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2021年3月27日 (土)

愚劣で危険なTikTokを削除

 

 ここ数日、スマホにTikTokからのメッセージが頻繁に表示されるようになった。ウっとしいたらありゃしない。その表題も絶句せざるを得ない表現である。

 TikTokのアプリをスマホから削除する手順が面倒なので、今まで我慢していたが、今回、堪忍袋の緒が切れて、この機にTikTokや他の不要なアプリを削除した。(2021年3月27日)

 

TikTokの通知メッセージ例

 「うちにも来ました」 3月26日

 「1年ぶり!」    3月26日

 

 「うちにも来ました」 3月26日

 

 「このあと怒られました!!!!!」 3月27日

 「enu、りん、ocha、手がクリームパン、Wunts、4naが生ライブ」 3月27日

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TikTokの危険性

 TikTokは米国政府が禁止令を出し、世界で物議をかましている問題である。米国政府がTikTok禁止令を出したのはワケがある。TikTokを使うと個人情報の漏洩、スパイ問題を起こすとされている。

 そのアプリがdocomoのスマホに標準インストールされている。TikTokを米国政府が禁止したとの報道があったのに、岐阜新聞は若者が使っているとかでTikTokを擁護する記事を載せた。それでその新聞社、携帯電話会社の姿勢が分かる。TikTokを擁護する組織は、中国から金が入っているのだろう。LINEでも、中国、韓国に個人情報が洩れていることが、最近、露見した。

 菅政権への会食問題で激しく攻撃している立憲民主党は、本件の議論を避けている。個人情報が中国への漏洩する問題は、会食問題より国家の安全保障上で問題である。立憲民主党はそれを問題としない姿勢である。立憲民主党は中国から弱みを握られているようだ。

 自分の身は自分で守らねばならぬ。自分の国は自分達で守らねばならぬ。その一歩は、選挙で間違った議員に投票しないことからだ。2011年の東日本大震災での民主党(当時)が行った亡国の政治を忘れてはならない。

 

国家安全保障やプライバシーの懸念

 中国では、国家の要請があれば企業や個人は企業情報を含めたあらゆる情報を提供しなければならないとする国家情報法が制定されており、国家安全保障やプライバシーの懸念から、国家レベルで使用を制限している例もある。アメリカ合衆国のポンペオ国務長官は「利用すれば、個人情報が中国共産党の手に渡りかねない」と発言している。

 

アメリカ合衆国

 2019年12月、アメリカ政府はTikTokによる国家安全保障上のリスクを強く懸念し、アメリカ陸軍、アメリカ海軍、アメリカ空軍、アメリカ海兵隊と沿岸警備隊に対して、政府支給の端末でのTikTokの使用を禁止。2020年2月23日には運輸保安庁(TSA)の職員に対してもTikTokの使用を禁止した。2020年7月31日、ニューヨーク・タイムズはマイクロソフトがTikTok買収に向けて交渉していると報じた。しかし、同日トランプ大統領は「大統領がバイトダンスに対しTikTokの所有権売却を命じる決定の発表をする計画」との報道を否定し、TikTokの米国事業を禁止する方針を明らかにした。8月1日、ウォール・ストリート・ジャーナルはマイクロソフトがTikTokの米国事業の買収交渉を中断していると報じた。

以上、wikipedaより引用(2021/3/21)

 

2021-03-27   久志能幾研究所通信 1963 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年3月25日 (木)

ゆでガエル洗脳病をぶっ飛ばせ(6/11)青春

「お役人病ウイルス」をぶっ飛ばせ(その3)

 この失敗の記録は、大垣市行政の危機管理の失敗記録として後世に残すための記す。間違いを原因と再発防止の記録として残さないと、悪夢が再発する。

 

「ヒラメ病」をぶっ飛ばせ

 独裁的な市長が20年間も無能無策で君臨すると、部下はヒラメにならざるを得ない。市役所の職員にも家庭があり、子供がいる。それを上司に逆らっては左遷されてしまう。だから「お役人病ウイルス」が蔓延した。その病状は、目が上目つかいになり、上しか見なくなる。市民を見ることは無くなる。

 長期独裁政治からは、都市衰退病が生まれた。それで大垣駅前商店街が消滅した。小川敏市政20年間で駅前商店街の60%のお店が消滅して、現在残っているのはたった20%である。それも風前の灯火である。この3月末には、郭町の吉田肉店が閉店である。

 大垣市民の不動産財産額が半分以下に激減した。結果として大垣市民は貧乏になった。私も貧乏になった。これが刈谷市なら、現在の2倍以上の不動産財産を持ててたことになったのに。全ては都市の支配者の責任である。

 大垣市の税金も高くなった。さらに市民サービスが低下して、市民のみんな不幸になった。

 大垣の経済成長率がマイナス1%で、大垣市民が貧乏になった。世界経済の劣等生の日本政府でも、プラス1%の成長率なのに、だ。

 未来の背負う大垣市の子供の教育が悲惨になった。

 ヒラメの職員では、危機管理もできず、市民の命が危険に晒される。

 

「万歳突撃、猪突猛進病」をぶっ飛ばせ

 日本政府は30年間、ずっと緊縮財政とほざいて、4回も税を上げ、日本経済を崩壊させた。「ゴルゴ13」が愛読書と公言するような元総理経験者で80歳の現財務大臣が経済の舵を取るようでは、お先真っ暗だ。日本のトップの痴性が露見である。

