2022年6月27日 (月)

減塩する人は、洗脳されやすく、殺されやすい

 

 減塩では血圧は下がらない。人間の体はよくできていて、体内の塩分濃度が高くなると、水を多くとり、それをおしっこと一緒に排泄する。それで体の塩分濃度を一定に保っている。塩分は2000年前以上からあり、人体はその排泄機能を発揮している。

 塩は生きていくうえで、必須の成分である。減塩すれば、生命力が減衰するのだ。

 

高血圧の真因

 血圧が上がる真の原因は、血管内部に溜まったプラーク(コレステロールがじゅくじゅく状態になった粕状の塊)である。機械の配管内部が油汚れで細くなり、液体が流れにくくなっている状態と同じである。その原因は、最近の化学調味料、油の多い食品(明治以前は油で調理するメニューは日本食になかった)、ファストフードの飲食で、血管内部のそのプラークが溜まってしまい、血液がうまく流れず、自律神経が、血圧を上げる指令を出しているためだ。

 

 この理論を信じる信じないは、読者の勝手である。しかし私は真島先生(久留米市の真島消化器クリニックの院長)の食事指導で、2年かけて高血圧を治した。要は、配管内部にプラークが溜まる恐れのある食事を控えただけである。

 

 今まで私がかかった医師達は、高血圧症に降圧剤を処方するだけであった。精々、減塩食や運動、減量を勧めるだけである。それで20年間、降圧剤と飲み続け(飲まされることを強要され)たが、高血圧は治らなかった。

 

血管の詰まりは機械設計の配管と同じ

 私は機械技術者であった。機械の油圧配管設計も経験した。それで配管内部に汚れが溜まって、配管内部の流れが悪くなることは、自然と理解できる。しかし流れる液体が塩分過多や別の成分過多で、配管内部の圧力が高くなるとは、理解不能である。いままで、私は日本医学会から「塩分が高血圧の原因」と洗脳されていたのだ。

 

洗脳の結果

 そのために、私はうつ寸前、認知症寸前で、結局がんになってしまった。降圧剤が原因である。降圧剤を飲めば、体が必要な血液量が体の末端まで血が行き届かず、免疫酵素が末端まで行き届かないので、頭がうまく働かず、がんにもなりやすくなったのだ。かように洗脳は恐ろしく、死の危険まであった。塩分が高血圧の原因説は、新興宗教の洗脳教育に近い。私はその洗脳が融けて、健康になった。

 

日本沈没

 この新興宗教団体と同じ性質の官僚・医学界・医療業界・食品業界・マスコミの連合軍団は、がんや病気になる危険性の高い食品や食品添加物まみれの食品や高価な抗がん剤を売り付け、宣伝をしている。医師は対処療法でしか病気に向かわず、日本人の2人に一人ががんになる状況に成るように洗脳教育をしている。このままでは日本沈没である。

 現在、この洗脳団体は、死亡率0.34%、年間死亡者1万人の新型コロナ禍を過剰に恐怖で煽っている。その一方で死亡率37%、年間死亡者数37万人のがんの情報を隠蔽している。

 

2022-06-27  久志能幾研究所通信 2418号  小田泰仙

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人生六詞

 

 人生で嬉しいこと。一日無事で平安であることが如何に有難いか、それに手を合わせて感謝である。

 

 一期一会。今起きているご縁は、必然のご縁である。早からず、遅からず、自分の人生を良くするために、天が遣わしたご縁である。二度と巡ってこないご縁である。真摯に向き合いその対処をする。それが今後の人生を切り拓く力の育成となる。

 

 人は目に見えぬ絆で結ばれている。ご先祖が何を教えてくれようとしているか、考えよう。それが賢者の目の付け所である。全てに縁が善であるはずがない。それを賢く選択するのが人生だ。選択には知恵が必要だ。そのために勉強が必要だ。

 

 病気の縁に出会う。それもご縁である。人生で必要な出会いである。そのお陰で、自分の生活習慣を直すご縁を与えてくれる。そのままの悪い生活習慣を続けていれば、早死にしていたのだ。病気に感謝である。

 

 会社での逆境のご縁は、自分の能力を上げてくれる機会であった。左遷され、多くの職場を経験したことで、自分の経験知が増えた。逆境の時に、自分を勇気づける言葉とのご縁が多くできた。それが血となり肉となっている。感謝である。

 

