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2024年8月25日 (日)

延命地蔵尊の教え、毎朝のお勤め

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 童地蔵  松本明慶工房作

       後部は齢110歳の掛け時計(ドイツ製)。まだ動きます。正時の音も鳴ります。

 

 8月24日はお地蔵様の日である。当町内でも、地蔵尊祭りを執り行った。心配された雨も、地蔵尊祭りが終わってから降り、涼しい中で、執り行なえて良かった。

 住職様より、読経後の法話のお話しがあり、そこで延命の智慧をさずかった。

 多くの人は、高齢になるとボケ防止の取り組み、頭の体操や筆記、読書、喉の運動で老化防止に取り組むようになる。

 しかし、それよりも仏壇の前で、毎朝お勤めをした方が、効率的に老化防止の運動をすることになり、健康になるという。毎朝、早く起きて、ご飯を炊き、仏壇に供える。御線香に火を点ける。読経をする。それで字を読み、声を出し、火の取り扱いに気を使う。規則正しく、朝食を摂る。それでボケ防止、識字訓練、音読訓練ができる。それが長生きの秘訣だと法話で述べられた。

 

 一般的に僧侶は長生きである。それは毎日、読経をしているからだと言われる。声を出すことは、健康によい。

 声を出すため自然と腹式呼吸となる。 腹式呼吸をすることで副交感神経のスイッチが入り、自律神経のバランスを整えてくれる。それでリラックス効果がでて、精神的にも健康によい。

 

 これは現代医学的にも理に適っている。朝飯を抜くと、血糖値の乱高下が激しく、老化が促進されるという。だから仏壇にご飯を備えると、必然的に生活が規則正しくなる。血糖値スパイクがなくなる。血管寿命が延びる。

 声を出すことは、認知機能の維持に大変に良い。認知症は、規則正しい生活を無くすと、罹患しやすくなる。

 

2024-08-24  久志能幾研究所通信 2915号  小田泰仙

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2024年8月20日 (火)

地蔵盆祭りのお下がり、和菓子から文房具に変更

 

 地蔵盆祭りは全国的に8月24日である。今まで町内の地蔵盆祭りで、参列者にお下がりとして配布するのは、和菓子であった。以前は安い駄菓子であったが、私が地蔵盆祭り担当になってから、有名和菓子店の生菓子に変えた。しかし夏の盛り、生菓子では傷みを早いし、保存がきかない。最大の問題は、砂糖入りの菓子を配るのは、お子さんの健康上で問題がある。砂糖は麻薬以上に依存性があり、子供の健康に害がある。それで今回、変更をすることにした。

 

老人より子供を大事に

 地蔵盆祭りに来る人は老人が多い。子供さんを連れて見える方は少ない。当町内は77歳以上の高齢者が60名以上で、住民の4人に一人が77歳以上である。それに対して、小さな子供の数はその5分の一である。

 高齢者には、例年、連合自治会から敬老の日にお祝いが贈られている。現代では大事にすべきは老人より子供である。子供達が日本の未来を背負てくれるのだ。その成長を良い方向にする品がよいと考え、模索した。

 もともと地蔵盆祭りは、小さい子どもの健やかな成長を願ってのお祭りである。それを考えて、今年から、皆さんに配る和菓子の代わりに、子供さんに文房具を配ることにした。お菓子なら一過性の娯楽であるが、文房具なら長期の学習で使える。

 低学年のお子さんには「落書き帳と折り紙」、高学年のお子さんには「ノートとシャープペン」を配ることにした。100円ショップの安ものではない。相応の製品である。それで子供たちの心と創造性が豊かになればよい。それこそ日本伝統(魂)の継承である。

 

ヨシリン教の教え

 YouTube 吉野敏明チャンネルで、砂糖が健康に悪いと言う情報を得て、私はこの2か月程、全くお菓子を食べなくなった。同時に、植物油、小麦、乳製品を摂らない(以前から控えてはいた)。その健康に悪い砂糖の入ったお菓子を、地蔵盆祭りで子供たちや老人に配るのが問題だと感じて、今回の変更となった。砂糖は麻薬以上に依存性がある。

 この50年で、がんが5倍、糖尿病患者が50倍、アトピー症、認知症が激増したのは、この砂糖、植物油、小麦、乳製品を摂るようになったのが原因だと吉野敏明医師は力説する。

 オダ仏教は、ヨシリン教と同じ教義です?