 大垣市の小川敏は、20年間、ずっと節約、節約と言いながら、自分だけは無駄遣いをして大垣経済を崩壊させた。市制百周年記念行事で3億5千万円も散財して、その会計報告さえ秘密条令を盾に公開しない。それでどういう付加価値を大垣市にもたらしたのか。その翌年も大垣市の公示地価は下落である。この行事の失敗が明白である。

 小川敏は県下一豪華な新市庁舎を建てた。市民一人当たりの負担金は県下一である。大垣市を賢政で発展させたのなら許せるが、愚政で衰退させたのだから許せない。

 小川敏は、小倉前市長の放漫投資を抑制したのは良いが、未来への投資を削減しすぎである。それを吝嗇という。過ぎたるは猶及ばざるが如し。それは両親からの洗脳であったようだ。

 

「知識偏重学閥病」「老害病」をぶっ飛ばせ

 50年前の記憶力テストの成績だけが良かった人が、行政の指導者では、都市は衰退が必至である。50年前、頭脳明晰であった人が、70歳になって頭脳明晰であるわけがない。普通の人は、ボケが始る。日本の指導者層は、高齢者ばかりで、老害の影響が大きい。日本の指導層の若さが失われて、日本の活力が失われた。

 日本政府の森喜朗元オリンピック会長(1937年生まれ、82歳)、麻生大臣(1940年生まれ、80歳)、二階俊博幹事長(1939年生まれ、82歳)、菅総理(1948年生まれ、72歳)が政治を牛耳っていれば、日本の活力が失われて同然である。

 大垣市の小川敏は1950年生まれ、70歳である。これがその老害での事例である。

 

 柔軟な発想の福岡市の高島宗一郎市長(1974年生まれ、46歳)に率いられた福岡市は、日本一の成長を遂げている。福岡市は起業も第一位で活発だし、子育て体制も素晴らしく、人口増加率も第一位である。

 大垣市とは大違いだ。大垣で成長したのは、御用新聞のフェイクニュースだけである。大垣市は、この20年間で大垣市民の財産や付加価値が半分以下に激減した。

 

 小川敏は20年間、無能無策政治の独裁政治で70歳まで、大垣に君臨するから、ヒラメ軍団が繁殖し、腐敗が横行する。長期政権で腐敗しなかった歴史はない。リーダには若く、燃えるエネルギーがないとダメである。リーダが老いて疲れていては、大垣市行政の方向付けの行動が鈍る。

 年老いても心が青春でないとダメである。IT化と掛け声だけで、格好だけのシステム導入をすれば、税金の無駄遣いだ。老兵は死なず、ただ消え去るのみ。それが自然界である。

 小川敏の辞める弁が「心身ともに疲れた」では、大垣市が、老害で衰退したことの証しである。

 心が青春でない政治家は去れ。

 

青春の心

 下記の詩「青春」はよい詩だ。夢を与えてくれる。私はこの詩を座右銘にしている。かのケンタッキーフライドチキンのおじさんも、あの事業を50歳の半ばから始めたことを思うと、肉体的年齢で青年や老人の区別などで頓着していられまい。私は死ぬまで青春として生きていきたい。

 この詩をマッカーサーは東京のGHQの執務室に掲げていたという。松下幸之助翁もこの詩をアレンジして、自分の座右銘にしていた。この詩を愛読した世の著名人は多い。かのマッカーサー司令官も解任されて日本からの帰国後、議会で「老兵は死なず。ただ消えそくのみ・・ 」と演説したが、この詩が頭にあれはもっと違った表現をしたと思うのであるが。なんと元気のない表現であろうかと残念に思う。私は彼が軍人としての役目を終え、次の自分の青春として役目を模索していたと私は信じている。そうでなければ、この演説は、「青春」を座右銘にしてきた人の言葉ではない。

 青春を続けるためには、自分への設備投資が不可欠である。個人でも企業でも、未来への設備投資なくして発展はない。私は、自身への投資を疎かにしたことはないと自負できる。

 大垣市がここまで没落したのは、小川敏に「青春の心」がなかったからだ。最初から、エリート意識で、保守的な老人の心境で政治に取り組んでから、青春の心は不要であった。だから大垣市は没落した。小川敏は後ろ向きの節約節約ばかりで、未来への投資を削減したためだ。よりによって大垣の未来を創ってれる子供たちへの教育費を、小川敏は最低レベルまで落とした。情けない。

 

青春              サムエル・ウルマン

青春とは、人生のある期間ではなく、心の持ちかたのを言う。

青春とは、薔薇の頬、紅の唇、しなやかな肢体ではなく、強靱な意志、豊潤な創造力、炎える情熱をさす。 

青春とは、人生の淵泉の清新さと、夢およびそれを実現させる計画を抱だいた心の状態を言う。

 

青春とは、怯懦を退ける勇気、安易を振り捨てる冒険心を意味する。ときには、20歳の青春よりも60歳の人に青春がある。年を重ねただけでは人は老いない。理想・夢を失うときに初めて人は老いる。

 

