2024年3月27日 (水)

地獄絵、悪魔が来りて「死笑む」吹く、お死舞い

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 テレビのCM(死笑む)では、食べ物、飲み物の宣伝ばかりである。まるで「食え、飲め、うまいぞ」と洗脳教育をしているようだ。その食品は添加物、人工甘味料、砂糖、劣悪油、防腐剤まみれ。その末路は死病である。

 

 私はテレビを見ない。しかし、YouTubeを見ると、そこでも食べ物、飲み物のCMばかりで辟易ある。テレビを一日中つけて、無意識にそれを見ていたら、洗脳教育を受けると同じである。それが潜在意識に植えられて、無意識に体に悪いジャンクフードや添加物満載の食品につい手が出てしまう。糖分過多は麻薬と同じ依存症をまねく。それは糖尿病への道である。それが死病への直行便に乗ることだ。儲かるのは、食品メーカ、医療品メーカ、添加物製造会社、利権狂いのお役人である。

 

 その結果、1960年代は10兆円ほどであった国家医療費が、現在は43兆円を超えるまでに悪化している。国家予算の半分である。それを異常と見ず、役人どもは、添加物の認可数増大、悪食の食品CM放映を野放し、医療は対処療法に終始している。

 

 幸い、私は昔からジャンクフードなどは食べないので、糖尿病には無関係である。しかし添加物満載の食品の害もあってか、がんにはなった。最近、知人ががんになり、それは完治したが、その後、糖尿病になったと聞いて、この記事を書いている。

 

糖尿病患者はがんに「なりやすい」

 1968年を基準に見ると、その年から比較して、糖尿病は4.8倍に急増している。ガンは5.7倍に急増である。糖尿病になるとがんになる確率が激増する。

 厚生省が調査している「患者調査」で、1968年から全ての疾患の推定患者数がカウントされ始めた。

 アンケート調査方式で全国241施設から45,708名の糖尿病患者の死因が分析されました。死因第1位は悪性新生物(がん)38.3%で、第2位は感染症(17.0%)、第3位は血管疾患(14.9)でした。

 2010年の日本人一般の死因のうち悪性新生物が29.4%でした(厚生労働省)。したがって、この「38.3%」の意味することは、糖尿病患者はがんに「なりやすい」ということです。さらには、「致命的になりやすい」といえるかもしれません。悪性新生物の中で最も多かったのは肺がんで、次いで肝がん、膵がんでした。前回第2位だった肺がんが1位だった肝がんを抜き、第1位となっています。

 

糖尿病患者の死因|くにちか内科クリニック (kunichika-naika.com)

 

人工透析

 その挙句、人工透析になったら人生は終わる。週3回、4~5時間もかけてベッドに据えられ、人工透析を受ける。真っ白い天井を4~5時間も眺めて、自分の体を呪うのだ。日本の透析患者の平均余命は60歳男性で12.3年、60歳女性で14.3年となっている。糖尿病を患うと寿命が8年程短くなる。人工透析を受け始めると死はまじかである。私の叔母は、人工透析を始めて1年で逝った。

 人工透析では糖尿病は治らない。単なる延命処置の対処療法である。

 

 わが国の透析患者数は年々増加し,2021 年末の施設調査結果による透析患者数は 349,700 人に達している。血液透析にかかる医療費 血液透析にかかる医療費は1回あたり約3万円である。 1カ月あたり、週3回×4週=12回で約40万円、年間では約480万円かかる。医療機関は儲かってウハウハである。その費用は国民全部の健康保険料に跳ね返る。

 血液透析は何の高度な治療技術もいらない。人工透析の点滴だけである。医療機関はぼろもうけ。止められない、止まらない。

 

根本治療

 人工透析になってからでは遅いのだ。そうならないような医療が必要だが、現実は全く対応がなっていない。厚生省も動かない。今の利権を享受しているので、美味しさが手放せない。

 

 糖尿病の増加傾向は、車の普及率の増加傾向、コンビニ店舗の増加傾向と同じ曲線を描く。つまり日本人は運動をしなくなり、添加物満載のお菓子や清涼飲料水の消費増加と同じ曲線を描いている。

 糖尿病を防ぐのは、薬ではない。適切な食事と運動である。その基本原則を忘れて、薬を飲んでも、糖尿病は治らない。 

真の対策は、政府による飲食物のCM禁止である。

 

砂糖入り飲料の規制に取り組むニューヨーク

 2012 年9月 13 日、ブルームバーグ・ニューヨーク市長は 16 オンス(約 473 ミリ リットル)を超える清涼飲料水や砂糖入りコーヒーや紅茶の販売を市内で禁止すると発表した。

 なぜ砂糖入り飲料を規制するのか ニューヨーク市が砂糖入り飲料の規制を発表した際に、肥満と糖尿病が危機的レベルに 達したと説明している。

 ・ニューヨーク市の成人の 58%は肥満か糖尿病を有している。

 ・公立高校生のうち約 40%が肥満である。

 ・糖尿病による死亡者は年間 5800 人、そのうちの 2000 人が 70 歳以下であり、約 40 億ドルの医療費が費やされている。

 ・ニューヨーク市の成人の8人に1人は糖尿病である。

 ・ニューヨーク市では年間 1700 人の人が糖尿病で亡くなり、2600 人が足の切断で入 院している。

 ・アメリカの 17 歳から 24 歳の成人の 27%は軍に入隊するには体重超過をしている。 また、砂糖の摂取が過去よりも増加していることを示すものとして、1955 年のマクド ナルドで販売していた飲み物は7オンス(約 210ml)だったものが、現在では 32 オンス (約 960ml)となっており、457%も増加したと説明しています。若い頃より砂糖がた くさん入っているものを飲んでいることが肥満や糖尿病につながっていると考えられている。

