2024年10月 4日 (金)

大本営発表・日本がん対協会「がん征圧月間」(2)

 

 医師は上医、中医、下医に分類される。上医はいまだ病まざる状態の病を治し、中医は病まんとするものの病を治し、下医はすでに病みたる病を治す。

 下医は対処療法である。上医こそ本物の医者である。

 

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 某紙の全面広告 (2024年9月)
      企画・製作/岐阜新聞社営業局

  協力/岐阜県健康福祉部保健医療課 

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 この日本対がん協会の広告(岐阜新聞社編集)での内容は、下医以下の言い分である。この広告の真の目的は、がん検診の推進で、ガンにならない方法の推進ではない。がんを正しく治す方法の推進でもない。多くの人が、がん検診を受けて、早くがんを見つけて、治療をしましょう(そうすれば医療機関は儲かる)、という医療関係機関からの宣伝である。

 日本対がん協会は、正しいガン予防策を隠蔽して広報している。誤ったがん対策で、多くの人ががんになってくれれば、またがん検診を受けてくれれば、それでがんを見つけたら、その治療で儲かる。またがんの恐怖を煽り、がん保険に加入してくれれば儲かる、である。がんの原因物質の食品メーカには被害が及ばないように気を使っている。なにせ相手はお得意様の大スポンサーなのだ。

 そういう広報活動を66年間もしてきて、その結果が、日本対がん協会発足当時よりも、がんが4.3倍になった、である。

 

 この広告で表明している「がんを防ぐための新12か条」ではがんは防げない。それは66年間の冷酷な日本人がん死のデータが証明している。

 

 この「がんを防ぐための新12か条」の内容は、1970年代後半にアメリカ上院議員マクガバン氏が連邦政府と議会に提出した一連のマクガバンレポートの提案内容をガン無視している。つまり日本ではがんになる状態を無視・放置している(利権のため)。これが国立がん研究センターのがん予防活動の実態である。だから先進国中、日本だけがガンが激増している。

 

久志能幾研究所通信

がん真因:欧米減少、日本激増、マクガバンレポート

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  日本対がん協会や国立がん研究センターのご推薦内容

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 日本対がん協会や国立がん研究センターは、早期発見には「がん検診」をと力説するが、もっと大事なことは、がんにならない方法(生活習慣、食事習慣)である。日本対がん協会はそれをぼかしてスルーしている。マクガバンレポートでも乳製品が乳がんの原因だと断定しているが、それはスルーである。国内の食品メーカとの利権問題であろう。

 

検査工程は無駄、がん検診も同じ

 トヨタ生産システムは、検査工程は無駄な工程と定義している。製品は工程で作り込み、後工程に不良品を流さない、が原則である。後工程は神様なのだ。後工程に不慮品を流すと手直し(治療)が発生する。トヨタ生産システムでは、検査工程(がん検診)では付加価値を生まないとして、不良品を出さない生産工程を組む(がんにならない生活習慣、食生活)。それが真のがん対策である。

 だから、日本がん対協会が推進するがん検診は無駄な医療である。まずがんにならない生活をする。そこから始めないと、日本のがんは減らない。

  

 

2024-10-04  久志能幾研究所通信 2955号  小田泰仙

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2024年10月 3日 (木)

大本営発表・日本がん対協会「9月はがん征圧月間」(1)

 

 公益財団法人・日本がん対協会は、大本営発表のようながん防止策を広報し続けている。それはまるでB29に竹槍で対抗しようとするようなものだ。

 “9月は「がん征圧月間」”という表現は、「鬼畜米英を征圧」の精神論と同じものである。表面的には、この団体はがんを悪の権現のように敵視し、撲滅を推進している。

 

 しかしその結果は66年間、連戦連敗の全敗である。日本対がん協会が設立された1958年と比較して、現在(2023年)は、がん死が4.3倍となっている。それはがんを征圧しようとして、創業以来、連続66年間も連戦連敗で、無条件降伏となった状態である。それは日米戦争より酷い。そんな協会の大本営発表を信じていれば、殺される。私も殺されかかった。

(2023年のがん死亡者数は、 382,492 人)

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 某紙の全面広告 (2024年9月)
      企画・製作/岐阜新聞社営業局

  協力/岐阜県健康福祉部保健医療課 

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 現在、日本で毎年38万人ものがん死が出るとは、太平洋戦争を2倍に拡大して継続していると同じである。太平洋戦争では、その15年間、毎年平均20.7万人の死者であったが、それでも今のガン死の約半分であった。

 昭和30年代(1955年 - 1964年)以降、日本における交通事故死者数の水準が日清戦争での日本側の戦死者数(2年間で17,282人)を上回る勢いで増加した。年間1万人以上の交通事故死者が出て大騒ぎとなった。

 現在、年間38 万人もガン死が出ていてもマスコミはそれほど騒がない。

 何故?

