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2018年5月 9日 (水)

大垣市の子供達の命を護れ

コンクリート路上のストリートフットサルは危険

大垣ドローン墜落人身事故の二の舞を危惧

 

 元気ハツラツ市では、石黒塾の主催で毎回、コンクリート路上のストリートフットサルが開催されている。子供たちには危険であるので、即中止すべきである。

 石黒塾のフェイスブックから調べると、このイベントは2015年ころから始まったようだ。その頃の写真をフェイスブックで見ると、今とほとんど同じ状況の設備で、危険性は今と同じである。元気ハツラツ市は大垣市主催も同然であり、石黒塾の企画は大垣市に管理監督責任がある。大垣市役所は子供達の命を商店街の金儲けの為に危険に晒している。

 

一般社会の状況

 ネットでフットサルの設備を調べても、こんなちゃちな設備はお目にかかれない。コンクリートの路上でフットサルをしている例は見つからなかった。ペラペラのベニア板仕切りで、フットサルしている例も見つからない。これは、大垣地方だけの痴呆的な状況のようだ。

 

日本フットサル連盟の規約

 日本のフットサルは、日本サッカー協会とその傘下にある日本フットサル連盟によって統括されている。日本にあるフットサル専用の施設は、屋外の人工芝コートが比較的多い。ただし、日本サッカー協会主催・主管の競技リーグや各種大会では、基本的に屋内の体育館やスポーツコートの屋内施設で行われる。コンクリート路上なんてもっての外である。

 

識者の意見

 大垣駅前商店街の商店主達は、コンクリートの路上での球技は危険だからやめろと言っているが、石黒塾のメンバーは全く聞く耳を持たず、ずっと継続されている。また子供たち用のフットサルは、大垣駅前商店街の活性化には何の貢献もしない。私も商店主にも、その設備の危険性を通達しているが、大垣元気ハツラツ市実行委員会は無視である。危機管理の意識さえない。

 石黒塾に中止さえ指導できない元気ハツラツ市実行委員会も大垣市にも、組織を統率する能力も運営能力もない。そういう無政府状態で、事故は起こるもの。2017年11月7日の大垣市主催のロボフェス大垣・ドローン墜落人身事故のような事故が起きるの危惧している。

 

石黒塾には危機意識が希薄

 石黒塾のメンバーは危機管理の何たるかを全く理解できないようだ。そんな意識ではお店の活性化など夢の夢である。フェイスブックから調べると、石黒塾には若者だけの集まりで、見識がある年長の経営者はいないようだ。今の石黒塾の教えでは経営はまともになれまい。当然、自分達のお店の顧客に対する安全意識と対策が欠如しているだろうと推定される。良識ある顧客は、恐ろしくて、寄り付くまい。だから大垣駅前商店街が衰退している。

 

石黒塾には経済観念が欠如

 このフットサルの企画は、大垣市から元気ハツラツ市の事業として予算が付与されている。つまり子供達の命に影響する凶行に大垣市が金を出して奨励している。それは市民税である。このフットサルは商店街の活性化には何の貢献もしない。商店主達からは、このフットサルは元気ハツラツ市の邪魔になるとブーイングである。石黒塾は、それさえ聞き流しである。大きな場所を占有して、その分の露天商の利用料が取れず迷惑なのに、石黒塾のメンバーはその経済の原則さえ理解できない。元の塾長の石黒靖敏氏は生徒達に何を教えたのか。教え子を見れば、教師のレベルが分かる。

 

学校と大垣市の無責任さ

 学校の担当者の眼も節穴である。子供達を危険に晒して、何も気がつかない。大垣市教育委員会はこんな貧相なフットサル設備で子供達を遊ばせていて平気なのか。何が「子育て日本一を目指す大垣市」なのか。お笑いを通り越して、怒りである。税金泥棒である。

 

大垣市長には危機意識・危機管理がない

 大垣市長は毎回、元気ハツラツ市に顔を出すが、そういう危険性のある場所は素通りである。見ざる、聞ざる、近づかず、である。それに対して、トヨタグループのトップは自ら現場に足を運び、具体的に危険性箇所を指摘する。大垣市長はトヨタのトップの爪の垢を煎じて飲んでほしい。

 私が前職で務めたトヨタ系の工場では、月に一回、現場の職制は当然だが、間接部門の管理職も一緒に現場に出て、工場内に危険な場所はないかの相互点検を実施していた。元気ハツラツ市でそんな対策は見たことがない。大垣市は警備会社に丸投げである。大垣市には危機管理が存在しない。その結果がドローン墜落人身事故であり、室村町アンダーパス水没事故、高屋町地下道水没事故で長期閉鎖事象である。それで誰も責任を取らない。江戸時代の封建社会のようである。

 

大垣市への天罰

 トヨタの危機管理が一流なので、結果として繁栄している。三流の大垣市政と対極にある。トヨタの城下町の刈谷市役所には危機管理室があるが、大垣市には、危機管理室の言葉さえ影も形もない。一事が万事である。

 その危機管理対策が怠慢であった天罰が、ドローン墜落人身事故である。大垣市に責任があるのに、その責任を業者へに押し付けた。大垣市民として恥ずかしい。責任を明確にせず、真の責任者がドローンとドンずらしたから、危機管理が益々進まない。

 

親の背中を見て子供は育つ

 ドローン墜落人身事故みたいな不祥事を起こしても、業者に責任を押し付ければよいとの悪例を示した。大垣市役所の年寄りの後姿を石黒塾の若者が真似をしている。若者は言っても聞かないが、年寄りのやる愚かさをすぐ真似る。今の石黒塾のように。

 経験ある年長者は、後進に範を示すのが勤めである。大垣市役所はその逆をやっている。大垣市長を筆頭に、である。

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   2017‎年‎10‎月‎1‎日 元気ハツラツ市で

2018年3月4日の元気ハツラツ市の状態

 ベニヤ板のピン角が危険

 支えの棒が、歩行者がつまずく危険あり

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201848日の元気ハツラツ市の状態

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2018年5月6日の元気ハツラツ市の状態 

 見栄えのためにベニヤ板に色を付け、恰好を直しただけで、危険防止には全く配慮がされていない。危険性は、前と同じである。子供達が勢い余って囲いのヘリのピン角にぶつかれば、腕を切る危険がある。角で足を引っかければ怪我をする。これでは寂れた場末温泉の遊技場である。大垣市役人の精神の貧困さを表している。

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2018-05-09

久志能幾研究所 小田泰仙  e-mail :  yukio.oda.ii@go4.enjoy.ne.jp

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