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2021年10月27日 (水)

がん診察費の請求額75円に衝撃を受ける

 

 今日(10月27日)、先週に受けたがん検査(CT)の結果を聞くため、愛知県がんセンターに出向いた。診察が終わって会計の窓口で示された金額が、2つの診療科を受けて合計150円である。つまり一医師の診察費がたった75円で、絶句である。

 1週間前のがん検査(CT)では、1万円前後の検査費を支払った。それは納得できるが、今回は安すぎて絶句なのだ。

 検査結果は、がんの再発がなく、安心はしたが、診察費150円に心が乱れた。

 

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医師のノウハウ代が激安

 衝撃を受けたのは、経験が豊かなガン専門医が検査のCT画像のデータをみて判断する技術料(がんの判別)が、たったの75円であること。それは経験豊かな医師への冒涜である。

 医師はCTの画像を見て、がんの有無を調べる。いくら機械の性能が良くても、医師がCTの画像で、小さながんを見逃せば、アウトなのだ。その結果は、医師の眼力にかかっている。それが75円なのだ。おかしいではないか。

 

病院の収入源

 だから医師は診察だけでは利益が出せないので、医療現場は、手術、高額機械での検査や薬投薬に、利益を求める。しかしCT装置やMRI等の設備費には、高い減価償却費がかかるので、結果として高い検診費となる。

 現代医療の代金は、薬代や手術代、検査費でそれが賄われており、医者の経験智の対価にはお金が払われていない。そのため病院経営を成り立たせるため、過剰な検診や投薬が行われている。それが今回の75円の診察費で明らかになった。

 本来の医療は、過剰な薬投入、過剰な検査、過剰な手術が施行されているようだ。まじめに未病を治す治療はできなくなっているようだ。

 現代の病院は高額の治療をするが、病気は治さない。そうしないと病院経営が成り立たない。過剰な医療をして、病気になれば、更に高額な医療を施す。医療費はうなぎのぼりである。悪魔のサイクルである。だから医療費が43兆円を超えた。

 この根本原因は、厚生省が医師の診察ノウハウを軽視していることだ。それが日本の社会が頭脳労働の価値を軽視している証しである。それが日本が米国のGAFAに負けて、成長できない根本原因である。だからこの30年間、日本人の給与は上がらなかった。欧米のそれは全て上昇しているにも関わらず、である。

 

医療がライン作業化で劣化

 だから癌の再発防止策を医師は患者に教えない。教えたくても医師もがんの本質が分かっていないのが現実だ。

 医師も、私は検査をする人、私は手術をする人、私は抗がん剤を投薬する人、と分業で仕事が進められ、他の科のことは関知しないようだ。だから検査をして、がんが見つかれば、手術をして、抗がん剤を投与して、後は定期的に検査をするという体制に縛り付けられる。それががんセンターの「標準コース」である。

 医師は患者が「標準コース」から外れることを嫌がる。だから患者が「標準コース」を拒否すると、「命の保証はしない」と脅す。私も実際に脅された。私は薬剤医師とけんか別れをして、抗がん剤治療から逃げた。

 医学の分業化、細分化の究極の姿が、病気は治りました。しかし患者は死にました、である。物事を細分化すればするほど、本質がみえなくなる。西洋の科学とは、物事を細分化して研究する学問である。それに対して東洋の学問は、俯瞰的に統合して考えるである。

 だから病院は、どうすれば癌が再発を防げるかの指導はしない。だから私は自分で癌再発防止の手段を必死に探し、日本全国(東京、名古屋、養老町、九州)を走り回って、その解決策を見つけた。

 

対処療法の末路

 「病気は元を断たなきゃだめなのよ」だが、医療現場の実態では、永遠にそれの実現が難しい状況である。医療現場は、対処療法オンリーである。だから医療費がこの40年間で4倍に増え、昨年度に43兆円を超えた。しかし患者も4倍に増えた。それなのに税収は60兆円しかない。何かが狂っている。これは医療の問題ではなく、政治の問題である。

 

危機管理

 自分の城である「体」は、自分で守るしかない。誰も助けてくれない。

 トヨタの鉄則「自分の城は自分で守れ」

 トヨタの鉄則は、キリスト様の言葉と同じである。

 「天は自ら助くる者を助ける」

 ベートーヴェンでさえ、

 「神に頼るとはなんたることか、自分で助けよ」という。

 私はトヨタの掟を守っているので、今も生きている。

 生き延びるためには賢くなければならぬ。

 知識だけでは生きていけない。

 

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 松本明慶大仏師作 普賢菩薩像

 

2021-10-27  久志能幾研究所通信 2192   小田泰仙

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2021年10月25日 (月)

住宅メーカ展示場の寝室で、悪夢を見る

 

 家を新たに建てるため、6社の住宅メーカの展示場を連続9日間、ハシゴ見学をした。そこで見た各会社の寝室を比較して、各社の住宅設計の本気度が分かった。元技術者の私の調査方針は、現地現物である。現地現物は、私の人生の哲学である。

 

寝室とは

 寝室とは、人の命を預かる部屋なのだ。人が寝ている時は、完全な無防備状態である。寝室は、家の中で一番大事な部屋である。それを見れば、住宅メーカの姿勢が分かる。

 

現地現物

 現地現物とは、「自分の足で現地に出向き、自分の目で確認して完全に状況を把握する」である。必要があれば、飛行機を使ってでも現地に飛べ、である。

 それをやれば、カタログや、営業マンの言葉には騙されない。その哲学があったから、私は2017年にウィーンに飛び、ベーゼンドルファー工場でピアノ製造工程を見学した。今にして、行って良かったと思う。今ならコロナ禍で、ウィーンに行きたくても行けない。

 

メルパルクでみた悪夢

 2013年頃、国家試験受験のため、自分を追い込むため1週間ほどカンヅメ状態するため、名古屋メルパルクの連泊したことがあった。その時のホテルの状態の悪さで、ホテルの良し悪しがわかった。今後二度と、メルパルクには泊まらないと決めた。