 それは、マスコミがガン発症の原因食品の広告でカネ儲けして、ガン死の原因の片棒を担いでいるいるから後ろめたいから。

 

太平洋戦争での日本人の死者

 15年にわたる戦争で、日本人の軍人軍属などの戦死230万人、民間人の国外での死亡30万人、国内での空襲等による死者50万人以上、合計310万人以上(1963年の厚生省発表)である。

 

 旧日本軍の大本営は、連戦連敗なのに、戦法を全く変えず、精神論に執着し、万歳突撃を繰り返し、日本兵を玉砕を強い、日本を敗戦に導いた。

 その大本営とそっくり同じ行動が「日本対がん協会」である。先進国中、日本だけがガンが激増している。政府も日本対がん協会は無為無策である。

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 日本対がん協会は1958年(昭和33年)8月、「がん撲滅」を目指して設立された。設立当時、がんによる死者は今の4分の1の年間8万8000人ほどでした。

 がんはわが国の死因第1位となり、2016年まで36年連続で死因のトップになった。2016年のがん死者は37万2986人に達し、3人に1人ががんで亡くなっている。(日本対がん協会のHPより)

 

 西洋医学は、対処療法が主で、なぜがんになったかの原因追及よりも、がんに対する対処慮法を優先する。それは下医の仕事である。

 日本がん対協会はがんをまるでウイルスのような扱いをしている。がんを外から来るウイルスと扱っている。がんは我々の分身なのだ。がんを作り出したのは、己なのだ。彼らには第三者意識で、その自分が作り出したという自覚が欠けている。

 

 この公益財団法人・日本がん対協会は病院、官僚、新聞社、マスコミ、製薬会社、医療機器会社、医療機関の天下り先のようだ。評議員にアグネス・チャンまでいて、利権・腐敗の匂いがプンプンである。ガンが簡単に治っては困り、その関係の金儲けが続けられないと思っている集団でもあるようだ。だから効果のないご神託を垂れ流し、66年間も続けている。まるで宗教団体である。

 

公益社団法人と公益財団法人

 公益社団法人は、一定の目的をもとに集まった人と組織から成り立ち、営利目的ではない活動を行う法人です。

 対して公益財団法人は、一定の目的のもとに拠出された「財産」の集まりで、公益を目的として管理運用される組織です。

 

 がんの真因を見付けないとがんは治らなし、再発する。トヨタ式生産方式の「何故なぜを5回を繰り返そう」。

 

日本対がん協会とは、

 日本対がん協会は1958年(昭和33年)8月、がんの早期発見や早期治療、生活習慣の改善によって、「がん撲滅」を目指そうという趣旨で設立されました。その前年の日本癌学会総会での提唱がきっかけとなり、朝日新聞社が創立80周年記念事業として支援し、設立の運びになったものです。その後もさまざまな団体、企業、個人の草の根の支援が、協会の活動を全面的に支えています。

 設立当時、がんによる死者は今の4分の1の年間8万8000人ほどでした。国立がんセンターができる4年前で、国が本格的ながん対策に乗り出す「夜明け前」の時代でした。

 残念ながら、その後、がんによる死者は増え続け、1981(昭和56)年、わが国の死因第1位となり、2016年まで36年連続で死因のトップになっています。16年のがん死者は37万2986人に達し、3人に1人ががんで亡くなる時代になっています。

 日本対がん協会は、がんを早期発見、早期治療するため、15年までの累計では、全国の日本対がん協会グループの検診団体で延べ3億6000万人以上の方にがん検診を実施し、41万879のがんを見つけ、早期発見・早期治療によるがん死の防止に努めています。

 また、がん予防にはがん検診だけでなく生活習慣の改善がきわめて重要です。タバコは肺がんだけでなく多くのがんの誘因や原因とされています。協会は「禁煙の勧め」など、がん予防の啓発活動にも力を入れ、「がん征圧」に向けて大きな成果を上げています。

https://www.jcancer.jp/about_japan_cancer_society/%E7%B5%84%E7%B9%94%E3%81%AE%E6%A6%82%E8%A6%81

 日本対がん協会のHPより

 

      

2024-10-03  久志能幾研究所通信 2954号  小田泰仙

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2024年10月 1日 (火)

フルコンサートピアノの歴史講座

 

 先日、名古屋ヤマハホールで、フルコンサートピアノの歴史講座があった。戦後間もないころの1950年に開発されて、今まで開発、改良が続けられてきたフルコンの技術開発の歴史のお話しである。技術屋にはたまらないお話しであった。新旧のフルコンサートピアノを並べ、その改良点を目で視て確認し(カタログではそこまで詳しく書かれていない)、納得した。