歳月は皮膚にしわを増すが、情熱を失えば心もしぼむ。苦悩・恐怖・失望により気力は地に這い、精神は芥となる。

 

60歳であろうと16歳であろうと人の胸には、驚異に魅かれる心、おさな児のような未知への探究心、人生への興味の歓喜がある。君にも吾にも見えざる駅逓が心にある。人から神から、美・希望・喜悦・勇気・力の霊感を受けるかぎり君は若い。

 

霊感が絶え、精神が皮肉の雪に覆われ、悲歎の氷に閉される時、20歳であろうと人は老いる。頭を高く上げ、希望の波を捉えるかぎり、80歳であろう人は青春として生きる。

  宇野収・作山宗久著 『青春』より(産業能率大学出版部刊)

          1994.05.23一部修正追記 小田

 

 

2021-03-25   久志能幾研究所通信 1961 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年3月16日 (火)

新型コロナ騒動からの学び

 

 新型コロナウイルスの目的は、感染相手の命を奪うことではない。ウイルスが対象者に入り込んで感染をする目的は、自分の増殖である。それが感染相手を殺してしてしまっては、自分も滅んでしまう。

 感染者が死ぬのは、狂った生活をしてきた所業に対しての、天(自然界)からの警告である。

 感染者が死ぬ原因は、免疫力が低下したことで、非常時に活性化する免疫酵素が活動しすぎて(侵入したウイルスを攻撃し過ぎて)、その戦いで死んだ免疫酵素の死骸が大きく固まり血栓となるためである。その死骸の血栓が血管を塞いで死亡にいたる。

 ウイルスと共存すれば(抗体を持つ)、死に至ることはない。

 

生命体とは

 ウイルスは生命体ではない。生命体の定義とは、自己増殖機能、生殖機能、生存意思を持ったものが生命体である。

 ウイルスはこの生殖機能がない。だから生命体ではない。だからウイルスは他の生命体に入り込んで、自己増殖を繰り返す。

 いままでは(約400年前)、人間は船や飛行機で他の地域に飛ぶことはなかった。だからウイルスはその土地で人間と共存していた。

 ところが文明が過度に発達して、飛行機利用で遠方の土地との交流が始まり、想定外の環境になった。

 

危機管理

 危機のとき、真っ先に犠牲となるのは、弱い種(疾患持ち)であることが大きな学びである。疾患持ちは、その環境変化に最も適用できない種であり、真っ先に犠牲となる。自然界の冷酷な法則である。天然痘、ペスト、コレラ、スペイン風邪、等の疫病は、疾患持ちや危機管理がお粗末な種が真っ先にやられている。それは狂った食生活、狂った生活、危機管理意識欠如で免疫力が低下したのが原因である。だから自分を守るのは自分である。

 

危機状態での学び

 天(自然界)が、文明の暴走に警告を発している。我々の生き方を考え直せとの警告である。人間は自然界のちっぽけな一種である。それが暴走して自然界を破壊している。

 

 マスコミが劣化して暴走して人の思考を混乱させている。マスコミは視聴率を稼ぐため、恐怖を煽って暴走している。自分で自分の首をしめていることに気が付かないマスコミである。

 政治家が痴呆化して社会を暴走させている。それで利権に走る政治家の愚かさが露見した。この非常時に、誰がゴーツ―の利権で儲けたのだ? 非常事態宣言で誰が得をしたのだ?

 この危機を利用して売名行為に走る政治家が横行した。寄付をする報道を売名行為で利用した政治家には反吐が出る。よくその顔を覚えておこう。寄付贈呈式をするくらいなら、その時間をコロナ対策で頭を使えと言いたい。

 欧米で個人主義の行きすぎが暴走して、コロナ菌で感染爆発が起きている。日本と文化や生活習慣を比較してそれが顕著になった。

 中国がマスク外交、ワクチン外交で覇権を狙っていることが露見した。それを観察しよう。

 知人の行動に、非常事態宣言で賢愚の差が顕著になった。その人間性をよく観察しよう。

 私のブログ記事へのコメント投稿で、日本女性の劣化が明らかになった。女性の多くは上から視線で世間を見ていることが分かった。要は感情に支配されやすい生物なのだ。

 知人がコロナ禍の情勢をどれだけ冷静に判断しているかも、観察事項である。それでその人の知性が分かる。その人の社会性、常識性も観察できた。非常事態時の行動が、その人の人間性を表す。

 

人は鏡

 人が如何に愚かなことをしているか、よく観察しよう。人は自分の鏡である。自分も行動も観察しよう。それが非常時に顕著に見えたことが、今回のコロナ禍の学びである。

 

2021-03-16   久志能幾研究所通信 1952 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年3月12日 (金)

三婆三妖、食欲が人生を支配

 

 懇意にしている知人に、「奥さんへどうぞ」と長崎に出かけた時には、いつお手土産を買ってきて贈っている。そこで三人の老婆の反応に人生を見た。その結論は、食欲が人生を支配する、である。特に女性の老婆は、その傾向が顕著である。

 この30年で女性の乳がんの発生率が4倍になっている。他の癌も同様である。スィーツや乳製品の消費量増加と関係あるようだ。世の中は、スィーツや食べてはいけない食品のテレビCM、グルメ番組が氾濫している。政府さえもが、添加剤、防腐剤の認可問題、そのテレビ局の認可問題でやりたい放題である。要は役人の質が落ちて利権にまみれているのだ。これでは日本人の健康は守れない。この40年間で医療費が4倍になった。そんな状況で、自分を自分で守らないと、殺される。