 名古屋メルパルクは睡眠環境が悪かった。朝日への遮光が不十分で、朝日の明るさで嫌でも目が覚めてしまい、熟睡が妨げられた。昼間、勉強で疲れて昼寝をしようにも遮光が不十分で寝られない。またホテルのその後の対応が不誠実であった。所詮、メルパルクはお役所体質のホテルであった。

 ホテルの最大の使命(商品価値)は、宿泊客に安眠・熟睡を提供することである。それはマイホームの寝室でも同じである。

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 名古屋メルパルク 2014‎年‎8‎月‎7‎日0‏‎6:19 嫌でも目が覚めてしまった

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名古屋メルパルク 2013‎年‎6‎月‎29‎日13:38 明るすぎてお昼寝ができない。

 

モデルハウス見学

 各社のモデルハウスを見学して分かったことは、各社の寝室モデルは絵に描いた餅の設計が大半であったことだ。実際に睡眠で悩んだことのないサラリーマン設計者が、設計したとしか思えない代物が多かった。それで会社のレベルが分かる。サラリーマン設計者は生の生活が分かっていないようだ。

 私は日本各地と世界各地のホテルで数多く寝てみて、その部屋の設計の差が大きいことに興味を持ち、比較研究してきた。世のホテルには、見栄えだけの部屋も多くある。

 寝室は、人生の3分の1を過ごす場所なのだ。出張でホテルに泊まれば、その部屋の設計思想で、ホテルのおもてなしレベルを直に体験できる。しかし日本の住宅メーカのモデル寝室は、見栄えだけのお飾りのような作りとなっているケースが多い。それを現地現物で発見した。

 

 遮光が不十分な南向きの寝室は、夏の朝はゆっくり寝ていられまい。

 薄い遮光カーテンで、なおかつカーテン上部からの光漏れ対策なしの部屋では、熟睡できまい。

 なんで寝室に、2.5メータ高さで横幅超大の窓がいるのだ?

 モデルルームの寝室の中には、カーテンさえない場合があった。

 なぜモデルルーム寝室に、二重カーテンが設置されていないのだ。

 

2021-10-25  久志能幾研究所通信 2190   小田泰仙

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2021年10月24日 (日)

永眠のための寝室作り、よく死ぬための準備

 

 く眠るための環境作りこそ、家作りの最大の目的である。

 よく働いた一日は良き眠りを誘う。同じように良く生きた人生は、やすらかな死を賜る。(ゲーテ)

 

 私は毎日、永眠する練習のために床に入る。幸いなことに、この70年間、翌朝目が覚めている。翌朝、まだ生きていれば、この世でやるべきことが残っているとの神仏の啓示である。目が覚めたら、働くために喜んで起床する。

 しかし一生の内、一回だけ目が覚めない時が来る。それが死である。それまでは、永眠のための練習である。

 

寝室を真っ暗にして眠る

 死んでから、あの世に行くまでの間は、真っ暗である。その長い暗いトンネルを抜けると、雪国(逝国)に出たように明るい未来が到来する。此の世の行いが悪いと、もっと暗い地獄が待っているかもしれない。

 良質な睡眠のために照明を全て消して眠る。目の網膜が光を感知しなくなると、睡眠を促すメラトニンというホルモンが出る。

 

 しかし、小さな常夜灯を点けておくと、網膜はかすかな光にも反応してしまうため、メラトニンが分泌されず、睡眠の質が落ちる。

 そのメラトニンの分泌を妨げるのが、就寝前の液晶の光である。就寝前のパソコン、スマホは禁止である。寝室にはスマホは置かないこと。

 

 エアコンのパイロットランプも、真っ暗な寝室では、異常に明るく光るので、対策が必要だ。私はガムテープでランプを覆っている。

 ホテルでも、明るい時計が設備してある場合があるが、その時はその時計をカバーで覆ってから寝ている。

 

 時計のLEDの光も真っ暗中では、明るすぎるので、寝るときはカバーで覆って光が漏れないようにしている。寝室では、光を出さない液晶表示の時計を使っている。

 睡眠の途中で目が覚め、時間を見るため電灯をつけては、覚醒してしまうので、ボタンを押せば、音声で時刻を知らせる時計にしている。これは便利である。現在、二世代目の音声時計である。

 

 自宅の2階の部屋を寝室専用に変えたので、窓は完全閉鎖とした。以前は二重の厚いカーテンで遮光していたが、それでも朝日の光がカーテンを通して部屋を明るくしてしまう。夏の朝は、時間まで寝ていたいのに、嫌でもその光で4時ごろに目が覚めてしまう。それでは睡眠不足に陥る。そのために、窓に特注のベニヤ板を取り付けて、完全遮光の状態にした。

 イタリアの5つ星ホテルでは、窓は開閉式の木の扉付の窓になっていた。

 

電動ベッド、羽毛布団の導入

 私が癌を患い、愛知がんセンターに入院し、電動ベッドの良さを体験して、退院後、すぐ電動ベッドと羽毛布団を購入した。費用は100万円ほどかかったが、余命宣告された身では、そんな金のことは言っていられない。導入して正解であった。気持ちよく熟睡できる。あの世も此の世も、安眠は金次第?