 

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「最後はブドウ糖がATPになるから糖だけ摂っていればじゃない?」という愚問 あなたが食べた物が、今臓器のどこを通っているのかを考えていますか? 真の栄養学を学ぶ (youtube.com)

https://www.youtube.com/watch?v=6RN6GveDY64

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脳の快楽報酬系に入る、小麦 植物油 乳製品 甘い物 を止める方法を伝授 小麦 植物油 乳製品 甘い物は、 覚醒剤と同じ (youtube.com)

https://www.youtube.com/watch?v=sQ9yo5Rdowo

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2024-08-20  久志能幾研究所通信 2911号  小田泰仙

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2024年8月18日 (日)

人生最大の金儲け、病気を避ける縁技

 

命の値段

 人生最大の金儲けとは、自身の健康管理である。未病管理である。

 もし自分がガンになり、医師より余命を宣告されたとき、

 「カネはいくらでも出す。命を助けてくれ」と泣き崩れて言ったとする。何処にでもある話である。

 その時、自分が出そうとする金を余命年数で割り、それに寿命年数をかけた値が、自分の命の値段である。

 その大金を稼ぐ手段が、健康管理である。そういう病気にならなければ、その大金は使わなくて済む。それだけ儲かる。

 

ジョブズの例

 世界一の金持ちのスティーブ・ジョブズは膵臓がんで56歳の若さで亡くなった。治療費に10億円を使ったとも言われる。そのカネを使っても病気は治せなかった。彼は2兆2000億円の遺産をのこした。要は彼は2兆2000億円ぶんのただ働きをした。

 歴史にIFはないが、彼がもっと健康に気を付けていれば、もっと長生きして、大きな創造をしたのに、と惜しまれる。

お金は人生劇場への入場料

 お金は使ってなんぼで、カネを多く残して死んでは、遺産を残された人を不幸にする。お金は人生舞台で出演し、縁技するための必要経費である。多く使えば、より大きな舞台で縁技に使える。そうすればより多くのご縁に出会える。

 お金を感謝の気持ちを込めて世間に送ると、お金がお友達を連れて、帰ってきてくれる。だからお足は止めてはダメである。お金を引き留めると、腐ってきて腐臭を発する。

 

 

いのち

 人生は、命あってこそ、なんぼの世界である。人が生まれる確率は、1億円の宝くじが100万回連続で当たると同じである(村上和雄筑波大名誉教授)。

 その確率で、人間として生まれただけでも、大儲けである。その命を大事にしたい。

 

金儲け

 だから私は健康オタクで、健康維持という金儲けに邁進している。死んでもいいから健康管理である。健康管理は人間の仕事だが、生死は神仏の仕事である。神仏に帰依すれば、神仏が助けてくれると信じられるので、心穏やかに過ごせる。それが精神の健康につながる。健康とは、体と心の健やかである。

 お天道様が観ていると思うと、規律ある生活になる。そうすると足るを知る生活になる。それで暴飲暴食などしなくなる。命の価値を理解すれば、ジャンクフードなど食べたいと思わなくなる。そうすれば、自然と病気は遠のく。その結果、無駄な医療費、交通費、時間が節約できる。

 それが最大の金儲け。

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追記

 2024年8月21日、愛知県がんセンターで定期の胃カメラ検査を受けた。そのため、前日は絶食、当日、前回よりなぜかキツイ麻酔薬を使われ、フラフラになってしまい、酷い目にあった。まるまる2日、貴重な人生の時間が潰れた。これもガンという病気になったのが縁起である。まず病気にならないのように縁技をする。そこから始めるのが、金儲けの第一歩である。

 

 

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2024-08-18  久志能幾研究所通信 2909号  小田泰仙

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2024年8月13日 (火)

式年遷計、ヘルスメーター、難解虎怖自震対策

 

 先日、船戸クリニックで、船戸博子先生より漢方の診察を受けた受けた。その前に、業務用ヘルスメーターに乗って体重を測定したら、筋肉量、骨量、肉体年齢が測定値として出てきて驚いた。よく考えたら、今の技術なら当たり前のことで、自分が今使っているヘルスメーターは約20年前の製品であることに気が付いた。

 

更新

 それで現状のヘルスメーターに特に不満はなかったが、筋肉量、骨量を測定したくて、ヘルスメーターを買い替えた。

 筋肉量は、ガン予防に重要な要素である。筋肉ががんの発生を防いでくれる。

 最近、加齢による体力低下の現象がでてきたと感じたので、骨量の測定を現状把握として必要と感じた。

 

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 左が今までのヘルスメーター(2006年製)、右が今回購入(2024年製)

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あれども見えず

 情けないことに、ヘルスメーターを買い替えてから、今まで使っていたヘルスメーターにもその機能が付いていたことに気が付いた。今まで、その機能に意識がないから、あれども見えず、であった。

 人は見たいものしか見ていない(ジュリアス・シーザー)。

 自分の認知機能の良き反省材料となった。

 

 ヘルスメーターを更新してみたら、やはり最新のヘルスメーターは見やすいし、機能が向上をしていた。測定精度も向上していた。電子機器は最低でも20年、できれば10年くらいで買い替えるのが良いようだ。

 

南海トラフ大地震の発生時期予想

 南海トラフ大地震の発生時期の予想は難しいようだ。地震予知のため、今まで数兆円を使っても全く予知が出来ていない。いまだかって、地震の予知ができたことはない。地震予知を研究しますと予算を分捕って、結果として地震予知が全く出来ないのに、誰も責任を取らない。どうもこの予算は官僚の利権となっているようだ。その責任追及のため、国民は選挙に行き裏金議員を落とすべきだ。棄権をするから日本の政治が劣化するのだ。

 

自身への激震予想

 同じように、自分に激震を与える病気(心筋梗塞、脳梗塞等)の発症時期予想は難解である。しかし体の状態を日々測定して、観測していれば、その危険性をある程度は予知できる。