 私の夢(一生かかっても実現できないような大きな夢)は、フルコンサートピアノのあるホールを作る事。それがあり、今回の講演会のご縁があった。

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  新旧のフルコンサートピアノ CFX  in 名古屋ヤマハホール

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 世界の誇れるヤマハのフルコンサートピアノは、川上源一郎社長の「世界一のピアノを作る」という情熱と理念が無ければ、生れなかった。何事も「志」がないと、何も始まらない。

 「膨大な資本の余力が無ければ、名器は作れない。」(ピアノ技術者・杵淵直知)だからこそ国内で一番財力があるメーカが、世界一のピアノを作る義務がある。

 

 コンピューター音響シミュレーションでの検証、実際の音楽家の声、100台にも及ぶ試作品、何度もの試行錯誤、その過程は私が工作機械の開発そのもの歴史であった。工作機械も大量生産するわけではない。しかしその性能が日本の生産力を左右する。そのため地道な改良が必要だ。そうやった努力が日本の高度成長の礎となった。

 

 ピアノは楽器の王様と言われる。その頂点に立つのがフルコンサートピアノである。それで会社経営的に儲かるわけではない。しかし技術が成熟していないと、世界を制覇するピアノは生産できない。車つくりでも、F1レースで、その技術を誇るのと同じだ。

 

 フルコンサートピアノの寿命は約10年だそうだ。ピアノも生老病死であることを再認識した。特に音響版の振動の耐久性が寿命に影響を及ぼす。木製の共鳴版が振動すれば、何時かはその木製の部分がへたってくる。自然現象で宇宙根源の理である。それが、コンサートホールに2台のフルコンサートピアノが有れば、当然、その寿命は2倍になるそうだ。演奏会でのピアノの負荷は甚大である。アマチュアがピアノを弾くのとは桁が違う負荷である。

 

 また性能が高いピアノは、その環境の影響が大きく、温度管理はもちろん、湿度管理も重要である。日本のピアノは温度変化、湿度変化に強いがあくまで家庭用のピアノの話であって、コンサートピアノの場合とは違う。

 

 正式のオーバホールの場合、共鳴板まで替えることもあると言う。以前、ウィーンのオペラ座で100年使われたベーゼンドルファーのピアノがフルオーバーホールされ、ベーゼンドルファーの東京ショールームでお披露目をされた。歴史を感じる音であったが、どうもその共鳴板まで入れ替えてのオーバーホールであったようだ。オーバーホールで残ったのは、外枠だけ?

 

 以上は、講師の話しに加え、前間孝則、岩野雄一著『日本のピアノ100年』(草思社文庫)を拾い読みした内容を含めて記述した。この講習会で、講師がこの本を紹介してくれた。これを知っただけでも感謝である。

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以下、本書の裏表紙の記載

明治33年(1900)、日本楽器は国産第一号となる簡素なアップライトピアノを完成させた。まだ欧米には及ぶべきもなかった日本のピアノではあったが、大戦後、状況は一変する。高度成長で勢いを得たピアノ・メーカは新たなコンサート・グランド・ピアノの開発に情熱を傾ける。そして、リヒテルやグールドなど世界の名演奏家が愛用するピアノを生み出し、ついに日本を世界頂点のピアノ王国へと押し上げたのである。

誕生から100年間のピアノづくりに情熱を傾けた人々の姿を通して、日本の「ものづくり」の奇跡を見事に描いたノンフィクション作品。

第18回ヨゼフ・ロゲンドルフ賞受賞作

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   文庫サイズで469ページの大作です。1200円(税別)

   

2024-10-01  久志能幾研究所通信 2953号  小田泰仙

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2024年9月30日 (月)

巡礼 愉快でお洒落な魔女たち in ぎゃらりー喫茶「遊び野」

 

 先日、名古屋JR高島屋ビル12階のレストランで食事会があり、その場で魔女?の渡辺陽子さんから個展の紹介を受けて、魔女たちの集会場に飛んで行った。

 犬も歩けば、魔女に当たる?

 なぜか魔女という言葉にときめきがある。有物論に取りつかれた拝金主義者には、精神の世界は縁遠いのだろ。歳を取っても夢を抱きたいもの。

 渡辺陽子さんは魔女の人形を作る人形師である。私は、以前、彼女が作った「ヴァイオリンを持つセリー」の人形に惚れて購入した。魔女のセリーは、自宅の居間で異彩を放っている。

 

 

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 その集会場は素敵なギャラリー&喫茶室であった。岐阜市とは思えないほど、静かな環境のロッジのような小屋でした。

 店主はこの2階に住まいして、月に1週間だけ個展を開いている。そこで美味しいコーヒーとモーニングのパンを食べて、屋外の軒下でひと時を過ごした。居心地が良かったせいか、初秋の気持ちの良いそよ風の中、気が付いたら3時間弱も居座ってしまった。

