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2022年11月 7日 (月)

失われた30年、日本版の梨泰院圧死事件

民度の低い国会議員が原因

 日本がこの30年間も経済が停滞しているのは、民度の低い国会議員達、それを報道するゴミのようなマスコミのレベルの低さ、利権意識の高さが原因である。それにより、国民が生活苦で圧死しそうである。

 世界は激変しており、改革を強要する波が日本に押し寄せている。その波が来ているのに、その流れに抵抗勢力が頑なに抵抗して現状維持で守ろうとしている。だから外国と日本の間で矛盾という壁に押しつぶされて、日本全体が圧死寸前だ。

 

日本圧死

 日本はかって半導体王国として謳歌していたのに、いつの間にか世界一の電気メーカ群が倒産し、電機産業が消滅した。それで国民が失業、生活苦、自殺に追い込まれのだ。外国の圧力に屈した電気メーカは、技術者を冷遇、首切りをした。彼らはK国に己を身売りして技術を漏らした。それが日本メーカの没落に止めを刺した。

 左前になっていた日産は、ゴーンにリストラの名目で資産を売られ、従業員を首にされ、サプライチェーンをズタズタにされ、美味しいところをむしゃぶりつくされた。ゴーンは金がかかる研究開発費を減らした。それが原因で現在、日産はよい車を生み出せず、車は売れず、売上減にあえいでいる。ゴーンの来る前、日産は押し寄せる外資からの波に対して、労働組合の天皇が君臨し、経営に口出しし、やるべき改革を妨害したためだ。外資と古い経営者との間で、従業員はもてあそばれ圧死である。

 平成不況で国内に失業者が100万人もいるのに、一部の派遣業者の利権のため、外人労働者を優先的に移民として入国させている。その結果、日本の賃金水準を下げる政策となっている。儲かるのは派遣業者とそれを推進した大臣や諮問機関である。その代表が竹中平蔵である。それにより、国内労働者の雇用が激減し、日本全体の賃金が下がった。外資と利権屋の波が日本青年を押しつぶした。経済戦争で敗れ焦土と化した日本には、圧死した不幸な日本国民で溢れた。

 それらの圧力に輪をかけた禍が、コロナ対策での利権の横行である。政府の経済対策の無能さである。

10年前の悪夢、圧死轢死歴史

 2009年から~2012年の民主党政権時代は、狂った群衆心理に巻き込まれて、狂った政党に投票し、日本は沈没圧死寸前に追い詰められた。民主党の全員の民度の低さが、日本国民全員を谷底の地獄に突き落とそうとしたのだ。

 その悪行を忘れて蓮舫議員も辻本議員も平然としている。蓮舫議員はいまだ、二重国籍問題の正式釈明をしていない。安倍元首相の国葬への対応も人間として失格である。国会議員は、議員である前に、人間であるべきだ。政治はその政治家の人格以上のものを生み出さない。蓮舫議員も辻元議員も国会議員として存在するのは、日本の恥である。日本再建はまず、日本人の意識改革が必要だ。そうしないと日本全員が隣国の攻撃で圧死してしまう。

 

売国奴跋扈

 それら悪政を続ける大臣や議員を当選させた国民にも責任がある。なぜ隣国のスパイもどき議員が大臣をやっているのか。媚中派の奴らが国の防衛力増強を妨害している。中国は台湾、沖縄、尖閣諸島を虎視眈々と狙っている。連日領海侵犯領空侵犯を繰り返している。まるで刃物を持ったヤクザが、家の回りをうろうろしていると同じ。それなのに、その自己防御に反対するのは売国奴である。なぜそんな売国奴議員を当選させている国民にも責任がある。

 

日本民族大合唱「変わらなくちゃ」

 日本民族は、習慣ややり方をなかなか変えない。また一度新たに作った制度を変えることも難しい。だから間違った政策や習慣を変えないので、この30年間の失われた時代が生まれた。日本人は歩かず、考えず、変えない国民のようだ。

 英国は間違ったと分かったらすぐ変える。英国のEU離脱、トラス首相の僅か100日での辞任、スナク首相に劇的交代の事例でも明らかだ。英国人は歩くとすぐに考えを変えるようだ。危機の時代はそれも一つの対応策で、正解の一つのようだ。何もしないより、良い対応法だ。なにもしないのが一番悪い。