 私は日々、体重、体脂肪率等をこの10年程、毎日記録している。危機管理の基本である。その測定機器の測定精度は重要である。だから時期を見て機器の更新は必要だ。

 

体重計の式年遷宮

 伊勢神宮では20年毎に、全ての社、祭礼道具をつくり直す。それで伝統、技術を後世に伝えている。

 同じ様にご神体のような自身の状態を測定するヘルスメーターも、寿命があり、10年ほどで更新すべきと悟った。ヘルスメーターも生老病死である。今回はよき意識改革ともなった。 

 

 

2024-08-13  久志能幾研究所通信 2903号  小田泰仙

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2024年8月 2日 (金)

築50年の日本家屋をオール電化、防寒防暑、災害対策

 

 我が家は1970年に建てた日本家屋である。私はその家屋を2011年から8年かけて改築した。大地震のことを考慮して、耐震補強をして、当初の建物強度0.5から1.0にまで上げた。建物強度1以上なら震度6の地震でも倒壊しない。大災害時、建物が倒壊せず、命さえあればまた人生をやり直すことが出来る。

 近い将来、追加の補強をして、建物強度1.2に上げる計画である。

 近い将来起こるであろう南海トラフ巨大地震では、大垣は震度6が予想される。

 

オール電化

 安全のため、ガスを止めて、オール電化にした。

 歳をとると火の扱いに不安も出てくる。そのため直火を使わないオール電化にして、ガスコンロをIH調理器具に変えた。

 導入設備はエコキュートで、夜間電力利用である。当時はガス・電気代で約5万円だった光熱費が月2万円ほど下がった。現在は電気料金が爆あがりでその効果は少なくなった。しかしガス代も爆上げしているので、効果はあったはず。

 安全のためには、オール電化の選択は、大垣ガスの不誠実な対応の悪縁で、ガス排除の一択であった。それで正解であった。

 

補助の暖房

 さすがに大垣の冬は、エアコンだけの暖房では寒いので、補助的に石油ストーブを入れた。それでも都市ガスの暖房機を使うよりも安い。そのため、換気しても室温を変えない換気装置を付けた。

 

仏壇対策

 仏壇の蝋燭も使用禁止にして、ろうそく形の電灯に変えた。電気式なので、24時間タイマーで自動点灯、自動消灯にすることができた。現在、我が家で使う火は、御線香の火だけである。

 

大災害時対応

 大災害時、ガスの復旧には1ヶ月ほどかかる。それに対して電気の復旧は1週間ほどである。

 上下水道の復旧には、3ヶ月ほどかかる。今年の1月1日の能登半島地震では、発災後3ヶ月経っても、まだ7%ほどしか復旧していなかった。それが冷酷な現実である。

 もう一つの理由として、当時の大垣ガスの経営がデタラメだったので、自分の城を守るため、大垣ガスの排除は必然の一択であった。

安全無視・驕りの「大垣ガス」と闘う - 久志能幾研究所通信

 

   エコキュートは400リットルの水を貯蓄しているので、非常用の水としても使える。そのメリットも大きい。

 停電時の非常用に、カセット缶方式のガスコンロも用意はしている。

 

温度対策

 窓は全て二重ガラスにした。入れられる窓には全て内窓を付けた。つまり4重のガラスで熱対策である。これで光熱費が抑えられる。

 二階の天井には、天井裏の熱気を排出する換気扇をつけた。二階の天井裏は真夏に70℃くらいの暑さになるようだ。その換気扇はタイマーで24時間管理である。

 2階の北側の窓には、室内の熱気を排出する換気扇をつけた。冷たい外気の取り入れも出来る優れモノだ。

 床下は、白アリ対策で、床下換気扇をつけた。タイマーで24時間管理である。

 サーキュレーターもタイマー管理である。

 シロアリ対策は、大事な柱が喰われると、家の強度が弱くなるから、それを防ぐための重要な耐震対策である。

 

 全室、温度計を設置した。温度計は計5台である。最高最低温度を記録できる温度計も準備して状況を把握した。

 

睡眠対策

 二階の部屋は睡眠だけのベッドルームにしている。二階の窓は、今までカーテンであったが、真っ暗にして眠るため、ベニヤ板を窓に設置して、完全に陽の光が入らないようにした。カーテンではどうしても朝日の光が漏れる。

 睡眠こそ、命を守る重要な生活習慣である。熟睡して睡眠時間を確保するため、真っ暗な部屋にする必要がある。ささいな光でも網膜が反応して、熟睡を妨げる。自分の体の震災対策(睡眠不足は、命に係わる事象)である。

 

二階の暑さ対策

 昼間の太陽光で、部屋が暑くなるのを少しでも少なくするため、ベニヤ板の裏に銀紙を貼った。窓から家の外気の熱のエネルギーの70%が入っている。それを防ぐためである。これで日中、最高38℃くらいになる室温が、33℃ほどに抑えられた。その後、寝るときにエアコンで室温を下げるのは、短時間ですむ。