 大垣に帰郷して、大垣市政の悪政と出会いの縁が出来きた。それも自分の経営者として勉強して来たことに照らして、学びを再確認する機会であった。大垣行政の不備を発見できる能力が完成した時に出会うご縁であった。

 そして福岡市の市長・高島宗一郎氏の著書『福岡市を経営する』(ダイヤモンド社)に出会う。人は本とも出会いのご縁がある。遅からず、早からず、である。それで都市を経営するとは、こんな方法があったのだと刮目である。あまりの大垣市の小川敏市政との違いに驚嘆である。良きご縁と出会えて、嬉しい限りである。

 

 町内の窃盗事件に出逢う。それも人生である。それで自分の人生の幸せを確認できる。少なくとも、窃盗する側の境遇に置かれていない幸せを喜びたい。

 

 ネット上で罵詈雑言を浴びせられる縁に出会う。それで冷静に自身を見直しする機会が得られる。社会には愚かな人が多くいる現実を見ることが出来る。相手は、罵詈雑言を吠えるだけで、データを使っての論理的な反論ができない。負け犬の遠吠えである。自分が、そこまでの愚かさではないことを確認出来て幸せである。人は自分の鏡なのだ。その鏡は歪んでいない。歪んでいるのは、相手の根性である。

 市民の皆さんのために、大垣行政の異常さを公開せねばならない。そのモチベーションとなる。

 

 なにせ家庭ごみは減っているのに、大垣市長はゴミが増えていると大嘘をついてゴミ袋有料化を強要してくるのだ。このコロナ禍の逆境で市民を地獄に落とす悪政である。実質的な増税である。カネがないなら、為政者としてやるべきことは、まず行政の経費削減と、自分達の高すぎる給与の減額である。

 大垣市は、議会でゴミ有料化を先に議決して、その後から市民に説明会をするという卑怯な真似をしている。市民は抵抗するすべもなく、ただ泣くしかない。市民が声を上げないと、殺される。コロナ禍で雇止めをされて、自殺をする女性も増えたという。大垣駅前商店街の閉店が続いている。そんなかの増税である。

 横暴な石田仁市長と、近沢正議員(ごみ袋有料化推進委員会委員長)を次回の選挙で落とすしか手がない。市民には、それしか抵抗する手段がない。

 石田仁市長は小川敏前市長の悪政を「継承」している。

 

 2015年から2019年にかけて大垣市民一人当たりのゴミ量は0.4%も減っている。しかし事業所から出るゴミ量は6.4%も激増しているのだ。増えたのは、行政が出すゴミと商業者が出すゴミの量なのだ。

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 「岡田まさあき市政報告 令和4年5月」より

 

4k8a93701sjpg 人生六詞  馬場恵峰書

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2022-06-26  久志能幾研究所通信 2417号  小田泰仙

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2022年6月25日 (土)

「絶対儲かる必勝法」の裏側

 

 この世は一寸先が闇である。分からないものを分かろうとしても無駄である。此の世で、どの分野のことでも必勝法など存在しない。ましてや、人生の必勝法など存在しない。

 

 だから「コレ内緒の話しアルネ、貴方だけ、絶対儲かる必勝法」と売り付けてくる輩を信用してはいけない。「これに入会すれば、貴方だけ教祖様が救ってくれる」などの手口も同様である。

 他から見ればバカと思われる話でも、それを信じて数十万人の信者が教団にカネを貢ぎ、数百億円規模の教団本殿があちこちで建造されている。それが今の新興宗教の世界で起きている現実である。どの教団を見ても、荘厳な巨額の本殿ばかりである。日本の人口は1.26億人なのに、宗教の信者数は1.82億人も存在する。その業界の主要10社 宗教法人の市場規模は、7兆円とも言われる。 日本では、宗教は第6次産業である。

 

新興宗教団体への勧誘騒動

 10年程前、私もその種の新興宗教団体に勧誘されたことがある。私が真面目な経営研究会で知り合った人からの勧誘である。その人は、ある会社の社長で、その会の元会長であった。彼の前歴と彼の話とその人柄を信じて、それなら試しに入ってみるか、ダメならすぐ退会すれば、という気になった。