 

ニューヨーク市における糖尿病有病率

 ニューヨーク市の健康・精神衛生部(Department of Health and MentalHygiene)が発表しているデータによると、糖尿病の有病率は 2011 年で 10.5%、約 65 万人の市民が糖尿病になっています。2002 年と比較すると約 20 万人も増加しています。また1993 年~95 年の統計と比較すると 2011 年には2倍となっています。アメリカ全土においても糖尿病の有病率は増加していますが、ニューヨークよりは若干低めです。

 

Microsoft Word - NYC02 (clair.or.jp)

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2024-03-27  久志能幾研究所通信 2847号  小田泰仙

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2024年3月23日 (土)

死は必然、自分への弔辞、生前に受戒会

 

自分への弔辞

 2000年頃、自己啓発研修を受け、その中のカリキュラムの一つで臨死体験をさせられた。その後、自分への弔辞を書かされた。

 その臨死体験で自分の闇の部分を見せられ、厭世観を抱いた。いくら研修とはいえ、生々しい醜態の己の姿を見せられるのは残酷である。それで人生の出直しが出来たようだ。人生のやり直しはできないが、出直しは何回でも出来る。 

 今振り返ると、その弔辞に書いたことで、その弔辞のようにその後の人生を生きてきた。弔辞を書いたことで、自分の将来の生き方が明文化されて良かったと思う。

 

生前戒名

 2019年にがんを患い、手術をした。がん部摘出後の所見で、医師より5年後の生存率51.6%と宣告された。退院後、覚悟を決めて戒名を授かった。戒名を授かるとは来世で、その名に相応しい行動をとれるような佛になる仏道修行に励むことだ。

 この世で生を受け、両親はこんな人に成って欲しいと子供の名前を付ける。しかし親の期待を裏切って、多くの人は、その名前のような生き方では人生を歩めななかったのが現実である。

 

 戒名はそれを反省して付ける名前である。実際にあの世で仏道修行に励む前に、事前にこの世でそれを目指して励むのが、正しいやり方である。

 亡くなってから戒名を授かるのは臨時応急処置である。本人も不本意だろう。死人に口なしだから、導師である住職さんは、生前の本人の行動や人柄を家族から聞き込んで、戒名を付ける。だから生前に、住職様と打合せをして、自分でも納得できる戒名を決めておくのが正しいやり方である。

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 馬場恵峰先生が私の戒名を揮毫中。

    馬場恵峰先生の書道教室にて  2019年10月29日
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院号

 院号とは導師が自分のためにあの世で建ててくれる寺院名である。その寺院の住職として仏道に精進せよとの教えである。

 格式あるお寺では、生前の行動や人格に問題があるといくら金を積んでも院号を付けてもらえない。

 私の院号は「泰観院」である。

 

 戒名を決めたので、墓誌にも刻印をした。その字も馬場恵峰先生に揮毫して頂いた。その2年後、馬場恵峰先生は亡くなられたので、揮毫して頂けたご縁に感謝している。

 私はまだ生きているので、墓誌の戒名に朱を入れた。赤ペンキで塗ると、石にペンキが染み込み、私の死後、簡単に色が落ちず困るので墨朱である。墨朱は数年たつと剥げてくるので、また朱を入れねばならぬ。生きているから致し方ない。生きているだけ幸せである。

 

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葬式とは

 葬式は、受戒会式(戒名を授ける)と告別式の2つからなる。生前戒名では、受戒会の式だけが執り行われる。私は戒名を決めているので、近いうちに受戒会の式を行う予定である。そうすれば、死んだ後は告別式だけで良い。死の前後は忙しいので?、やるべきことを早めにしておくのは良いことだ。

 

 いつ死んでも良いように準備をしたら、なかなか死ねない? ありがたいことだ。

 ガンセンターの薬剤医師と抗がん剤治療で喧嘩別れをした手前、意地でも簡単に死ぬわけにはいかない。今は健康管理全開である。

 ガンが治っても、生物だから何時かは死ぬ定めである。だからこそ、今日、今を全力で生きていきたい。

 

 

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 馬場恵峰書

2024-03-22  久志能幾研究所通信 2846号  小田泰仙

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2024年3月17日 (日)

赤十字、蛇の生殺し民は貧乏に、皇后陛下は飛龍に

 

大垣市での赤十字社の社費集金業務

 日本赤十字社の社費500円の領収書は、大垣市の職員が一軒ずつ名前入りの領収書を作成して、台帳に登録している。大垣市の世帯数は約7万世帯である。その一軒一軒の領収書を大垣市役所の職員が管理して発行している。官僚組織の無駄の最たるものだ。その分、無駄な人件費がかかり、市民税が高くなり、住民サービスは低下し、市民は貧乏になる。

 一軒の管理費用を年間100円とすると、大垣市だけで年間700万円の無駄づかいである。日本国益の損害である。日本全体の額を考えると、単純計算で約54億円の損害である。

 5419万世帯✖100円=54億円  (2023年の日本の世帯数)

 

 春になると500円の日本赤十字社社費の納入命令書が全自治会に届く。町民も自治会の班長が集金に回ってくるので、世間体の手前、出さないわけにはいかない。それを自治会役員が集金し、お役所に年貢として持参させられる(交通費は自費)。お上から、その自治会の世帯主名の入った領収書が人数分だけ下げ渡される。