 2階は寝るだけの部屋なので、割り切って窓をベニヤ板でふさいだ。ベニヤ板は置いてあるだけなので、すぐ取り外せるので問題はない。

 

 

2024-08-01  久志能幾研究所通信 2893号  小田泰仙

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2024年7月24日 (水)

ガン予防、おかしな御禁制品、砂糖を我慢

 

 戦後、がんは5倍、糖尿病は50倍に増えて、医療費が5倍に激増している。医療費が5倍に増えたので、病人が5分の一になるならまだしも、それが逆に5倍に激増している。それを「よしりん教」の教祖、吉川敏明医師は「食の危険性」で警鐘を鳴らしている。その一つが砂糖の過剰摂取である。

 

日本敗戦

 日本では、特に敗戦後、GHQの命令で、小麦、砂糖、乳製品、植物油の消費が激増した。その結果、病気が激増した。

 2000年前に生れた砂糖は、当時、極貴重品でローマ皇帝しか口に出来なかった。それから1800年経った江戸時代でも、砂糖は特権階級しか入手できなかった。砂糖は一般庶民には縁のないご禁制の嗜好品であった。沖縄のサトウキビから作られる砂糖は、特別管轄品で、清国への輸出品であった。

 それが現代では、テレビで砂糖の入ったお菓子が大氾濫である。同時に病気も氾濫した。

 

清国崩壊

 歴史では、英国は植民地支配を目指して清国にアヘンを輸出した。日本は金儲けで清国に砂糖を輸出した。結果、清国は滅んだ。それは歴史上の事実である。それをどう解釈するかは、自由である。

 

There is no fact, only interpretations.  

事実はない。解釈の違いがあるだけ。  ニーチェ

 

日本崩壊

 戦後、がんは5倍、糖尿病は50倍に増えて、医療費が5倍に激増している。現代は、拝金主義者、売国奴が日本をガン、糖尿病等で病気に誘導する食品を食べさせて、国の衰退に追い込んでいる。拝金主義者こそが癌細胞である。

 

 

砂糖消費量の変化

 江戸時代の人口は約3,400万人で、現代の人口は約1億2千万人。

 江戸時代、オランダ船による砂糖の輸入のピークは宝暦9年(1759)の約1375トンであった(出島オランダ商館の帳簿による)。オランダ船による砂糖の輸入は、年間500トン~1000トンで、唐船による輸入をあわせると1500トン~2000トンであった。

 令和3年度(10月~翌9月)の砂糖の消費量は、175万6000トンである(前年度比0.6%増)。

 

 以上から計算すると、日本人一人当たりの砂糖消費量は、

  江戸時代  0.059㎏/人

  現代   146.000㎏/人  

 つまり現代人は江戸時代の2470倍の砂糖を摂っている。それも年々増加傾向である。

 

麻薬並み、米国崩壊

 WHОによれば、砂糖は麻薬より依存性が高い。アメリカ人は甘いものが大好きである。だからニューヨーク市では幼児、青少年への砂糖入りの飲料水を法的に規制している。しかし日本はノー管理である。その結果は、米国では肥満が増え、日本はがんが激増した。アメリカ成人の肥満の人の割合は35.7%で、世界一である。

 

自分という王国を防衛

 だから私は自主規制で、完全な「おかしな食べ物」である「お菓子」を我慢している。つまり砂糖を摂らない。もう2か月ほど、完全な砂糖絶ちをしている。以前は、もらい物は別腹とか言って、食べていたが、それも止めた。

 同時に小麦、乳製品、植物油を止めた。現在、体調はよい。

 私は二度とがんになりたくない。

 

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2024-07-24  久志能幾研究所通信 2887号  小田泰仙

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2024年7月13日 (土)

カネ儲けは未病管理で、それにつけても金の欲しさよ

 

 人生の最大の金儲けは、医者にカネを使わない事。医者通いほど無駄な出費はない。時間も取られるし、精神的にダメージが大きい。

 健康維持が最大の課題である。病気を防ぐには未病状態のうちに発病しないように対策をすることである。それが最高の金儲けである。病気になれば、カネを使いたくてもその気力も出ない。

 

 人生を最高に生きる最大の手段が、未病管理である。未病とは、「発病には至らないものの健康な状態から離れつつある状態」である。

 カネが欲しければ、自分の体を大事にすることだ。健康でないと、仕事も出来ないし、稼げない。金儲けもできなければ、使うこともできない。だから死んでもいいから?健康管理である。そのことを古希を超えて痛感する。

 

未病管理

 自覚症状はなくても、日頃の状態から異常と感じたら対策に動くことである。それがトヨタ生産方式の「予防保全」である。

 そのため、私は毎日、下記のデータを記録して、そのデータの数か月の変化を眺めては、体の異常を早期に発見するようにしている。要するに「視える化」である。

 下記項目の体温管理は、がんの再発予防のための大事な項目である。ガンは低体温体質だと罹患しやすい。女性のがんが激増したのは、狂った食生活、生活習慣で、低体温になって、免疫力が低下しているからだ。