 「貴方は選ばれたのです。選ばれた人だけが、幸せになれるのです」が殺し文句であった。要は、この世とあの世での必勝法である。

 入会金は38万円。3日間の秘儀の入会儀式があるとのこと。私は入会前に、ネットでそのインチキぶりと危険性を知って、即座に入会を拒否した。

 その教団は、高度なIT技術もあり、教団に都合の悪いネット情報を改ざんする部隊まで配備されていた。だからWikipediaの情報も書き換えられていた。

 その教団本部の建設費を信徒数で割ると、一人当たり1千万円のお布施が集められていた。その集め方もまともではなかった。

 そして退会しようとしても、地域の信徒が大勢押しかけてきて「退会すれば無間地獄に落ちるぞ」と家の回りで大騒ぎをするそうだ。やってくる信徒たちもその脅迫行動を一緒に取らないと、同じ目に逢わされるので必死である。

 その教団は、教団本部の建設用地確保のため、建設予定地の村の村長を襲撃させたという噂もあるような危ない教団であった。

 この必勝法は、売る方の論理で、買い手の論理ではないのだ。そんなうまい話が、この世にあるわけがない。

 

人生の必勝法

 人として正しい生き方をして、日々を精進して生きる。日々起こる現実に、冷静に向きあい、経験を生かして対処する。それしか、人生を勝利に導けない。自分を守って下さる仏様は、自分の心の中に居られる。

 

宗教とは

 「宗教」とは、「ウ冠」が自分の家、「示」が神事の意味で、「自分の家の教え(家訓)」という意味である。だから自分こそが、親の教えを守る教祖である。他の宗教に頼る必要はない。

 

 私はおだ仏教の教祖である。信徒は私一人だけで十分である。おだ仏教の本殿は、私の身体である。自分の体を大事に祭っている。だから自分の体の5S(整理整頓清潔清掃)を欠かさない。それが人生の修行である。自分の体を大事にせず、幸せにはなれない。生かされている自分を無心に最大限に活かして生きる。まずそこから生きることは始る。

 

 つい最近、自分の体の保守管理をさぼったので、がんになってしまった。佛さまは良く見ておられる。因果応報である。仏様の同業者?の「天」様も言っている。「天網恢恢疎にして漏らさず」である。

自分を信じて、自分の道を正しく歩む。それが人生の必勝法だ。

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 馬場恵峰書

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2022-06-25  久志能幾研究所通信 2416号  小田泰仙

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2022年6月24日 (金)

「紅葉の植木鉢」盗難、犯人逮捕、日本の安全

 

 2022年6月1日の深夜から翌朝にかけて、隣町のО家で「紅葉の植木鉢」が盗まれた。翌日に私の町内のT家で2つの植木鉢が盗まれた。グミとリンゴの木の鉢植えである。О家とT家は徒歩2分の距離である。

 紅葉の植木鉢はOさんが20年来育ててきた全高70cmの立派な植木であった。それでОさんは警察に連絡して、被害届を出した。

 6月2日、私が朝の散歩でその前を通ったら、パトカーが止まっており、3名の警官がОさんから事情聴取をしていた。

 私はOさんからその状況を聞いて、Tさんにも被害届を出すように進言した。Tさんは「この程度の植木で被害届を出すのは大袈裟」と言っておられたが、敢えて被害届を出してもらった。警察はすぐ飛んできて、事情聴取をした。

 私の家の防犯カメラの録画記録も警察に提出した。残念だが、その盗難場面は、カメラの死角であったのでその時の現場は写っていなかった。

 その後、警察署から録画記録の検証の結果の報告があり、あわせて当街の夜のパトロールを強化する」との連絡を受けた。ありがたいことだ。

 

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 2022年6月2日 現場検証

P11503491s 犯人宅より戻ってきた「紅葉の植木鉢」、鉢は入れ替わっている

 2022年6月23日

P11503031s 左側にあった2つの鉢が無くなっている。2022年6月2日

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検挙

 6月23日、警察が容疑者をパトカーに乗せて現場検証にやってきた。Oさんは、容疑者とは面識があったとのこと。すこし認知症の気がある老人である。警察は、犯罪歴から調査して犯人を割り出した模様だ。彼の自宅からその植木を発見した。それとは別に盗難と思しき植木が大量にあったそうだ。

 ご丁寧に、盗難された紅葉の植木鉢は、鉢が新品に入れ替えられており、窃盗の犯行が隠蔽されていた。彼の犯行後の事後処理は、認知症でも呆れるほど「しっかり」?している。

 Tさん宅の盗まれた植木は調査中だ。犯人宅にある植木の数が多すぎて特定が難しいとのこと。

 

