小川敏、コロナ禍も狡猾に悪用。6選のために売名?
大垣市長の小川敏は、国民を不安のどん底に陥れている新型コロナウイルスの国難の時でも、ちゃっかり事前選挙活動としての売名行為に余念がない。なにせ6選は大変だ。
2020年4月8日付の岐阜新聞、中日新聞の西濃欄を見て呆れた。小川敏の策略(?)で、手作りのマスク寄付とアルコール消毒液寄付の贈呈式の模様が掲載されていた。下記の疑問が浮かんできた。
疑問
なぜ、小川敏がマスク寄付贈呈式の写真でド真ん中?
だれが主役なのだ?
なぜ、不衛生な手作りマスク寄付が美談なの?
なぜ、その15万円の費用を大垣市が捻出しない?
それでどんな効果があるのか?
大垣市の児童数は12,877人である。
手作りのマスク1,500個を配布しても、一人当たり0.1個である。
それも一回限りである。市民や新聞読者を馬鹿にするな!
なぜ、もっと大事なニュースが載らないのだ。
なぜ、新聞見開き頁の両側に、小川敏の寄付受領式の記事なの?
なぜ、大垣JCがアルコール消毒液を寄付して、新聞掲載?
なぜ、寄付したというベタ記事では駄目なのか?
匿名の寄付なら、もっと効果があるのでは?
そんなに「顔出し」をしてまでして自慢したいの?
大垣は日本のど真ん中
これは売名行為としか思えない。わずか100円×1,500枚(15万円)のマスクの寄付に対して、大垣市長は何をしたのか?
なんで、寄付を受ける側が、ど真ん中で主役のように大きな顔をしているのか? それも小川敏が、玄関にドクロをぶら下げたような仏頭面で対面している。これは、新聞に写真だけ掲載されればよいと、小川敏の6選へ向けての事前選挙活動の売名行為としか思えない。
こんなレベルの寄付なら、担当責任者と市の担当部長が対応すればよい。この緊急事態に、トップにはもっと別に注力すべき懸案事項が山積みだろう。各団体のトップが市役所に出向き、この寄付の贈呈儀式に参加、撮影の段取りをすれば、優に3,4時間は潰れてしまう。それには、御付きの人、運転手等で多くに無駄な人工が浪費される。今の密接触を避けなければならない緊急事態に、市長や組織のトップが率先して逆行している。ブラックジョークのど真ん中である。
小川敏の嘲笑?
大垣市制100執念忌念行事で3億5千万円、県下で一番豪華な新市庁舎に124億円も浪費したのだから、寄付されたマスク1,500枚(代金15万円分)、アルコール消毒液10万円分など、はした金で小川敏は腹の底では可笑しくて笑っているのだろう。それをわざわざ新聞に掲載させるのは、6選に向けての事前選挙活動の深慮遠謀があるからとしか思えない。
そうでないと、わざわざ岐阜新聞社の同日の紙面を2ページにわたり、マスクとアルコール消毒液の寄付贈呈式写真を掲載するはずがない。
大垣市の令和2年度の教育予算は、69.8億円である。その0.002%でも節約すれば、15万円など捻出できる。新聞に掲載すべき記事ではない。
それより、県下最低レベルである大垣市の児童生徒一人当たりの教育費の増額が大問題であるはずだ。教職員の給与の低さが大問題である。令和2年度の教育予算が前年度比で4%増えても、刈谷市のそれの半分しかないので、大垣市のそれが県下最低レベルであることに変わりはない。しかしそれは全く表に出てこない。新聞はなぜ、それを追求しないのか。
何故、不潔な手作りのマスクを子供に使うか?