 血圧管理は、血管内のプラークの体積量に変化を知るために、重要な項目である。血管内にプラークが溜まると、血液が流れにくくなり、自律神経が血圧を上げるように働く。その高血圧を降圧剤で抑えると、正常に血液が流れなくなり、結果として、がんになるし、認知症にもなりやすい。降圧剤は対処療法である。毛細血管が詰まると、組織の末端まで、血液が流れず、免疫酵素(白血球等)が届かなくなる。だからがんが発生しやすくなる。

 運動不足での筋肉量の低下も、がんにかかりやすくなる。筋肉には、抗がん作用がある。

  

 起床時間、就寝時間、睡眠時間

 体重(50g単位)、体脂肪率 (毎朝)

 最高血圧、最低血圧、脈拍数、体温(朝晩)、

 歩いた歩数、スクワット回数

 

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 上記は、私の体データ記入シート

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日本人の病気

 日本の年間の医療費総額が37兆円である。日本では単純計算で、年間100万人が生れ、100万人が死んでいくことを考えると、一人当たり、一年で医療費を37,000円使っている。

 平均寿命80年とすると、一生で296万円を医療費に使っている。健康保険の3割負担があるので、少ないと感じるだけだ。実際は、その3倍のカネが使われている。それは税金で賄われる。別費用で、税金で召し上げられているから、気が付きにくいだけだ。

 またそれはあくまで医療費の平均値で、付帯の費用は入っていない。がんになり、保険外治療を受ければ、医療費以外に付帯費用として数百万円が飛んでいく。私ががんになって体験したことである。私はがんになって500万円以上を使った。それには、保険外治療費、差額ベッド代、電動ベッド、愛知県がんセンターの研究機関への寄付金の費用も含まれる。

 その医療費は、50年前では、5分の一の59万円であった。

 当時、ガンになる人は、親戚やまわりにもほとんどいなかった。それが今では2人に一人ががんである。私もガンになった。何かおかしい!

 

 なぜこの50年で、医療費を5倍に増やしたのに、病気が5倍になり、医療費が5倍になったのか。なぜがんが5倍に増え、糖尿病が50倍になったのか。

 

原因

 その原因を吉野敏明医師は、小麦、植物油、砂糖、乳製品の摂り過ぎが原因だと断言している。私はその件を今までその情報をいろんな図書から得ていたので、なるべく摂取しないようにはしていた。

 そして食べ過ぎが病気の原因である。いままではつい食べ過ぎる傾向であった。今は意識して少食にしている。食べ足りなくて死んだ人はいないが、食べ過ぎで病気になる人が大半である。

 

 私はこの対策を打つ時期が遅れ、がんにはなった。しかし「改心」してなんとか今を生かされている。神仏に感謝である。

 

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2024-07-13  久志能幾研究所通信 2877号  小田泰仙

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2024年6月17日 (月)

よしりん教徒、戒律破りで龍神の怒りをかう

 

 よしりん教では、小麦、砂糖、植物油、乳製品、が四大ご禁制品である。

 よしりん教徒とは、吉野敏明医師のYouTube配信「体と心と魂の健康」動画を熱心に見る視聴者のことである。私もその動画にハマっている。

 吉野敏明医師は、ご禁制食品の危険な理由を、歴史的背景、医学的理由、政治的理由を踏まえて説明してくれるので、納得してしまう。私もこのご禁制品は、今まで久留米市の真島クリニックの真島院長からも食事療法の指導を受けていたし、本で読んで理解をしていて、摂らないようにしていた。しかし吉野先生は、その深い理由までを詳しく説明される。私はこのチャンネルのファンになった。 

 

 私はよしりん教の真面目な信徒として、その教えを忠実に守っていたら、体がそういう体質に変化(正確には健全な体に戻った)したようだ。その体で、久しぶりにご禁制品を食べたら、見事にお腹が緩くなった。体は正直である。体が異常な食品を排除しようと動いたのだ。悪いものを食べてお腹が緩くなるのは、体の自己防衛機能が正常に働いたのだ。それこそが自然の摂理である。

 ヒトの腸内には約1000種類、100兆個にも及ぶ腸内細菌が生息してる。悪いものを食べて、その腸内細菌が暴れるのが、龍神の怒りである。大自然(宇宙根源)の天変地異の暴れを昔の人は龍神が怒ったといった。

 今回、大規模小売店舗で「油を使っていないお弁当」という宣伝に釣られて買ったお弁当が、実は添加物だらけであったことで、起きたお腹の不調であった。大規模小売店舗で売られている食品は添加物に要注意である。

 

 龍ケ丘、九頭竜川等の龍の名のつく地名は、川の氾濫や土砂崩れ等の災害があった場所である。先祖がこの土地には気を付けろと名付けた地名である。そこで災害に会ったら、危険な場所に住み着いた人間方が悪いのだ。

 龍とは自然界からの警告である。神仏の警告を「龍が怒った」と表現するのだ。それは大自然を崇めていたご先祖の知恵である。

 

 人間はその大自然の小さな一部である。その人間の体内も大きな宇宙である。その人間が、悪いものを食べれば、内臓に嵐が巻き起こり、下痢をする。当たり前の宇宙根源の理である。下痢をすれば、何故なぜを5回繰り返し、その原因を突き止めるべきだ。神仏が悪い食品を教えてくれている。

