新興宗教に洗脳された家族
先日、私がファミリーレストランで食事をとっていたら、隣の席で4人家族が食を取っていた。両親、娘と息子である。3人は会話をしていたが、その息子が家族間の会話に入らず、ひたすらスマホを触っていた。今時、何処にでもある風景である。私は、隣でその情景を見ていて寒々とした気分になった。
.
家庭破壊ミサイル
これが現代の家族の姿なのだ。スマホは家庭に入りこんだエイリアン、つまり新興宗教が打ち込んだ家庭破壊ミサイルだ。統一教会に家族の一人が入会すると、こんな風景なのだろう。その姿を見ても誰も違和感を覚えない。これは他山の石とすべき大問題である。
これは「蟻の穴から堤も崩れる」(『韓非子』)の事例である。それは、わずかな油断や違いで重大な物事がだめになることのたとえである。スマホの侵入で家庭が崩壊するのだ。統一教会にたった一人が入信するだけで、家庭が崩壊し、日本国家が危機状態に陥り、そして安倍さんが殺される事態に発展した。
スマホは自分の生活習慣さえ破壊してしまう。勤勉な人間を、暇があればスマホを一日中触っている怠惰な人間に変えてしまう。いわばスマホは現代の麻薬だろう。麻薬が人間性を破壊するように、過剰なスマホ依存は、人間性を破壊する。
スマホは便利だが、自制心なく育てられた若者には麻薬と同じだ。無知な若者は、その害毒を知らずにのめり込む。
スマホの使い過ぎに対する事項は、親が注意をするべき躾の問題である。しかし、そんな声を出す勇気ある親は、今の日本には居ない。現代の家族の問題は、親のだらしなさが真因なのだ。KK問題も同じである。親の後ろ姿を見て子供は育つ。狂った対応をするから、さるお方の家庭のように家庭崩壊を起こしてしまう。国際信用まで無くしてしまう。それが皇統の危機なのだ。
私はスマホと縁を切った。
2023-02-24 久志能幾研究所通信 2624 小田泰仙
「久志能」↖ で検索
著作権の関係で、無断引用を禁止します。
コメント