皆さんへのお願い

 小さな盗難被害でも、警察に被害届を出してください。余罪や犯行歴から、このように犯人が特定される。日本の警察は優秀です。

 最近は常識では考えられない人が増えたので、防犯対策を強化ください。

 被害に有ったら、小さな被害でも警察に被害届を出してください。他の余罪もあると推定され、犯人検挙につながります。小さな犯罪を確実に取り締まれば、大きな犯罪も無くなる。それが街の安全対策だ。

 

国家の戸締り

 日本はならずもの国家に囲まれているので、防衛力の強化が必要だ。

 その昔、非武装中立などの戯言を言っていた社会党は消滅した。当時の社会党党首の自宅が夜の戸締りをしなかったとは、聞いていない。同様に、国の戸締りをしなくて、国民の命と財産を守れるか、である。

 連日、核ミサイル発射を繰り返して、日本に脅しをかける狂気の国がすぐそこにある。

 日本に自衛隊が出来る直前に、竹島を盗んで平然としている国もある。

 北方四島は終戦のどさくさで窃盗されたままだ。今度は北海道も侵略のターゲットにされているようだ。ウクライナ侵攻の顛末を見ていると、何をやるか分かったものではない。

 やくざ国家が刃物をもって尖閣諸島近辺をうろうろしている。毎日領海侵犯、領空侵犯を繰り返している。スクランブル発進で、毎回1千万円のジェット燃料費が飛んでいく。それも年間1000回近い。それも血税からの支払いである。かの国は日本に向けたミサイルを2000発近く配備している。自分の城は自分で守る、それしか対策がない。

 

 「日本や在日米軍、海上の米艦艇を攻撃できる地上配備型の短・中距離弾道ミサイルを中国は約1900発保有しているが、米国の保有数はゼロだ」

 オバマ米前政権で核・ミサイル防衛担当を務めたブラッド・ロバーツ元国防次官補代理の談話(朝日新聞ジャーナル)

「日本攻撃可のミサイル、中国に2千発」 米安保専門家 [核といのちを考える]:朝日新聞デジタル (asahi.com)

 https://www.asahi.com/articles/ASN3Q77H0N34ULZU016.html

  

2022-06-24  久志能幾研究所通信 2415号  小田泰仙

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人生の癌検診、社長の責務、変化に気づく姿勢 

 

 私は、「自分有限会社」社長である。その運営体の責任者である。その行動に全責任がある。自分の体の不調に気が付いたら、自分で判断せず、病院に行くことだ。病気には医師という専門家に任せるべきだ。社長としの自分の役目は、ある兆しに気が付いたら、声を上げることだけだ。

 

がん検診

 私は元技術者で、がん専門医ではない。3年前、私にはがんの自覚症状などは全くなかった。ところが2018年12月25日、私のピアノの河村義子先生が突然、がんで亡くなられた。この事件で、変化の兆しを感じ、胸騒ぎを覚えて翌年早々がん検診を受けた。それでがんが見つかった。その兆しに気が付いてよかったと、今更ながら仏様に感謝している。あと半年発見が遅れていれば、手遅れであった。運命の兆しに気付くのも、一つの能力であると感じた。万物は声なき経を唱えている

 

社長の責務

 ある兆し(今までと違う現象)があり、その後に深刻な事件が起きてから、大慌てでドタバタするのは、社長として無能な証しだ。社長としてやるべきことは、「おかしい」と声を上げることだ。

 事件の解決は、専門家に任せればよい。専門知識ない社長の自分では無理である。問題点の解決は大した話ではない。たんなるテクニカルな問題である。

 

 人から行動を批判されたら、それは自分の行動が社会倫理に反していて、自分の人間的劣化の兆しなのだ。自分の行動を反省しないと、人格に癌細胞が増殖して、社会的に孤立する事態となる。

 

 前現の大垣市長も、市民から批判されたら、それを天の声として受け止めないと、天罰を受ける。だから、前市長は大垣市に20年間君臨してもその反省も改善もしなかったから、大垣市の価値が半分以下に没落した。大垣市の公示地価の20年間の下落の傾向は、神からの審判であった。だから前市長は、6選を諦めざるを得なかった。神の見えざる手の差配である。

 今回、石田仁市長が、ゴミ袋有料化で進めている増税は、行政としての長の傲慢さの兆しである。大垣市の行政組織に癌細胞が増殖している兆しである。市民として阻止しなければならぬ。

 石田仁市長もゴミ袋有料化推進委員会の委員長・近沢正議員も大垣市政のがん細胞なのだ。コロナ禍で経済体力が弱った大垣市民を、増税という悪政で蝕む市民の敵なのだ。

 