 

 正しい生活、正しい食生活をしていれば、腸内細菌(龍)は優しく、自分を守ってくれる。そんなイメージを思いおこさせる「祈り」(2023年作)という銅版画(長野順子画)を岐阜の画廊「いまじん」から昨日(2024年6月16日)、入手して家に飾った。

 

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   「祈り」 銅版画 長野順子画 

      龍は祈りの対象

      西洋のドラゴンは化け物だが、東洋の龍は神さまである。

 

 

2024-06-17  久志能幾研究所通信 2866号  小田泰仙

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2024年6月 7日 (金)

リーウェイ「馬と鹿のねずみ講」、狸道の尻尾が見え隠れ

 

経緯

 先日、知人に誘われてリーウェイジャパン㈱の「馬と鹿、友の会」の事業説明会に参加させられた。場所は高級中華レストラン、参加者は10名ほど。その席で豪華な中華料理(4000円と推定)を振る舞われた。この料理は、「会社が無料提供している」と恩着せがましい広報があった。それだけ儲けているようだ。

 後から推察するに、会員には参加させる動員ノルマがあったようだ。

 

 私は、その説明内容とパンフレットに違和感を覚えた。パンフレットを見ると、鹿の胎盤を原料としたサプリメントを販売する会社である。無限連鎖講(ねずみ講)のような商売である。ニンジンを鼻先にぶら下げて、泡沫利益を煽る競馬商売のようだ。

 常識で考えると、化けた狸の尻尾が見え隠れする。「馬と鹿、友の会」とは、私が付けたあだ名である。正式名ではない。

 

 

京都での事業説明会

 その1週間後、京都で事業説明会があるからと再度誘われた。返事をあいまいにしたら、知人の会員が外車で自宅にお迎えに来て、京都まで拉致?された。心ならずもその事業説明会に参加する羽目になった。そこでこの会社の本質を垣間見ることが出来た。やはり「現地現物」である。虎穴に入らずんば虎児を得ず、である。

 

 京都支社の会場は、70名ほどの金儲けで目が血走ったおばさんたちの熱気で満ち溢れていた。億単位で稼いでいるカリスマ教祖が登場するとのことで盛り上がっていた。カネに飢えたおばさん達の生々しい現実とその手口が観察出来て、良き社会勉強ができた。

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 「現地現物」とはトヨタ生産システムの用語で、問題が起きたら、自分の足で現地に行き、自分の目で完全に状況を把握することである。

 

 

営業禁止命令

 「リーウェイ」をネット検索すると消費者庁からの告知がすぐ目に入る。リーウェイ㈱は薬事法違反、マルチ商法違反、無限連鎖講(ねずみ講)法違反で、消費者庁から2021年8月3日に6ヶ月間の取引禁止命令、業務禁止命令を食らっている。ネット検索で直ぐヒットする事件である。

連鎖販売業者【リーウェイジャパン株式会社】に対する行政処分について | 消費者庁 (caa.go.jp)

消費者庁 https://www.caa.go.jp › notice › entry

 

日本で法律違反をした場合

 無限連鎖講を開設し、又は運営した場合は3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金 又はこれを併科業(一定の目的をもって同種の行為を反復継続的に行うこと)として無限連鎖講に加入することを勧誘した場合は1年以下の懲役または30万円以下の罰金 又はこれを併科

 無限連鎖講に加入することを勧誘した場合は20万円以下の罰金(1回勧誘しても違反が成立する)

 .

会社概要

 事業説明のある会社概要パンフレット上では、資本金不明、株主数不明、年度毎の売上高不明である。この会社は2018年にシンガポールで設立して、「2018年には6,700億円もの売上を達成」とHPにはある。会社設立の年に、いきなり6,700億円の売上とは、常軌を逸している。何かおかしい。

 売上高推移不明、従業員数不明、役員不明、社長の経歴不明、監査役不明、株主構成不明、経営理念曖昧、株主配当率不明、である。要は株式会社の体を為していない。

 だだし日本支社の各場所は、東京、名古屋、大阪、京都、福岡の一等地である。カモを安心させる見せかけの手段のようだ。

 会社の口頭の説明では現在、売上高9,000億円、従業員数40名だそうだ。それはどこにも印刷物として記載はない。2020年に日本支社立ち上げで、4年後に9,000億円の売上である。社員一人当たり250億円の売上である。おかしい。

 その主体は会員が個人事業主として活動して、会社は表に出てこないシステムのようだ。

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巧妙なシステム

 日本の歴史上でも、ネズミ講の詐欺は何度も起きている。そのため今回のケースでは、詐欺が直ぐ露見しないように巧妙に進化を遂げている。そのネズミ講の実例をみることが出来た。

 例えば、商品の押し付け販売ノルマはない。在庫ノルマもない。上層部の会員は規定の数を買ってしまうと、次回は一番下階層の会員から購入しなければならぬシステムとなっている。上級会員だけが一方的に儲かるシステムを改良して、早期の破綻を防いでいる。ねずみ講は総会員の数で制限され、いつか破綻するが、リーウェイ㈱は全世界に販売先を広げているので、その破綻までの期間が長くなる。