 

P11204821  癌罹患率の年次推移  愛知県がんセンターの掲示板より

 

 A婆は、まだ現役で働いている。お産で入院した以外、病院に行ったことないという健康優良児(健康優良婆?)である。食生活も薄味の和食中心の健康そのものである。

 B婆は、病気のデパートのような方である。胃癌で胃を全摘した身である。ご主人がヒステリー気味の奥さんに手を焼いている。

 C婆は、知人の高齢の母である。

 

お土産を貰っての反応

 A婆は、贈ったお菓子(博多でグランプリを取った有名銘菓)を美味しかったと、「小田さんはまだ食べていないでしょう」とその一つをおすそ分けで呉れた。確かに、私はまだその菓子を食べたことがなかった。さすがグランプリを取ったお菓子だけあって美味しかった。

 

 B婆は、その菓子を贈った直後に、たまたまその家に用事があり、訪問した折、奥さんが「このお菓子は絶品だった」とそのまだ食べ残っている菓子箱を抱えて、食い意地の張った顔で私に言った。

 その時、私に紅茶を入れてくれたが、その菓子は茶菓子として出してくれなかった。私なら、当然として茶菓子として出すのに。もう二度と贈るまいと決めた。

 

 C婆は、「こんな菓子を食わせて、私を糖尿病にするつもりか」とその知人に文句をたらたら。しかし、枕もとに置いて置いたそのお菓子は、翌日にはいつも消えている。

 

 食欲の人格(? 食欲にも人格があると確信した)が、人徳と健康を司ることが分かって、知人にお土産を買ってきて「ご縁に投資」した甲斐があった。しかし今後、B婆、C婆へのお土産は減らそうと思う。

 そのお土産の選定でも、変な添加物、防腐剤の入っていない製品を選んで購入している。クリーム類、植物油の入った洋菓子は決して買わない。人のために買うとは、自分のために買うのだ。モノを買う、自分を買っているのだ。人生、全て学びである。

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   馬場恵峰書

2021-03-12 久志能幾研究所通信 1947 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2021年3月 9日 (火)

正しく変わろう。絶滅危惧種にならないために

 

 新型コロナウイルス騒動で、働きかたが変わり、皆が「変わろう」、「変わらなくちゃあ」と大騒ぎをしている。しかし変わるべきことは、正しく変わることだ。それを勘違いして、流行に押し流されて、何か変わらなきゃと大騒ぎしているだけだ。

 一番変わるべきは、大騒ぎをしているマスコミである。マスコミは、絶滅危惧種である。金儲けのため、中国、役人、企業をかばってヨイショ記事しか載せない。絶滅することは喜ばしい。

 時代の変革期に絶滅するのは、変化に対応できない頭でっかちの種である。生き延びるのは、環境の変化に最も早く適用した種である。けっして強い種が生き延びるのではない。

 

天の反撃

 そんな意識の無い日本人は少しも変われない。今大騒ぎしていることは、日本人が変えてはならないことを変えたために、コロナ禍であぶり出されて起きたことだ。過去50年間で、日本人は利他の心を忘れ、他人を押しのけ、自分ファースト(利己主義)でやりたい放題でやるようになって(グローバル経済主義の行きすぎ)、天が鉄槌を下したのだ。今混乱しているのは、異常な状態に変わってしまい、正しく変われなかったために起きたことだ。

 

自業自得

 具体例では、食生活の悪変化で、ファーストフードや栄養的に劣悪な食材が、テレビコマーシャルで、食え、食えとCMで氾濫である。役人は利権に溺れて、添加剤、防腐剤を異常に許可している。そんな食材を痴呆的に食べれば、人は肥満になり、免疫力が低下してしまう。それで疾患を持っていると、新型コロナ菌に侵されると、あっという間に死亡である。健康な人は、風邪のような症状だけで済んでしまう。変えてはいけない健全な食生活、生活習慣を、狂った食生活、狂った生活習慣に変えたためだ。

 

考え方を変えず

 企業は拝金主義に染まり、国内で儲からなくなると、安い労働力を求めて海外に出ていった。それで日本の雇用が失われた。エリートと呼ばれる役人は、若い人の仕事がないのに、より安い海外労働者を日本に入れている。ますます日本の労働賃金が下がり、日本が貧乏になっていく。

 日本の役人は、輸出型産業の政策を変えず、海外に工場を作ることを推奨し、海外の安い製品が日本に逆流して、ますます日本の産業が衰退していく。拝金主義の企業は、正規社員を切って、派遣労働者ばかりにしている。だから労働者が貧乏になり、結婚もできず、少子化が進み、また日本製品も売れず、ますます日本が貧乏になっていく。

 企業の経営者の正気が失われたのだ。企業活動の目的は、金儲けではない。社会に付加価値を与えて、社会を幸せにすることだ。そのご褒美が利益である。それを拝金主義、グローバル経済主義経営に経営者が染まり、金儲けだけに走るから社会をおかしくしている。それが今回のコロナ禍であぶり出されただけだ。

 