 会社で顧客からのクレームが増えたら、それに対して社長がその原因調査をするように指示すべきなのだ。それを悪い情報は上に上げない体制となっていると、倒産に至る事態となる。タカタ、雪印、日産、三菱電機、三菱自動車の不正事件は、その典型的な事件であった。

Img_63981s 馬場恵峰書

 

2022-06-23  久志能幾研究所通信 2414号  小田泰仙

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2022年6月22日 (水)

なぜ数学はできにくいのか、なぜ書が上手くならないか

 

 数学ができるできないは、頭の良し悪しよりも、数学に接した量で決まります。(数学の出来る子は、ヒマがあれば、数学をしています。だから、出来るのです。)多くの「解き方」を知っているから、解けるのです。

     津川博義著『世界最速「超」記憶法』(P196)

 

『切に思うことは必ずとぐるなり

 強き敵 深き色 重き宝なれども

 切に思う心 ふかければ 必ず方便も 出で来る様あるべし』

   道元禅師『正法眼蔵随聞記』

 

 これは数学に限らず、経済学でも、芸術でも、語学でも、人生の全てのことに通じる。どれだけそれが好きになり、どれだけ切望するか、それにどれだけ多く接するかで、そのレベルが決まる。

 出来るまでやる。一日も欠かさず続ける。凡人の我々に出来ることは、それしかない。それを一事一心一念道という。

 

 下世話な話で、米国の乞食は日本人より英語がうまい。その理由は、彼らは日本人より、多く英語の会話環境に接しているからだ。しかし英語がうまいのと、英語で論理的に話せるのとは、別である。それには系統だった教育が必要だ。

 TOEIC900点の英語猛者でも、書類の作成に論理構成の必要な科学工業検定試験(TEP)1級は受からない。それには論理構成の系統だった勉強が必要だから。それもそれにどれだけ多く接したかだ。

 強烈に切望さえすれば、美人でも、権力者の座でもなんでも手に入る。しかし、それで幸せになれるかどうかは、別問題である。不純な目的なら、不幸になるのが世の定めである。それに見合った財力、体力、徳力がないと、それで地獄に落ちる羽目となる。美女から毎夜攻められたら困らない?

 

 馬場恵峰先生は、6歳から書道を始めて、94歳までそれを続けられた。師は6歳までも、家のあちこちに飾られた書を見て育ったようだ。それは6歳の時の書を見ても、上手すぎて呆れる。つまり書に接した量が半端でなかっただけだ。

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 馬場恵峰書 小学校1年生時

P1040531s 馬場恵峰書 中学校2年生、3年生時

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 馬場恵峰書 92歳

   書道では、同じ形では書かない。「一」の変化に注目

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2022-06-22  久志能幾研究所通信 2413号  小田泰仙

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2022年6月21日 (火)

58年分『航空情報』保管、断捨離拒否、商売外道

 

 私のお宝は、58年分の『航空情報』という航空関係の月刊誌である。10冊ほどの欠品は有るが、1965年から現在まで58年間のバックナンバーとして揃えてある。これは私の人生と一緒に歩んできた雑誌で、自分の歴史でもある。私の戦友としての大事なお宝である。いまさら捨てられず、定期購読も中止できない。幸い、保管スペースを確保したから、今からも大切に保管していきたい。

 58年間の雑誌のバックナンバーの分量は、書棚の7セルに納まっている。その全長は、幅76cm×7セル= 5.32mである。

 

空間財産

 空間も財産である。その空間を確保するとは、財産の増加である。今流行の断捨離など、ガキの行動である。何故、自分の歴史をゴミ箱に捨てて楽しいのか。断捨離と5S(整理整頓清潔躾)とは、別物である。断捨離をせざるを得なかった原因は、今までの空間蓄財能力と5S能力が欠如していたのだ。モノを保管するスペースを創出するのも、蓄財能力である。

 

人生とは想い出の記憶

 人生とは想い出の集積なのだ。愛する人と一緒に過ごした思い出まで忘れてしまっては、認知症である。それでは、自分の人生は無いことになってしまう。その思い出の品こそが、自分の人生なのだ。その思い出の品を整理整頓して保管するのが、自分の人生の歴史だと思う。間違った断捨離はすべきではない。

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欠品の痛み

 このバックナンバーの内、2002年に3冊分が欠品である。後の7冊は、バックナンバーを過去に溯って集めていたが、出版元で在庫切れになって手に入らなかったためである。