 それを自治会役員が恭しく受け取り、持って帰り、町内の班長さんが各世帯に配って歩く。奥さんはその領収書を一瞥し、それは何の利用価値もないのでそのまま捨てる。旦那はそんな無駄なことが行われているとは露知らず。知らぬが佛どころか、知らぬが地獄である。

 

 日本赤十字社の社費集金の業務には、大垣市の役人の1人分の給与が無断で使われている。それが日本中で大事な時間とカネが無駄に流れている。資源のない日本では、人的資源が大事である。それが無為に使われている。だから失われた30年が生じた。

 

 私の町内では、一軒一軒の領収書発行を辞退して、町内で一括の領収書としている。その分、大垣市の税収からの人件費、工数の負担が減る。

 

 現在は、日本赤十字社の業務では、大垣市の税金を使って、付加価値の非常に低い作業をしている。福祉の税金で、その分を一括処理すれば、もっと豊かな社会を作れる。日本赤十字社の制度は疲労破壊している。それは日本の発展を阻害する仕組みの一つであり、日本政府の金集めの象徴でもある。

 

赤十字社の使命

 本来、赤十字社の仕事は国としてやるべきことだ。ナイチンゲールが赤十字社を立ち上げたのは、列強諸国が植民地獲得戦争、戦争の勃発でどこに属さない機関が必要として立ち上げた。

 しかし時代は変わった。今は国際連合もある時代だ。日本は平和国家として、日本政府の一部署がその役割を果たせばよい。そうすれば余分な日本赤十字社社費を集める必要もない。組織がダブっている。その無駄な分だけ、福祉に金が回らない。止められないのは利権を手放したくないだけが理由だ。

 

 やるべきは戦争や災害時の支援ではなく、戦争の起こらない体制作り、災害時の支援体制の強化である。起きてからの支援ではない。それは対処療法である。対処療法なら愚か者でもできる。そうならないような体制作りが必要である。それをすると、役人は裏金が作れないし、自分達の利権の拡大ができないので、やる気がないのだ。

 

ナイチンゲールが草葉の陰で泣いている

 日本赤十字社は箔付で、皇室を最大限に利用しているが、その一員が国民を敵視し、皇室離脱後に、後ろ足で泥を掛けるが如く米国に逃亡した。一般人となった人を国民の血税を使って支援をしているのが皇室である。さる方は金いが荒く、姑の嫁いびりで、嫁を精神崩壊寸前まで追い詰めていた。そんなさる方が日本赤十字社の関係者では、赤十字社の博愛精神を象徴するブラックジョークである。ナイチンゲールが草葉の陰で泣いている。

日本衰退の象徴 

 汚役人の悪行と誤政策の集大成の結果として日本の医療費が国の予算の半分以上を占める状態に陥っている。43兆円が医療費に使われている。まだ年々増加の一途である。国の予算は112兆円である。国債発行額は157兆円である。実質の国家予算は80兆円から100兆円である。要は、国家予算の半分が医療費に使われている。超異常状態だ。国の政策ミスで病人は増える一方である。

 1968年を1とすると、ガンは5.7倍に増えた。糖尿病は4.8 倍に増えた。脳血管疾患は4.1倍に増えた。虚血性心疾患は3.6倍、高血圧症は2.4倍に増えた。認知症も増えた。アレルギー性も増えた。医療費は4倍に増えたにのに、患者は激増である。何かおかしい。

 汚役人はそれの真の対策も打たず、対処療法しかやらない。その対処療法は儲かるので、それで裏金を捻出している。それで組織拡充、天下り先確保と増税にご熱心である。国会議員は裏金作りで余念がない。だから日本経済は衰退の一途なのだ。

 政府の未必の故意の政策で国民が病気になり、貧しくなったら、日本赤十字社が温かく看護しますよ、である。日本政府が防災費を削減したので、それで災害被害が拡大したら、日本赤十字社が義援金を集めて援助しますよ、という体制なのだ。ブラックジョークである。

 政府がやるべきは、国民が病気にならない真の予防対策、国土強靭化政策の実行である。義援金に頼らなくてもよい支援体制の整備である。

 

 日本赤十字社の社費500円は、たかが500円、されど500円で、国民から観えないように税金を集める手段の象徴である。役人は狡猾なのだ。

 50年前はだれも給与の安い役人になりたがらなかったが、今や就活では、高収入、リストラ無きお役人が大人気である。お役人は50年かけて、寄付、社費、会費等の錬金術を駆使して、なおかつお手盛りで給与を上げ、成果を上げた。大垣の役人の年収は、市民のそれの2倍である。

 大垣市地方公務員の平均年収 670.3万円  (2022年)

 大垣市民の平均所得     323.1万円  (総務省2018年統計)

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 市民が声を上げて、見えない税金に対して問題提起しないといけない。そうでないと日本は地盤沈下の一途である。我々の給与はこの30年間、まったく上がらない。それなのに年金額は下げられ、行政サービスは低下し、増税の一途である。

 大垣市ではこの10年で、ゴミ量が3割も減っているのに、「ゴミ量が増えた」と大嘘を言って、ゴミ袋有料化を強行した。各家庭当たり、年間5千円以上の実質の増税である。

 それに黙っている市民も悪い。もっと声を上げよう。

 自民党の腐敗ぶり、役人の堕落ぶりを見ても、日本の旧来の仕組みの再構築が必要な時期が来たようだ。それを日本赤十字社の有様が啓示してくれたようだ。

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希望

 今年は辰年である。変革の年である。蛇が変身して龍になる。日本も目覚めて龍に変身して、飛躍の年になると願いたい。私が出会った出来事は、その飛躍の兆だと思う。日本は眠れる龍なのだ。長い暗い30年であったが、目を覚せば日本は飛龍となれる。