 電気椅子で死刑になるより、電気ベッド上で死んだ方がましである。

 

21時になったら食べない

 良質の睡眠を取るため、21時のシンデレラボーイになる。時間が来たら、食べ物とはさようなら、である。飲食は翌朝まで我慢。寝るときに食べた物が胃の中の残っていると、熟睡を妨げる。また胃の中の食べ物がインシュリンの働きで炭水化物もタンパク質も全て脂肪に変わってしまう。肥満の元である。肥満体では良質な睡眠は得られない。だから肥満体の人は短命である。

(お相撲さんは太るため朝の猛稽古の後、沢山食べて、太るために寝ます)

 疲れていても、我慢して、いつもの就寝時間まで起きていることが必要だ。

 疲れたら、運動を兼ねて、散歩に出かけること。アドレナリンが分泌されて、疲れが取れる。

 どうしても食べたいなら、果物にする。果物は30分で腸に達する。

 仕事の関係で、どうしても遅く夕食を食べる時は、量を減らして軽くする。

 

成長ホルモン、良質な睡眠の環境整備

 良質な睡眠がダイエットと安らかな死の基本である。

 成長ホルモンは、子供の背を伸ばすだけではない。成人の体では、日中動いて傷んだ筋肉の修復を促している。また、成長ホルモンは、脂肪の分解やたんばく質の合成を促し、炭水化物、骨、水分や電解質などさまざまな代謝を調節し、体のバランスを一定に保つ役割を果たしている。成長ホルモンは脂肪の分解を促すので、これが不足すると太ることになり、また老化を加速させる。老化が睡眠の質を低下させる。

 成長ホルモンは夜、入眠した30分後くらいから始まる深い眠りに入ってから約2時間の間に分泌される。だから、成長ホルモンを分泌させるには、質の良い眠りを得ることが必要である。

 加齢とともに成長ホルモンは減るので、意識して分泌を良くする対応が必要です。「寝る子が育つ(縦に成長)」のは思春期の若者だけのこと。成人は食べて寝ると太る(横と前に拡張)。

 

「寝る子が良い死を賜る」。熟睡できる体力があれば、よく働き、良い死を賜る。寝るにも体力が必要だ。体力がないと、良質な睡眠は得られない。老いると寝たくても熟睡できなくなる。それが老いを感じる時だ。

 成長ホルモンの分泌を良くするためは、体をよく動かす、食事面では夕食時に良質な蛋白質を摂取し、炭水化物は、活動する朝と昼で取り、夜は少なめにする。

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 出典:鈴木 博夫(薬学博士)(㈱クラウディアのHPより)

 

 

体温を上げる

 良質な睡眠のためには体温を上げるのが有効なため、寝る前の入浴が効果的である。

 体温を上げるのに、寝る15分前に腹筋や腕立て伏せの軽い運動も効果的だ。基本は昼間によく体を動かすことだ。

 仕事で座りぱなしは、煙草を吸うと同じくらい体に悪い。それで私の仕事部屋には立ち机を導入した。

 

体を動かす

 眠られないのは、体が疲れていなからだ。眠られない時は、軽い疲れとカロリーを消化するためにも、腹筋等の軽い運動を少しする。

 体温管理は、良く死ぬための準備に欠かせない。私はこの10年間、毎朝、体温を測り、記録している。同時に体重、体脂肪率、前日に歩いた歩数を記録して、視える化している。

 

睡眠薬は禁止

 眠られないなら、睡眠薬を飲むより、起きて働けばよい。そのうち眠たくなり、嫌でも寝てしまう。要は、その一日、体を動かしておらず、疲れていないので、寝られないだけである。仏様が、もっと体を使えと言っている。体内に宿る仏様の声を聞こう。

 父は長年、睡眠薬を飲んでいた。それも病気になった遠因と思う。睡眠薬は絶対に飲んではならない。薬は基本的に毒である。

 

2021-10-24  久志能幾研究所通信 2189   小田泰仙

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2021年10月19日 (火)

コロナ菌バラマキ賊団と遭遇して怒り心頭

 

 今日(2021年10月19日)、半年ごとの定期検診のため、愛知県がんセンターに出向いた。その途中の電車内で、新型コロナ菌を拡散させるが如き行動を取る非常識人たちに遭遇した。それとの遭遇戦記である。

 新型コロナウイルス対策では、各人の衛生観念と他人に迷惑をかけまいという公共心(道徳心)の高さが、最大の効果がある。それが日本と外国の感染状況の差だと思う。

 

ケース1

 常識ある人は、電車内での会話を控えるか、小さな声で話すのが新型コロナウイルス対策の常識マナーである。車内アナウンスでも、それのお願い放送が頻繁である。それなのに、大垣から名古屋までのJR電車内で、隣の列に座った二人連れの中年ビジネスマンが、マスクはしていても喋り通しで、不愉快になった。

 一ノ宮駅までは、二人の話し声は小さかったので我慢したが、急に興が乗ったのか、大きな声で喋りだした。思い余って、「すいません」と頭上に掲げられた「車内のマナー」ポスターを指さして睨んでやった。流石にビジネスマンなのか、効果ありで黙った。偶然と言うか、丁度よい場所にそのポスターがぶら下げてあった。神仏のご加護である。

 

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 私の座った席の頭上にあったポスター 

ケース2

 今度は、地下鉄で名古屋駅から本山駅まで行くとき、私は優先席に座った。ところが私の頭の上で、二人の恰幅のよい2人の外人がマスク越しに大きな声で話をしだした。人相の悪そうな外人だったので、「コリャ、注意してもダメだわ」と観念して、別の車両に退散した。

 日本ではコロナ感染状況は収束に向かっているが、英国では感染状況が再拡大に向かっている。日本でも、ワクチン接種が行き渡ったようだし収束傾向だが、まだほとんどの人がマスクをしている。

 ニュース番組で英国の風景を見ると、ワクチン接種が行き渡ったようで、ほとんどの人がマスクなどしていない。外人と日本人の衛生観念(道徳心)の差が、日英の感染状況の差を生んでいると思う。

 

ケース3

 帰路の名古屋から大垣のJR車内での事態。二人づれのオバンが対面かけの席に座って、名古屋から大垣まで、ずっと大きな声で喋りまくっていた。私はその席から4列ほど離れていたので、注意もできず、見ているだけであったが、同じ車両内で、気分が悪かった。喋りまくっているオバタリアンの前に座っているのは、中年のおじさんと若い女性であった。二人がオバタリアンに何も言わないのが、もどかしかった。通勤時間帯となり、車内が満席状態で、席の移動もままならない状態である。

 日本の公共心を破壊するのは、中年のオバタリアンたちである。今のままでは、子供への躾が台無しである。大人なら、言うべきことを言わないと、日本が駄目になる。私は少し恥ずかしい気はするが、勇気を持って注意の声を上げている。