 パンは体に良くないことは承知しているが、美味しかったことも事実だ。しかし美味しものには毒がある。私がパンを食べるのは、年に1度の魔女の集会時だけ。

 今回は選択肢がパンしかなかった 😿

 パン以外のメニューがあると嬉しい。

 今回の個展は、9月25日からの開催で、10月1日までの開催です。

 

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  渡辺陽子さんの作品 「ヴァイオリンを持つセリー」  自宅

  セリーは隠れ魔女なのです。

 

2024-09-30  久志能幾研究所通信 2952号  小田泰仙

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2024年9月29日 (日)

がん真因:欧米減少、日本激増、マクガバンレポート

 

 先進国中で、日本だけガンが激増している。その真因は、日本が太平洋戦争で、敗戦したため、占領政策で日本の食料環境が激変させられたためである。

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 愛知県がんセンターの資料

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 日本人の食料環境は1万3千年にわたって変わらず続いていた。それを敗戦により、米国の利権によって激変させられた。今まで食べていなかった4毒(小麦、乳製品、植物油、砂糖)を強制的に食べさせられるようになった。

 1945年当時、米国では小麦が5兆円分も余剰になっていた。その小麦(ニューヨーク湾の船上に貯蔵)を、無理やり日本人に食べさせて消費させようとした。アメリカは戦勝国だから、やりたい放題である。それで学校給食がコメからパンに変え、牛乳が飲まされるようになった。実際はアメリカで牛乳からバターを作るため脂肪分を抜いてカスになった廃棄物(ゴミ)の脱脂粉乳が小学校生に飲ませられた。

 飲まないと先生に怒られた。これがまずいのだ(私も飲まされた!😿 実感)。

 

70年後

 それが原因で、戦後70年経った現在、がんは全体で5倍、乳がんは4倍、肺がんは7倍、糖尿病は50倍となった。(タバコは7分の一に減っているのに、肺がんは7倍に激増。だからタバコはガンの原因の一つだが、真因ではない)

 今まで無かったアトピー、花粉症、認知症、癲癇等の奇病が激増した。

 私が御幼少の頃の50年前は、ガンも認知症もアトピーも花粉症もほとんど聞かなかった。

 病気に発症率に劇的な変化があれば、劇的な環境変化があったはずだ。それが戦後の食生活の激変に原因があると考えるのがまともな技術者、科学者である。利権に染まった輩は、別の原因を探して生贄にする。例えば、タバコ、塩、酒、コメ等。

 

マクガバンレポートの背景

 第二次世界大戦後、米国は医療費の激増により、国庫財政が危機に瀕していた。フォード大統領はこのままではアメリカ人が病み、国が滅んでしまうと頭を痛め、その対策としてマクガバンに調査を命じた。その調査対策報告書が、マクガバンレポートである。

 レポートでは、ハンバーガー、ステーキ、アイスクリーム、炭酸飲料など、アメリカの典型的な食事を否定した。これらの食事は肉食中心で偏っており、がんや心臓病、脳卒中などの「食源病」の発症を引き起こすと警告した。この種の疾患は薬物治療では解決できず、食事の改善が必要だとしている。

 皮肉にも、それが原因でマクガバン議員は、精肉業界、乳製品業界に恨まれて、選挙で負けた。正義が利権に負けた。利権を持つ輩は金と権力を持っている。敵に回すと手ごわい。

 

 米国はそれに基づき対策を施し、がんは減って行った。

 それに対して、日本はそれとは逆に欧米風の食事に変えて行き、結果として米国の病状が出てきて、日本滅亡の危機となっている。なにせ当時6兆円だった医療費が現在は43兆円を超えている。人口が7倍に増えたわけではない。異常である。以上には必ず原因がある。敵から毒を盛られた形の日本では、ガンや奇病が激増した。この毒が日本でガンが激増した真因である。

 

小麦、乳製品、植物油、砂糖の毒(吉野敏明医師のYouTubeより)

 この4製品は依存性があり、脳神経を犯し、中毒となる。

 小麦にはグルテンが含まれる。日本人は戦後までパンを食べてこなかった。日本人の8割はグルテン不耐性である。欧米でもグルテン不耐性の人はいるが、1~1.5%ほどである。グルテンが免疫を破壊して、ガンや神経細胞を壊して、認知症、花粉症、アレルギーを引き起こす。

 欧米人は1万年以上、小麦を食べてきたので、民族的にその耐性がある。日本人は1万年以上、小麦を食べてこなかったので、民族的にその耐性がない。食べれば病気になる。

 

 乳製品には、毒がある。牛乳はあくまで牛の子供の食料である。大人が摂取すると毒になる。それをマクガバンレポートでは指摘している。そもそも日本人は、戦後まで乳製品と摂らなかった。だから女性の乳がんが4倍に増えた。

 日本人の歯型を見ても、肉食動物ではない。それが欧米人との違いである。

 