 日本赤十字社の名誉総裁も現皇后陛下に変り、大飛躍の兆である。

 日本社会の縮図のようなこうしつで30年間も続いたドロドロした泥沼のような中で、ずっといじめに耐えてきた龍が、蓮の花のように美しく咲いて、飛龍のように飛躍する。今年はそんな年であると確信した。

 

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 「箱入り龍」になる前の「自由奔放な龍」   中島法晃画

 才能ある美龍は、こうしつ泥沼に入り、人格否定のいじめにあった。

 それは飛龍になるための試練であった。

 極楽に行くためは、泥沼の試練を経ねばならぬ。

 平民の龍は、手の指は3本である。

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    ガラスケース内「 箱入り龍?」に変身して、飛龍となる。

 まるで現皇后陛下を象徴しているようだ。

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  昇龍  樋口ナオミ 画

  そして飛龍は昇竜に出世する。

  皇帝を象徴する龍の手は、5本指である。

 

 

関連記事 久志能幾研究所通信

日本赤十字社募金の業務改善

赤い鼠がチューチュー、功労表彰されて腐敗露見

 

2024-03-17  久志能幾研究所通信 2845号  小田泰仙

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2024年3月16日 (土)

巡礼 古田直文個展 「背徳フリル」 in White Cube

 

 古田直文個展「背徳フリル」が名古屋 ホワイトキューブで開催されている。

 会期 3月7日~3月17日  13:00~19:00(最終日は17時まで)

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感性

  芸術家は感性が勝負である。私は、古田さんの「背徳」というネーミングに惹かれた。布を堅く縛って形を造形する。それを「背徳」という表現をした古田さんは、センスが卓越している。

 よくよく古田さんの名刺を見ると、「服飾美術家」とある。ファッションも芸術の一つである。その最高峰がパリファッションショーだろう。そういう素材(布)と使い、感じたことをポップアート風やオブジェとして形にする。それも面白い芸術活動だ。

 

 その作品の中で、ネコちゃんのオブジェは圧巻である。可愛いような怖いようなネコちゃんの目である。服飾のフリルをネコに表現したアイデアは敬服する。

 下着に色を染めて、その染具合の差がオブジェとして表現したのは面白い。どんな洗脳でも、人により差が出る。それを表現したのかもしれない。芸術作品は、作家よりも、見る方がどう受け止めるかである。私はこの作品で洗脳を思いついた。

 

ご縁

 古田さんはパリで開かれたジャパンフェスティバルに中島法晃さんと一緒に活動をされたという。私がSaganで中島法晃さんの龍を手に入れたご縁とつながって驚いた。

 以前にこのホワイトキューブで、中島の作品展を見て、中島さんに興味を持ったご縁がある。ご縁はあちこちにころがっているようだ。

 

 古田さんと話が弾んで、私の家に両親が使っていた足踏みミシンを保存してある話をすると、それは貴重だから決して捨ててはいけないという。私もそのミシンは両親の形見だから捨てる気は全くない。断捨離などしては、親の思い出と親のご恩、自分の人生記録を無くすことになる。この足踏みミシンで両親は内職をして、私を育ててくれた。芸術家と足ふみミシンの話しをするとは、奇縁である。

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 阿修羅像を連想した。

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      気配      古田直文作   White Cube蔵

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 両親が使っていた足ふみミシン 製造は約80年前と推定

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2024-03-15  久志能幾研究所通信 2844号  小田泰仙

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2024年3月13日 (水)

赤い鼠がチューチュー、功労表彰されて腐敗露見

 

 先日、私は赤十字社社費の集金活動に貢献したとかで、表彰をされた。その功労にたいしての表彰状、賞状額縁、賞状入れ筒を見て、怒り心頭となった。

 赤十字社の制度は、戦後70年経って、制度疲労破壊しているのではないか。赤十字社の回りに棲みつく「頭が赤いネズミ」が公金をチューチューしている。

 

無駄遣い

 日本赤十字社より贈られたのは、賞状額縁(1660円)、賞状入れ筒(125円)、表彰状と作成経費(100円(?))、人件費等で、合計で1885円余がかかっている。

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 大垣市内で約100名が表彰されたと推定される。約20万円の出費である。石田市長が日本赤十字社大垣支部の支部長だから、大垣市からの費用で行っているはずだ。内容から推定して、全国同一の処置だろう。大垣市の規模から推定して全国規模では、総額1.5億円以上になるはずだ。何という無駄遣いか。

 無駄な金が動けばその陰で利権と闇が発生する。日本赤十字社や大垣市の役人を使って、全国の市町村の税金も本来の目的外で使われ、その分、税金が高くなる。表彰状を贈るにつき、賞状額縁の業者、賞状筒入れ等の業者選定、付帯作業での費用が発生する。本来、不要の仕事である。役人が勝手に不要な仕事を作っている。それで給与(人件費)が発生する。

 赤十字社の社費は大垣市行政経由で自治会が集めているが、町内の班長が集金に回ってこれば、住民は世間体で払わないわけにはいかない。まるで税金と同じである。そのカネが無造作に使われている。だから、市や国の福祉が貧困で、寄付金に依存している。その元を断たないと日本は良くならない。

 