 その3冊の欠品の原因は、父が亡くなり、そのドタバタの対応で入手を失念してしまったためである。すぐ注文すればよかったが、何故かそのままになってしまい、今にして後悔している。

 大垣駅前商店街の書店から、『航空情報』を30年来、買っていた。私が三河地区に就職してからは、父に頼んでその書店から買ってもらっていた。それで実家にその『航空情報』を蔵書として保管していた。ところが父が倒れたため、その書店から買えなくなった。その書店は、その後、取り置きしてた『航空情報』を出版元に返品してしまった。父の葬儀の後、後始末でその件に気が付いた時は遅かった。その時、再度、バックナンバーとして注文すればよかったのだが、私は気が滅入っていて、できない状況であった。

 その時の書店の対応が、商売道に反していると感じ、その書店との付き合いを止めた。30年間も継続して『航空情報』を購読したのに、単に1か月買いに来ないからと、出版元に返品してしまった商売のやり方に疑問を感じたのだ。

 その後、その書店は、売上が減ってきたようで、『航空情報』の定期購読再開を打診してきた。私は拒否をした。その時期は、大垣駅前商店街の衰退と時期が一致している。

 58年分の『航空情報』に欠品があることも、その時の自分の人生の黒歴史を表している。そこを見ると、父の死とその時の自分の心境を思い出してしまう。その時の書店の対応に不満があり、その書店との定期購読の取引を止めた。その書店も今はない。大垣駅前商店街の衰退と同時である。バックナンバーがないことと書店が閉店になったことも黒歴史なのだ。そこにもドラマがあり、獲得した知恵がある。

 

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書棚に7セル分の『航空情報』、幅76cm×7=全長 5.32m

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 『航空情報』最新号

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2022-06-21  久志能幾研究所通信 2412号  小田泰仙

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歩くことは金儲けで、ガン治療の標準コース

 

 私は、自分の財産を下記の式で表している。

 健康係数、体力係数、病気確率を意識すると、生き方が変わる。

 

人生財産=h×(1-η)×(金融資産+健康+知識+経験+思い出)

     h:健康係数、体力係数

     η:病気になる確率

 

健康が最優先

 どんなに金があっても、沢山の経験、知識があっても、健康でなければ、また体力が無ければ、その恩恵を受けられない。健康でなければ、気力も萎える。カネが無くとも健康と体力が最優先である。色男、カネは無くてもいいから、健康と体力である。死んでもいいから、健康最優先である。

 カネがあっても病気になれば全てパ~である。

 

 だから人生で一番馬鹿げたことは、健康を考えず、しゃにむに働くことだ。そのツケは、癌になり早死にすることで払う。人間の体は神仏からのリース物件である。乱暴に扱うと、神仏から返却命令がくる。

 私もその愚行で、死にそうになった。人間とは、やってはいけないことを、やって失敗しないと分からないという愚かな存在だ。私も愚かであったが、がんになって、死ぬ前にやっと気がついた。滑り込みセーフであるようだ。

 とはいえ人間は必ず死ぬ運命だ。やるべきことをやって、悔いなき人生を送りたい。

 

体力財産

 最近、体調不良で体重が4キロも減ってしまった。以前より25キロも減量してしまった。同時に体力も無くなった。先日も買い物のついでに本屋に寄ろうとしたが、体がしんどく、寄り道するのがおっくうになって止めてしまった。つくづくと体力こそ、財産だと思った。本を買おうにも体力がないと、買いにも行けない。

 

 世界一の金持ちであったアップルのジョブス氏は、ガンが原因で56歳の若さで亡くなった。世界一のカネ持ちであっても病気の前には無力である。その健康を維持することは地道な道しかない。

 

知識財産

 知識も金融資産である。お金の稼ぎ方、その有効な使い道も知識が無ければ、防衛力のない国家のようだ。すぐ詐欺師に騙される。最大の詐欺師は、国家である。それは母が祖父の退職金を紙くずにさせた新円切り替えで学ばせてもらった。政府は人を騙して金を巻き上げる。

今年度は、大垣市が「ゴミが増えている」と大嘘を言って、ゴミ袋有料化を進めている。実際にはゴミは減っているので、嘘であり、詐欺である。公務員として、公文書偽造の罪である。ゴミ袋有料化を推進している輩は、第百五十五条 【公文書偽造等】違反で懲役3年以下の犯罪である。

 