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      日経ビジネス2016-0208号より

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 江戸時代は砂糖はご禁制で、将軍様しか食せなかった。沖縄で取れるサトウキビは幕府の管轄で、輸出で外貨獲得の貴重品で庶民にはご禁制品である。庶民は口にできない。それで江戸時代は庶民は健康であった。

 

 江戸の大火(文化3年(1806))があり、それ以降、幕府より油の禁止令が出て、日本人は油を使わなくなった。

 

マクガバンレポートの要約

マクガバンレポートで挙げられている改善目標

  1. 肥満を避けるため、消費熱量と同じだけの熱量しか摂取しない。肥満になれば、摂取を減らし消費を増やすこと
  2. 複合炭水化物および「天然に存在する」糖分の摂取量を総摂取量の約28%から48%に増加させること
  3. 精糖および加工糖の摂取と約45%減らし、総摂取量のの10%とすること
  4. 全脂肪摂取熱量を、総摂取量の40%から30%に減らすこと
  5. 飽和脂肪酸の摂取量を総摂取量の約10%減らすこと。ポリ不飽和脂肪とモノ不飽和脂肪の摂取バランスをとり、それぞれが総摂取量の約10%になるようにすること

(飽和脂肪酸は乳製品や肉などの動物性脂肪や、パーム油などの食物油脂に多く含まれている傾)

  1. コレステロール摂取を1日300mgにまで減らすこと
  2. ナトリウムの摂取を制限するため、食塩の摂取を1日5gに減らすこと


 これらの食事内容の改善により、がんの発病も、がんによる死亡も20%減少し、心臓病は25%減少、糖尿病は50%も減少すると推計学的予測もされている。

 

シェアシマinfo | 【解説】マクガバンレポートとは【食品業界用語】 (shareshima.com)

https://shareshima.com/info/3992990771

 

2024-09-28  久志能幾研究所通信 2951号  小田泰仙

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2024年9月28日 (土)

巡礼 光と影の演出「中野友加里 風景画展」 in Sagan

「ありのままの自然を描く」

 

 画家・中野友加里さんの個展が岐阜川原町 gallery Saganにて、開催されている。9月28日まで

 

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 中野友加里さんは独学で今の境地を切り開いた。芸術には特別の師が必要ではないことを証明したようだ。芸術の才能は、教えて得られるものではない。

 芸術の「芸」は、草冠に「云う」である。これは匂い草の象形文字である。匂い草の香りは、万人に受けるわけではない。ある時代のある人だけに好まれる匂いである。芸術もある特定の時代の特定の人だけに通用すれば、その役目は果たしている。万人受けするのは技術である。だから万人受けするための技術を追わなければ、一定の能力があれば、誰でも芸術家である。

 

 中野さんの風景画は、暗い風景の中から明るい空と差し込む光が映える。明るい空間の中に雲が浮かび上がる。そこに対象物が浮かび上がる技法がある。

 透明感ある景色が、空間であったり、樹木であったり、光の動き、それが生命力であったりする。

 彼女は、英国の風景画家ターナを意識しているという。しかしターナの絵は英国のどんよりした気候を描写した英国の風景である。それに対して、中野さんの風景画は、透明感ある日本の空気の中、光で浮かび上がる風景を描いている。

 

 食物は地産地消というように、絵でも同じと感じた。西洋画の多くは油彩である。それに対して日本画は水彩が似合っているようだ。油彩の風景画もよいが、日本の風景は透明感のある水彩画の清々しさが際立つ。やはり日本の風景はごてごてした油彩より、水彩画が合っているようだ。

 展示されている32点の作品群の中から、生命力を感じた1枚の絵を購入した。

 

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2024-09-27  久志能幾研究所通信 2950号  小田泰仙

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2024年9月27日 (金)

敵陣交流(宮仕え)の戦い、対人交流で命を守る

 

 母からは「男は外に出れば、七人の敵がいる」と教えられた。実家に居れば、家族に守られているが、外に出れば(ある企業に就職すれば)、その敵と対面することになる。

 敵陣の中で考えるべきことは、自分が正しいと思う行動を取ることではなく、自分の言動が、上司(敵)の眼にどう映っているかを考える、である評価する権利は相手側にある。自分が正しいと思うなら、それは自己中だ。村社会では、正義の論理は通用しない。ウサギがライオンに歯向かっても、喰い殺されるだけだ。相手は権力を持っているのだ。

 当時はそんなことは考えなかったが、今思うと、臆病で自信の無かった私は、本能的に敵から自分を守る行動をしていたのだと思う。そのお陰で命拾いができていた。

 私は、従業員5千人、売上高5千億円の企業で、38年間の勤務をした。その途中で、合併があり、従業員1万人、売上高1兆円の企業になった。その間、私が一緒に仕事をした仲間が20名余、定年までに命を落とした。まさにビジネス戦争での戦死である。自分がそのうちに入らず、定年まで生き延びられたのは、ご先祖、親、師、上司、仲間のご恩である。

