o-大垣を良くする階 Feed

2020年9月 6日 (日)

大垣市長の使命

 大垣市長として、現在5期目の小川敏は、市長としての命は0.6年を切っている。本来、市長の使命に目覚めて残りの時間を市民のために捧げるのが、人の道である。

 しかし小川敏はそんな気はないようだ。19年間の無為無策無能政治で、当初、20%であった大垣駅前商店街のシャッターを下ろした店の割合は、現在80%を超えた。

 この19年間、大垣市の公示地価は下がり続けている。この19年間で半分以下に暴落した。地価の評価は、市場からのその都市に対する行政の通信簿である。市場の評価は神のような評価である(松下幸之助翁)。しかしその現実が見えない小川敏である。小川敏は、大垣駅前商店街の店主を苦しめている。私も親から譲り受けた土地の評価額が暴落して泣いている。それは大垣市民の全てである。

 行政としてやったことが、市民のためにならなければ、やらない方がよい。それは税金泥棒である。仕事とは、付加価値を生むことだ。

 市長の最大の使命は、市民を幸せにすることだ。市民の命を守ることだ。市民の未来を創ることだ。小川敏は、その全てに反している。

 

エアコン問題

 昨年度、大垣市は、国に泣きついて国から全額、補助金を貰って、大垣市の小中学校のエアコン設備率を100%にした。しかし、市議会でも大問題になった事項なのに、それが解決しても、その結果を大垣市民に報告していない。岐阜新聞や中日新聞紙上でも大きな話題となった。市民にそれさえ知らない無関心な愚か者が多くいる。

 「広報おおがき」にもそのエアコン設備が完了した報告がない。国から金を出してもらったので恥ずかしくて報告できないのだろう。

 国が児童生徒の命に危機感を抱いて動いた。その前の2年前は、大垣市の小中学校のエアコン設備率は2.4%であった。岐阜県の他市はほとんど100%の状態であったが、大垣市だけが異常な酷暑の中、悲惨な状況であった。

 小川敏が、その設備費用を他に流用してしまったためである。その資金が大垣市の職員の給与に転用されて、大垣市職員の給与は県下一の高さになった。それでいて大垣市の教職員の給与は、岐阜市のそれよりも年収で200万円も低い。それで大垣市の児童生徒一人当たりの教育費は県下最低なのだ。刈谷市のそれの半分である。それでは大垣市の子供の未来は悲惨である。

 小川敏は、何のために市長になったのだ。小川敏は、児童生徒を苦しめるために市長になったようだ。その尻ぬぐいを国がした。我々の税金である。

 大垣の子孫のために、小川敏の6選は阻止せねばならぬ。

 

2020-09-06 久志能幾研究所通信 1735  小田泰仙

累計閲覧総数 203,060

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年9月 4日 (金)

可愛い詐欺メール。恐怖の役人詐欺メール

 昨日、2020年9月3日、アマゾンを騙った詐欺メールが飛来した。曰く

 「お客様のアカウントが即停止されました。新しいカウントからサインインが検出されました。誰かがあなたのAmazonアカウントで他のデバイスから購入しようとしました。Amazonの保護におけるセキュリティと整合性の問題により、セキュリティ上の理由からアカウントがロックされます。

 アカウントを引き続き利用するためには、24時間前に情報を更新することをお勧めします。それ以外の場合は、あなたのアカウントは永久ロック。」

 

 この種のメールは初めてのことで、心当たりもなく、タイトルに表示されたアドレスがhttp://m.media-amazon.comで、明らかに本物のアマゾンからのメールでないことが分かる。文章も日本語がおかしい。「あなたのアカウントは永久ロック。」という表現は脅迫である。客に伝える言葉ではない。ネットで調べたら、これは詐欺メールであることが報告されていた。

 また同じ時期に、身に覚えのない請求書が2件も飛来した。詐欺のメールである。

 タイトルとアドレスを見るだけで、詐欺と分かるから可愛いものである。

1

 私のメール受信箱に届いたAmazonを騙った詐欺メール

 

大垣市の詐欺メール

 大垣の小川敏メールは、本物の小川敏から届くが、内容が詐欺同然で、「可愛い詐欺メール」に比べたら恐怖である。小川敏曰く「大垣は子育て日本一」、「大垣市は独自の新型コロナウイルス対策」、「大垣新市庁舎が街の活性化の核」、「元気ハツラツ市で商店街の活性化」と嘘ばかりである。正に市民を洗脳教育する詐欺メールと言ってよい。

 

 「大垣は子育て日本一」は、嘘である。大垣市の児童生徒一人当たりの教育費が県下最低で、岐阜県一の子育て不適都市である。2018年の酷暑の年では、小中学校のエアコン設置率が県下最低であった。

 「大垣市は独自の新型コロナウイルス対策」と言いながら、その一人当たりの支援金は海津市の10分の一以下である。

 「大垣新市庁舎が街の活性化の核」というが、市長舎が観光の核になるなど、誰が考えても詐欺のような口ぶりだ。

 「元気ハツラツ市で商店街の活性化」と大嘘を言い続けて、大垣駅前商店街の閉店率が、この10年間で20%から80%になった。小川敏が市長になって10年後、大垣駅前商店街の60%以上の店がシャッターを下ろした。元気ハツラツ市の開催と小川敏の無為無策の行政が原因である。

Photo_2

 大垣市咲楽より

  

政府の詐欺メール

 2009年当時の民主党でも「コンクリートから人へ」と詐欺まがいのキャッチフレーズで国民を騙して政権を奪った。しかし蓮舫議員の売名行為としか思えない「仕分け」で、災害の多い日本から防災へのコンクリート投資を削減してしまった。それが今年2020年の鹿児島県薩摩地方・大隅地方での大洪水被害となった。投資すべきダム建設を止めてしまったのが原因である。民主党が消滅したから、その反省もない。

 科学技術分野への投資を蓮舫議員が「一番でなくてはだめですか」とほざいて削減して、日本の未来を殺した。

 肝心の蓮舫議員本人は、二重国籍問題で、詐欺同然の行動を取っていた。二重国籍者は国会議員になる資格がない。本人が詐欺師の言動である。彼女は国民を騙して選挙に臨んだのだ。