変えるべきは

 本来、日本の人件費が上がってきたら、業態を変えなければならなかったのだ。それを同じ経営方針で、安易に人件費の安い東南アジアに進出したのが、知識偏重のエリート経営者のミスである。かその時点で、モノつくりから付加価値の高いモノの生産に変えなければならなった。それが出来なかったから、日本は衰退した。経営者が変われなかった。それはエリートと呼ばれた知識偏重の人罪の責任である。

 

都市経営の事例

 東大出のエリートの小川敏に支配された大垣市は、この20年間で県下一の衰退を見せた。小川敏は20年間、政策でバンザイ突撃を繰り返し、大垣市を没落させた。

 非エリートの高島市長が経営した福岡市は、日本一の経済成長を遂げている。

 

対処療法と根本原因

 多くの人は、なぜコロナ禍で経済が混乱したかの根本原因には、考えが及ばないから、右往左往している。変われない理由を挙げて、自分で自分に納得してしまっている。それで対処療法で、少し変わる振りをしてるだけだ。

 日本の今までは、少し変わったことをやると、寄ってたかって非難誹謗、足の引っ張りあいである。知識偏重で凝り固まったエリートが日本の舵取りを間違えている。癒着と失敗を認めない風土が改革を阻害している。

 

加速度のある人生

 なにか新しいことをやり、そのうちに偶然のチャンスで新しい発明・改革が生まれる。変革にはエネルギーがいる。

 F=mα

 変化しなければ(加速度を付けなければ)、永遠に何も変わらない。止っているものは永遠に止まっている。ニュートンの運動第二法則である。

 だから小さなことでよいから、少しずつやって見る。

 時代の変化のなか、生き延びるのは、強い種ではなく、最も早く環境の変化に適応した種だけである。その勇気のない種は滅びる。

 

人皆わが師

 この状況を自分に当てはめて考えねばならぬ。昔のように体力に任せて馬車馬のように働くばかりでは、加齢による体力の低下と共に、貧困になっていくばかりである。

 他人の愚行を見て、己の行動を直すべきなのだ。老になれば、今までの蓄積を生かして働くべきなのだ。それが頭脳労働であり、智慧ある生活である。だから老いても日々勉強が必要なのだ。それをしないから認知症にまっしぐらである。70歳以上は25%が認知症である。学びを忘れた老人は、絶滅危惧種である。

 徘徊禁止、禁酒、禁煙、テレビ禁止、釣り禁止、狂った食事禁止、スマホ禁止、グルメ禁止、。。。 そんな暇があれば勉強しなされ。

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 馬場恵峰書 2013年

 

2021-03-09 久志能幾研究所通信 1943 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年3月 3日 (水)

危機管理 エスカレーター事故、咄嗟に声が出ず

 

 危機管理で大事なことは、事故が起きたらすぐ周りに大声で知らせることだ。しかしこれは場数を踏まないと身に付かないようだ。また問題点はすぐ管理責任者に報告すべきである。

 2021年2月17日、愛知県がんセンターのエレベーターで事故を目撃した。情けないことに、その時、私は声が出せなかった。

 

状況

 杖をついた老人と付き添いの老女が、登りのエスカレーターに乗っていた。登りの中央部付近で老人が崩れるように倒れた。それを付き添いの老女が慌てて支えて、そのまま上に運ばれていった。

 私はその横の下りエスカレーターに乗っていたが、中央部なので何も手が出せなかった。その時、声を上げればよかったが、検査・診療後で疲れていたためか、咄嗟の声が出せなかった。また周りに非常ボタンも見当たらなかった。

 幸い、老人は座り込んだまま、エスカレーターで最上部に運ばれて、そこで人が集まって騒ぎとなった。

 

問題点

とっさに非常ボタンを押そうにも、何処にあるのかわからなかった。

とっさで、私は声が出せなかった。

エスカレーターの非常停止ボタンは、気が付きにくい場所にある。今回、初めて目が行った。

エレベーターの速度は、他の場所の一般のエレベーターと同じ速度である。

 京都駅新幹線ホームのエレベーターの速度を実測したら、10段の動く速度が7秒で同じであった(2021年2月27日)。体の不自由な人の利用の多い病院なら、急ぎ客の多い新幹線ホームのエレベーターよりも速度を遅くすべきである。

 

対策

 私はその事故の後、問題が起きれば、管理者に報告して対策を打つことを助言すべきである。私が責任者に報告しなければ、誰も報告しなかったようだ。

 私はすぐ責任者と面会して、現状の事故の報告と問題点の指摘をした。

 感心したことには、責任者は真摯に話を聞いてくれて、すぐ対策をすると約束したこと。

 

結果と再発防止

 2021年3月3日、私が検査で病院を訪れると、エスカレーター前の掲示板が「杖をついた人は利用禁止」の警告の表示になっていた。病院側の真摯な対応に感謝である。

 私が愛知県がんセンターに通いだして、2年になるが、今までも同じような事故が度々起きているようだが、実質的な対策が打たれたのを初めて見た。私は良き危機管理行動を取れたと安堵した。

 事故や問題が起きれば、管理責任者に報告して対策を打つことを要請すべきである。私が責任者に報告しなければ、誰も報告しなかったようだ。

 

