磨墨智40-1 朝、起きたらその日の志を立てる
一日は人生の縮図である。論語では15歳で人生の志を立てるように、毎日、朝起きたらその日の志を立てて、その日にやるべきことに邁進しよう。
15歳には15歳の志があり、60歳には60歳の志がある。90歳にも90歳の志がある。歳は関係ない。志があれば、青春である。どんなことでも、始めるのに遅すぎることはない。毎日の積み重ねが、人生を創る。
小さな志
小さな志でよい。その日の三食を正しく食べるという志でもよい。狂っていない正しい食事をするだけでも、健康な一日が送れる。人生は一日一日の積み重ね。それで人生が楽しくなる。医食同源。食事が体を作り、その体が資本で人生を創るのだから。
人を食う
もっと良い食事は、おいしく食べれる「人」を食うことである。煮ても焼いても食えぬ人と付き合っていると、悪縁に付きまとわれる。
ご縁は人が運んでくれる。付き合う人脈も、意識して上を目指さないと、同じレベルの人間同士の付き合いだけになってしまう。だからこそ、今日こそ、良き人に出会えるように、その「志」を立てて出会いを求めたい。
師との出会い
アンテナを立て、波長の合った人や師を探したいもの。お互いの波長が共鳴しないと、出会っても、真の出会いにならない。師を求めて世界中を走り回っても、真の師に巡り合えるには、3年どころか30年はかかる。私が馬場恵峰師に巡り逢ったのは、56歳の時である。人生はよきご縁の積み重ねの賜物である。
下記の書は、額がお洒落で、文言も気に入り、入手した。
馬場恵峰書
2020-04-17 久志能幾研究所通信 1537 小田泰仙
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