経験財産

 経験こそ、最大の人生の財産である。失敗こそ最大の財産である。小さな失敗が、将来の大きな失敗を防いでくれる。

 それをエリート育ちは、大事に扱われ、失敗を経験せず出世するから、大失敗をして人生を終わらせる。KK息子も、回りがゲタを履かせる段取りをしすぎて、人生の大失敗に向かって突撃しているようだ。

 

思い出財産

 私は今までに、多くのガラクタを集めてきた。それこそが人生の思い出である。それが今まで自分が生きてきた証である。そのガラクタに自分の生きざまが籠っている。保管スペースがあるなら、保管すればよい。だから私は断捨離をしない。断捨離など、死後に専門業者が安い値段でやってくれる。生きている間に断捨離をやるなど、時間の無駄である。ただし、人生で整理整頓清潔清掃を欠かしてはならない。

 

 流行の断捨離をするとは、他人の考えに頭が占領されること。自分を見失うことだ。自分の考えをしっかり持とう。思い出こそが人生だ。思い出が無くなった人とは、認知症になった人だ。自分から認知症になることはない。

 

 断捨離の反対は、モノを買いまくこと。それを消費という。消費するから、経済が活性化して、世の中に貢献できる。消費が無くなれば、日本沈没である。死にゆく老人は、カネを残さず使いまくろう。カネを持った老人が、あと5%余分にカネを使えば、日本は復活する。

 子供にカネを残せば、子供が堕落するだけだ。税金の放蕩者M子氏に1000万円も生前贈与をするから、彼女はますます堕落していく。

 

マイナスの財産(病気になる確率を減らす)

 病気になれば、人生財産が激減する。それは全ての財産項目に掛け算で影響する。だからその健康を維持するための治療は、財産を減らさないための手段である。

 歩くことは(定期的な運動)、がんになることを防いでくれる。だから私には、歩くことは治療だと思って、辛いけど毎日続けている。治療と思えば、続けられる。それを健康のためでは、モチベーションが弱い。歩くことは治療なのだ。

 正しい食生活も正しい生活習慣も、人生を病気から遠ざける基本的な治療行為なのだ。

 

039a2573s 馬場恵峰書

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2022-06-20  久志能幾研究所通信 2411号  小田泰仙

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2022年6月19日 (日)

真災隠蔽?「大阪の新規感染者1255人 1人死亡 新型コロナ(6月18日ANNnews)」

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「今日の新型コロナ死亡者数」の報道があって、何故「今日のガン死亡者数」の報道がないのか?

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 表題の「大阪の新規感染者1255人 1人死亡 新型コロナ」は、2022年6月18日付のANNnewsのタイトルである。YouTube より。

 日本での新型コロナ死亡者数は、この2年間で年間1万人程。しかし、がんでの死亡者数は、ここずっと年間約37万人である。コロナ死亡者数の約37倍の死亡者である。新生児の半数近い数字である。

 コロナの致死率はたった0.34%だが、がんの致死率は37.8%である。

 今のコロナ報道は、過剰に危機を煽り、人を恐怖に陥れている。何か意図があってやっているとしか思えない。要は大事なことから、国民の目を逸らすためだ。

 これはニュースを饒舌にし過ぎ、国民を阿呆になるように導いている。いやそれどころか、真の災害を国民から隠蔽している。報道の犯罪なのだ。

 

 

何故?

 それなのに、なぜ「今日のがん死亡者数」のニュースがないのか? 

 理由は明確で、報道機関はスポンサー企業に都合に悪いニュースは絶対に流さない、である。食品メーカは、がんの原因となると推定される食品添加物が多量に含まれている商品の宣伝をテレビで溢れさせている。それが放送局の大事な収入源である。それを邪魔するニュースなど流すはずがない。

 唐揚げ、スィーツ、酒等は発癌物質である。現在、そのCMでTV画面が溢れている。食べろ食べろとの大合唱である。潜在意識にその食品を植え付ければ、店頭でそれを見れば、つい食べてしまうことになる。そして日本人の半分が癌になる。

 

死者の実態

 コロナ感染者 911万人(2022年6月16日現在)

 コロナ死者  30,999人   致死率0.34%

 がん患者数  999,075例           2019年

 がん死亡者 378,385人    致死率37.8%  2019年

 

 死者数は   145万2289人   2021年

 出生数は    84万2897人   2021年

 がん患者数  999,075例   2019年

   (男性566,460例、女性432,607例)