 ドイツ人はうさん臭い理想という餌を大義名分に掲げ、それに洗脳されて現状を思慮なく変え、猪突猛進する国民性である。ドイツ人は雑踏で圧死はしないが、別の落とし穴に落ちる国民性である。ドイツは脱炭素を信じ、ロシアを信じ、脱原発、脱石油政策を完璧に邁進し、原発を全廃し、ロシアのガスだけに頼る政策に舵を切った。頭は良いが賢くないメルケルさんだ。現在はウクライナ戦争の影響のため、ドイツ国民が燃料費高騰の経済状況で悲惨な目に会っている。あまり賢明な国民ではないようだ。過去にナチスを熱烈に盲信して、国を滅ぼした単純思考性の国民性は変わっていないようだ。

 日本では何事も決めらない岸田首相が1年も居座っている。彼は検討するだけで、何もしない。だから外国から押し寄せる圧力に押しつぶされて、検討死となっている。無能な政治家をのさばらせるから、日本は浮上できない。無秩序に放置された政治状況は、梨泰院雑踏圧死事件の発生状況と同じだ。有権者が目を覚まさないと駄目である。

 

失われた30年

 世界が激変しているのに、無能な首相が居座って変わらないのが日本なのだ。変えようとするのを必死で止める議員達がマイナスの雪崩現象を起こしている。本来なら、岸田氏はとうの昔に首相を辞めていなければならない。

 同じように経済界でも古い経営者が誤った経営をしているから、失われた30年が生まれた。未だに日産はごたごたしている。それは日産が生れた時からの体質なのだ。その体質を日本人は変えられない。

 後ろから「変えろ、変えろ」と群衆が押しても、それを踏み留まり混乱するから圧死する。これが日本での逆の梨泰院雑踏圧死事件である。だからこの30年間、日本人の賃金が上がらず、生活苦で圧死である。

 なぜ変わらないのか。変わらなくちゃ、と言いながら、変わらないのは、対処療法に終始してその真の原因を追究しないからだ。

 なぜ何故を5回繰り返して、真因を探そう。媚中派のマスコミに騙されてはならない。国民が目を拭い、耳を洗って真実を直視しないと、日本国民は圧死である。

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反省

 この30年間を振り返り、また今回の梨泰院雑踏圧死事件(イテウォン)を検証して、自分達の行動を反省すべきだと思う。韓国の梨泰院雑踏圧死事件は、他人を慮らず、他人を押しのけ、自分の欲望を満たすための行動が、惨劇を招いた。それこそグローバル経済主義の本質である。経済が拡大して、そんな事例が最近は頻発している。これは商業主義が行き過ぎ、グローバル経済主義の暴走が原因だ。今回の梨泰院雑踏圧死事件もハロウィンという金儲け行事の過剰さが原因である。

 我々はもっと人間の原点に立ち返って、人としてあるべき姿を見直す必要があるだろう。理性と人間性を忘れて、拝金主義で暴走するから、貧富の差が拡大し、更に人が欲望を拡大する。カネに飢えた議員を中国が付け込んでくるので、今の政治の退廃が起きている。それが亡国の道である。

 グローバル経済主義も、脱炭素政策も、政治に無関心になった世相が起こした現象だ。金儲けだけにうつつを抜かすから、邪鬼に付け込まれるのだ。政治とは人間社会を運営するための頭脳である。

 多くの衆知を集め、正しい知識から智慧を得て、それを賢く選択・決断をする。私はそういう行動がとれる人間になりたいと、文殊菩薩、普賢菩薩、虚空蔵菩薩に毎日手を合わせて祈っている。動物として生まれた人の生きる目的は、人間になることだ。私は人間になってから、佛を目指して旅立ちたい。

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 馬場恵峰書

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 松本明慶大仏師作 文殊菩薩

  衆知を集め、文殊の知恵を出せと教える佛様。

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 松本明慶大仏師作 普賢菩薩

  多くの選択肢から正しく選択し、賢く決断せよと教える佛様。

4k8a04291s 松本明慶大仏師作 虚空蔵菩薩

  宇宙根源の理に目を向けよと教える仏様

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2022-11-07  久志能幾研究所通信 2534  小田泰仙

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