 その展開先は、薬事法の規制が緩いアジアの発展途上国からである。欧州ではポーランドに飛び火?した。ポーランドはショパンコンクールで世界的に有名ではあるが、先進国ではないだろう。2020年に日本に進出した。いわば日本も発展途上国扱いにされたようだ。

 

 

売上高の異常

 「2018年には6,700億円もの売上を達成」とHPにはある。会社設立年に、いきなり6,700億円の売上とは、常軌を逸している。何かおかしい。

 私の前職の会社は、創業60年目で、従業員が5,000人、過労死寸前まで必死に働いてやっと売上高5,000億円である。一人当たりでやっと売上高1億円である。それも世界一の自動車会社トヨタの第一次サプライヤの会社で、である。

 リーウェイ㈱の売上高は、それからみてあり得ないほどの異常である。説明会に来ていた一般の主婦では、その異常さが分からないだろう。だから一般の主婦を騙すのは、「赤子の手をひねるようなもの」のようだ。

 

必要な鹿の数

 サプリメントの売上高9,000億円とは、価格61,500円のサプリメントを1,463,415個売る事である。売上高9,000億円が日本だけなのか、創業以来の全てか不明だが、それでも販売分の鹿の胎盤の材料が必要となる。一頭から10個分のエキスを抽出するとしても、鹿が10万頭単位で必要である。そんなに材料を抽出する鹿が存在するはずがない。現在、日本の鹿の存在数は、全国計99,033頭である(2023年)。

 

事業説明のパンフレット

 その事業説明のパンフレットで、会社の説明が2頁、経営理念が1ページ、商品説明が3ページ、個人事業主の説明(ネズミ講)の説明で9ページ、会員規約が10ページ、支社と連絡先が0.5ページである。

 このパンフレットの紙面構成で、会社がどこに力を入れているかの意図が明白なる。要は、販売商品はどうでもいいのだ。会員拡大が主目的である。

 健康サプリメントの説明で、効用の臨床データは全く記載されていない。

 それに対比して、ネズミ講の配当に説明は微に入り細に入り、詳細に説明されている。意図は明白である。

 

経営理念

 この会社の経営理念は、漠然とした概念を言っているだけで、まともな文体ではない。具体的な行動目標があるわけではない。

 私は2004年に日本創造教育研究所の「経営理念塾」5日コース(宿泊5日、費用約35万円)に参加して、経営理念とはどうあるかを学んだ。それから見るとデタラメの経営理念である。

 

メイン商品

 主な販売商品は鹿の胎盤を原料としたサプリメントである。私は原価を千円と推定した。それが60カプセルで、一か月分で61,500 円である。お勧めの推奨販売セットは7個セットで398,800円である。シンガポールやマレーシア、台湾、フィリピン、ミャンマー、東南アジア地区でも世界統一価格で日本価格と同じである。日本には、アジア諸国の後に進出している。

 顧客として毎月このサプリメントを飲めば、1年で72万円である。日本人でもこの値段では、毎日、常用するのは経済的に難しかろう。まして東南アジア地区で、収入が日本の数分の1の状態で、同じ値段で販売するシステムが成立するのが異様である。だから、サプリメント商品を売るのが目的ではなく、ねずみ講の会員にするのが目的であると私は判断した。

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絶妙な価格設定

 このねずみ講の一番下のクラスの価格は61,500円である。最高クラスの値段は7本セットで398,800円である。この値段は神戸にある宗教法人の入会金と同じであることに気が付いて驚いた。購買心理で、40万円を超えると抵抗があるが、39万円なら、騙されても許せるか、試してみるかという気にさせる絶妙な価格設定である。

 この神戸の宗教団体は、一度入会すると、後日色々と名目を付けて計2千万円ほど搾取される。脱退しようとすると、信徒が押し寄せていて「脱退すると無間地獄に堕ちるぞ」と家の回りで大騒ぎをするという。おそろしい宗教団体であった。

 

社長

 社長の林汶鋒(代表)はシンガポール在住の華僑である。ビデオで見る限り、典型的な華僑の風貌である。観相学的に好きになれない良くない顔である。観相学を少しかじった身で判断すると、典型的な拝金主義者的な顔である。

 どこを探しても、林汶鋒(代表)の経歴が記載されてない。ホームページ上の欄は意図的に空白である。

 

紹介者

 この会を紹介してくれたのは、人の良い主婦である。彼女達に会社法や無限連鎖講(ねずみ講)禁止法律やマルチ商法禁止法律に知識があるとは思えない。だからその被害の歴史も知らないのだろう。主婦はリーウェイ㈱には格好のカモである。無知は人生に悲劇を呼ぶ。

 

2024-06-07  久志能幾研究所通信 2864号  小田泰仙

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2024年5月15日 (水)

癌になって悟る、乳癌予防で朝風呂を、朝シャンや半身浴は不可

 