研究(「A cluster randomised trial of cloth masks compared with medical masks in healthcare workers.」(PMID: 25903751))では、「布マスクは医療用マスクと比較して、ウイルス感染するリスクが高い」との結果になっています。布マスクは粒子を97パーセント通過させ、一方の医療用マスクであっても44パーセント通過させる、との記述も気になります。
この論文の研究方法はランダム化比較試験(randomized controlled tria、略してRCT)で行われていますので、信頼度は高いものと判断できます。
この医学論文は気になることを結論に加えて述べています。
- 布マスクは感染リスクが高まるので、リスクの高い状況で布マスクは推奨されるべきでは無い。
医療従事者が布マスクを使用してもウイルスの感染は防げなかったのです。一般の方が布マスクを手作りして、それを一般の方が使用するとなると、感染リスクはさらに高くなってしまうと考えられます。
院長ブログ「手作り布マスクはウイルス感染リスクが高まる可能性あり。」より
https://www.gohongi-clinic.com/k_blog/3861/
「手作りマスクには正直なところ、『それほど効果を期待することができない』と言わざるを得ないでしょう」と、首をかしげるのはジョンズ・ホプキンス健康安全保障センターの上級研究員アメシュ・A・アダルジャ博士です。
手作りマスクの使用は、「感染予防としての効果が薄いだけでなく、使い方を誤れば、むしろ感染リスクを高めてしまう可能性があります」と、アダルジャ博士は指摘しています。
「手作りマスクは効果が期待できない」と米専門医
シャープがマスクの生産をする。シャープでは、クリーンルームでマスクを生産する。マスクは清潔さが必用な工業製品で、医療用品である。それを衛生管理が不明な家庭で作られたマスクなど、怖しくて子供に使わせられまい。小川敏は、児童虐待の道具として、手作りのマスクをばらまくつもりなのか。
小川敏の陰謀?
そのマスクの材料は大垣市が提供とある。つまり小川敏が指示をして、息のかかった「かがやきクラブ大垣」、「市民生・児童委員協議会」、「市赤十字奉仕団」、「市社会福祉協議会」に自分の事前選挙運動の宣伝としてマスクを作らせたとしか思えない。これらの団体は大垣市の下部団体で、大垣市から補助金が出ている。市長からの要請があれば、断れない立場である。「手作りでマスクを作って寄付をすれば、あなた方の団体からの寄付として新聞に載せてあげる」との美味しい呼びかけの餌があったとしか思えない。日本赤十字社大垣支部の支部長は小川敏である。5つの団体が足並みを揃えて、市が用意したマスクの材料を使って、手作りマスクを作れるわけがない。
大垣青年会議所(大垣JC)も、青二才の売名行為としか思えない。なぜ寄付をするなら匿名でしないのだ。こんなレベルの経営者が跋扈するから、大垣が衰退するのだ。
寄付は匿名でしてこそ、陰徳で効果が高い。それを「私が寄付しました」など、オバタリアンや青二才の売名行為そのもので、厚かましいタラ、ありゃしない。
公務執行妨害
この新聞掲載用の写真撮影の準備で、市長の公務時間が減る。大垣市の公務の時間泥棒である。16万人の命を預かる市長として、もっと大事な公務があるはずである。市長との寄付者とのツーショットの撮影時間など、何の付加価値も生まない。小川敏が売名で得をするだけである。その分、大垣市民は大損害である。
児童虐待で有名な小川敏
手作りのマスクの製作は、子供の為と言いながら、元気ハツラツ市や芭蕉楽市では、演技を強いられる園児児童の虐待で日本一なのだ。手作りのマスクの寄付歓迎など白々しい。その本音は選挙の事前運動、売名行為であるとしか思えない。
アルコール消毒液の寄付は、不要である。大垣JCが大量に買い占めれば、その分、誰かが困るのだ。業者が買い占めるより、公共機関の大垣市が買えば、優先的に商品を回してもらえるはずだ。それより15秒間、水で手を洗えば、同じ効果がある。
「子供のために手作りのマスクを」というなら、園児児童を一商店街の営利目的の客寄せステージ演技を止めさせた方が、子供の為である。園児を炎天下で演技をさせ、虐待する小川敏市政を批判して、それをやめさせた方が、子供の為である。
児童一人当たりの予算の増額を陳情したほうが、子供の為である。大垣市の教職員の給与の増額を要求したほうが、子供の教育には効果が高い。
主婦達は、小川敏の行動のどこを見ているのか。いつから小川敏の腰巾着になったのか。
フェイクニュース
その掲載された記事のスペース分だけ、もっと大事なニュースが削られて報道されない。これこそフェイクニュースの変形版である。この国難の時、岐阜新聞は国賊者である。
それを全国の経営者仲間に電話で聞いても、「オカシイ、恥ずかしい」と言う。
寄付されるのが大好きな小川敏市政
知人が宴会・カラオケ大会でお金が10万円余も余ったので、それを大垣市に寄付をするために行った。それは某県会議員の秘書も参加した宴会であった。
知人は、市役所が是非、寄付の記念撮影と勧誘されたが、知人は、売名行為でもないので、「匿名で結構です」とそれを断って帰宅したという。大垣市市政は、寄付の受け入れで、宣伝体制が準備万端である。すべて小川敏の宣伝のためである。
赤枠が今回の記事
2020-04-16 久志能幾研究所通信 1536 小田泰仙
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