 

久志能幾研究所通信: 西部戦線異状なし  (enjoy.jp)

http://yukioodaii.blog.enjoy.jp/blog/2017/11/post-d9b4.html

 

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村社会の対人交流

 閉ざされた村社会には暗黙痴(暗黒恥?)がある。村に入れば、村の掟に従わざるを得ない。現代社会の建前上は、人権が保障され、自由であるが、実際はそうではない村社会が存在する。現実の企業内での生死は上司に握られている。

 それは私が若かりし40年前の話である。雇用が買い手市場の現代でも、それは変わらないようだ。正規雇用の社員が激減し、派遣社員が過半となった企業もある現在は、その傾向がより強くなった。大手銀行の合併でも、吸収合併され側の銀行員の悲惨な話がネット上で舞っている。古い体質の村の風習がより顕著になったようだ。

 

 そういう社会では、自分の信じる道を人目をはばからず、歩いてはならない。それでは見えない敵に殺される。

 対人交流という心理学では、相手がどう思うかをの理論を教えてくれる。人間社会での生き方を教えてくれる。自分の道を歩きたかったら、自分で会社を立ち上げて、自分の世界を創ることだ。そういう能力がないなら、村の掟に従うことだ。殺されないために。

 だから私は定年までは奴隷になって働いた。還暦まで働けば、社会に対する責任は果たしたことになる。因習に満ちた村社会を離れて、今は自由な生活を満喫している。

 

対人交流

 対人交流とはエリック・バーン博士が開発した心理学の理論である。人はその性格により、多様な反応を示す。親の影響が子供に移り、子供の性格を決定する。

 例えば、交通事故現場を見ても、その反応は性格により千差万別である。子供の性格の天真爛漫な性格(FC)なら、面白い事件だと興奮する。母親(NP)の性格なら、「可哀そうに、被害者はだいじょうぶかしら」である。厳格な父親(CP)の性格なら、「安全運転をしないから事故を起こすのだ、自業自得だ」と。大人(A)の性格なら、「どうして事故になったか、その再発防止は何か」と考える。

 例えば下図の交通事故現場で、スキップしている子供が天真爛漫な子供の反応である。

 同じ事象でも、その反応は人によって全く異なる。だから閉ざされた村社会では、上司が自分の言動をどう見ているかが最大の論点である。

 

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 大垣市内で  2014年6月6日

 事件をどう受け止めるかで、解釈が変わる。この事故は、子供にとっては楽しい出来事だ。彼が子供新聞の記者なら、楽しい記事にするだろう。事故被害者は地獄であっても、だ。

 同じことが、世間の事件で記事になり、全く違う報道がされる。

上司次第

 上司には逆鱗がある。それに触れると半年後に爆発する怖しい地雷である。それを踏むと爆風で半年後に地方に飛ばされる。そうでなくとも、上司に嫌われると飛ばされる。それが宮仕えの鉄則である。。

 

事例 推定殺人

 私の所属した課で、私の1年後輩が上司に些細なことで逆らって、それが積み重なり、彼は欧州の営業所に飛ばされた。そこは政府の利権のために作られた組織で、万年赤字経営であった。そこの収益は利権をもつ闇勢力に吸い取られていたようだ。本社には、切るに切れず長年のお荷物であった。飛ばされた彼は純粋な技術者で、その営業職には、まったく合わないことが誰の眼にも明白であった。人事は上司の好き嫌い以外の何物でもない。彼は村の掟をやぶったので飛ばされた。

 彼はその土地で病み、帰国後2年で亡くなった。私は彼を飛ばした上司を推定殺人だと思う。

 正しい選択肢は、自分の命を大事にするなら、その会社を去ることであった。何も会社にしがみ付くこともない。命より大事なものはない。

 

 幸い、私は素直な良い子?であったので、腹の底では舌を出しても表面的には従順であった。親も下済みで苦労をしてきたので、私の上司への盆暮れの付け届けは欠かさなかった。両親に感謝である。お陰で40歳までは無事にサラリーマン生活を送れた。

 

事例 推定殺人未遂

 これが合併となった企業同士だと、更に凄惨になる。合併相手側の上司は、好き嫌い以外に権力を行使して、殺し合いとなる。

 私の場合、親会社から出向してきた上司が人格者で優秀だったので、上司が親会社に帰る際、安全な部署に異動をさせてもらえた。残った仲間の基幹職の殆ど(10名余)は、合併後、C国や僻地の外国の駐在員に飛ばされた。合併相手側の部署の基幹職は、そのまま、国内勤務である。