 残念ながら、エレベーターの速度は遅くなっていない。機構的な問題で、速度は変えられないようだ(ACモータを使用と推定)。米原駅設置のエスカレーターは乗り降りする場所だけ速度が遅くなる機構となっている。そういう仕様が望ましい。

 がんセンターを訪れる人は、全員が病気である。体の弱った人を考慮したエレベーターの仕様決めが必要だ。

 時間的に、非常停止ボタンを別途に設置はできていなかった。最終的に誰でも目に付くように、大きな非常ボタンボックスの設置が必要。

 病院なので、杖をついた人は、エスカレーター使用を止めるように、近くの職員が案内するとよい。今回、使用禁止の掲示がされたが、皆さん楽をしたいので、エスカレーターを使用するだろう。だから危機管理が必要だ。

P1140365s  事故のあったエスカレーター 愛知県がんセンター 2021年2月17日

P1140369s 事故のあったエスカレーター 愛知県がんセンター 2021年2月17日

P1140364s  非常停止ボタン 愛知県がんセンター 2021年2月17日

P1140431s  改良後 愛知県がんセンター 2021年3月3日

 

P1140432s_2   改良後 愛知県がんセンター 2021年3月3日

P1140434s_2   改良後 愛知県がんセンター 2021年3月3日

P1140373s  地下鉄 自由ヶ丘駅のエスカレーターの非常停止ボタン(わかりにくい)2021年2月17日

2021-03-03 久志能幾研究所通信 1937 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年2月24日 (水)

武器を使いこなそう PC、ペンは我が命(磨墨知143)

 

 侍の刀は武士の命、カーボーイのライフルも開拓者としての命である。命だからこそ彼らは全て自前で揃えていた。

 現代のビジネスとは、生き残りをかけた顧客創造戦闘である。闘うためには、良き武器が必要だ。現代ビジネスマンの刀は、パソコンである。会社のお仕着せではなく、自前で揃えよう。これで仕事でもつかえるし、人の首でも切れるのだ。これで時間を切ろう。スマホでは力不足だ。

 私はこれで大垣市長の6選を切り捨てた。そのPCでの情報伝達には、エビデンスと論理構成と市の未来を思う志が柱であった。

 エビデンスと論理構成を支えたのはテクニカルライティングの技術と危機管理である。志を支えたのは修身の精神であった。

 

PC使いこなし

 ブラインドタッチ、文章力、読解力、パソコン使いこなし力、ソフトの使いこなし、パソコン更新資金力、があって、初めて武器が生きる。最新の武器だってすぐ陳腐化する。ネットを眺めるだけでは、傍観者である。発信をしないとフェイクニュースに洗脳され、認知症になってしまう。

 PCはあくまで道具であって、高性能だから仕事が出来るわけではない。名刀を持ったから、真剣勝負に勝てるわけではないと同じだ。

 そのビジネスの前提は、読み書きそろばんである。日本語の基礎ができていなければ、仕事でPCは使いこなせない。読むとは外国語も読めること。書くとはテクニカルライティング手法で、論理的に簡潔に記述が出来なければ、オーディエンス(読手)を説得できない。そろばんに相当する統計計算ができなければ、現代ビジネスでは通用しない。幸いなことに、Excelが出来れば、その統計計算を簡単にやってくれる。

 

手書き武器

 PC全盛期の今でも、手書きの手紙は強力な武器である。それも毛筆なら最高だ。下手でもいいから手書きの真心のこもった手紙で、相手の心を切り拓こう。私が礼状を送るときは、毛筆です。馬場恵峰先生から、よく巻物の毛筆のお手紙を頂いた。その返礼に、ワープの手紙では済まない。

 私は毛筆の手紙を書くために、毛筆で写経をしたことが役立った。恵峰先生の教えは「書道の上達には、写経するとよい。一日2行で良い。」と。

 

思考は手書きメモで

 全てパソコンでやるのが良いわけではない。思考の基本は手書きメモである。そのアイデアがまとまったら、一気にパソコン入力である。最高のワープロは、手書きメモである。

Photo

2021-02-24 久志能幾研究所通信 1930 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年2月23日 (火)

心の貧乏人 焦って車 前のめり

 

交差点の右折でヒヤリ

 2021223日、1010分頃、家電量販店の前の交差点を、対向の軽自動車が私の直線走行の直前で、強引に割り込んで右折していった。右折途中で横断歩道で自転車を見つけて、慌てて交差点のど真ん中で急停止した。私の進行方向を塞いだ。私は予測運転をしていたので、ブレーキをかけて事なきを得たが、一般の運転手なら衝突事故になったかもしれない。

 相手は軽自動車を運転していた「心の貧乏人」である。心に余裕がないので、焦って運転をしている。その先で自転車が渡ろうとしているのが見えなかったのだ。予想運転をする心の余裕がないだ。だから、金が残らず、軽自動車しか買えない貧乏人と推定した。

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2021年2月23日、10時10分頃

 

交差点の信号待ちで呆れる

  2021年2月21日、15時ごろ、自宅への帰路、交差点で軽自動車が横断歩道の停止線一杯に止まって信号待ちをしていた。私の車より1m以上前で止まっていた。

 横断道を渡る人から見れば、車が停止線目一杯に止まっていれば、威圧感を感じてしまう。なぜ余裕を持って停止線の1m先で止まれないのか。

 それも心に余裕がないので、「心の貧乏人」である。心に余裕がないので、金が残らず、軽自動車しか買えない貧乏人と推定した。

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  2021年2月21日、15時ごろ

 

