カネ儲けは未病管理で、それにつけても金の欲しさよ
人生の最大の金儲けは、医者にカネを使わない事。医者通いほど無駄な出費はない。時間も取られるし、精神的にダメージが大きい。
健康維持が最大の課題である。病気を防ぐには未病状態のうちに発病しないように対策をすることである。それが最高の金儲けである。病気になれば、カネを使いたくてもその気力も出ない。
人生を最高に生きる最大の手段が、未病管理である。未病とは、「発病には至らないものの健康な状態から離れつつある状態」である。
カネが欲しければ、自分の体を大事にすることだ。健康でないと、仕事も出来ないし、稼げない。金儲けもできなければ、使うこともできない。だから死んでもいいから?健康管理である。そのことを古希を超えて痛感する。
未病管理
自覚症状はなくても、日頃の状態から異常と感じたら対策に動くことである。それがトヨタ生産方式の「予防保全」である。
そのため、私は毎日、下記のデータを記録して、そのデータの数か月の変化を眺めては、体の異常を早期に発見するようにしている。要するに「視える化」である。
下記項目の体温管理は、がんの再発予防のための大事な項目である。ガンは低体温体質だと罹患しやすい。女性のがんが激増したのは、狂った食生活、生活習慣で、低体温になって、免疫力が低下しているからだ。
血圧管理は、血管内のプラークの体積量に変化を知るために、重要な項目である。血管内にプラークが溜まると、血液が流れにくくなり、自律神経が血圧を上げるように働く。その高血圧を降圧剤で抑えると、正常に血液が流れなくなり、結果として、がんになるし、認知症にもなりやすい。降圧剤は対処療法である。毛細血管が詰まると、組織の末端まで、血液が流れず、免疫酵素(白血球等)が届かなくなる。だからがんが発生しやすくなる。
運動不足での筋肉量の低下も、がんにかかりやすくなる。筋肉には、抗がん作用がある。
起床時間、就寝時間、睡眠時間
体重(50g単位)、体脂肪率 (毎朝)
最高血圧、最低血圧、脈拍数、体温(朝晩)、
歩いた歩数、スクワット回数
上記は、私の体データ記入シート
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日本人の病気
日本の年間の医療費総額が37兆円である。日本では単純計算で、年間100万人が生れ、100万人が死んでいくことを考えると、一人当たり、一年で医療費を37,000円使っている。
平均寿命80年とすると、一生で296万円を医療費に使っている。健康保険の3割負担があるので、少ないと感じるだけだ。実際は、その3倍のカネが使われている。それは税金で賄われる。別費用で、税金で召し上げられているから、気が付きにくいだけだ。
またそれはあくまで医療費の平均値で、付帯の費用は入っていない。がんになり、保険外治療を受ければ、医療費以外に付帯費用として数百万円が飛んでいく。私ががんになって体験したことである。私はがんになって500万円以上を使った。それには、保険外治療費、差額ベッド代、電動ベッド、愛知県がんセンターの研究機関への寄付金の費用も含まれる。
その医療費は、50年前では、5分の一の59万円であった。
当時、ガンになる人は、親戚やまわりにもほとんどいなかった。それが今では2人に一人ががんである。私もガンになった。何かおかしい!
なぜこの50年で、医療費を5倍に増やしたのに、病気が5倍になり、医療費が5倍になったのか。なぜがんが5倍に増え、糖尿病が50倍になったのか。
原因
その原因を吉野敏明医師は、小麦、植物油、砂糖、乳製品の摂り過ぎが原因だと断言している。私はその件を今までその情報をいろんな図書から得ていたので、なるべく摂取しないようにはしていた。
そして食べ過ぎが病気の原因である。いままではつい食べ過ぎる傾向であった。今は意識して少食にしている。食べ足りなくて死んだ人はいないが、食べ過ぎで病気になる人が大半である。
私はこの対策を打つ時期が遅れ、がんにはなった。しかし「改心」してなんとか今を生かされている。神仏に感謝である。
2024-07-13 久志能幾研究所通信 2877号 小田泰仙
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