 もし私がC国に飛ばされていれば、好奇心溢れる行動で、スパイ扱いで捕まって死刑になっていたかもしれない。そもそもC国の食料事情とストレスで、病死となった恐れが高い。

  ご先祖、親、師、上司、仲間のご恩に感謝である。

 

2024-09-26  久志能幾研究所通信 2949号  小田泰仙

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2024年9月26日 (木)

大垣市、「命の警告書」の受取り拒否、裁判記録として投稿

 

 2024年7月16日11:00から、私は大垣市役所で、建築指導課と街づくり推進課の2つの課の計4人の職員に、太陽光パネルの危険性についての資料を提示し、1時間半にわたり議論をしたが、議論がかみ合わず、物別れに終わった。

 建築指導課の係長と主任は、太陽光パネルの危険性を示した資料(私の調査内容)の受け取りを拒否した。資料添付ファイルの内容を文末の資料で示す。

 

 将来、大垣市で大惨事が起きた場合、大垣市役所のあり得ない対応の記録として、このブログに記録として残す。裁判用記録にもなるだろう。

 大垣市の対応は危機管理上で、あり得ない対応である。大垣市は、大垣市民の命を守る意思がない。少しでも住民に危険性が及ぶ恐れがあれば、検討するのが行政の義務である。それを指摘するのは、市民としての責任である。これは危機管理である。

 

 福島原発事故でも、以前に津波が来た場合の危険性を警告した報告書があったが、狂人扱いされ放置された。そして東日本大震災で福島原発を大津波が襲い、警告通り非常用電源が破壊された。危惧された通り、メルトダウンの原発事故が起きた。

 

私は、書面で以下を指摘した。

 

 資料1-太陽光発電は危険--南海トラフ巨大地震対策で設置不可-2024-0104

 資料2-我が町が火の海になる危険性-2024-0712

 S1-2024-0104.pdfをダウンロード

S2-2024-0712.pdfをダウンロード

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大垣市桐ケ崎町の火事(2013年10月27日)

  小田が撮影、岐阜新聞に掲載

 上図の消火器は私が使用。この大火には全く非力だった。

 

2024-09-25  久志能幾研究所通信 2948号  小田泰仙

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2024年9月24日 (火)

マスコミは事件を要約する、要約=妖厄、妖薬

 

 要約とは、膨大な情報の中から、報道すべき事項をまとめて選び取る作業である。それを不信の輩に任せ、それを信じることは、非常に危険である。

 現代日本社会では、マスコミという妖怪が、真実を妖薬にしてしまい、国民に鼻薬をかませている。日々起こる事件を都合の良いように捻じ曲げて報道する現象が妖厄で、マスコミが調合する妖薬は劇薬である。

 

報道には意図がある

 妖怪が事実を曲げて報道には必ず意図がある。どんな情報でも真実を伝えるのは難しい。ましてや企業(金儲けを目的)として報道をしていれば、スポンサーや利権団体、属する国(マスコミはC国関係者が多い)の影響を受けて当然だ。

 だからその発信元が信用できるかどうか、見定めてその情報を受け取らねば、地獄に落とされる。

 

 There is no fact, only interpretations.

 事実はない。あるのは解釈の違いがあるだけ。 ニーチェ

 

 政府とマスゴミが国民を騙す手管に目を覚まそう。

 

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事例

コロナワクチン 

 政府と製薬メーカは、ワクチンは2億回打っても死者はゼロで安全だと広報した。実際は、2021年7月21日現在で、751人を超える死亡者が出ていた。それもつい最近まで、政府はそれを認めていなかった。

(2021/07/21厚生科学審議会ファイザーワクチン報告資料1-3-1データより)

 

 アメリカでは2回のワクチン接種であるが、日本では7回である。

 だれがその安全性を報道したのか。日本ではワクチン購入で4兆円もの金が動いた。カネに飢えた妖怪が心動かされて当然だ。

 新型コロナウイルスのワクチン接種事業にかかった費用は2020、21両年度の支出総額が4兆2026億円に上る。ワクチン確保の費用が全体の6割近くを占め、国は両年度の契約で総人口の7回分以上の計8億8200万回分を確保していた。

 

ジャニーズ問題

 ジャニーズ問題でも、40年前からこの問題をマスゴミは知っていたが、報道しなかっただけだ。マスゴミは事実を故意に要約して、真実を隠蔽して、妖厄したのだ。

 

借金問題、増税問題

 NHKやマスコミが財務省の言いなりで、日本には膨大な借金があり、日本人一人当たり1千万円の借金があり、このままでは国家破綻だと脅し、増税が必要だと国民を洗脳(騙して)して、日本は大増税の国となった。

 膨大な借金といってもバランスシート上で、負債側にその数字があるだけである。バランスシート上の財産側の数値は、隠していた。膨大な財産があれば、それに見合った負債が有るのは、企業財務上でイロハの基本知識である。