 私は集金に貢献はしたが、そんなことの表彰状の経費に、大垣市だけで20万円も使い、全国規模で1.5億円も無駄金を使う赤十字社と大垣行政の体質に怒り心頭である。表彰をされたくて集金活動の支援をしているわけではない。関係者は、機械的に集まってくるカネを人の金だと思って、無神経にカネを使っている。そのカネをなぜ被災地の援助や他の支援活動に使わないのか。

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キャッシュバック 

 また大垣市内の各連合自治会で集めた赤十字社の社費総額の7%が大垣市より各連合自治会にキャッシュバックされる。連合自治会の担当者もそんなつもりで募金集めに労力を割いているわけではない。そのキャッシュバックの金がどういう風に使われたかの報告はない。たぶん幹部達のご苦労さん会や闇金として使われているのだろう。

 大垣市で限定すれば、社費として3400万円を半強制的に集金し、その「ご褒美」として約240万円が各連合自治会にばらまかれる。その用途は大垣市民には知らされない。

  世帯数  69,359

      社費   500円

  500×69,359×0.07=約240万円

 

 以上の2点だけ見ても、完全に制度疲労破壊をしている。そして非難されないように、皇族を要職の飾りとして、式典に臨席をお願いしている。作戦が巧妙である。

 

ピンハネ疑惑

 大災害時の義援金でも、赤十字社は2割とピンハネする。赤十字社は全額被災地に送ると言っているが、ピンハネの噂は絶えない。

 赤十字社の会計報告を見ると管理費・人件費で2割が使われている。どんな組織も人件費、管理費が必要なのは当然である。

 

 大災害が起こると、赤十字社の本社の所在地の飲み屋街が大繁盛するのは、公然たる秘密の事実である。それを報じた週刊誌のその続報が、ある圧力で報道されなかったのは有名な話である。

 東日本大震災の折も寄せられた義援金が長らく赤十字社に留め置かれて手つかずであったのも週刊誌で暴露され、醜態をさらしていた。赤十字社も官僚化されて、本来の業務を疎かにしている。

 本来、国がしっかりとした災害支援を行い、復旧国債を発行すれば、寄付金に依存しなくてもよいはずだ。それを腐敗した自民党政権は、裏金で私腹を肥やし、脱税をしているから、災害支援に手が回らない。そんな議員に投票する有権者が甘いのだ。

 

私の実体験

 2011年の東日本大震災の折、私は総額ン十万円の義援金を送った。その折、岩手の知人の情報で、義援金の2割がピンハネされて被災地に届けられるとの話を聞いて、途中から赤十字社経由の義援金送付を止めた。

 赤十字社へ送ったその義援金がどういう風に使われたかの報告はない。だから数回に分けて送った義援金で、後半の義援金は、知人のアドバイスに従って直接、山田町役場に送った。山田町役場では、届けられた義援金の使用用途と寄付者名をHPで公開している。

 

総括

 以上の経緯に寄り、日本赤十字社は行政と一体化して、制度疲労破壊、官僚化、利権化が進行していると感じる次第である。

 今、自民等の裏金問題で炎上しているが、それと根は同じ問題である。行政から集金マシンのようにやってくる寄付金集めの声には、国民は目を覚ましてよく考えるべきと思う。そして税金が高くなる一方である。今のままの体制では日本は衰退するばかりだ。

 

2024-03-12  久志能幾研究所通信 2843号  小田泰仙

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2024年3月 8日 (金)

孟母参戦の教え(12) 黒ネズミが公金チューチュー

 

人を観るべき基準は、その人の正直さ、知性・賢さ、熱意である。

 どれか一つでも欠けると、残りの能力の2つは、逆の刃として、こちらを攻めてくる。人を見る眼を養って、そういう人を遠ざけるのが、孟母参戦(孟母三遷)の教えである。

 

 お天道様に恥じない行動を取れない不正直では、後の2つは、両刃の凶器となる。知性は、法律の知識を悪用し、抜け穴を探すずる賢さになる。熱意は、不正蓄財を加速させるエネルギーとなる。

 

 その例が、今話題の国賊国会議員の裏金問題・脱税問題である。そんな奴に投票すれば、公金チューチューで、その穴埋めに増税される。しっかりと議員を選ばないと国民は墓穴に落される。

 二階俊博元幹事長などは、50億円の裏金を集め、それで訴追もされず、国会でも証人喚問に出席せず、脱税罪にも問われない。上級酷民の特権のようだ。その選挙区への土木予算は他の2倍以上がつぎ込まれている。パンダも5匹も中国から貸与され、特別扱いである。(上野動物園でもパンダは2頭だけである。)二階俊は代表を務める政治団体が、3年間で書籍代3472万円を支出していた。常軌を逸している。

 それで二階は選挙で落選せず、のうのうとしている。和歌山地区の選挙民の見識が問われる。恥さらしである。

 国民はもって目を拭い、耳を洗って、ネズミ議員をよく識別して、自分と自国を守るために正しい人に投票しよう。

 

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2024-03-08  久志能幾研究所通信 2842号  小田泰仙

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2024年3月 6日 (水)

巡礼 長野順子 銅版画展 龍の在処

龍が舞う幻想の世界、龍は「自然神社」の巫女

 

長野順子の銅版画展が、岐阜の画廊「いまじん」で開催されている。

 

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自然の恵み

 その版画を見て、龍の存在を通して大自然の偉大さを改めて見直し、畏敬の念を新たにした。

 花が咲く。それは龍が花を運んできてくれたのだ。龍は大自然が遣わした巫女の化身である。大自然が春夏秋冬、生老病死の世界を演奏している。その姿を長野さんは絵にした。

 