 

公約の嘘

 2009年、民主党は、総選挙で「人への投資」とスローガンを掲げながら、消費税を上げて、景気を腰折させ、やるべき防災の設備投資をせず、国民を貧乏に陥れた。政府による教育投資額比率は、先進国中で最下位である。だから国民の年収は、この30年間、下がり続けている。過去4回、消費税を上げたら、毎回必ず景気が落ち込み、税収が減ってしまった。

 財務省は、国の借金返済のためと騙して税金を上げるが、その資源は自分たちのために使ってしまう。財務省は、「日本の借金は先進国で最悪」「ギリシャより財務状況が悪い」と叫び続けている。それでいて日本の金利は低い。倒産する国の金利は異常に高くなる。海外投資家の目は冷静である。日本が倒産などするはずがない。

 しかし財務省は、バランスシートの右側の負債だけを論じて、左側の資産のことは、口が裂けても言わない。都合の悪いことを言わないのは詐欺である。

 ブラジルの10年国債の金利 10.25%

 ギリシャの10年国債の金利  1.147%

 日本の  10年国債の金利  0.1%  2020年9月4日現在

 

米国にも嘘を言う

 政府という本物の相手が、詐欺師である。宇宙人の民主党鳩山は、沖縄県にある普天間基地移転問題で、鳩山政権時代に鳩山自身が述べた「最低でも県外」という発言が大嘘であった。鳩山はオバマ大統領に「trust me」と言ったが、それを反故にしてしまいオバマ大統領を激怒させた。鳩山は日本国を詐欺師が首相の国にしてしまったのだ。

 

2020-09-04 久志能幾研究所通信 1730  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年9月 3日 (木)

媚中の中日新聞、人命軽視、パンダ出産記事で洗脳

 2020年8月23日、中日新聞の国際面を見て呆れた。トップ記事に、中国による香港統制強化の記事が掲載されていた。その下の紙面に、ほぼ同等のスペースで「高齢パンダ出産 米の動物園」記事が掲載されていた。

 現在の米中の戦争状態になり、香港住民の命が危険に晒されている状態である。それなのに、中日新聞は故意として「高齢パンダ出産 米の動物園」記事を掲載する。公正な報道をすべき公器として恥さらしである。この内容なら、ベタ記事扱いである。中日新聞は、「香港統制強化の記事」のガス抜きとして、中国に媚びを売る紙面構成としている。

Dsc09761s

 中日新聞 2020年8月23日

 

戦争状態

 現在、米国と中国は戦争状態である。現代の戦争は実弾も爆弾も使わず、経済と情報を武器に相手国を攻撃する。米国は、中国要人の預金封鎖、入国禁止まで発令している。米国内の中国要人の160兆円の預金封鎖をしようとしている。スイスは米国と同調して、スイス銀行内の中国共産党員100名の秘密預金1200兆円の破棄を11月の国民投票にかける予定である。

 現代の戦争では、石油・資源・食料・情報・金融処置も武器になる。第二次世界大戦では、日本は欧米列強からABCD封鎖をされ石油・資源の輸入を止められて、戦争に突入せざるを得なかった。戦争を始めなければ、国内の多くの企業は倒産し、失業者が社会に溢れ、日本国民は飢えることになった。現在、米国は同じ戦法を米国は中国にかけている。

 米国は中国共産党政府が潰れるまで攻撃の手を緩めないだろう。だから、そのトランプ大統領への対抗で、中国による米国大統領選挙への妨害工作が激しい。全マスコミに手を回して、トランプ大統領への選挙妨害工作が続いている。

 有ってはならないことに、CNNはバイデン候補を偏狭に支持している。マスコミは、選挙では両候補に公平に報道しなければならないのに、その原則に反している。それさえ分からないまでに米国マスコミは堕落している。裏金が回っているようだ。日本のマスコミも同じである。

 

香港統制強化

 中国が香港の統制強化を始めたので、香港人745.1万(2018年)の命が危なくなった。中国共産党は香港返還後、50年間の体制維持の条約を反故にして、共産党に反対する香港人を、即、逮捕、死刑にさえ出来る法律を施行した。逮捕されれば、反逆分子として無期懲役、死刑である。下手をすれば、臓器摘出のドナーにもされてしまう。

 中国では年間20万件の臓器移植が行われている。中国政府は、臓器提供は死刑囚からというが、死刑囚は年間たった2千人だけだ。その臓器提供の大半が、強制収容したウイグル・チベット人からである。だから欧米が人権問題として中国を非難している。中国の現状は、ナチスのユダヤ人虐殺より酷い状態である。今は、そんな非常事態である。

 

媚中記事

 それなのに、中日新聞は媚中行為で、「高齢パンダ出産 米の動物園」を手放しのお惚けで掲載した。その記事で読者にどういう付加価値を与えるのか。読者は誰も喜ばない。情報とは、情けの報せなのだ。それは情けない話だ。

 中日新聞社は745.1万人(2018年)の香港人の命よりプロパガンダのパンダ記事が大事と判断した。中国による香港統制強化とパンダ高齢出産記事を同等に扱うのは狂気の沙汰である。

 パンダ記事のような目くらまし記事を載せるから、日本人が知らなければならぬ大事なニュースが隠されてしまう。それが中日新聞の魂胆だ。だから中国の手先としか思えない。

 中日新聞社は新聞を使った洗脳教育として、中国共産党万歳の宣伝機関になっている。中日新聞の記事を読んでいれば、読者は知らず知らずに中国に洗脳されてしまう。それでは尖閣諸島、沖縄まで中国に奪われるまで、気が付かないだろう。パンダの記事は、その油断をさせるためとしか思えない。これが中国の静かな死の侵略である。

 不自然な記事を見たら、この記事の目的は何? と自問しよう。疑問を持たないから、洗脳されてしまう。

 

