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2020年5月31日 (日)

私の未来予測(今後40年間)と課題

私は死ぬ。

 知人も師も皆も死ぬ。 生は偶然、死は必然。

 人はどんなに長く生きても120歳まで。

  

認知症患者、癌患者の増加

 癌の治療薬は開発できず。対処療法の技術が進歩しても、根本原因を解消しないと、ガンが増加する。40年間かけて出来ないことは、後40年間かけてもできない。食品業界・医療産業が拝金主義を止めない限り、認知症、癌は増える。

 

日本の高齢化

 2050年は25%が75歳以上。今後、老人は増えすぎるので、大事にされない。昔、老人が大事にされたのは、老人が少なかったから。大事にされるのは、数の少ない類。今後、それは子ども。論理的に年金制度は崩壊する。労働者二人で1人の老人を支えるのは大変。

 

国民が目覚めない限り、日本経済はデフレを継続。

 デフレ化は、先進国は全て同じ。この状況で増税を画策する官僚が跋扈する限り、日本経済の復活はない。その根本原因は、官僚が利己主義になったから。修身の欠如。

 

世界の資本は安い労働力を求めて動く。

 全世界、デフレ化していく。戦争がない限り、デフレは続く。アジアの次がインド、アフリカ、南米と経済発展が展開していく。安い賃金が上がれば、次の安い賃金の国に生産は移る。最貧国が豊かになり、経済発展の循環が終わらないとデフレ経済は終わらない。

 

IT化、AI化で人は幼稚化する

 日本が世界の精神文化の指導者になる可能性がある。創造する人が、世を支配する。

 

AI化は限界。

 AIとは単に回帰分析と条件分岐の集積である。今のビジネスマンの仕事の80%が手続き業務。付加価値のない手続き業務はAIに置き換わる。今の自分の仕事が続くか、胸に手を当てて考えよ。しかし人間の創造性は置き換えられない。それがAI時代を生き抜く知恵。AIは人間のカンには勝てない。AIのロジックを創るのは、人生の素人である。だから創造性があれば、AIに勝てる。

 

防衛力が強化される。

 いざとなったら米国は日本を守ってくれない。米国の青年の血を、日本のために流すのは、米国議会が反対する。私が米国民なら、私でも日本を守るために血を流すことに反対する。日本の防衛力を強化するしかない。今までが異常であった。

 

アジアの没落

 アジア諸国も高齢化の波が押し寄せる。

アフリカの盛況

 今後、アフリカは人口ボーナスの恩恵を受ける。

インドの盛況

中国の没落

 共産党が支配する限り、中国の衰退は避けられない。中国がこの20年間も繁栄できた要因は、技術泥棒と奴隷制度があってのこと。先進国からの技術盗用があって製品は安くできた。開発費が不要だから安く開発できた。その製造で農工民を奴隷扱いの激安労働があってのこと。

 公害規制がないに等しいから、廃液、公害排気を垂れ流して工業製品の生産ができた。それに便乗して日本の拝金企業が中国に進出して、公害対策費をかけずに生産をした。だから安く生産が出来た。中国住民は公害で塗炭の苦しみを味わっている。そんなことが長く続くはずがない。

 帝国の繁栄は100年も続かない。中華人民共和国は1949年に設立された。

韓国の没落

 恨の文化では、発展に限界がある。サムソンの発展は、日本の技術者の盗用技術があってのこと。

EUの瓦解

 宇宙根源の原則で、価値観の違う国の経済統合は無理。今の制度では国家間の格差が固定されて、貧乏国は永遠に貧乏のまま。

米国の没落

 肥満者の増加が米国を弱める。帝国の繁栄は100年しか続かない。オランダ、スペイン帝国、大英国帝国の没落が歴史の証人である。今度はアメリカ帝国等が没落する。

 

今後の課題、自分がやるべきこと

やるべきこと

 私の死が必然だから、後は野となれ山となれ、の精神で生きる。やれるうちに、やりたいことをやる。やりたくても、やれない日が何時か来る。

 自分の死を前提にしないから、生き方が曖昧になる。多くの人は、何時までも生きていられると思って日々過ごしている。人間、還暦を過ぎればいつ死んでもおかしくない。何時までもあると思うな、己の命。もう人生の日暮れなのだ。日暮れて道遠し。人生の大事を急げ。

 

一人で死ぬ覚悟をすること。

 死ぬ時は一人。誰でも死ぬ時は一人。

 第一の死は肉体の死。

 第二の死は、己を覚えていてくれる人がいなくなった時。

 第三の死は、己が生きた証がこの世から無くなったとき。

 佐藤一斎師も安岡正篤師も皆さんの心の中で生きている。そのレベルまで実現できずとも、それを目指して日々精進するだけでも人生の充実感を味わえられる。

 

健康管理をする

 ベッド上で植物人間として生き永らえても意味がない。認知症患者、癌患者にならない取り組みに注力する。健康でないと天命を全うできない。

 

経済力を確保する

 政府は助けてくれないと覚悟する。生涯現役の覚悟で、時代が変わっても、生活でき能力を付ける。お金を貯めるのではなく、稼ぐ能力を付ける。

 

危機管理能力を向上する

 国は国防、自分は危機管理で身を守る。自分の城は自分で守る。今後、老齢者を狙うハイエナ・詐欺師が増える。国さえ油断できない。国も己の年金・資産を狙っている。国も借金が多くて金がない。使命感を喪失した官僚が金に飢えれば、金を持っている老人を狙うのは、自然の成り行き。

 国家は、経済と政治と軍隊で成り立つ。自分は経済力と人生経営力と危機管理力で生きねばならぬ。

 

心を管理する

 豊かな精神状態を作る。人間としての自分の完成を目指す。人は動物として生まれ、人間に成長して死ぬ。畜生の根性のままで死にたくはない。

 

日本に恩返しをする。

 日本が精神文化の指導者になるための種まきをする。自分がこの時代に生かされ、育てられた御恩を、知的財産の蓄積、精神文化向上への貢献で返す。後世に生きた証の痕跡を残す。その手段の一つが、書籍の出版、芸術家の支援。

 

4k8a99231s   馬場恵峰書、文言は著者

2020-05-30 久志能幾研究所通信 1613  小田泰仙

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