停止線での止まるマナー

 車を運転して、停止線で止まる場合は、停止線が見える状態(セダンで運転席から停止線が見える状態。停止線の1m手前)で止まるが、歩行者の安全と相手の心情を考えた運転マナーである。

 

人相ではなく、車相で判断

 いくら軽自動車の安全が向上しても、車格の上の車と正面衝突をすれば、軽自動車は走る棺桶になる。その死亡率は7倍以上である。単独の衝突でも2倍の致死率である。命が惜しければ、普通車を買うべきだ。

 だから私は、軽自動車に乗っている輩を「心の貧乏人」と車相診断をしている。偏見ではない。そういう車が、安全を無視して当方に突っ込んでくる事例を数多く経験しているからだ。

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2021-02-23   久志能幾研究所通信 1929  小田泰仙

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2021年2月21日 (日)

児童の転倒事故、大垣市が迅速対応で感謝

 

 2021年2月12日(金)15時25分ごろ、興文小学校の児童(小学1年生)が帰宅途中、水路のコンリート縁(高さ3センチ)に躓いて怪我をした。怪我は擦り傷程度と思われる。しかし転んだ場所の先が1mほどの深さの水路の縁で、小さな子には深い溝になり、頭から落ちれば命の危険があった。私は病院からの帰路で、その現場に出くわした。

 私は、現地の状況を確認して、写真を撮り、状況を記録に残した。

 応急の再発防止として三角ポールと遮断棒を設置して、危険防止をした。

 恒久対策として、大垣市長宛の対策依頼書を作成して、休日明けの月曜日に大垣市役所教育学校課に出向き、対策を申し入れた。連合自治会長の後藤氏にも連絡をして、事前に市役所に行くことを連絡して頂いた。

 大垣市のその後の迅速な対応に感謝である。

 

事故経緯

 2月12日(金)15時25分 事故発生

 2月12日(金)16時30分 三角ポールと遮断棒を設置

 2月14日(月) 

   14時 市役所教育学校課に対策を申し入れ

   15時 興文小学校で、教頭先生に事故を報告

   16:35 大垣市道路課から現地を確認するとの電話連絡

   16:50 大垣市道路課が現地を確認

       担当者は「来週中に工事をする」と約束した。

 2月19日(金) 危険防止柵の工事完了

 

残念な事

 小学校の教頭先生の話では、以前からこの場所の危険が予想され、大垣市に申し入れていたが、そのままになっていたという。

 行政は何か今回のような事故でも起こらないと、動かないのが残念である。そう、大垣市役所の実務部隊は真面目なのだ。しかし大垣市の上層部が腐っている。それは旧日本軍と同じ形態である。

 

もう一つの教訓として、

 山に躓かずして垤に躓く

 大きなことには慎重に取り組むので失敗は少ないが、小さなことは油断して失敗しがちだということ。「垤」は、蟻塚(ありづか)のこと。

   出典『韓非子』

 馬場三根子先生も自宅内の畳の縁に躓いて、腰を痛められた。小さな危機管理の積み重ねが人の命を救う。

 

危機管理の手順

 事故の被害者を救助

 事故の状況を記録に残す。

 応急的な事故再発防止をはかる

 恒久的な事故再発防止をはかる

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 子供たちが大騒ぎ中  2021年2月12日(金)15:27

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 指さしているこの縁に躓いた。 2021年2月12日(金)15:27

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 応急処置で危険防止を実施 2021年2月12日(金)16:30

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 大垣市道路課の職員が現場確認 2021年2月14日(月)16:54

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 危険防止柵を設置完了  2021年2月19日

 

 私事で、昨日は病院で検査があり、その検査造影剤の影響のため体調不良になってしまい、ブログをお休みしました。

 異常を感じたら早めの検査が危機管理である。

 

2021-02-21 久志能幾研究所通信 1927 小田泰仙

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2021年2月19日 (金)

「耳鳴りの法則」悪用、死の洗脳報道 (磨墨知140a)

繰り返し洗脳教育が危険

 

 くだらない記事、フェイクニュース、愚劣なブログ、痴呆的なTV番組を1万回も見れば、考える気力も失せ、認知症になる。それを洗脳教育という。目を覚まして、死の洗脳教育を見破ろう。洗脳されてしまえば、人生という時間が消滅する。それで殺された人が歴史上で死屍累々である。

 

テレビの耳鳴り如きの洗脳教育

 愚劣グルメ番組を1万回も見れば、洗脳教育されて飽食・肥満という病気になる。それが現代のテレビ番組だ。食品会社は、消費者の健康など無視して、拝金主義商売を横行させている。

 それで肥満、糖尿病、癌、心筋梗塞、認知症等が発生している。だからこの40年間で医療費が4倍になり、43兆1381億円(2017年度)までになった。国の税収は58.4兆円(2019年度)である。収入に対して医療費が異常に多すぎる。一般家庭の家計に当てはめれば、年収584万円で、医療費431万円である。この40年間で癌患者や認知症患者が激増した。私が学生の頃の40年前は、癌や認知症などほとんど聞かなかった。何かおかしい。