三峡ダム報道の統制

 ニューズウィーク誌やYouTube では、三峡ダムの話題は頻繁だが、日本のメディアは三峡ダムの件をほとんど報道しない。三峡ダムの下流には6億人が住み、800社の日本企業に工場がある。さらに9個の原子力発電所が存在する。その地域の生産活動は、中国全土の25%に及ぶ。三峡ダムが崩壊すれば、その影響は東日本大震災や福島原発事故の比ではない。原発が9個もあるのだ。しかし中国共産党の締め付けのためか、中国に遠慮しているのか、日本のマスコミはほとんど報道しない。それでいて、今回のパンダの高齢出産報道である。狂っている。

 全世界が中国の異常な海外拡張政策とウイグル・チベットの人権問題で中国と対決姿勢を鮮明にしている。しかし日本のマスコミはそれを報道しない。日本のマスコミは、中国寄りで狂っている。

 

ゆでガエル現象

 日本のマスコミは、少しずつ紙面に中国の毒を盛り込んで報道している。少しずつだから読者は気が付かない。洗脳教育である。テレビマスコミで食い物ばかりのCMで、日本人が洗脳され、癌患者や糖尿病患者が激増した。それと同じように、毒に当たって日本人が痴呆化して、日本を守る気概が薄れていった。

 それが中国の付け目である。日本のマスコミはその片棒を担っている。だから、目障りな安倍首相を叩くことが横行している。海外では安陪首相の評価が高いのに、日本のマスコミと中国の報道だけが、酷評である。なにかおかしくないか。

 

現地現物

 この30年間、日本の国力の低下が著しいが、その原因の一つが、テレビ、新聞、スマホからの情報に洗脳されて、自分の頭で考えなくなったためだ。

 日本再生のために、自分の目で見て、自分の頭で考える。トヨタ生産方式の「現地現物」の精神を取り戻そう。与えられた情報ではなく、自分が意思を持って情報を探そう。

 自分の頭で考えなくて、日本が再生で来るはずがない。だから今はじり貧である。大垣市も小川敏の洗脳宣伝で、没落した。

 気を付けよう、与えられた情報には毒がある。美味しいモノには毒がある。

 

 現地現物:自分の足で現地に行き、先入観を拭い、自分の目で状況を完全に把握すること。問題点が見つかるまで、現場を動くな。

039a32571s

  馬場恵峰書

 

2020-09-03 久志能幾研究所通信 1729 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年9月 1日 (火)

中日新聞は中国・韓国の手先?

 

 安陪首相が辞任を表明した828日(金)の4日前、824日(月)の中日新聞の見出しを見て、私は呆れた。そのタイトルは「安倍さん、辞めどき?」である。その新聞タイトルは、人を馬鹿にした上から視線の扇動記事である。まるで「早く辞めろ」と言わんばかりの記事であった。正に中国・韓国の外務省の声を代弁しているかのような論調である。

 副タイトルで“健康不安「後継者指名を」/続投をも詰める声も”とまるで辞めろと言わんばかりの言い方である。「続投を求める声も」は、付けたしの言い訳のようだ。

 新聞は、事実だけを報道すればよいのであって、記者の意見をまるで世間の声のように偏向させて前面に出すべきではない。社の意見は社説で述べればよい。それを三面紙面で、「辞めろと」言うのは、プロパガンダである。昔の戦争に駆り立てた手法と同じである。

Scan0173

中日新聞 2020年8月24日

 

中日新聞が「南京意見広告」の掲載を拒否

 2012年5月、名古屋市の河村市長が、南京事件に関する意見広告を出そうとしたら、中日新聞に拒否をされた事件があった。それから推察すると、中日新聞は、中国の御用新聞のようだ。中国のご機嫌をうかがっているようだ。要は、中日新聞は安倍さんが嫌いなのだ。

 

中韓の手先

 つい最近も、迎撃ミサイル整備問題で、東京新聞(中日新聞の子会社)記者が河野防衛大臣に、「中韓の了承をとらなくてよいか」と非常識な質問をして、世間の笑いものになった。

 東京新聞ウエノ記者:「周辺国からの理解というのは重要になってくると思われますが、現状では特に中国や韓国といった国からは、防衛政策の見直しについて、十分に理解を得られる状況ではないようではないかと思いますが、防衛政策の責任者として、現状の認識と、今後もし理解を得る際に、必要だと思われることがあればお願いします。」という質問である。

河野防衛大臣:「主に中国がミサイルを増強しているときに、何でその了解がいるんですか。何で韓国の了解が必要なんですか。我が国の領土を防衛するのに。」

 まるで強盗殺人をしようとしている相手に、防犯装置をつけていいですか」と聞くようなものだ。これを見ると東京新聞(中日新聞の子会社)は中韓の手先としか思えない。

 

中日新聞は大垣市の広報新聞

 現在、大垣市の経済衰退が著しいが、中日新聞は、小川敏市政の都合の悪い記事は絶対に掲載しない。裏でつながっているとしか思えない。それでいて、小川敏が、市民から寄付を受け取る様子の記事は頻繁に掲載する。それは小川敏の6選に向けての事前選挙活動なのだ。

 市民が現状の大垣駅前商店街の悲惨な状況を取材して欲しいと、中日新聞西濃支局に連絡しても、完全無視されている。中日新聞は、小川敏の手前、そんな実情を西濃欄紙面に載せるわけにはいかないようだ。だから岐阜柳瀬商店街の衰退ぶりはよく紙面に載るが、大垣駅前商店街の悲惨な実情は、決して中日新聞西濃欄に掲載されない。

 

中日新聞の経営理念は極秘?