 私は、そういう小さな行動の積み重ねが日本を良くすると信じる。

 「一燈を掲げて暗夜を行く」。そういう心構えで生きていきたい。

 

4k8a18761s 馬場恵峰書

2021-10-19  久志能幾研究所通信 2184   小田泰仙

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2021年10月17日 (日)

ヤブ医者が施す洗脳、茹でガエルとなり殺される

 

医師の洗脳教育

 長年かかっている医師の洗脳教育で、多くの人の命が危険に晒されている。それに気が付いている人は少ない。加齢現象で病気を胡麻化す医者は、患者を間違った情報で洗脳している。それはヤブ医者である。病気になった原因を見付け、その対策を指導しない医者はやぶである。どんなものにも原因がある。それを放置して薬だけ処方する医者はヤブである。ほとんどの医者がこれに当てはまる。そうしないと医者はもうからない。

 現代の医者は高額医療機器を設備しているので、その投資の減価償却をせねばならぬ。やぶ医者は病院経営の為、患者を生かさず殺さず、引き止めねばならぬ。現代では医は仁術ではなく、算術・産術・惨術である。ヤブ医者を信じれば、ゆでガエルのように殺される。

 

文殊の知恵と普賢の賢さ

 多くの医師の意見(智慧)を聴くことは大事なことだ。しかしその中から、正しいと思う知恵を選択するには、賢さが必要だ。智慧があっても、間違った知恵で動けば、絞首台を上ることもある。病気を逆に悪化させることもある。それは正しい智慧を選ぶ賢さが足りなかったのだ。

 

Dsc065671s 松本明慶大仏師作 普賢菩薩像 、 書は馬場恵峰師の揮毫

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洗脳の結果

 その結果、この40年間で、日本の医療費が4倍に増え、患者も4倍に増えた。現在の日本の年間医療費総額は40兆円をはるかに超えた。日本の税収は60兆円である。収入の半分以上が医療費なんて、おかしいではないか。これだけ医療が発達して、医療費を膨大につぎ込んで、何故それで日本人の2人に一人ががんになる状況になったのだ。現在は65歳以上の人の15%が認知症である。40年前は、そんなことはなかった。

 

真因追及

 どんな病気でも、元を断たなきゃだめなのよ。対処療法では、病気は治らない。対処療法で患者を胡麻化しているうちに、患者はその病気の真因元が別の病気を発症させ、それで死ぬ。そうすればヤブ医者は、その間、投薬で儲けて、完全犯罪で人を殺せる。

 現代の医者は治療をするが、病気は治せない。いや、治す気がない。治せば、医療業界の経営が成り立たなくなるからだ。日本の医療業界は悪魔のサイクルに陥っている。それが今回の新型コロナ治療体制で、その綻びが明らかになった。

 病気を治すのは、本人である。本人が病気を治す気にならないと、病気は治せない。医者任せでは、絶対に病気は治せない。

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成果主義を追求

 10年も同じ医者にかかって、病気が治らなければ、おかしいと思わなければならぬ。そう思わないなら、それは医師に洗脳された状態になっており、脳死状態である。医者の金儲けの生贄になったのだ。

 私も20年間も高血圧症で医者にかかったが、治らなかった。その間の医療費、通院時間が膨大な無駄であった。会社でも己の仕事の成果で人事査定されるではないか。我々は、医師の仕事の査定をせねばならぬ。それが医者を評価する成果主義だ。

 

ヤブ医者が洗脳で使う常套文言

「血圧が高いようだが、歳相応でこんなもんですよ。薬を出しておきます。」

「心臓の血管の一部が石灰質化していますが、誰にもある加齢現象ですよ。様子を見ましょう。薬を出しておきます」

「高血圧ですね。薬を出しておきます。」

「管理職の方はストレスが多いので、高血圧は常識です。薬を出しておきます。定年退職すれば、血圧は正常に戻りますよ。それまで我慢です」

「癌部は全て摘出しました。もう安心です。今まで通りの生活を送れます」

 

 90歳になっても、元気な人も大勢いるではないか。歳のせいだと、人を子ども扱いで胡麻化すな!

 

万病の元

 病気の原因は、狂った食生活、狂った生活習慣である。この40年間で、日本の食が大きく変わった。それにより癌、糖尿病、認知症が激増した。原因は明白であるが、それをあからさまにすると、日本経済を支える、食品業界、医療業界が大打撃を受けるから、「みんなで黙っていようね」と官・医・民・マスコミが結託して、利益確保を図っている。

 だから食品の添加物や農薬は、官僚が天下りを考えて、超ルーズになっている。日本の許可された添加物や農薬種類数は、数百を超えるが、欧米では20 種類ほどしか許可されていない。

 アメリカでは青少年への清涼飲料水の販売規制が厳しい。日本はその点で無法国家である。

 欧米でのたばこの規制は厳しいが、それに比べれば、日本はタバコに寛容すぎる。

 

命の液体

 すべての栄養素は、血液に乗って全身に送られる。その血液が汚れた食品で汚染されいれば、その汚れが血管内部に付着して、血管の流れを阻害する。

 血管内部の付着物が堆積すれば、必要量の血液が流れないので、自律神経が血圧を上げて血液を送る。それに対して降圧剤を服用すれば、必要な血が全身に行き渡らない。血液中に含まれる免疫酵素も必要量が細胞の末端まで行き届かない。また添加物等の毒素も全身の血管内に駆け巡り、堆積する。

 そうなれば病気になるのが自然の理である。病気にならない方が、異常である。病気になるように、なるようにと狂った食生活と薬漬け生活をして、そのうえ添加物まみれの食生活を送っているのだから、病気になって当たり前。それが癌、認知症の激増の真因であると私は推定した。私はそれで癌になったと確信した。

 

真の治療

 だから病気を治すには元を断たなきゃだめなのよ。私は病気の真因を見付けて、真島消化器クリニック(久留米市)の真島先生の食事療法の指導で、2年がかりで高血圧を治した。薬は使わない。薬は基本的に毒である。

 