 

新型コロナウイルスの耳鳴り報道の例

 過剰で扇情的な新型コロナウイルス報道を繰り返し見せられれば、新型コロナは恐怖の極みだと洗脳されてしまう。マスゴミに洗脳されると、「日本の新型コロナの感染者数、死亡者数は欧米の1/50~1/100」という冷静なデータが、目に入らなくなる。嘘も百万遍言われれば、本当と思ってしまう。それが洗脳教育だ。

 過剰で扇情的な新型コロナウイルス報道の目的は、視聴率確保の金儲けである。それで日本経済が崩壊しても、マスコミは知ったことではないのだ。

 

ドイツの例

 ヒトラーは演説で、国民を煽る言葉を何回も使い、1939年、ポーランドに侵攻して第二次世界大戦を巻き起こした。当初、ドイツ国民はそのヒトラーの演説に心酔した。要は洗脳されたのだ。その結果、第二次世界大戦が起き、全世界で5000万人から8000万人が犠牲となった。

 日本の軍部もドイツの快進撃につられて戦争に邁進した。当時の新聞は何処も軍部に迎合で、反対しない。マスコミにとって戦争のほうが、記事も景気良くかけて、新聞には都合がよかったのだ。だから何処の新聞社も反対せず、イケイケどんどんである。

10年前の民主党愚政の例

 当時の鳩山首相は「コンリートから人への投資」とスローガンを連呼して国民を騙して、必要な防災投資を削減した。その10年後の今、台風被害や大雨で堤防崩壊という人災を各地で起こしている。防災投資をしないと災害も多い国家は衰退する。それが今の日本経済の結果である。

 当時の民主党の蓮舫議員は、「事業仕分け」という人を引き付ける言葉を何回も使い、国民を騙した(洗脳した)。それが日本衰退の一因となった。

 

アサヒる報道の例

 朝日新聞が慰安婦捏造事件を繰り返し報道すれば、それを信じた韓国が怒るのも無理がない。嘘でも百万遍言えば、それが本当だと世界の人が信じてしまった。かように洗脳報道は怖しい。アサヒる報道は朝日新聞のお家芸である。

 

大垣市の例

 大垣市長の小川敏は、「節約、節約」を口癖に何度も繰り返し、如何にもやっているかのように見せて、大垣の未来には実質的に投資をせず、大垣を衰退させた。結果として大垣の経済成長率はマイナス1%であった。

 小川敏が市長になって以来、20年間で大垣市公示地価は半分以下に暴落した。「日本一住みやすいまちづくり」のスローガンなのに、街が衰退し、お店が蒸発して、買い物難民が溢れている。その結果、公示地価がこの20年間で半値以下になった。それは、市場が大垣市の不動産に価値がなしとの評価である。「市場は神の如くの評価をする(松下幸之助翁)」。

 小川敏は「子育て日本一のまちづくりと口先で言うだけで、実際は、大垣市の児童生徒一人当たりに教育費は、県下最低に落とした。現在、大垣市は県下最悪の教育環境である。小中学校のエアコン設備率も2.1%で県下最低であった。その児童生徒一人当たりの教育費は、刈谷市の半分である。

 小川敏は「子育て日本一のまちづくり」のスローガンで大垣市民を洗脳して騙したのだ。それでいて大垣市役所職員の給与は県下一の高給になった。それには小川敏は固く口を閉ざす。

 節約節約と言いながら、小川敏は県下一豪華な新市庁舎を建てた。岐阜市よりも立派である。ほとんど使われない市庁舎案内ロボットに、高額の税金を投じた。売名行為のロボット投資である。

 

地方紙が忖度報道・洗脳報道を繰り返し

 小川敏の引退記者会見の岐阜新聞(2021年2月10日)の記事でも、「小川敏は「日本一住みやすいまちづくり」、「子育て日本一のまちづくり」のスローガンを掲げて、取り組んだ」とは書かれているが、その結果は記載がない。

 新聞記事として日本語がなっていない。「小川敏はスローガンを掲げて、取り組んだ。」で、どうなったのだ? それが記載無しなので、小学生の作文である。

 つまり岐阜新聞は、小川敏に忖度して、都合の悪い結果は報道しない。真実を報道すべき新聞なら、わざわざ書いたスローガンに対して、その結果を報道すべきだ。しかし岐阜新聞はその結果を、意図をもって、書かなかった。

 地方紙には忖度記事ばかりで、これが洗脳教育である。地方紙は市民には実態を知らせない。そうしている間に、大垣市は没落した。

 それは太平洋戦争の始まりと末期と同じ現象である。日本軍部の大本営発表の始まりは、景気がよく、負け戦になると口を閉ざす。小川敏市政と同じである。当時の新聞社も、自分達が戦争を煽った責任には口を閉ざした。それが歴史の厳然たる事実である。

 岐阜新聞は、事実を報道せず小川敏の言い分だけの忖度報道に終始した。痴呆紙の責任は重い。大垣市を死寸前まで経済没落させた責任は、地方紙の洗脳報道にもある。岐阜新聞、中日新聞の罪は重い。

 

 洗脳教育の陰には、恐ろしいたくらみがある。

 

2021-02-19 久志能幾研究所通信 1926 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。