 中日新聞はどういう経営理念で紙面を作っているかと、ネット上で経営理念を探したが、何処にも掲載がない。中日新聞のHPのどこにも、その理念は掲載されていない。経営理念が公開されていないような非常識なマスコミは、初めてである。だから非常識な紙面や、非常識な意見広告拒否事件、小川敏の迎合記事が溢れているのだ。

 

洗脳教育

 毎日読む新聞、毎日見るテレビ番組に気を付けよう。同じことを毎回、少しずつ言われると、間違ったことでも、あたかも正しいかのように洗脳されてしまう。そうやって昭和初期に、戦争賛美の紙面が日本国民を戦争に駆り立てていった。国民が新聞社に洗脳されたのだ。

 日露戦争の終結でも、新聞が日本軍の実情を正確に報道しなかったので、日本国民がロシアへの戦争賠償に不満を抱き、1905年9月5日、日比谷焼き討ち事件が起きた。新聞がイケイケどんどんで日本国民を洗脳した結果であった。朝日新聞などの予想記事から国民が考えていた講話条件とはかけ離れていたので国民の不満が爆発した。朝日新聞(9月1日付)に、「講和会議は主客転倒」「桂太郎内閣に国民や軍隊は売られた」「小村許し難し」などと扇動的に書かれて、結果として焼き討ちの暴動が起きた。新聞はかように洗脳教育をするのだ。

 

真実を正しく見る

 目玉をシフトして、マスコミのアオリ報道を見抜き、冷静に事態を判断したいもの。要は、中国との商売で金儲けをしたい大企業群が、マスコミのスポンサーなのだ。マスコミが、スポンサーに媚びて、偏向した紙面になって当然である。

 

2020-09-01 久志能幾研究所通信 1727  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年8月31日 (月)

目玉をチィルト&シフトして観察しよう

 自分は何処を見ているんだ? それを意識しよう。物理学上は、人間の目はカメラのレンズと同じ機能である。焦点は一か所しかあわない。それを全てに焦点があっていると判断していると思うのは、大いなる「ああ勘違い」である。その対象にピントは合っていないが、己の頭がピントの合っているかのように意識の上で映像を作り上げているにすぎない。

 高い建物や、地位の高い人物は、実際の目には歪んで網膜に写っているのだが、己の頭が歪のないような映像を頭の中で作る上げている。

 今の殆どのマスコミは偏向しているので、実像を正しく報道していない。自分の目玉をチィルト&シフトして、世間を正しく観察しないと、マスコミに騙される。80年前、日本は大手新聞社の景気の良い戦争ごっこに騙されて、戦争に追い込まれた。それで310万人の日本人の命が奪われた。マスコミはその責任に背を向けている。我々が目を覚まさないと、その同じ轍を踏み、子孫の命が危ない。

 

洗脳宣伝

 オウム真理教の麻原は、自分を大きく見せて、教義を偏向して宣伝して、信者を騙した。麻原は、教義核心からピントをシフトして伝えて、信者を洗脳した。それを盲信した信者はサリン事件に追い込まれ、高学歴の信徒が絞首刑台に上らされた。

 明日は我が身なのだ。同じ手口で、今のマスコミは洗脳教育を報道の視点をチィルト&シフトして騙そうとしている。

 

あおり報道

 4年前の米国大統領選挙では、マスコミはトランプ大統領候補の情報をシフトして、その実像を正しく伝えなかった。マスコミを信じた多くの人は騙されて、トランプ大統領が誕生した時にマスコミに騙されたと驚嘆した。

 

左寄り偏向報道、中韓好みの偏向思想

 左翼や中国寄りの日本の大くのマスコミは、安陪首相のことを正しく報道してこなかった。それは今回の安倍首相の辞任報道でも明らかになった。

 現在のマスコミの罪は、中韓寄りの偏向視線で、安倍首相の行動を批判したことだ。例えば、何故、国に命を捧げた英霊を祀る靖国神社に首相が参拝して全マスコミが批判の記事を書くのか。何故、中韓に気兼ねをせねばならぬのか。国に命を捧げた英霊には、どの先進国も礼を尽くしている。礼を尽くしていないは日本と中韓とつながったマスコミだけである。

 

 参考 英霊に礼なきは亡国の兆し  靖国神社問題

   久志能幾研究所通信

 

小川敏市政へのあおり報道

 大垣市長の小川敏は、岐阜新聞のあおり偏向報道で、真実が隠されて報道されてきた。岐阜新聞は、小川敏の言う「大垣市は子育て日本一」という虚像を市民にプロパガンダ担当として植え付けてきた。何が正しいかは、データだけが伝える。大垣市の児童生徒一人当たりの教育費が県下最低である。それを岐阜新聞は報道しない。岐阜新聞はチィルト&シフトどころか、あおり報道、黒のフィルターを新聞紙上に嵌めている。

 大垣市の公示地価が下がり続けている。それは大垣市が没落しつつあることを示している。それを地方紙は決して報道しない。大事なことからチィルト&シフトして、核心から逸らしているのだ。報道の偽善である。

Sonycanon

以上、キアノンHPより

https://cweb.canon.jp/ef/special/ts-e/index.html

2020-08-31 久志能幾研究所通信 1726  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年8月29日 (土)

病気予防で、リンパマッサージ

体の下水管掃除を

 私は体の保全・病気予防のため、朝晩のお風呂で、全身のリンパマッサージを欠かさない。老廃物が溜まると、疲労が蓄積されやすい。それが病気の元である。癌を再発させないためでもある。私は病気予防で、打てる手はすべて打つ方針で臨んでいる。

 リンパマッサージは、顔、首、手足のリンパ管を心臓に向かって流すようにマッサージをする。そのやり方は、ネットで数多く紹介されているので、そちらで検索してください。

 

リンパとは

 体の中を走る血液の管は、動脈・静脈である。いわば上水管である。血液は大事な栄養素・酸素を全身の末端の毛細血管にまで運び、その後、静脈から心臓に戻る。それに対してリンパ管は、体の老廃物を流す管である。いわば下水管である。

 リンパとは、毛細血管から浸出した液体で、タンパク質や脂肪、糖質の他、細菌やウィルス、老廃物を運んだりする役目である。網の目のように身体中に張り巡らされている「リンパ管」の中をリンパは流れている。リンパ管が合流して太くなる部分が「リンパ節」で、全身に約800ヶ所ある。