2021-10-17  久志能幾研究所通信 2182   小田泰仙

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2021年10月12日 (火)

死に際の教え、火葬場の教え

 

私のインプラント手術ドタキャン

 8年ほど前、馬場三根子先生(当時80歳くらい)から、「小田さんは若いから、インプラントを入れるなら覚悟して入れなさい。インプラントを入れると、MRI(電磁波検査)が受けられなくなる。」と助言を受けた。それで私はインプラント治療を手術の2時間前にドタキャンした。三根子先生の助言で、寸前で助かった。

 

馬場恵峰先生のインプラント

 恵峰先生は、死の1か月ほど前から、インプラントの入れ歯を外しておられた。加齢現象で、以前に作った入れ歯が合わなくなり、はめると痛いので、インプラントの入れ歯を外していると言われた。入れ歯を外された先生の顔は、急激に老けたようなお顔となった。いつもの若々しい(歳のわりには)お顔とは、別人のようであった。

 馬場恵峰先生は、その姿を晒して弟子に教えていたのだ。それが死に際の教えだ。

 人は加齢とともに骨も縮んで来る。インプラントは永遠に変化ないが、体は変化する。一度入れたインプラントも段々と歳を取るごとに合わなくなる。そんなことを金儲け主義の歯医者は、インプラントの手術前には「告知」しない。

 

三根子先生の喉仏

 2020年3月3日に亡くなられた馬場三根子先生の火葬が終わり、その灰葬でのことである。三根子先生のお骨は、とてもきれいなお骨であった。先生の喉仏のお骨は、「こんな美しい喉仏は見たことがない。よほど立派な方のようだ」と火葬場の職員が言われた。その職員と三根子先生とは面識がない。

 

灰葬で現れるインプラント

 残念なことは、インプラントの残骸も火葬の骨の中に埋もれていた。それがインプラントの手術をしたことが露見してしまう。故人の病歴が露見するのだ。それが残念であった。それは恵峰先生の灰葬でも同じであった。

 

喉仏

 火葬場で拾い上げられる喉仏は、男性の喉仏ではない。男性の喉仏は「喉頭隆起」と呼ばれる軟骨部分で、火葬の際に焼けてしまうため遺骨として残ることはない。

 骨上げの際に喉仏と呼ぶ部分は、背骨のひとつ。背骨のうち上から2番目にある「軸椎」と呼ばれる部分を指す。そのため喉仏は性別に関係なく、女性にも存在する。

 この喉仏は、形が座禅を組んでいる仏様に似ていることから、体に宿っていた仏様と考えられるようになった。そのため、数ある骨の中でも特別扱いされ、もっとも大切に拾われる。

 火葬のあとに喉仏の骨がきれいに残っていると「生前の行いがよかった」と信じられており、火葬場の係員に褒められることもある。

天礼社のHPより編集  https://www.naratenreisya-43-0008.net/nodobotoke/

 

馬場三根子先生の命日

 今日(2021年10月12日)、私の祖父の百回忌の法要を執り行った。その帰り道で、懇意の石屋さんから「3月3日は桜田門外の変の日で、井伊直弼公の命日だ」と言われ仰天した。私は言われるまで、全く気がつかなかったが、そのめぐり合わせに仰天である。

 馬場恵峰師の先祖は、武田信玄軍団の四天王の一人である馬場春信公である。武田家滅亡後、井伊長政公は100名余の武田家臣を受け入れた。獰猛な武田家臣団を浪人のままにしておくと、争いの元になると、井伊長政が家康に進言して実現した。井伊家の赤備えは、武田軍の赤備えを徳川家康公より許されて使用したもの。2018年、私は恵峰先生ご夫妻を彦根にそのご縁で案内したばかりであった。

 

赤備え 

 赤備えは、戦国時代から江戸時代にかけて行われた軍団編成の一種。構成員が使用する甲冑や旗指物などの武具を、赤や朱を主体とした色彩で整えた編成を指す。戦国時代では赤以外にも黒色・黄色等の色で統一された色備えがあったが、当時の赤色は高級品である辰砂で出されており、戦場でも特に目立つため、赤備えは特に武勇に秀でた武将が率いた精鋭部隊であることが多く、後世に武勇の誉れの象徴として語り継がれた。

 赤備えを最初に率いた武将は甲斐武田氏に仕えた飯富虎昌とされ、以後赤備えは専ら甲斐武田軍団の代名詞とされる。

  この項、wikipedia「赤備え」より

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  井伊家の赤備え  彦根市役所にて  2021年10月12日撮影

2021-10-12  久志能幾旧研究所通信 2177   小田泰仙

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2021年10月 9日 (土)

😿 わが愛娘が洗脳されて、脳死となった 

 

 あるお父さんの悲劇のお話しです。「ロ身汚とジュリェット」の現代版である。自分がその立場に置かれたら、どうしただろうか。それを自分がその父親の立場であるとして模擬検証をした。明日は我が身かもしれない。

 

状況説明

 あるハンサムな宗教教祖が、金目当てでわが愛娘を洗脳してしまった。父親は彼を出入り禁止にしたが、娘はスカイプで隠れて連絡を取り合って、長い間に少しずつ洗脳されてしまったようだ。恋は人を盲目にする筋書きである。彼の宗教とは拝金主義教の一種である。洗脳されると親の言いうことなど全く聞かなくなる。娘は彼にクレジットの「家族カード」まで作らされて、彼の家族に数千万円も使われてしまった。世間一般の目から見て、相手の行動は非常識きわまりなく、明確に違法でもあるが、娘はそれさえ判別できない。娘の人生経験が少ないため、相手に洗脳され現実を認識できなくなる「認知症」になった。認知症になるとは、脳死である。愛娘が死んだのだ。 

 

地下鉄サリン事件

 最高学府を出ても、学校もまともに出てない男に洗脳されて、サリンを撒いた若者達もいた。オウム真理教も法律的には、正規に登録された宗教法人である。サリンを撒いて人が死ねば、重犯罪になるのに、その状況が判断できず、教祖の命令のままで地下鉄サリン事件を起こした。それと同じ症状に愛娘が陥ってしまった。常識を認知できない状態で、「人には結婚の自由がある」とは、その主張をする前提が間違っている。