 大人は夢物語で、子供たちに危ない場所に近寄らないようにと、河童や鬼の話をして、危ない川や夜の山、夜の森に近寄らないようにした。嘘も方便である。大人が怖い話をするが同時に夢の世界も語るので、子供はそこに幻想的な夢をみる。それを具現化した絵を、長野順子さんは銅版画で表現した。

 

 

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  風光る    龍が季節の花を運んでくれる

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  森へ行きましょう  森の精霊たちと遊ぶ

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 冬の寒い朝、地中に潜んでいた精霊が地表に星屑をまき散らし、龍がそれを飾り付けをする。冬のシャンデリアである。夢見る少女には、その舞を見て、至福の時を満喫する。メルヘンの世界である。

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  星屑の贈り物

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大地の鼓動

 地震が起きた。それも大自然が生きていて、地殻が生命活動をしている証しである。地震の被害に遭うのは、日本に住み着いた日本民族の宿命である。宇宙根源の理からは、地震は単なる自然界の一現象である。一事象には何の善悪もない。

 地震の被害に遭いやすい土地や川の氾濫にあう土地に「勝手に」住み着いた人間様が悪いのだ。大昔に大地震が起き、大津波が来て、ここまで津波が襲ったという記録を先人は残してくれた。大雨で川が氾濫する土地には、龍ヶ丘とか、龍の名をいれた土地名にした。それは先人が警告として残した知恵の名である。

 

 それを無視して、危険な場所に家を建てた後世の人が津波の被害にあった。そんなことは数百年前から分かっていたことだ。人間の愚かさは昔から変わっていない。そんな思いを抱かせてくれる長野順子さんの銅版画である。

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 宙の鼓動     東日本大震災をイメージして描いた  2012年

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   祈り    龍は祈りの対象

        西洋のドラゴンは化け物だが、東洋の龍は神さまである。

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  花神の旅路   自然と人間の建造物と一体化して龍は舞う

   人類はバベルの塔を造っているのではないか。

  その正否は龍の舞が教えてくれる。

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  約束  アクリル画
 

2024-03-06  久志能幾研究所通信 2841号  小田泰仙

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2024年3月 5日 (火)

モノを捨て過ぎると、人間ではなくなる

  

 モノがない究極の部屋が監獄の独房室である。

 モノがない究極の部屋が病院の霊安室である。

 今、断捨離、ミニマリストが流行している。私はそれを疑問視している。モノがあり過ぎるのは問題だが、モノを捨て過ぎて、モノが無さ過ぎるのも問題である。モノには思い出が詰まっている。その思い出を捨てると、その記憶も薄れていく。モノがあるから、記憶を保持される。そしてそのモノから当時を振り返り、反省して、自分の人生の品質の向上が出来る。

 

 夫婦でも、親子でも共通の記憶があるから、夫婦であり、親子である。記憶を無くした相手とは、話が合わない。記憶喪失になった肉親は、家族とは思えない。姿かたちは確かに肉親だが、行動は全くの異星人になっている。

 

自分を買う

 モノを買う、モノを保管する、それは自分を買い、自分の歴史を創っているのだ。モノには自分の人生史が詰まっている。

 動物はモノを溜め込まない。動物はモノに興味がない。動物が執着があるのは、食いものだけである。高度な精神性があるヒトのみが、モノを残す習性をもつ。

 

蒸留水

 私は家の中に何もないミニマリストと付き合いたいとは思わない。ミニマリストの目的は、カネを使わないことのようだ。そんな人間は、薄っぺらな人間だと思ってしまう。そんな人といると、まるで無菌室のクリーンルームに放り込まれたような感じで、心が休まらない。まるで蒸留水を飲まされているようなものだ。蒸留水など飲めたものではない。蒸留水は自分の大事な要素まで吸収されてしまい、病気になる。ミネラルの豊富な人間味あふれた人と付き合おう。

 

 蒸留水を飲み続けると、人体が持つミネラルやその他の成分を溶かして排出させてしまう。それが原因で、カルシウムや鉄などの必須栄養素であるミネラル類が不足して、免疫力を低下させる危険性がある。 

 

5Sと文化

 ミニマリストになれというのは、単に5S(整理整頓清潔清掃)が出来ていないだけである。5Sが出来れば、モノがあってもゴミ屋敷になることはない。

 

 家の中に文化の香りのない場所は、野蛮な場所である。文化の反対語は野蛮である。家に絵の一枚も飾っていないミニマリストは野蛮人である。文化人なら好きな絵を飾っている。それでその人に文化度が分かる。「文化」の英語は「「culture」であるが、その語源は「耕す」である。心を耕さない人は、野蛮人の脳である。

 

 私は心を耕そうと、あちこちの美術館、画廊を訪れて、目と心を耕している。それが心と共鳴すると、その絵をつい買ってしまう。そしてモノが増えるのだ。ミニマリストの反対の極致である。その絵を買うとは、その芸術家を応援することだ。それが文化活動への参加だと思う。フィレンツェで花開いたルネッサンスは、銀行家メジッチ家の支援があって、芸術の花が開いた。芸術にはお金がかかるのだ。それで一銭の儲けにもならない。無駄をすることが、芸術で心の耕作である。ミニマリストには理解不能の境地である。

 人の精神が昇華すると、祈りとなる。芸術家は、芸術の神様に祈りを捧げる。動物は決して祈りはしない。ミニマリストはそういう境界には無感心であろう。

 

 

2024-03-05  久志能幾研究所通信 2840号  小田泰仙

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2024年3月 4日 (月)