 血液は心臓というポンプで全身に送られるが、リンパ液は、リンパ管の中を低い速度で流れている(時速0.648km以下)。それに対して血液の流れ速度は、時速216kmである。リンパは心臓でのポンプ作用がないので、あまり体を動かさない生活を送ると、その流れが阻害されがちになる。また狂った食生活などをすると、リンパ液の流れが滞り、老廃物が多く溜まったままの状態になってしまう。

 

行政の下水管

 行政の組織は、人間の体と同じ形態である。行政の上水管とは、市の予算である。お金が回って市の組織が動き、お金で都市が作られ、市が活性化する。市の組織が動けば、その老廃物が下水管に流れる。ところが、市の組織に自浄作用がなく、自律神経が正常でないと、行政が滞り、老廃物や不正物が溜まり、組織がうまく動かない。

 

悪事例

 その事例が、大垣市制100周年記念行事であった。大垣市はじゃぶじゃぶと大金を下部組織に流したが(3億5千万円)、組織がまともでなく、動機がまとももでなく、まともでない行事が多かったので、腐敗物が下々の組織に堆積したようだ。小川敏は、大垣市制100周年記念行事にどんちゃん騒ぎのため3億5千万円も浪費した。それなのに、非常緊急事態の新型コロナウイルス対策で、わずか2億2480万円しか出さない。政治家として正常な予算配分ができないのは、政治的認知症ではないか。

 

予算の会計報告はリンパの流れ

 本来なら、会計報告で、心臓部にそれが流れるはずが、大垣市特例のマル秘条令を隠れ蓑に、報告がされず滞っている。その金で不正・汚職が行われたと巷では噂されている。大垣市制100周年記念行事は、まともな経済活動ではなかったためか、翌年の大垣市の公示地価は例年のように下落である。小川敏が市長になって連続19年間下落である。

 これが、組織が停滞した時に起こる下水管の醜態である。大垣市もリンパマッサージが必用だ。大垣市の組織に老廃物、腐敗物が溜まっている。だれか大垣行政組織の掃除をして欲しい。19年間も掃除をしないと、腐敗して当然である。

安倍首相の政権が長いといっても、たった7.6年間なのだ。大垣市長の小川敏は、現在5期目の19年目で、6選になれば24年間である。狂気の沙汰だ。

 

心の下水管の汚れ

 お金が溜まり、長期に安楽の座に居座り、贅沢をしだすと、心に老廃物が溜まる。楽をしようとするから、怠惰な虫が芽生える。栄養過多なエライ人のお話しばかりを聞いていると、いかにも己が偉くなったように錯覚する。それは心の栄養過多で、心が糖尿病になったのだ。溜まったお金は流さないと、腐ってくる。そのために寄進、布施をして下座業で、修行が必用だ。止っていてはダメなのだ。体を動かして、奉仕活動をしよう。寄進・布施・奉仕活動とはお金や物への執着心を捨てること。修身の勉強をしよう。積善の家には必ず余慶あり。

 新市長が誕生すれば、大垣の春は近い。

P10104421s   馬場恵峰書

2020-08-29 久志能幾研究所通信 1724  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年8月28日 (金)

安らかに永眠するために  安倍首相辞任に思う

安倍首相辞任

 今日8月28日、安倍首相が辞任した。それを聞いて人生の永眠に思いを馳せた。人生の成功の要は健康である。死んでもいいから、健康管理である。生死は神仏の管轄、健康管理は己の責任である。

 安倍さんも歴代の首相に比較すれば、やり残しはあるが、やるべきことをやり遂げての勇退である。それも人生だと感じた。魑魅魍魎の住む政治の世界で、病身を押して奮闘も大変であったと思う。

 小川敏のように、やるべきこともやらず、無為無策で大垣市長の座にしがみ付くよりは、職務が全うできないとして、辞任した安陪さんは偉いと思う。

 

永眠と安眠

 一日は人生の縮図である。夜、安らかに寝るための方法が、安らかに永眠する方法に相通じる。よく働いた一日は、安らかな眠りを誘う。よく働いた人生には、安らかな永眠が神仏よりご褒美で贈られる。

 夜、眠られないのは、単に一日、正しく働かず、体を使っておらず、疲れていないからだ。

 年老いて、仕事があり、世のためにやるべきことがあるとは、幸せである。朝、起きたけど、寝るまでやることがない人生は、地獄である。

 若くして死ぬと、生木が裂かれるような苦しみを味わうという。やるべきことをやり遂げて、老いて死ねば、枯れるように倒れて苦しみはない。

 だから人は一個の生物として、狂った人生ではなく、正しい人生を歩むべきなのだ。若くして病気になり死ぬとは、狂った生活、狂った考え、狂った食生活が原因である。要は宇宙根源の理に反した生活を送ったのだ。それを無理という。

 「無理」に気が付いた時に、それを直せばよい。直さないから地獄に落ちる。何事も正しい道に戻るのに、遅すぎることはない。

 「無理」に気が付いても、そのまま猛進する人が多すぎる。それを愚者という。賢者は引き返す勇気を持っている。

 

一日の終わり、人生の終わり

 仕事に精進して一日、やるべきことをやっていれば、疲れ果てて夜はバタンキューである。やりたいことではなく、やるべきことを嫌われてもやっておれば、やり残しの後悔はしない。

 私は前職では、正論の主張、業務改革推進等で、やり過ぎて嫌われた。嫌われても、やり切って良かったと思う。後は永眠だけである。だから定年延長せず、即、さよならをした。

 毎日の夜の寝る儀式は、永眠の練習である。毎日、よく働き、疲れて横になれば、寝つきが良く、よく安眠できる。たった一度だけ、目が覚めないのが永眠である。朝、起きてこないと思ったら、死んでいたのは理想の死にかただと思う。そこには死の苦しみはない。

 

人事異動

 どんなものにも寿命がある。生命も命があるように、職位にも命がある。その職位の命を輝かせて、全うすれば、良き永眠がある。

 人として生まれたら、志を立て、学んでその志を成就する能力を付ける。計画を立て、実行して、その成果を得たら、その道を後進に託す。

 職位にも命があり、永遠ではない。その職位に就いたら、最初の1年は黙って職場の状況を確認して、問題点を見付ける。それで改善案を作成して、2年目に種を蒔く。3年目にその収穫を確認する。4年目に後進に託す段取りをして、その職位を去る。それを職位にしがみ付くから、晩年を汚すことになる。