 

ユダヤ人虐殺

 正常な人間でも洗脳されると、人殺しでも実行する。ナチスは合法的に選挙で選ばれた政党であった。平凡なドイツ市民がヒトラーに心酔して洗脳された。ナチスに心酔して、ユダヤ人迫害に喜んで手を貸した。普通のドイツ人が、アウシュビッツで400万人のユダヤを殺した。虐殺に手を下した男達は、狂人でもなく、家族を愛する普通の一般市民であった。日曜日になれば、教会で賛美歌を歌う真摯なキリスト教徒だった。ナチスに心酔したとは、洗脳されたのだ。洗脳は人を狂人にする。

 今でもドイツは、あの虐殺はヒトラーの狂人がやったとひとごとにするが、彼を選挙で選んだのは、ドイツ国民なのだ。

 

民主党を選んだのは国民

 2009年9月の総選挙で、民主党が政権を取った。その2年後、2011年3月11日、東日本大震災対策と福島原発事故対策を迷走させたのは民主党である。当時の鳩山党首の演説に国民が洗脳されて、民主党に投票したのが、その遠因である。誰の責任でもない。国民が洗脳されて民主党を選んだのだ。かように人は簡単に騙される。一人を騙すのは難しいが、多人数を騙すのは簡単である。純粋培養された貴人を騙すのはもっと簡単である。

 

私も新興宗教団体に洗脳される寸前だった

 2011年当時、私も洗脳される状況になりかけた。私がG経営研究会(全国組織)に入会して、そこの元会長から某新興宗教団体に入会を誘われた。入会金は38万円で、京都で教祖直々に入会の秘儀が3日間あるという。試しに入会して、ダメならやめれば良いと安易な気持ちで入会を承諾した。

 元会長から誘われれば、新人なら信用してしまう。その宗教団体は、正規に登録された宗教法人である。それがオウム真理教と同じ手段で、信徒を洗脳する団体であった(信徒数は数十万人)。その宗教団体は今でも健在で、時折、週刊誌に大きな広告が掲載される。疑惑問題で週刊誌にも頻繁に話題にもされる怪しい宗教団体である。

 私が入会承諾後、ネット上でその団体の実態を知り、大慌てで入会を断り、死地を脱出した。直前に気が付けたのは、普賢菩薩様のお陰だ。ある宗教に入会しようとした目的は、知識を増やしたい欲のなせること。世の中には多くの文殊の知恵があり、玉石混合の状態である。だから知識を得るより、その選択が重要なのだ。知識の量より選択の賢さである。

 その宗教に入ると、なにかと寄進が強制され、最終的に平均一千万円程の財産を貢がされることになる。その金額は、その教団が建てた本殿建物費用と信徒数から算出した。オウム真理教でも、信徒は出家して全財産を貢いで入会しなければならぬ。だから簡単には後戻りできない。 

 

洗脳は新型コロナウイルスより怖しい

 さように洗脳とは恐ろしい伝染病だ。新型コロナウイルスより怖しい。洗脳されるとは、その人がその人ではなくなる症状である。人間の死である。人間社会で、人間として正常な状態では暮らせないことである。

 一度洗脳されると、簡単には洗脳は融けない。教祖もそれが融けないような細工を連続して施す。私が誘われた宗教団体では、退会の意志を示すと「退会すると、無間地獄に落ちるぞ」と大勢の信徒が家に押しかけて大声で騒ぐという。「ご奉仕活動へ参加」という名目で強制労働があり、信徒間の相互監視体制が凄い。中国共産党以上である。

 事件後、20年間、指名手配から逃亡して逮捕されたオウム信徒も、まだ麻原教祖からの洗脳が融けていなかった。かように洗脳されるとは、怖しいこと。新型コロナなどかわいいもの。

 

論理の積み上げ

 愛娘の結婚問題も、その要点は洗脳問題であると私は考える。私は医師でもないから、娘の病気はよく分からないが、状況を観察するとそれが原因ではないようだ。専門家もそれを指摘している。その病気なら、仕事も私的行動もできなくなるはずだ。その病気の公表は、皆の非難を防ぐためのようだ。

 以上は事実から導いた論理的な結論である。事実を積み上げて、結論を出す。それが私の技術者としての思考方法である。国民の意見まで封じたら、独裁共産主義の恐怖政治国家となってしまう。

 

間違った対応

 ところが多くの俗人は、優柔不断で、まず世間体を考え、問題が起きても場当たり的に対処療法的な行動を取るから、ますます泥沼に入り込んでいく。職を賭けてでも娘をお守りしようとする気概ある人がいないから、こうなってしまった。泣いて馬謖を斬る決断をするしかない。それが愛娘のためである。臭いものは元を断たなきゃだめなのよ。

 愛娘にどれだけ嫌われても、娘がどれだけ傷ついても、最悪のことを避けるため、決断するしかない。娘が意図的に「洗脳」という精神の病気に犯されたのだから、強権を発動するしかない。大きな観点で決断するしかない。

 

陰謀?

