クリスマス 美味なケーキで がんになる
私は、クリスマスケーキを全く食べない。昔はたまに買っていたが、10年ほど前から、「ケーキは毒」との認識で、全く食べていない。毒あるものを食べれば病気になる。末路は死である。
若い女性はクリームの乗ったケーキが大好きである。しかしその末路は乳がんである。若い女性の乳がんが激増中である。50年間に比べて5倍である。そうなれば子供を置いて旅立たねばならぬ。
2018年12月25日、河村義子先生が亡くなられた。突然の訃報で弟子たちは茫然自失である。まさにクリスマスの日に亡くなられた。その遠因は、先生が10年前に乳がんを患われた病歴にあるようだ。
河村義子先生の戒名は、「聖観院教音義愛大姉」である。クリスマスの日に亡くなられたので院号が「聖観院」と素晴らしい名前である。その名の通り、佛の眼で弟子を見つめ、音楽を愛し、子供を愛し、音楽を教えることで世に尽くして、使命を全うして旅立たれた。新型コロナ騒動の前に旅立たれたのが、せめてもの幸いである。
私は葬儀後、胸騒ぎを覚え、検診を受けたら、がんが見つかった。かなり進行していて、後数か月発見が遅れれば、手遅れとなる処だった。先生の死が、私の命を救ってくれた。
啓蒙活動
映画『みとりし』の最後の物語は、若い母親が3人の子どもを残して旅立つ実話であった。この場面は何度見ても目頭が熱くなる。
2022年、町内で発生した孤独死腐乱事故を無くすために始めた「みとりし講演会&上映会」ではある。しかし私は、正しい看取りをする前に、がん(特に乳がん)にならない対策の啓蒙活動が必要と痛感して、この記事を書いている。
「みとりし講演会&上映会」 2024年11月7日 木戸町多目的ホールで
乳がんの妻を看取る場面
久志能幾研究所通信:「みとりし講演会 生と死」、GHQの呪いで乳癌激増
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日経ビジネス2016-0208号-働き盛り乳癌
ケーキには4毒(小麦、植物油、乳製品、甘いもの)がてんこ盛りである。更に食品添加物もてんこ盛りである。
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小麦の毒
小麦にはグルテンという毒が入っている。そのグルテンが血液中の白血球にあるTNFα(腫瘍壊死因子)の機能を攪乱させる。免疫機能が正常な人では、体内で細菌やウイルスなどによる感染を防ぎ、腫瘍細胞(がん細胞)が発生した場合に排除する働きをする。しかしグルテンがその免疫細胞(腫瘍壊死因子)を攪乱させ、各種の病気を発症させる。
本来、間違って出来たがん細胞を殺す役目がTNTαにあるが、それが攪乱され、本来のがん細胞を攻撃せず、神経を攻撃したりする。それで癌、アトピー、花粉症、クローン病、リュウマチ等を発症する。
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植物油の毒
植物油は体内で消化の過程で、アセトアルデヒドに変化する。それが神経細胞を傷め、がんを誘発する。アセトアルデヒドは発癌性物質である。アセトアルデヒドはコンロの黒い汚れ、換気扇にこびりついた黒い油汚れである。
その油が神経細胞の絶縁体(脂肪)を溶かし、神経を傷める。その絶縁体が溶ければ、神経の電気信号が漏電する。だからリュウマチ、花粉症、飛蚊症、扁桃腺炎等の神経に関係した病気を発症させる。
日本人が、小麦と植物油を摂り始めて、この50年でがんは5倍、糖尿病は50倍に増えた。自律神経失調症は70倍に増えた。その原因は4毒(小麦、植物油、乳製品、甘いもの)の摂取が激増したためだ。
それが原因で、私も5年前にがんになった。一時は危なかった。
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乳製品の毒