 

私の異動体験

 私も前職では、数多くの異動があった。職場に就いた時は、全て初心者で手探り状態である。私は異動でその新職場についたら、まず職場内に保管してある書類に全て目を通していた。それでその職場の概要と問題点が把握できる。それで何をやればよいか、分かってくる。

 自分のやること、やったことは全て書類に残す。自分が獲得したノウハウも書類に残す。これは私がこだわった仕事の流儀であった。だから私が異動でその職場を去るときは、引継ぎは必要でないようにした。私が残した書類を見ればよいのだ。

 

あの世への異動

 私が人生という職場を去るときは、公開の書類でやったことが、後世に残るようにしている。馬場恵峰先生の書の出版でも、ISIDに登録して、国会図書館に記録が残るようにしている。撮りためた写真もBDに記録して、事前に関係者に贈っている。

私の人生哲学

「やったことだけだよ。書いたことだけだよ。後に残るのは」

P1000710s  馬場恵峰書

2020-08-28 久志能幾研究所通信 1723  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2020年8月26日 (水)

呪いの「大垣市 郭町再開発」 大垣市は確信犯

「やるやる」と言ってやらない街再開発

 

 大垣市の一番の繁華街の郭町の再開発は50年前から計画されていた。しかし、「やるやる」と言いながら、大垣市は全くやる気がなく、この50年間を無為無策で放置されてきた。

 その街が再開発をすると宣言されると、その街のビルの新たな借り手がいなくなる。テナントを借りても、ビルが壊されるなら店舗の投資が無駄になるからだ。そうやって何年も何年も蛇の生殺しのように、大垣市は郭町の再開発を放置してきた。だから大垣駅前商店街が没落した。大垣駅前商店街の没落の犯人は大垣市行政である。

 小川敏は、郭町に家業の紙屋があるのに、小川敏が市長になって、この19年間、郭町の街再開発は絶対にやらなかった。なにか恨みでもあるのか。大垣市郭町は呪われている。大垣市は小川敏という災害に襲われたのだ。これでは大垣市が寂れて当然である。

 対策は、新しい市長を選出して、大垣市を建て直すしかない。このままでは、大垣市は再起不能になる。

P1130253s

P1130260s

 大垣市郭町には築50年以上の古いビルが立ち並ぶ。

 金がないのでアーケドの電気も消している。2019‎年‎10‎月‎30‎日、‏‎17:15

P1130248s

 大垣市一番の繁華街の郭町に人通りがない。シャッター通りとなっている

‎ 2019‎年‎10‎月‎30‎日、‏‎17:00

 

2020-08-26 久志能幾研究所通信 1720  小田泰仙

累計閲覧総数  199,909

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年8月25日 (火)

私の命が一日一日、尽きていく

看々臘月尽(みよみよ ろうげつ つく)

 

 この意味は『命には終わりがある』。一日一日、命は尽きていく。死してその人の一生が終わる。自分の命も一日一日、容赦なく尽きていく。現実から目をそらさずに、「命には限りがある」をよく見なさいという意味の禅語である。

 「看看」と「看」を二つ重ねて「良く見なさい」である。「臘」とは「多く集まる」とか「つなぎ合わせる」という意味である。

 臘月は、十二月の別名である。月日の流れは、「歳月人を待たず」である。もう十二月も終わってしまう。一日一日を大切にしなさい、である。

 また「臘月」は、一年の終わりの12月で、私たちの人生や命という意味も暗示している。十二月があっという間に終わるのと同じように、人生もあっという間に終わってしまう。ぼんやり生きず、自分の命をしっかり見つめなさいとの警句である。

 「また今度やればいいや」と、つい後回しにしがちだ。しかし「今度という時間は二度と来ない」。「己の人生と向き合い、看々臘月尽の心を忘れずに人生を過ごせ」と禅師はいう。

 人生は退屈で眠たいものかもしれない。寝るのもよし、仕事をするもよし、勉強するのもヨシである。人生はバイキングレストランで、全て己の自由でやりたい放題である。人生で一番大切なことは、寝ていても遊んでいても、ふと気づいたときに、正しい道を意識して、そこに戻れるかどうかである。これが出来るかできないかで人生が変わる。そして時間は冷酷に過ぎてゆく。己が紅顔の少年であった時代は二度と戻って来ない。

 

 紅顔いずくへか去りにし、尋ねんとするに蹝跡無し、熟観ずる所に往時の再び逢うべからざる多し(修証義)

P18_039a018221

 馬場恵峰書 修証義 部分

 馬場恵峰卒寿記念写経書展 写真集(久志能幾研究所刊)より

 

癌の定期検診

 2020年8月19日、愛知県がんセンターで、先週に実施したCTの定期検診の結果を聞きに行った。結果は良好で、特に異常は見つからなかった。ピロリ菌駆除も成功した。癌の手術後1年半、無事に生かしてもらったと仏様に感謝である。因果応報で、そうなるように、今までの「狂った生活」と「狂った食生活」を改め、「狂った医療」からも遠ざかり、生活姿勢を改善させて過ごしてきた。それが正しかったようだ。

 しかしいくら養生しても、あと50年も生きられるわけではない。一日一日、私の命は尽きていく。医師から最低、半年間は癌の病気では死なないと言われただけである。私の場合、手術後、5年後の生存率は51%で、統計計算上は、余命2.5年の命で、後1年の命である。新型コロナウイルスに罹れば、1週間で死ぬかもしれぬ。いくら健康でも不慮の事故に遭うやも知れぬ。明日の命は分からない。

 人の理論的寿命は120歳である。私は、せめてその9割の108歳まで生きたいと精進している。譲って8割の96歳である。長生きこそが親孝行である。

 