毛が抜ける理由、抗がん剤治療を拒否した理由

 

 船が大嵐に会い、沈没の危機に際した時、船長は沈没を避けるために、船で不要なものを捨てる。それが船乗りの危機管理である。

 

 抗がん剤を打つと癌患者の毛が抜ける。それは上記の理由で、命の危機に際して、体は生命維持に不要なもの(毛)を最初に捨てているのだ。抗がん剤が投与されると、体は命に危機が迫ったと判断する。

 

毛が抜ける医学的原因

 抗がん剤(化学療法)は分裂が活発な細胞に強く影響する。そのため、細胞分裂がとても盛んな毛母細胞(毛を作るもとになる細胞)は、抗がん剤(化学療法)の影響を受けやすく、毛根がダメージを受けることから脱毛が引き起こされると考えられている。

 とりわけ、毛母細胞の働きがさかんな髪の毛は、抗がん剤(化学療法)の影響が大きく、脱毛を生じやすい部分といえる。

 

 猛毒の物質や、エボラ出血熱等の患者と接する場合、看護婦は完全なる防御服を着てその作業をする。看護婦の身を守るための処置である。

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    AXELで販売されていた防御服

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 看護婦はその防御服を着て、ガン患者に猛毒の抗がん剤を打つ。抗がん剤は猛毒で、その原料はナチスが使っていた毒ガスが主成分である。

 そんな猛毒の抗がん剤を体に入れて、ガンが完治するとは思えない。抗がん剤は正常な細胞も同時に攻撃する。抗がん剤に、正常な細胞と癌細胞の区別はつかない。無差別爆撃とおなじである。ガン細胞はやっつけました。がんは治りましたが、患者は死にました、が末路である。抗がん剤治療に耐えられる体力のある若い人は良いが、高齢者の私には無理である。

 だから私は抗がん剤治療を拒否して、薬剤医師とけんか別れをした。

 抗がん剤治療を受けている人を見ると、ガス室に連れていかれるユダヤ人を連想してしまう。

 

抗がん剤ばく露防止に関する国の動き

 2014年5月29日厚生労働省労働基準局は、「発がん性等を有する化学物質を含有する抗がん剤等に対するばく露防止対策について」(基案化発0529第1号)を各関係団体会長宛てに発出しました。この通達は、看護師や薬剤師等が抗がん剤を取り扱う際に、意図せずばく露した場合に健康障害を発症する恐れがあるため、必要な防止対策への取り組みを求めています。

   日本看護協会のHPより

 

 抗がん剤投与には、コロナ菌対策のような完全な防御服を着て行う必要がある。それほどに抗がん剤の投与には危険があるようだ。それを癌患者には投与しても良いのか

 

抗がん剤は儲かる

 米医薬コンサルティング大手のIQVIAによると、2022年の世界のがん治療薬市場は前年比11・1%増の約1974億ドル(約28兆円)で、全疾患領域で最大の市場規模だった。 日本市場だけ見ても22年度は前年度比6・2%増の約1兆7839億円で、拡大傾向にある。2023/06/23

 

 IQVIAは2月26日、2023年の国内医療用医薬品市場が前年比3.1%増の11兆2806億円(薬価ベース)となり、初めて11兆円台に乗ったと発表した。最大市場の抗腫瘍剤市場が前年比10.5%増と2ケタ成長したことや、ラゲブリオが前年から2.5倍の1280億円を売り上げたことなどが国内市場の拡大につながった。7製品で売上1000億円を超えた。ただ、23年第4四半期にはラゲブリオを含む新型コロナ治療薬の売上が急減したほか、24年度薬価改定(改定率▲0.97%、医療費ベース)なども控えており、国内市場が24年も11兆円台となるかは不透明な状況だ。公開日時 2024/02/27 04:52

23年国内医療用薬市場 初の11兆円台 抗腫瘍剤市場が2桁成長、勢い回復 1000億円超に7製品 | ニュース | ミクスOnline (mixonline.jp)

 

 なぜ病院は抗がん剤治療を継続するか、利益率が高く、それは儲かるからだ。止められない、止らない、で病院は抗がん剤投与の中毒になっている。

 

 日本の抗がん剤は全体の16%を占める。日本の抗がん剤市場は、世界の中で6.4%を占める。日本人の人口は全世界の1%しかいないのに、その6倍の抗がん剤が使われている。異常である。

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死亡原因

 人はガンで死なない。人は体力が弱り、抗がん剤で免疫力が下がり、肺炎等を起こして死ぬ。人の体はウイルス、他の病原菌の攻撃を免疫力で防いでいる。それの防波堤を抗がん剤で破壊するから、肺炎等の炎症(延焼?)を起こして自滅する。

 ガンになったのも、がん細胞を免疫酵素が殺せなかったためだ。ガンは毎日、5000個も生まれている。それを免疫酵素が殺している。

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ガンへの姿勢

 がんを治すより、ガンにならない生活を目指そう。自分の免疫力を上げる生活をしよう。私はそうやってがんを克服しつつある。

 がんは進行する病気で、治療を行わないと、がん細胞は増え続け、健康な細胞や組織を侵害し、進行していく。そう医学書には書かれている。ある意味では真実だろう。

 確かに、何もしないと上記の状況だが、ガンになった原因を探し、それを無くす生活をすることで、ガンは再発しない。それを医師は明確に言わない。

 普通の医師は、ガンの手術後、今まで通りの生活で良いという。父の場合も私の場合もそうであった。それでいて再発防止として抗がん剤治療を標準治療として強要する。おかしい。がんになったのには原因がある。それを取り除かねば、ガンが再発するのは自然の理である。

