« レストランへは何を注文するか決めてから入ろう  磨墨知104(改) | メイン | 人生は、自分が夢見た通りになる »

2020年11月30日 (月)

人生の回数券に賞味期限あり

 

 人生の回数券を大事にしよう。老いた親、老いた師、老いた友と、あと何回会えるかを考えよう。そのために使える回数券の数は限られている。当方がその回数券を使える元気さがあっても、老いた親や老いた師が死の直前になれば、残りの回数券が取り消される。一回の回数券を使えば、使える機会は一回減るのだ。「Go To 取ら減る」だ。

 今回の面会が最期の利用かもしれない。人の明日は分からない。だから一期一会として、今回の出会いがこの世の最後と覚悟して、全力で向き合うべきなのだ。

 相手どころか、自分が交通事故、心筋梗塞で、明日死ぬかもしれぬ。そうなれば持っていた回数券は全てパーとなる。

 この2年間で、私は師を二人も突然に失ってそれを痛感した。人の明日は分からない。

 

 師や友と10年の出会いがあれば、10年の縁が生まれる。多くの人は、日頃の回数券は無限にあると思って使っているが、ある日に突然、医師から余命宣告されれば、その回数券は大金を積んでも手に入らなくなる。

 だからこそ、師や友との出会いは、悔いのない出会いにしなければならぬ。そこまでやってくれるのかと、師や友を感激させてこそ、真の師事である。私はそうやって、悔いのないようにしてきたつもりだが、現実は悔いばかりだ。

 

最期の教え

 孝行したいときに親はなし。いつまでもあると思うな、親とカネ。命は日々尽きていく。だからこそ今を精一杯生きよう。親と師の最期の教えが「あんたも何時か死ぬのだよ。悔いのない人生を送れ」である。

 

2020-11-30  久志能幾研究所通信 1845  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

コメント

コメントを投稿