生きている間

 生きている間だけだ。お金を使えるのも、人に奉仕できるのも、美味しいものを食べられるのも、生きている間だけ。あの世にはお金は持って行けいないのだ。お金を使いたくても使えなくなる日がやってくる。食べたくても食べられない日がやってくる。だからこそ、やりたいことは、直ぐやるべきなのだ。

 世の中を見ると、此の世で使え切れない金を集めても、まだ足りないと餓鬼にように金を集めている輩がいる。そんなに集めて何に使うのか。もう時間がないのだ。

 命が残り少ないのに、まだ市長に座にしがみ付く愚か者がいる。市長退任後の時間がないのだ。何のために生きていたのか。それで市民が幸せならともかく、無能無策で、大垣は衰退して市民は地獄の苦しみなのだ。

 余分に食べれば、命を鉋で削るように、寿命を短くしている。余分に食べるとは、他の命を奪っている。その命が病気という形で復讐して襲ってくる。それが分かっていて飽食を止められないのを愚か者という。

 医師から余命宣告をされ、その土壇場になって、「金はいくらでも出すから助けてくれ」と医師に泣きついても遅い。医師からそれを拒否されて泣き崩れても因果応報なのだ。

 

奪うものは不幸である。与えるものが幸福なのだ。

 やれるときに、やりたいことをやっておくべきなのだ。そのうち、やりたくてもやれなくなる日が来る。だからこそ今に全力投球せよ、である。

 集めて集めてもきりがない。それより与えることが喜びである。それには限度がない。

 食べても食べてもキリがなく、結果は肥満の醜態となる。肥満は癌の遠因である。少食で満足すれば、美しく健康な体が手に入る。わかっちゃいるけど、やり通せない。そんな私に誰が育てた。自省したい。

Img_47461s

 馬場恵峰書

 

2020-08-25 久志能幾研究所通信 1719  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年8月22日 (土)

大垣没落の原因は、祈りなき小川敏の驕り

 小川敏の大垣行政には、「苦集滅道」はない。現状把握として、データを「集」めもしなければ、人の「道」も歩かないので、現状の「苦」(大垣衰退)は無くならない(滅)。あるのは小川敏の驕りだけ。

 驕りとは、利権、名誉、意地に執着して、回りが見えなくなること。そこに謙虚さも反省もない。だから仕事でPDCAを回さず、この19年間、同じ過ちを繰り返し、大垣を没落させた。小川敏は、その驕りから、前後が見えなくなり、次期市長選で6選をめざすという暴挙に走っている。

 過去19年間の恥さらしを、謙虚に祈りを込めて振り返れば、そんな暴挙はできないはずなのに。

 「終戦」も「援助交際」と言い換えて、現状把握を正しくしないのは、まるで不幸にあって、神社仏閣から頂いたお札を貼って、災難から目を逸らし、悩みから逃れるが如きである。事件の真因を追求せず、対策が対処療法ですませるから、少しも問題が解決しない。

Photo

 苦の原因は全て小川敏である。

 

小川敏の2010年

 大垣市長の小川敏が、2010年から毎年、大垣駅前商店街の活性化として「元気ハツラツ市」行事を開催している。それが大垣駅前商店街の没落に拍車をかけて来た。商店街が「元気ハツラツ市行事」の運営方法に怨嗟の声を上げても、利権を得ている実行部隊は、聞く耳を持たなかった。誰かが美味しい餌を食べている。10年間で1億円の市民税が投入されたが効果ゼロである。その会計報告もない。汚職が疑われる。

 

小川敏の2016年

 2016年に「大垣中心市街地活性化計画」という「御祈祷お札」を新たにぶち上げた。それを隠れ蓑として、小川敏は県下一豪華な新市庁舎を建てた。しかし、その対策でも大垣市が寂れ続けたのは、その衰退の真因を解明せず、大嘘のお札を貼っていたからだ。だから大垣中心市街地は少しも活性化しなかった。その没落傾向は少しも改善しなかった。

 

小川敏の2019年

 小川敏は、2019年に「大垣未来ビジョン」をぶち上げた。それは「大垣中心市街地活性化計画」が大失敗に終わったので、その目くらましである。「大垣大虚殿」に貼った恥の上塗りお札である。その計画書(ビジョン)には、なぜ今までの計画が失敗したかの反省はナイ。なぜ大垣市が没落したかの解析は無い。「苦集滅道」の「集」をやっていないのだ。小川敏は正しい「道」を踏み外している。

 

大垣駅前商店街のご臨終

 小川敏が市長になって、19年前は大垣駅前商店街のシャッターが下りたお店の率(閉店率)は約20%であった。それが2011年に約40%になり、2015年には約60%になった。2019年、ヤナゲンが閉店すると、その閉店率は80%にも達した。現在はほとんどのお店がシャッターを下ろした。これだけ目に見えて没落しているのに、小川敏には現実が見えていないようだ。見えていないから小川敏は何も手を打たない。そのデータ解析(集)をしていないのだ。小川敏は絵空事の活性化計画だけを作って、自己満足している。これだけの惨状を認識できないのは、政治的認知症ではないか。

 これだけ大垣駅前商店街が没落しても、小川敏は、大垣駅前商店街活性化で功績があったとして、2019年に大垣商店街組合理事長の小倉俊之に市民功労賞を贈っている。政治的認知症で狂っているとしか思えない。

 

市政100周年記念行事というお札

 2019年、小川敏は、大垣市制100周年記念行事として3億5千万円のお札を大垣中にばらまいた。その行事は、全て一過性の行事で、泡と消えた。その利権に群がった業者は数知れずである。その汚職が市井で噂されている。しかし、大垣経済には何の貢献もしなかった。その翌年の公示地価は、例年の如く19年間連続で下落である。他市はリニア景気で公示地価が上がっているのだ。

 

神の審判

 小川敏が市長になって、連続19年間、大垣市の公示地価は下がり続けている。市場の評価は神の如くである。公示地価は、行政の通信簿である。行政が優秀なら、公示地価は上がり、都市の付加価値が向上したと評価される。小川敏は、市場から無能な市長との烙印が押されたのだ。

 

大垣市の人財育成への腐の貢献

 小川敏が市長になって、大垣市の職員の給与は、岐阜市のそれを抜いて県下一になった。大垣市を没落させても、給与は高いのだ。

 反面、大垣市の児童生徒一人当たりの教育費が県下最低となり、その財源が、大垣市の職員の給与に振り向けられたようだ。要は小川敏が子供の教育費を食い物にした。それで10年後の大垣の没落が確定的になった。大垣市の児童生徒一人当たりの教育費は、刈谷市のそれの半分である。大垣市は将来のフリーターの生産拠点となる。悲しい現実である。子供への教育費と、将来の年収は比例する。

 大垣市教職員の年間給与は、岐阜市のそれよりも200万円も低い。

.