 

 体に入れるものには、最大の注意を払おう。ガンの専門医は、自分がガンになったら、絶対に抗がん剤を使わないそうだ。

 

知識と知恵

 知識は力である。多くの知識を総合して、どれが正しいか、判断するのが知恵を使った賢さである。医師は偏差値が高い頭脳を持っている。医学大学に進学するには、膨大の知識を記憶せねばならぬから、頭脳明晰でないと務まらない。日本の大学は知識量の記憶量で評価する。しかし頭の記憶能力と賢さは別である。この抗がん剤治療を俯瞰して、その金儲けに汚染された医師の知識の頭に、私は呆れている。

 

 抗がん剤治療はお天道さまの道に反していると思う。あくまで私の意見である。私は医師ではないので、それしか言えない。私は医師のお世話にならないように自然の摂理に反しない生活を送っている。

 

 

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 松本明慶大仏師作 文殊菩薩

  衆知を集め、文殊の知恵を出せと教える佛様。

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 松本明慶大仏師作 普賢菩薩

  多くの選択肢から正しく選択し、賢く決断せよと教える佛様。

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2024-03-04  久志能幾研究所通信 2839号  小田泰仙

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夜間尿意を寝技で仕留め、夜間トイレ回数をゼロに

 

 自分の体は神の如くの働きで動いている。自分の体には神通力が備わっているようだ。寝ていても心臓も肺も休まず働いていてくれる。首を吊って自殺する時でも、最期まで生きてくれよと、血液を送り、肺を動かしている力を神通力・佛の力と言わず、なんという。自分の体は神佛が作られた国土であり、神通力が満ちている。

 

 その私も加齢のため神通力が少し衰えてきた。神通力も生老病死である。最近は夜間に尿意を覚えて、トイレに行く回数が増えた。それが死亡率を2倍にすると言う記事を見つけ、対策をすることにした。

 

死亡率が1.98倍になる「夜間頻尿と死亡率」の関係

 実は、国内の研究により、夜間排尿の回数が一晩に2回以上ある高齢者は、1回以下の高齢者に比べて、死亡率が1.98倍になるという報告が上がっています。

 また、「夜間頻尿と死亡率の関係」に関する複数の研究結果を統合したところ、夜間排尿の回数が一晩に2回以上あると死亡率が29%増加し、3回以上になると46%増加するという結果が出ています。

「夜中に尿意で目が覚める」は早死のサイン…専門医が指摘する"寿命とトイレ"の知られざる関係」  PRESIDENT Online より引用

 

国土強靭作戦

 体力、免疫力向上こそ、身体強靭化である。夜間にトイレに行きたくなるのは、腎臓の機能が加齢で低下しているのが原因である。そのために、老化速度を速める生活習慣を止め、体力を維持させる、である。腎臓の処理能力の低下は、全体の体力のバロメーター値の表れである。だからその対策をすればよい。   

 

冬将軍対策

 相手は強力な冬将軍である。その得意技は、夜間尿意部隊の攻撃である。相手は冬将軍の寒さなのだから、寒さの弾を防ぐ防弾チョッキを纏えばよい。

 私は、カッコ悪いが腹をくくって腹巻で防備した。また通販でみつけたカシミヤアンダーべストで二重に冬将軍への防備を固めた。

 これはてきめんの効果で、それ以来、夜間にトイレに起きる回数はゼロになった。

 やはり内臓は温かくすることが大事である。

 

Photo   カシミヤアンダーべスト(通販サイトより)

  私が以前に入手したカシミヤ入りアンダーべストは、カシミヤ分が5%しかないが、それでも温かい。今後は100%カシミヤのアンダーベストにしようと思う。

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スパイかく乱戦法対策

 睡眠の質を低下させる最大の敵は、深夜のテレビ番組である。相手は商品を売ろうと洗脳教育に必死である。あれ喰え、これ飲め、これ買えと、CMで洗脳攻撃である。なにせ奴の生活がかかっているのだ。

 そんなテレビ、スマホ、パソコンのブルーライトを就寝前に浴びれば、神経が興奮して、睡眠の質が低下する。だから夜間に目が覚める。

 それよりも哲学書や宗教関係の本を読めば、難しいので自然と眠気を誘ってくれる。

 私は就寝前に法華経を2ページ音読している。

 

薬物対策

 寝る3時間前のコーヒはご法度である。厳密には18時以降はコーヒー等のカフェインの入った飲料は飲むべきではない。

 

領空侵犯対策

 やすらかな国土に、無神経に領空侵犯してくるのは、スマホの着信、メールの着信音である。それに出てしまえば、安らかな眠りにつく心が妨害される。まるでC国の領空侵犯で、スクランブル発進をするが如く、心の平静さを乱される。

 私は寝室にスマホを置いていない。

 

暖房

 もったいないが、命にかかわるので、冬の間は、就寝中もエアコンはかけっぱなしである。電気代をとやかく言っておられない。低温で過ごすと、寿命が短くなる。どうしても腎臓が過敏になって、夜間尿意を覚える。

 

「18度未満の寒い家」は脳を壊し、寿命を縮める 最新研究でわかった室内温度リスク | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

 

寒い部屋でガマンしていると健康寿命が4年縮まる…最新研究でわかった「住宅と健康」の怖い関係 9割の住宅が「不健康になる室温」になっている | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

 

2024-03-03  久志能幾研究所通信 2838号  小田泰仙

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