極楽運転道 私の運転の作法
運転の基本方針
・何のために車に乗るか、明確にして乗る
どこへ行くのか。それを明確にしないから、途中で寄り道をするし、無駄なドライブをする。それが人生時間を無駄にする根本原因だ。
車は、自分が思ったところ(志)へ自分を運んでくれる夢の道具である。最初に志あり。その志が大事なのだ。それを道具に振り回されるから、不幸になる。
・なるべく車を使わない
事故は、[事故確率]×[走行距離]の確率で起きる。
各要素の数値を減らせば、事故の確率は減る。
車とは目的地に行く手段である。
それが、走ることが目的になっていませんか?
それが車を凶器に変える。その凶器が己の人格を変える。
何のために走るか、考えよう。
その走る目的を全うしよう。
無事是名馬。無事これ人生の達人。
・曲がらない。ひたすら大通りを走り、裏道は走らない
曲がるからタイヤに余分な摩擦が生じて、タイヤが磨耗する。ガソリンを無駄にする。曲がるという余計な変化があるから、事故を起こす。近道をしようと曲がりくねって必死に走っても、到達時間に大きな差はない。裏道街道は事故が多い。
人生道はひたすら真っ直ぐに、目的地に表街道を走るのが基本。
そんなに焦って何故走る? 人生道の終着点は「死」。
・ブレーキを踏まない
急ブレーキを踏むのは予想運転をしていないため。要は上の空で運転していたのだ。試験車運転試験中に急ブレーキを踏めば、一発で失格である。
止まるときも、予想運転をしてエンジンブレーキをかければ、省エネにもなり、ブレーキパッドも減らない。車に優しいのだ。
相手にブレーキを踏ませない気配りの運転をする。無理な運転をするから、相手がブレーキを踏むという迷惑をかける。人生道は譲り合って、走ろう。車の運転ぶりを見れば、その人の人生が分かる。
その成果で、私の車のブレーキパッドとタイヤの寿命は普通の人の2倍です。その基本は予想運転で、それが危機管理である。
・運転中は車と回りの状況に全神経を使う
人生でも自分の体と周りの状況に気を使わないと、人生で沈没する。
2021-01-16 久志能幾研究所通信 1891 小田泰仙
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