小川敏の人徳の無さ

 人徳とは危機状態の時、それが露見する。今回の新型コロナウイルス騒動で小川敏の行動がそれを明確に示している。市民が仕事がなくなり苦しんでいるのに、大垣市民に対する支援が、小川敏は冷酷なのだ。大垣市民一人当りへの支援は、海津市のそれの10分の1以下である。それを如何にも大判振舞いしているかのように、新聞紙上で宣伝している。人の道から外れている。

 小川敏は、このように市民に対して資金を出す方はケチっているが、貰う方の寄付受付は、他市よりもダントツに多い。吝嗇の典型である。

.

大垣市の教育は県下最低レベル(2019年)

      一人当り予算   児童生徒数 

         千円  大垣100で   人

 多治見市    735    158    8,862  

 岐阜市     529    114    32,074  

 可児市     517    111    8,352   

 大垣市     465    100    14,400  

 各務ヶ原市   445     96    12,525   

 刈谷市(愛知県)918    197    11,120 

 

 大垣市・岐阜市の職員給与

      一般職     教育職

 大垣市   665.62万円  529.61万円  2016年

 岐阜市   639.87万円  738.09万円  2014年

  給与.comより https://kyuuryou.com/city/212016/?nendo=2014

.

大垣市の地価

         大垣市地価平均   前年比変動率

 2001年[平成13年]   12万4222円/m2  -7.98%  下落 小川敏市長就任

 2002年[平成14年]   10万8425円/m2  -10.10%  下落

 2003年[平成15年]   9万6470円/m2   -9.65%  下落

  2004年[平成16年]   8万3482円/m2   -8.56%  下落

 2005年[平成17年]   7万3836円/m2    -7.04%  下落  小川敏市政2期目

 2006年[平成18年]   7万2277円/m2    -4.20%  下落 

 2007年[平成19年]   6万8535円/m2   -1.85%  下落

 2008年[平成20年]   6万9942円/m2   -0.16%  下落

 2009年[平成21年]   7万1687円/m2   -1.40%  下落 小川敏市政3期目

 2010年[平成22年]   6万7237円/m2   -2.82%  下落

 2011年[平成23年]   6万5702円/m2    -2.36%  下落

 2012年[平成24年]   6万3941円/m2    -2.41%  下落

 2013年[平成25年]   6万3216円/m2    -2.13%  下落 小川敏市政4期目

 2014年[平成26年]   6万1898円/m2    -1.31%  下落

 2015年[平成27年]   6万1495円/m2   -0.78%  下落

 2016年[平成28年]   6万0585円/m2    -0.57%  下落

 2017年[平成29年]   6万0692円/m2    -0.50%  下落 小川敏市政5期目

 2018年[平成30年]   6万1540円/m2    -0.39%  下落

 2019年[令和元年]   6万2036円/m2     -0.47%   下落 

   2020年[令和2年]  6万1718円/m2        -0.55%  下落 

 

大垣市の公示地価・基準地価マップ・坪単価 - 土地代データより 

 ※変動率は、各地点の変動率の平均となる。(平均地価の変動率ではない)

  https://tochidai.info/gifu/ogaki/

.

2001年の地価を100として2018年の地価は

  (公示地価、基準地価の総平均)2001年より小川敏が市長就任

  高山市   90.0

 美濃加茂市 71.8 *

 岐阜市   65.3 *

 多治見市  59.4 *

 大垣市   49.5

 名古屋市  145.1

 刈谷市   107.2

 安城市   99.0

 岡崎市   94.3

 大府市   90.2

 一宮市   75.0

      *印は2019年

    大垣市の公示地価      https://tochidai.info/gifu/ogaki/

.

市庁舎費用比較

 新市庁舎の建設費、大垣市は県下一豪華

      人口  新市庁舎費用  市民一人当たり負担

 大垣市   159千人  126億円  79千円(県下一)

 岐阜市   406千人  266億円  65千円 

 各務ヶ原市 145千人   83億円  57千円

 多治見市  107千人   52億円  48千円

P1070427s

P1070429s   大垣市新市庁舎

.

コロナ対策費比較

            大垣市     海津市

人口          158,832人    33,004人(2020年1月1日)

令和2年度一般予算    603億円     150億円

コロナ対策費       2億円2480万円   5億円

市民一人当たり対策費   1,415円   15,149円

 

子供へ         5千円ギフト券    1万円を補助

市民へ          なし       3000円の買い物券

新生児に        なし        1万円を補助

一人親限定で      2万円

(数が少ない)

市長給与の減額     なし    市長の給与を 20%減

(財源確保)            副市長の給与を15%減

教育長の給与を10%減

        口先、カッコだけの対策  長が痛みを感じる対策

参考

小川敏コロナ対策は大便ごとき、海津市 ... - 久志能幾研究所通信

.

一般会計に占める寄付金比率比較

  令和2年度一般会計収入 うち寄付金額 比率

大垣市    603億6000万円  7.24億円  1.20%

岐阜市   1790億1000万円  2.10億円  0.12%

多治見市   417億5368万円  0.64億円  0.15%

高山市    422億3779万円  0.06億円  0.014%

刈谷市    607億8000万円    0.02億円   0.003%

.

2020-08-22 久志能幾研究所通信 1716  小田泰仙

累計閲覧総数  198,777 

著作権の関係で、無断引用を禁止します。