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2024年2月16日 (金)

私のがん再発防止策  死刑を逃れるために

 敵を知り己を知れば百戦危うからず(孫子)

 死刑宣告(執行猶予5年)から逃れるために、まず現状把握として、癌関係の図書を50冊買って、読破した。それで抗がん剤治療を受けないという決断が出来た。がんの全貌が理解できた。またがんを防ぐ生活習慣、食事習慣の知識を得た。文末に今まで購入した図書を掲載(健康関係を含む)。

 無知は人生に壁を作る。無知はガン治療に壁を作る。

 知識は力である。

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師を探して三千里 

 全国に足を延ばして、再発防止の治療を探した。横浜、名古屋、養老町、久留米と病院を訪れ、代替治療を求めた。

 ビタミンC、D治療を受けた。

 体を温ためる治療を受けた。

 体温を維持するように生活スタイルを変えた。

 腸内環境の改善に取り組んだ。

 要は免疫力を上げることが、がんを含めた病気の最善の防止策である。

 

食生活の改善

 食べ過ぎない

 甘いもの禁止

 油分禁止

 肉と乳製品を控えた

 加工食品を減らす

 人工甘味料禁止

 マイクロプラスチック禁止

 ノーパン生活(小麦を食べない)

 

生活習慣の改善

 カラダを温める。

  ガンは低体温で発生する。そのため、毎朝夕、お風呂に浸かっている。

 散歩

 よく寝る

 ストレスを溜めない

  要は、日本が高度成長期を迎える前の昭和の時代(50年前)の生活スタイルで暮らすことだ。日本人は経済優先の生活を求め、何時しか人間としての生活から逸脱してしまったようだ。自家用車が増え、コンビニが増え、加工食品が増え、体を動かさなくなり、加工食品が増え、それからガンが急増した。50年前は認知症もがんも極めて珍しかった。今とは格段の差である。

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心の準備、死の準備

 「ガンの死」を感じることで、幸せの本質を知ることが出来た。

 仏法に従って生きていくために生前に戒名を授かった。

 遺影の撮影も済ませた。

 既に立てたお墓の墓誌に戒名を彫った。まだ生きているので、朱を入れた。

 看取り士の資格を取り、死の間際の知識を得た。

 人間は何時かは100%、死ぬ。そのための知識を持つことは良いことだ。

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 がんになったご縁で、多くの御恩と経験と知識と智慧を得ることができて、少し賢くなった。あの時、ガンにならなかったら、別の病気で早く死んでいただろう。人生の幸せの本質を知るご縁もなかっただろう。ガンに感謝である。

 

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2024-02-16  久志能幾研究所通信 2828号  小田泰仙

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