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2020年5月20日 (水)

カテゴリー追加 m-美術館・博物館巡り

 今まで、私は海外の美術館・博物館を80か所以上見学してきた。その記録を少しずつ再編集して掲載します。それの発端は、先日、保存してあったフィルムを思い切ってカメラ店でデジタル化してもらったら、当時の想い出が沸き起こってきたことにある。

 残念なことに、海外の美術館・博物館には名画はなかった。有名美術館には世の評価での名画は多かったが、私の基準に合格する名画はなかった。

 

名画とは

 私が名画とする基準は、捕まってもいいから、盗んで来たくなる絵である。しかし世界の美術館に飾ってある絵では、大きすぎ、威圧感があり過ぎる絵ばかりである。ヨーロッパの中世の絵では暗すぎて飾る気になれない。

 また盗んできても、ウサギ小屋の自宅には飾れない。まさか8畳の居間に100号の絵は飾れない。

 幸いなことに、私の基準に合致する名画が世界の美術館になかったので、捕まらなくて済んだ(?)

 

裏話

 画家も展覧会に出す絵は、100号くらいの大きなサイズの絵でないと評価されないので、そのサイズで描く。その絵が入選して、どこかの美術館が買ってくれればよいが、落選では自宅に持ち帰らねばならぬ。そんな絵が増えると、マンションの一室を借りて保管せねばならぬ。思わぬ出費である。画家業も楽ではない。

 

2020-05-20 久志能幾研究所通信 1600  小田泰仙

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