乳製品にはエストロゲンが含まれ、牛の子供の成長を促進させる。動物は生れたら早く成長して自立しないと、肉食動物に食べられてしまう。牛などは、生まれて数時間で立ち上がり、動くことができる。人間の赤児と大違いである。だから牛の乳には、成長促進剤としてエストロゲンが入っている。それを草食動物の大人が摂取すると、過剰成長をさせ、癌細胞まで増長させ、乳がん、前立腺がんを引き起こす。
牛乳に含まれるタンパク質の約80%を占めるカゼインは、腸を傷つける。カゼインが未消化で腸に送り込まれ、腸に炎症を起こすことで腸粘膜のつながりが悪くなりバリアが破綻し腸に穴が開く。そして本来体内に入るべきでない物質が血液中に入り込んでしまう。腸内免疫が狂ってしまう。カゼインは、発癌性物質である。
欧米人は日本人とは別の人種
欧米人は、なぜ小麦や乳製品を食べても問題ないか。それは小麦や乳製品を食べて病気になる人が死に絶えて、それに抵抗力があった人種だけが生き延びたからだ。欧米人でもグルテンフリーでない人は数パーセントは存在する。
だから戦後、小麦、乳製品に抵抗力のない日本人が乳製品を摂るようになって、乳がんが5倍になった。
甘いものの毒
糖分を過剰に摂取すると、カラダを主に構成しているタンパク質と結びついて、体内に最終糖化産物AGEs(Advanced Glycation Endproducts)が生成される。それが人の老化を促進さる。老化すると免疫力が低下して、些細なことで発症する。
甘いものを食べると血糖値が上がり、それで膵臓からインシュリンが出て、血糖値が下がる。しかし、それで血糖値が下がり過ぎるので、肝臓からグルカゴンが出て、血糖値を上げる。その過程で、血糖値が乱高下して、血管内部に穴が開き、血管内部が傷つく。その傷にかさぶたが出来て、傷口をふさぐ。それの繰り返しでかさぶたが蓄積してプラークとなり、血管内径を細める。細くなった血管では血が流れにくいので、血圧を上げるように自律神経が働く。それが高血圧症である。その結末は、脳梗塞、心筋梗塞である。そうでなければその末路はガンである。
ケーキ、チョコレート、パン等は噛まなくても、食べれてしまい胃まで直行である。しかし噛まないで胃に来た食物には唾液のアミラーゼが含まれていないため、胃をそのまま通過する。そのため、すい臓と十二指腸に負担をかける。だから膵臓を傷め、糖尿病第一種になってしまう。またケーキやチョコレートは高カロリーなので、長年、それを食べていると、胃が小さくなる。つまり使わない器官は退化である。
噛まずに消化器系に食物が入ってくると、血糖値が乱高下する。それがすい臓を痛めて、すい臓がんや全身の癌の原因となる。
砂糖の糖は、爬虫類の脳に影響を及ぼす。そこでドパーミンが出て、依存症になる。麻薬と同じである。脳の前頭前野に影響を及ぼし、正常に考えることができなくなる。いくら砂糖が悪いと分かっても、中毒になるとそれが自制できなくなる。麻薬と同じ症状で、脳が壊れたのだ。
砂糖依存症は、脳が爬虫類に退化したのだ。
同じドパーミンが出て快楽を感じるのは、知的な興奮を得る良質な刺激であって欲しい。それが人間だけが持つ新哺乳類の脳です。
新入社員教育資料「修身」より (著者作 2005年)
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砂糖消費量の変化
江戸時代の人口は約3,400万人で、現代の人口は約1億2千万人。
江戸時代、オランダ船による砂糖の輸入のピークは宝暦9年(1759)の約1375トンであった(出島オランダ商館の帳簿による)。オランダ船による砂糖の輸入は、年間500トン~1000トンで、唐船による輸入をあわせると1500トン~2000トンであった。
令和3年度(10月~翌9月)の砂糖の消費量は、175万6000トンである(前年度比0.6%増)。
以上から計算すると、日本人一人当たりの砂糖消費量は、
江戸時代 0.059㎏/人
現代 146.000㎏/人
つまり現代人は江戸時代の2470倍の砂糖を摂っている。それも年々増加傾向である。
2024-12-04 久志能幾研究所通信 2978号 小田泰仙
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