 このドタバタの陰には、巨大な裏組織の影が見え隠れするという情報さえもある。それを考えると今までの騒動が納得される。普通の神経の若者なら、あれだけ世間からバッシングを受ければ引くものだ。彼も闇の巨大組織から脅迫されているのかもしれない。もう後には引けないのだろう。彼もその闇組織から洗脳されているのだろう。そう考えれば、すべてが納得できる。

 

親、社長、リーダの使命

 リーダはどれだけ嫌われても、結果をだすのが使命である。敵に好かれて組織を滅ぼしては意味がない。ヒトラーは演説という洗脳技術で、(一時的には)、凄い結果を出した。それほどに、彼の演説技術は素晴らしかった。しかし美味しいものには毒がある。素晴らしすぎるものには、猛毒がある。

 

自衛戦争

 なにかおかしいと感じる感性を大事にしよう。置かれた場所で全力を出そう。私はそうやって受験戦争、ビジネス戦争、詐欺商売防衛戦争、新興宗教防衛戦争を生き延びてきた。戦争で最大の敵は、甘言という洗脳に騙されやすい自分自身である。

 

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      馬場恵峰書

2021-10-09  久志能幾研究所通信 2174   小田泰仙

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2021年10月 6日 (水)

コロナウイルスも生存競争で闘っている

 真の敵は人で、ウイルスではない

 新型コロナウイルス騒動の真の敵は、ウイルスではない。それに便乗して金儲けをしている人間どもである。正しい方針の決断ができない政治家である。コロナ対策に無頓着な非常識人である。

 コロナ感染者が急減して10月1日より、緊急事態宣言が解除されているが、その急減した原因を医療関係者さえも解明できていない。情けない。

 

ウイルスの目的

 コロナウイルスだって、人を殺そうと人間の体に侵入して、感染させるわけではない。感染元が死んでは、コロナウイルスも死んでしまう。新型コロナウイルス(全てのウイルス)は、生殖機能も移動手段も持たないので、自分の種の保存本能として細胞を増殖させるために、空気移動(空気感染)や接触感染で、人の体に入りこむにすぎない。自然の営みの一現象である。

 ウイルスだって生きて子孫を残さねばならぬ。それが人間に影響を及ぼすかどうかは、知ったことではない。それは大自然の中の生存競争で、自然淘汰の一つである。人が勝手に、活動範囲を広げて、感染防止に無頓着に今まで新型コロナウイルスの縄張りであった場所に入り込んだのが真の原因である。

 それは自然界に対して驕った行動をしてきた人間に対して、自然界からの鉄槌であった。自然界では人間は、小さな一つの種でしかない。その原則を忘れて、新型コロナウイルスと「闘う」からドタバタが起きる。

 

敵は人で、ウイルスではない

 今のドタバタは、この騒動の敵は、人であることだ。この騒動で金儲けをしようとしている輩たちである。ワクチンさえ打てばと思う人間が敵である。

 ワクチンを作り、打つだけが対策ではない。正しい医療体制のスキを突いて金儲けしようとする医療関係者が敵である。正しいウイルス医療体制を妨害する輩が跋扈するのが問題である。

 新型コロナウイルスを正しい疫病認定をしない厚生省役人が敵である。この疫病は5類に指定すれば、感染早期の患者も一般の病院で治療が出来る。それを診療拒否で在宅治療を強いるから重症化して死亡する事例が起きる。人災である。それが認定をエボラ熱のレベルの2類のままにするから、在宅医療で死亡者が増えている。政治の問題である。

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  このポスターが政府の勘違いを表している(大垣市役所内で掲示)

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宇宙根源の理

 ワクチンを開発し、ワクチンを2回打っても、感染拡大は収まらない。それは自然界の原理原則に反しているからだ。ワクチンでコロナが絶滅するわけがない。コロナだって必死で、それに対応する変身を遂げる。いたちごっこである。正し対応は、ウイルスとの共存である。たまにはウイルスの身になって考えよう。そうすれば解決策が出てくる。普く賢く考えて対処しよう。普賢菩薩になり切って考えよう。私のコロナ対策の統括責任者は、普賢菩薩様である。

 

コロナウイルス攻撃隊でも死屍累々

 一日に1千万人の東京都で5千人の感染者が出たとは、コロナ菌の攻撃で5千の部隊は感染攻撃に成功したが、残りの999万5千のコロナ攻撃部隊は、感染攻撃に失敗したのだ。コロナ菌が人間に侵入しても、人間の持つ強力な免疫細胞部隊に殺されたのだ。感染したとは、免疫力が弱い人間にコロナが大量に侵入して、免疫細胞がその防御戦争に負けたと言える。コロナ菌だって苦労しているのだ。

 

感染方程式で考えよう

・感染防止の基本は「自己免疫力強化、3密防止、手洗い、うがい」。

 

 感染方程式 A=VT/r^2

   ウイルスの感染力は、接するコロナ菌総数に比例して、

        その総接触時間に比例して、

        感染源からの距離の二乗に反比例する。

・その感染攻撃力を防ぐのが、自己免疫力である。

  狂った生活習慣を控えて、免疫力を維持する。

  同じ感染攻撃でも、免疫力が感染閾値よりも強ければ、感染しない。

・感染の元を断つ

  それが3密防止、手洗い、うがいである。

  なんでも元を断たなきゃダメなのよ。

  感染防止に無頓着な人を避けよう。胡散臭いものを避けよう。

  コロナ菌、コムロ菌、匂いを嗅げば分かる。

  嗅覚を大事にしよう。本能が命の危険を教えてくれる。

 

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 松本明慶大仏師作 普賢菩薩像

 

2021-10-05  久志能幾研究所通信 2170  小田泰仙

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2021年10月 4日 (月)

大垣市の腐敗ジュース。オダ仏教はジュース禁止

 

 私は健康上の理由で、ジュースを飲まない。清涼飲料水のジュースは当然だが、100%生ジュースも禁止である。健康に良いと持てはやされる果実のジュースは、健康に良くないと思うからだ。美味しいものには毒がある。果実を食べるなら、そのまま、皮ごとである。

 通常の生ジュースは、長期保存のため高温で煮て処理してあるし、添加物も入っている。それでは本来の栄養素も無くなっているし、毒でもある。

 

血糖値スパイク

 果実をジュースにすると、果実の細胞が破砕され、それが体内に入るとその成分の栄養素の吸収が非常によい。その結果、血管内で血糖値の急激な上昇が起きる(血糖値スパイク)。この血糖値スパイクが血管内部を傷つけ、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、しいては認知症にもつながる恐ろしさがある。昔は問題にならなかった認知症問題や、糖尿病の急増は、飽食時代のジュース、清涼飲料水の氾濫にあると私は推定する。

 

