顔は歴史書、人物鑑定法、観相学で命を守る
自分の性格は、深く付き合う人の5人の性格の平均値であるという。両親、師、友人の中で、5人の影響を一番多く受ける。だから付き合う人の性格を見極め、悪い影響人との付き合いを薄くすれば、運がよくなる。
人は食物からできている。心は師の教えでできている。顔を見れば、その人の食歴、指導を受けた歴史が見える。
人間稼業を70年もやっていれば、相手の観相を観れば、おおよその人物像はわかる。
世間を騒がす事件が起きると、私はネットでその顔写真をファイルして研究している。それが自分の命を守る技をもたらす。
書斎と書棚を見る
大学時代の友人が豪邸を建てたので(嫁の親が金持ちで、全額援助してもらったようだ)、見せてもらったが、肝心の主人の書斎がない。書棚もない。お風呂とか豪華な応接間は見せびらかしてくれた。これはあかんと思い、その後の付き合いを薄くした。書斎のない人は、人格が「薄い」というイメージである。
漫画しか書棚に並んでいない人とは一線を引いたほうが身への災いがすくなくなる。以前、彼から頼まれて仕事をしたが、その代金を踏み倒された。やはりと思い、言っても仕方がないので、その代金は手切れ金として諦め、彼とは縁を切った。
書斎がないとか書棚がないとは、大学卒業後、まったく学んでいないという証である。
「学ばないと宿命的存在、つまり動物的、機械的存在に成り下がる。学ぶことで運命的存在、つまり人間的存在になる。」(安岡正篤)
つまり学んでいない人は、人間として教育を受けても、卒業後、勉強をしなければ、次第に動物的存在になり下がりつつあるのだ。そんな人と付き合うと、自分まで影響を受け、人間の価値が損なわれる。
観相を見る
まず唇の形を見る。意地汚い性格だと、唇がゆがんでいる。
N自動車会社の社長の顔相でよい実例である。噂では「英語ができるバカ」と社内では言われている。納得である。経営能力もないのに、H自動車会社の社長の2倍の給与をお手盛りで強奪し、意地汚く食べ散らかしていたのだろう。それが唇に顕われる。醜く肉のだぶついた下顎の肉が人生をあらわしている。付き合いたくない人種である。
ゴーンの観相も最悪である。野獣の相である。眉毛がまずい。皺がよくない。唇の形がよくない。それにへいこらすればN自動車会社の社長の顔相となる
上唇と下唇
上唇と下唇の厚みの差をみる。私の昔の上司は、上唇が薄かった。それは強情な性格を表している。下手にその上司に逆らうと、飛ばされる。上唇の薄さは、その冷酷さを示している。私は面従腹背でその上司に仕えた。自分の意見より、自分の命が大切であるからだ。私の1年後輩は、素直に逆らったので、その逆鱗に触れ、欧州の赤字営業事業所に飛ばされて命を落とした。
彼は劣悪環境の職場で、ストレスで病気になり、帰国して54歳で他界した。私に言わせれば、技術畑の人間を見せしめで営業に飛ばしたその上司は推定殺人である。
観相学は自分の命を守る。
顔のしみ
顔にシミがあるかないか。顔のシミは悪食の結果である。悪食は性格を悪くする。信仰心で食べるべき食事を阿修羅の食欲で食べているので、性格も悪くなる。
顔の皺
顔の中の皺を見る。性格で顔の筋肉を動かすので、その影響で顔の皺ができる。皺を観れば、その人の性格がわかる。
声を観る
声を観ればその人に生命力の盛衰がわかる。生命力を感じる声の人と付き合おう。死んだ声の人と付き合うと、自分の命の生気を吸われて、運が悪くなる。
明るい声を訓練で出すようにしよう。そうすれば運がよくなる。その逆は….
言動を観察する
否定的なことや批判的なことしか言わない人と付きあうと、なぜか陰鬱になる。だからそんな人とは付き合わない。
公的なことを批判するのはよい。利己主義的な感想を言う人に注意である。
2025-02-17 久志能幾研究所通信 2997号 小田泰仙
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