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2024年4月23日 (火)

♪おだ仏庄助さん、朝寝、朝飯、朝湯が大好きで、それで身生増やした♪

 

朝寝

 宮仕えを終えた身で、目覚まし時計でなく、朝は自然と目が覚めるまで寝ていられるのは幸せである。それは体を支配している宇宙根源の法則で、自然な姿である。加齢で傷んだ体は、睡眠を必要としている。還暦後の体は、若いときのように無理はきかない。体を大事にしよう。

 睡眠不足は認知症の原因となる。睡眠不足での運転は、飲酒運転と同じくらい危険である。睡眠不足で頭が正常に働かなくては、自分の命も守れないし、お金も智慧もたまらない。

 身上(財産)など潰しても構わない。それも良き人生経験だ。経験を得るにはお金が必要だ。お金は、人生劇場への入場料だ。無くなったらまた稼げばよい。

 色即是空、空即是色、である。

 しかし身生(自身の人生)を潰しては取り返しがつかない。

 

朝飯

 朝はきちんとメシを食べる。朝抜きなどとんでもない。それで体中の細胞は目が覚める。3食、キチンとたべると、血糖値の乱高下が少なくなる。血糖値の乱高下が血管内部を傷つけ、命の危険がある。だから血糖値を平準化させるためにも3食を食べる。トヨタ生産システムの負荷平準化の原則である。

 

朝湯

 私は朝晩、お風呂に入る。お風呂もシャワーでなく、10分間肩までしっかりと浸かる。病気は体温が低下して、免疫力が低下することで発症する。ガンも低温体質の人がかかりやすい。結核患者にはガンは起きにくい。結核患者は体温が高いからだ。体温が1度下がると、免疫力が数割下がる。だから私は5年前にがんを罹患したので、その再発予防のため、毎朝、湯灌(?)を兼ねて朝風呂に入る。

 その後、水シャワーを浴びる。お風呂で緩んだ体の皮膚を引き締めためで、自律神経の活性化のためである。

 この世の中、いつ事故に遭うやもしれぬ。その時、人に裸の姿を見られても恥ずかしくないように綺麗な体にしている。いやそれは検視かもしれない。人の明日は分からない。今日の命も分からない。

 私が定年退職する前に、一緒に仕事をした仲間の24人が世を去った。

 

いのち

 だからこそ死んでもいいから、健康管理最優先である。しかしいくら健康管理を厳密にしても120年は生きられない。人は簡単には死なないが、病気には簡単にかかる。

 命とは、薄いガラスでできた器である。たった一つの間違いで簡単に割れる。割れた器は元に戻らない。唯一の救いは、生物には一部分だけは再生する能力があることだ。それでも120年は持たない。だから自分の体は大事に慎重に扱いたい。

 生命が生まれる確率は、一億円の宝くじが百万回連続で当たると同じ確率である。その命を頂き、今生かされていることに感謝である。

 

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2024-04-23  久志能幾研究所通信 2852号  小田泰仙

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