 それをNHKやマスコミが財務省は国民を騙して、膨大な借金があるという。妖厄報道の極みである。

 

増税問題

 マスコミは政府の言いなりで、少子高齢化で福祉に金が要ると言って、消費税を増税して、反対しなかった。新聞社には財務省から特別優遇対応の飴をしゃぶらされ、マスゴミは増税に反対をしなかった。

 消費税を特定の分野に配分するのは、日本だけで、世界諸国はこんな愚劣な操作で増税はしない。国民はマスゴミと財務省に騙されたのだ。

 

シンセン事件 

 9月18日、シンセンで起きた児童刺殺事件も、C国の反日教育の実情をきちんと報道せず、C国駐在が非常に危険であることを報道しなかったマスゴミの責任である。C国は巨大な市場だからと、日本企業を誘惑してC国に進出させた経済新聞社も、C国にべったりの記事ばかりである。その経済新聞社は、C国に都合の悪い記事は絶対に載せてこなかった。C国の事情を妖怪さがならに、事実を捏造したのだ。

 

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 大垣市内で  2014年6月6日

 事件をどう受け止めるかで、解釈が変わる。この事故は、子供にとっては楽しい出来事だ。彼が子供新聞の記者なら、楽しい記事にするだろう。事故被害者は地獄であっても、だ。

 同じことが、世間の事件で記事になり、全く違う報道がされる。

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2024-09-24  久志能幾研究所通信 2947号  小田泰仙

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2024年9月23日 (月)

望診で人物占い、眼でヴァイオリンを聴き分ける

 

 大垣市の某施設でヴァイオリンコンサートのパンフレットに目が行き、そのヴァイオリニストの眼に釘付けになった。それは諏訪内晶子さんのコンサートのパンフレットであった。その眼がただ者ではない目つきである。

 

「諏訪内晶子&オリオン・ワイス デュオ・リサイタル」パンフレット

sm.PDFをダウンロード

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 目は口ほどものを言う、で特別レベルの人だと感じて調べたら、天才肌の音楽家であった。彼女をネットで調べたら、「世界でも活躍しているヴァイオリニスト」日本人ランキングで第二位の人であった。

 

有名女性ヴァイオリニスト達15選【世界でも活躍しているヴァイオリニスト】 (heartful-rhythm.com)

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 それでこのコンサートで聴いてみようという気になり、チケットを予約してコンサートに出向いた。音楽家の眼付で、コンサートに行くことを決めたのは初めてである。

 そしてその音楽会で感動した。パンフレットでは怖い顔だったが、実際の演奏会では、深紅のドレスに笑顔で演奏をされた。やはりただ者ではなかった。

 

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 大垣市スイトピアセンター 文化ホール 2024年9月7日

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天才音楽家の顔

 天才的な音楽家、特にヴァイオリニストは、音楽に対する情熱さ、忍耐力、集中力、細部への注意力、感受性、手先の器用さ、自律能力、創造力、社交能力、音感力などが必要だ。演奏中の集中力や細部へのこだわり、独自の解釈を反映させる創造力も必要だ。

 ピアノなら、鍵盤のキーを叩けば相応の音は出るが、ヴァイオリンではそうは簡単に正しい音は出ない。ピアノとは別次元の訓練が必要のようだ。

 諏訪内さんを、ネットで調べると、幼少期から音楽に対する強い情熱を持ち、長時間の練習を積み重ねてきたようだ。演奏中の集中力や細部へのこだわり、独自の解釈を反映させる創造力も必要だ。これらの特性が彼女の成功に導いているようだ。

 その長年の鍛錬の歴史が、顔に反映されないわけがない。その点で人相占いは信用できる。

 

望診

 漢方診察でも、人相での診察、手相での診察、体全体を望診、という診察である。漢方医は、見た目で、おおよそはその人間が分かるようだ。それは先日、船戸博子先生に漢方診察をして頂き、体感した。

 

 最近、自分の歳を考えると、今まで数多くに人と付き合い、その顔と行動が何となく結びつくようになってきた。リンカーンは、男は40歳になったら顔に責任を持たねばならぬ、といった意味が分かってきた。確かに顔は、その人の人生、人格を物語っている。人格者は相応の顔をしてる。詐欺師は詐欺師の顔をしている。最近、その実物に出くわしてそれを体感した。

 画家や陶芸家も顔を観察すると、その画風、作風が漂ってくる(匂ってくる?)。

 現在、私は出会う人の顔とその言動を注意深く観察するようしている。また事件が起きると、ネット上の顔写真を保存して、その分析もしている。

 人間観察して面白い分野は、煮ても焼いても食えぬ人も顔の研究である。それは政治家の顔を観察するのが一番の勉強となる。

 

 

2024-09-22  久志能幾研究所通信 2946号  小田泰仙

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