 私は朝起きると、乱れたベッドを整え、枕カバーを取り換え、シーツの上のバスタオルを取り換える(シーツ交換は毎日ではない)。自分が今日一日、人生戦士として最高の状態で闘うための大事な儀式である。

 続いて朝風呂に入る。それは乱れたベッドを整えると同じく、今日一日の仕事という神聖な活動のために体を整える大事な儀式である。いわば斎戒沐浴であり、生前湯灌でもある。いわば一日のベッドメーキングである。

 その最大の目的は体を温めて免疫力を高め、ガンの再発防止である。頂いた命を全うする方策である。生は偶然だが、死は必然である。

 

1 斎戒沐浴、生前湯灌

 男は外に出れば、7人の敵がいる。女は1001人の詐欺師に狙われている。テレビCMで、あれ食えこれ飲めと拝金主義者が襲ってくる。美味しいものには毒がある。それは遅延性の毒物である。

 ネット上では詐欺メールが氾濫である。

 宗教狂団が貴方の財布を狙っている。有り金全部を巻き上げられて首を吊る。逆恨みで元首相が暗殺される。

 政府の拝金議員が裏金作りで、増税で生活苦である。政府の失策で失われた30年、不景気蔓延、会社は倒産、年間の自殺者はいまでも、2万人を超える。

 国内失業者が100万人いても、売国奴議員は外人労働者を増やし、移民政策をごり押しである。それが原因で益々国民の賃金が下がる。生活苦で首を吊るしかない。

 こんな世情では何時倒れるやも知れぬ。不慮の事故に巻き込まれるかもしれない。若い女性にガンが急増している。その時、清潔な姿で死にたい。そのための生前湯灌である。

 

2 体温を上げる

 お風呂はシャワーでなく、肩まで浴槽に10分間、しっかりと浸かる。目的は、体を温め、免疫力を高め、老廃物を外に出すことである。

 お風呂に入ることをガンの継続治療、ガン予防の治療と考えれば、我慢して継続できる。5年前のガン治療の辛い日々を思い起こすと、再発防止の治療と思えば我慢できる。人は痛い目に逢わないと目が覚めないのだ。

 私はガンになり、余命宣告をされたお陰?で、今までの狂った生活習慣を改めることができた。今までの生活習慣のままなら70歳前後で死んでいたと思う。それをガンになって、置かれた状況を分析し、心を改め、生活習慣と食生活を一変することで、108歳まで生きる自信ができた。

 今までの人生は試行錯誤の迷いの人生であった。がんになり全てを悟った。ガン宣告は死刑宣告ではなく、悟りを与えてくれた仏様からの啓示であった。

 迷って百年 悟って一日である。

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乳がん激増

 乳がんの女性でも、直接乳房を熱いお湯に晒せば、ガンの治療、予防にもなる。私はがんの手術後、ガンの再発防止のため船戸クリニックの船戸崇先生からでビタミンC療法と腹部を温める治療を受けた。それと同じである。ガンは38.5℃以上で死滅する。微熱で体温が高い結核患者にガンはない。体温が低い人ががんになりやすい。

 日本では、女性の乳がんは40年前に比べて4倍の激増ぶりである。その原因の一つはお風呂に入らず、シャワーだけですませている若い女性が多くなったということだ。それが原因で低体温の体になっているようだ。だから乳がんが増えた。

 病気は弱いところから発症する。女性は乳がん、男性は前立腺がんである。

 

20160208

  働き盛りの女性の乳癌が増加---日経ビジネス2016-0208号-

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3 老廃物を出す 

お風呂の浸かると全身に約1トンの水圧がかかる。それがふくらはぎに溜まった老廃物が静脈血管に押し出され、その血液が腎臓に送られ、そこで濾過され尿となる。それで疲労が取れる。だからふくらはぎは第二の心臓とも言われる。私は入浴時、ふくらはぎをもんでいる。

 シャワーだけではその効果がなく、半身浴では水圧が低くなるので、その効果が低い。また半身浴では、下半身は温まるが、上半身の乳房を冷やすことになるので、乳がん対策に逆効果である。

 どんな器でも、まず中身を出さないと、新しいモノは入れられない。だから浴槽に浸かって、体に溜まった老廃物を外に出す。この作用は夜のお風呂の方がその排出仕事量は多い。だから私は朝晩、お風呂に浸かる。

 

4 頭の中をリセットする

 頭の中も同じである。古い考えや教えをそのまま持っていたら、考え方が固定して、柔軟な考えが出来ない。お風呂で、裸になり頭を真っ白にして、浴槽座禅をするつもりで10分間、浴槽に浸かる。裸でモノを考えると(瞑想だからあまり考えない)、世間の揉め事がバカらしく見える。そのたった10分間の瞑想を我慢できない忍耐力では、何事も全うできまい。そうすると、今日一日の神聖な仕事に新たな気持ちとなれる。そのあとシャワーで水を浴びる。まさに斎戒沐浴である。

 水で体を冷やすのは、体の外側の血管内の血流が冷えると、お風呂で温めた血流が体の深部の血管に流れる。それで内臓を温めて、ガン予防ができる。

 

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2024-05-15  久志能幾研究所通信 2859号  小田泰仙

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