« 自分を見る目を持て | メイン | 未来は変えられない。過去を変えよう。 磨墨知151 »

2021年1月21日 (木)

新型コロナの奴隷になるな

 

 此の世は、ものに執着した奴隷が跋扈している。金、思想、妻、夫、名誉、地位、利権、薬、嗜好品、に目が眩み、人間が餓鬼の存在になっている。奴隷とは、自分が考えることを放棄した動物である。人生の「主」ではなくなっている。

 

 師の奴隷となるな。師の教えを受け入れ、自分のモノにして全て忘れろ。頭を真っ白にして、それを咀嚼して自分の教えを作れ。そうしないと師を超えることはできない。それを先人は「守破離」と言った。

 

 金の奴隷となり、金を腐るほど集めても、あの世には持っていけない。韓国一の金持ちの李健熙は、72歳で急性心筋梗塞になり、6年間も意識なく植物人間で生きた。その相続税が1兆円を超え、会社の存続にさえ影響を与えるほどである。世界一の金持ちのジョブズも、金では癌を治療できず、56歳の人生を終わった。お金は道具であって、貯めるものではない。お金は幸せを運ぶ「お足」なのだ。足を止めるから、成長が餓鬼のままで止まる。

 稼ぐべきは、金ではなく、金を作る能力を稼ぐことだ。金など価値観や政府が変われば紙くずとなる。しかし金を稼ぐ能力は、時代が変っても通用する。

 

 思想の奴隷となると、人の話しを聞かない偏屈者になってしまう。中国共産党の思想の奴隷となると、ナチスのユダヤ人皆殺しと同じホロコーストをウイグル族、チベット族に犯しても、平然としている畜生に成り下がる。やっと米国が、中国共産党のウイグル民族大虐殺をナチスなみの民族虐殺と認定した。

 そのウイグル族の民族大虐殺のドンを国賓扱いで招聘しようと躍起になっているのが二階幹事長である。そんな男を議員に選出する和歌山の選挙民がいるから、日本は良くならない。

 共産主義の思想の奴隷となると、社会党土井たか子のように、北朝鮮の拉致を知っていても、知らぬ存ぜぬで通してしまう。だから社会党は消滅した。そのDNAを受け継いだのが民主党である。日本人も最近は目覚めて、民主党の支持率は7%前後しかない。いや7%もの国民が奴隷思想に侵されていると言える。

 思想を知るのは良い。しかしそれに拘ってはならない。自分の頭で考えることが必要だ。

 

 妻や夫の奴隷となると、夫婦である意味がなくなる。一方が、相手に考えることを禁止するからだ。奴隷となった夫は幸せである。考えなくてもよいからだ。その世界に浸れば幸せだ。それは奴隷の幸せ。

 

 名誉や地位の奴隷となると、組織の長の座にしがみ付き、保身ばかりで組織が死んでしまう。都市の長の座に執着して長の奴隷となると、死神のようにその都市を食い荒らし没落させる。

 

 利権の奴隷になると、金しか目に入らない盲目になり、法律を守らなくなる。

 薬の奴隷となると、認知症への道をまっしぐら。薬は基本的に毒である。薬は対処療法の道具である。真の原因を探さないと、病気は治らない。

 

 嗜好品の奴隷となると、癌と認知症への地獄道に落ちる。自制心を無くせば、畜生の世界である。嗜好品には、麻薬物質が含まれている。砂糖には麻薬以上の依存性がある(WHО)。甘いものは奴隷を手なずける道具である。

 

 安さの奴隷になると、安いものばかり買いあさり、安さが価値観となり、ものの価値観が見えなくなる。それは価格の奴隷である。人生の価値は価格ではない。

 100円ショップには、外国の奴隷労働で作られた製品が氾濫している。そんな製品を使えば、己が奴隷制度の応援者となってしまう。

 その分の日本の雇用が消滅する。それは自分の子弟が正規社員になれる道を閉ざす。安物買いしか脳のない愚親はそれに気が付かない。正規社員になれないから結婚もできず、子供が生まれず、日本の少子化が止らない。

 スマホの奴隷になると、目の前の親友さえ、無視してしまう。スマホ奴隷は、目の前の友より、スマホが大事なのだ。人を侮辱しているのだ。私は表に出さないが、怒りで心中は穏やかでない。目の前に男は、スマホの画面に鎖に繋がれたのだ。それを「スマホ脳」という。そうやって人は信用を失う。

 

 新型コロナ情報の奴隷となると、真実が見えなくなる。マスコミやワイドショーの過剰な報道に踊らされると、自分で考えることを放棄して痴呆になり、真実が見えなくなる。新型コロナの死亡率は1.2%である。それより怖しい病気が蔓延しているのに、その事実には気が回らない。

 しかし夫は妻からも外出禁止令で身動き出来なくなると、それは認知症への道にまっしぐら。その陰で大衆を新型コロナの恐怖で民衆を奴隷にして、大儲けしている輩が嗤っている。世の中は情報で支配した方が勝ちなのだ。

 

2021-01-21 久志能幾研究所通信 1896  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

コメント

コメントを投稿