 がん死亡者   378,385人   致死率37.8%  2019年

   (男性220,989人、女性157,396人)

 

偏向報道

 日本のニュースは偏向している。それを意識して見ないから、私も癌になり地獄の際まで追い詰められた。

 報道には、必ず報道する側の意図がある。戦前の新聞報道は、国民を煽動させて、戦争に導いた。戦争の記事の方が、派手な表現ができて、新聞がよく売れるからだ。だから戦前の新聞は戦争を煽っていた。それに比べれば、あおり運転犯罪など可愛いものだ。その歴史事実を忘れてはならない。

 

正しい報道(中国から見て)

 逆の偏向傾向として、中国に都合の悪い報道には、必ず制限がかかり、反中国感情が起きないようにしている。中国を巨大な市場として勘違いしている国内企業を援護している。それは日経を筆頭としたマスコミの方針である。

 それに反して、中国は捏造した事実をもとに、過激な反日報道が激しい。それを正しく報道しない日本のマスコミは、異常としか思えない。

 

洗脳教育、思想はもっと危険

 口から食べる食品も気を付けなければならないが、それ以上に洗脳教育の報道には、更に注意が必要だ。戦前のマスコミの洗脳教育で、日本は戦争への道を加速した。朝日の偏向報道のせいで、韓国は慰安婦問題をネタにゆすってきている。やくざ国家にスキを見せるととんでもないことになる。

 世界が中国のウイグル族の人権侵害を報じているが、日本の報道機関はそれを避けている。中国批判決議案さえ国会で否決である。世界の恥さらしである。世界は日本を人権侵害で中国人と同一視している。

 

 

2022-06-19  久志能幾研究所通信 2410号  小田泰仙

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2022年6月18日 (土)

死神は 天使の仮面で 子供を殺す 

 

「スィーツ決闘、乳がん大勝利 29対4 母親失格」(2022年5月26日付)のブログ記事に下記のコメントが投稿され、日本人の劣化ぶりを嘆かされた。 

この記事をその女の子が読んだらどういう気持ちになるのでしょうかね。

投稿: | 2022年5月27日 (金) 12時29分

 投稿者 匿名

 

 子供に世の中の真実を隠して、その恐ろしさを伝えないのは、逆に子供を地獄に落とすことだ。悪い食べ物を悪い食べ物と言わないから、若い女性が食品添加物の害で乳がんになり、子供を残して死んでいく悲劇になる。その子供も将来、悪い食べ物を多く食べ、癌になってしまう。これが現在、日本人の2人に一人ががんになる原因である。これは人災なのだ。

 

非国民

 80年前の太平洋戦争の時、見識者が正しいことを言ったら、「非国民」と罵倒された。今回のブログ誹謗は、当時の非国民発言の風潮となんら変わらない。偽善者が日本を戦争に追いやった。今は、食品業界、厚生省官僚、マスコミ、医療業界が一体となって食品添加物の恐ろしさを隠蔽している。自分達の利権確保に余念がない。

 

 私は食品添加物の恐ろしさを皆さんに伝えたいと願って記事を書いた。それなのに、天使のような仮面を被って、それを邪魔するこの匿名の投稿である。はらわたが煮え繰り返る思いである。

 

 自分がやった非常に危険なことを子供に自覚させないとは、将来に危険を先送りする事態になる。誰もそんな真実を忠言してくれない。そういう事例を積み重ねて、出てきた醜態が、A宮家のM子氏関係のトラブルだ。それこそが子供の教育の結果である。M子氏や、KK息子の振る舞いも、親が甘やかした結果と、親の後姿からの教育の集大成なのだ。子供は親の言うことではなく、その後姿を見て育つのだ。子供は親の生き方と躾の結果がそのまま表れる。

 その結果、30歳にもなってNY生活であの低落ぶりでは、人生が終わっている。恥を世界に晒している。2000年続く日本の皇統の危機なのだ。

 

ネットで批判の陰湿さ

 匿名でのネット投稿とは卑怯である。プロレスラーの木村花さんが2020年に自殺に追い込まれたのは、匿名の卑劣なネットでの誹謗中傷攻撃であった。

 この種のネット投稿は、匿名性をいいことに無責任極まりない発言が多い。物事を表面的にしか見れない人だ。そんな親から子供がどんな影響を受けるか、怖しい気がする。ネットで日本人は卑怯になった。日本人の劣化が止まらない。

 

2022-06-18  久志能幾研究所通信 2409号  小田泰仙

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