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2024年9月 9日 (月)

五体投地、誤態倒痴、護体統治、自分の城は自分で守れ

 

 五体投地とは、両手・両膝・額(五体)を地面に投げ伏して祈る、仏教でもっとも丁寧な礼拝の方法である。仏様が全てを守っていただける。それに感謝して行う礼拝である。

 

 誤態倒痴とは、誤った治療方法で、体を医師に盲目的に、痴呆状態で身を任せ、結果として倒れてしまうこと。医師は治療をするが、病気を治すわけではない。治すのは自分自身である。それを理解できないので、病気が治らない。

 

 護体統治とは、正しい医学知識で、自分の体を護るため、自分の体を含めて人生全体を統治すること。自分の城は自分で守ることである。そのためには、医師の選択が肝要である。医師は百人百様で、言うことがみんな違う。医師を正しく選択しないと、病気は治らない。

 

法話

 先日(9月8日)、名古屋のお寺で、京都清水寺の貫主森清範師(1940年生まれ、84歳)の法話を聞いた。そのあと信者が五体投地をする様を初めて見て、思いついたことである。

 貫主森清範師の観相を見て、畏敬の念に襲われた。やはり清水寺の管主となると、観相から違う。

 

2024-09-09  久志能幾研究所通信 2936号  小田泰仙

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