ジュースは消化吸収の敵

 果物をジュースにすることで、不要物として除去された繊維質も摂らず、多量に食することになる。果糖が大量に短時間に吸収される。それが逆に健康に良くない。また便秘の原因ともなる。それらが健康の敵である。体は果実や繊維質を体内で消化することで健康に役立っている。それだけ「苦労して」、体内に取り込んでいる。ジュースにすれば、その労力を省くことで、体に異常が起きる。

 

汚職、行政のジュース

 同じことが人生でも言える。苦労して汗水たらして稼いだ金だから、大事に使う。それをあぶく銭や「上澄み金」(賄賂)を入手するから、人生が狂って来る。

 同じことが、行政が「寄付金」という美しい名目で金を集めるから、役人が堕落する現象が起きる。募金の組織を作れば、役人は天下り先を確保できるのだ。役人は、一度掴んだ利権は絶対に手放さない。この70年間、役人は募金の組織を狡猾に作って、自分達の給与を上げ、天下り先を作ってきた。

 あるべき姿は、役人が国の産業の育成を促し、経済を活性化する政策を実施して国内の産業を成長させ、税収を増やせば、国が栄える。それを募金活動や、利権確保、消費税等の増税で安易に金を入手するから、少しも国のためにならない。だからこの失われた30年が生まれた。大垣市の寄付金依存度は、他市と比べて格段に多い。それだけ、大垣市の役人が堕落している。だからこの小川敏市政の20年間で、大垣市は大衰退をした。公示地価は半値以下に暴落し、大垣駅前商店街は60%が消えた。

 大垣市の市役所前公園整備募金、市役所建設募金、赤い羽根募金、年末共同募金、緑の羽募金、赤十字社運営社費等は、ジュースの害と同じ害悪を流している。使用等途に不明金が多い。

 

2021-10-03  久志能幾研究所通信 2168   小田泰仙

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2021年9月27日 (月)

小さい不正を見逃すと「がん」になる

 

 高血圧症とは、己の健康に対する小さな「不正」行為が、長年蓄積されて高血圧になった現象である。それが「がん」の始まりでもある。

 高血圧とは、過剰糖質、過剰油分、脂肪分、添加物を「少しずつ」長年食べることで、血液中に悪性の脂分が流れる。その原因で、血管内部にプラークが溜まり、それが血流の流れを阻害して、血圧が上がる。血管内径が細くなれば、必要な血流を保つため、自律神経の作用で、血圧は上がる。

 汚れた液体を高速で水路に流すと、水路の曲がり角でその成分が壁にぶつかり、そこに汚れが堆積する。汚れの堆積は物理現象である。一度ついた汚れは簡単に落ちない。溜まる一方である。それと同じことが血管内部で起こっている。血は体内を1分間で一周するほど、高速で流れている。その速度は時速1800mである。最短の部位では23秒で体を一周する。

 

高血圧の原因、がんの原因

 高血圧症とは、要は食べてはいけないもの(不正)を少しずつ、長年食べてきた結果である。それが原因で、血管内径にプラークが溜まり、血管内径が細くなり、自律神経が必要を検知して血圧を上げないと、生命が維持できなくなる。

 それを降圧剤で血圧を下げれば、毛細血管の末端に必要な血が回らなくなる。血の成分には栄養素以外に、免疫酵素が含まれており、コロナ菌や癌細胞等の敵を防いでくれる。また毛細血管の末端の脳細胞に栄養がいかなくなると、認知症の原因となる。

 高血圧で、降圧剤を飲めばその免疫酵素も末端まで行かなくなり、免疫作用が機能しなくなる。その結果、がんにもなる。栄養が脳細胞に行かなくなれば、認知症である。

 がんと分かる大きさになるには、10年はかかる。私も高血圧で長年降圧剤を飲んできて、がんになった。父も降圧剤を長年飲んで、がんになった。父は睡眠薬まで常用していた。最悪である。

 

組織の「がん」細胞

 それは会社組織、各種の団体組織でも同じ現象である。だから小さい不正でも、見逃してはダメなのだ。私が組織の長として学んだ智慧である。問題を対処療法で処置すると、10年後、それはがん細胞に成長する。小さい不正を放置すると10年後に組織ががん化して会社倒産の原因となる。

 

パンアメリカン航空の破産の真因

 世界一のパンアメリカン航空が1991年に破産したのは、自社の組合員の悪あがきで高コストの経営体質を改善できなかったからだ。高コストの経営体質の原因は、パロットや乗務員が、客に出す高級アルコールや高級食材を、少しくらいいいだろうと、持ち帰っていた悪習が蔓延し、社員モラルが劣化していたのが隠れた原因であった。

 1980年代に入り急激に経営が悪化して、1985年にドル箱の日本を含む太平洋路線を売却し、立て直そうとしたが、1988年のパンアメリカン航空103便爆破事件と1990年の湾岸戦争が追い打ちとなり、1991年12月4日に会社破産し消滅した。世界一のパンアメリカン航空は、組織に「がん」細胞が蔓延して死んだのだ。

 

JALの倒産

 JALだって2009年に、驕りの経営と驕りの組合員の横着ブリが原因で倒産した。小さな驕りと言うガンの毒素が組合員に蔓延したのだ。そのとばっちりで、私はローマへの定年記念旅行が延期させられた。

 初期段階で、小さい不正をただすことが、賢者の勤めである。それを怠ると、組織のがんはすぐ増長して、東芝、日産、東電、三菱自動車、三菱電機等での不祥事のように不正に対して、感染爆発を起こす。

 

がんの成長プロセス

 会社や一般の組織の「がん」の成長プロセスは、人のがんの成長とは同じプロセスで増長する。

 文殊の知恵だとして、問題に対して小賢しい対処をすると、がん細胞になる。その対策で文殊の知恵が数多く集まり過ぎると、どれが正しいか判別できない。凡人の文殊の知恵には、正逆の知恵が氾濫している。玉石混合の知恵の中から賢い選択が必要となる。それを普賢菩薩は教えてくれる。

 

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 松本明慶大仏師作 普賢菩薩像
 

2021-09-27  久志能幾研究所通信 2162   小田泰仙

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