚になり、堕ちてしまった。

 円安を喜ぶ経済官僚がのさばるようになった。円安とは日本が貧乏になること。経済が分からない人間が、経済を支配している。

 移民を入れれば、欧州のように将来、混乱が起きるのが必然なのに、保身のため移民を推し進める高級官僚。

 日本は世界屈指のやる気後進国に落ちぶれた。日本には熱意ある人が6%%しかいない。それは米国の5分の一以下。やる気のない社員は70%の割合で跋扈する。

 真面目に働くのが悪であるかのような教育体制、社会体制。

 休め、休めの大合唱。

 上司の叱咤激励をパワハラとして訴える社員の氾濫。

 働く目的を、「楽しい生活」に求める若者。

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馬場恵峰書「佐藤一斎「言志四録」五十一選訓集」久志能幾研究所刊より

 2019-11-28 久志能幾研究所通信 No.1410  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

一日の命は三千界の財にもすぎて候なり

 今日(2109年11月27日)、九州の馬場恵峰先生宅に、日帰りで仕事の打合せに行ってきた。毎回、早朝から深夜までの往復14時間の鉄路の旅で疲れたが、それをこなせるまでに体力が回復して幸せである。少し前までは、歩くのが辛い状態であった。今日一日の歩行数は、6048歩で、鉄路の旅にしては、駅構内を歩いて、結構な歩数である。最悪の状態は脱したようだ。

 この旅で、お宝の言葉(表題)に出会った。犬も歩けば棒に当る。家に閉じこもっていては、ご縁には出会えない。

 

掃除が命

 恵峰先生宅に到着したら、先生は庭の掃除中であった。先生は毎日、朝晩、各30分ずつ庭の掃除をする。だから庭には落ち葉一つ落ちていない。350坪の敷地に日中文化資料館と付属図書館が建ち、その広い庭の掃除である。先生が一日中座って書を書いているわけではない。掃除、整理、整頓をしてお仕事である。そのリズムがあるから、健康で93歳の今でも現役である。

 自然は生きている。だから庭には落ち葉もあれば新しい芽生えもある。死の世界では、落ち葉もあるまい。庭も生きている。だから先生は庭の掃除を欠かせない。掃除をしないと、心に雑草が生える。

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 庭を掃除中の恵峰先生  2019年11月27日

 

毎日が命がけ

 93歳の恵峰先生は、毎日が命がけである。一日一日、生きているのが不思議なのだ。命は一日、一日、尽きていく。

 私も年初に癌の手術をして死線を垣間見た身である。生きているとは何事にも代えがたい僥倖なのだ。この「一日の命は三千界の財にもすぎて候なり」は日蓮大聖人の言葉である。これは宗派には関係ない命の言葉である。どの宗教も究極の真理の言葉は皆同じである。

 この日蓮大聖人の言葉を揮毫した恵峰先生の書を、年初に撮影する計画であったが、私が病気で倒れたので、延期となっていた。やっと私も病状から回復したので、来月、この書を撮影して出版する予定である。書の撮影も命がけである。

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 日蓮大聖人の言葉の書    2019年11月27日

 

お別れの挨拶の旅

 恵峰先生は、来月、中国に最後の旅行に行かれる。中国の知人たちに、この世の最後のお別れの挨拶をするために旅行をされるという。先生も体力的に、中国に行けるのも、今回が最後だという。なんでも今の内、生きているうちである。思いたった日にやっておかないと、できなくなる日がやってくる。今日、恵峰先生宅を訪問して、多くのお話をして、多くに収穫があった。感謝である。

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 「迎客の松」と恵峰先生、後は日中文化資料館    2019年11月27日

 

2019-11-27 久志能幾研究所通信 No.1409  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。