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2020年2月 1日 (土)

磨墨智450 足るを知る

 際限ない欲望が時間を浪費する。タイムパーフォーマンスを追求しよう。社会では、一人勝ちは許されない。全ては調和の世界である。

 

足るを知らない癌細胞

 人間の体という宇宙で、一つの細胞の独り勝ちを許すと、癌が発生する。食べても食べても、満腹感を得られない餓鬼の状態になると、自己防衛機能の働きで、細胞の増殖が止まらなくなる。それが癌である。癌は自分の体を守ろうとして発生した細胞である。

 飲んでも飲んでも酒を止めないから、肝臓がんになる。

 吸っても吸っても禁煙しないから、肺がんになる。

 過剰なストレスが癌を誘発する。自己防衛機能が働き癌になる。

 食べても食べても満足しないから肥満になり、それが癌の遠因となる。

 食べ足りなくて死んだ人は、現代社会では稀有である。食べ過ぎで、多くの人が病気になる。

 

自然の理、病気の痴

 例えれば、機械の処理能力以上の負荷をかければ、機械は負荷オーバで止まる。しかし人の体は許容能力があるので、受け入れてしまう。しかしそれは一時的で、長期になれば、体が破綻する。それが病気であり、癌である。認知症も同じである。

 認知症は、使うべき機能を使わないという負荷を脳の長期間与えたのだ。それに脳が耐えきれず、認知症になった。認知症は、体の自己防衛本能の表れであるし、「使わない器官は退化する」という自然界の理である。

 近年中に、日本人は癌で死ぬ人が50%、認知症になる人が25%になるという。自分はどの死に方を選ぶだろうか。自問したい。

 認知症は、本人は極楽である。家族が地獄に突き落とされる。要は「知」が劣化して病気になったのだ。雁垂れの中に「知」を書いて「痴」である。

 

生活習慣病

 癌も糖尿病も認知症も高血圧症(これは病気ではないが)、肥満症は生活習慣病である。生活習慣病だから、薬では治らない。治すには、自分の生活習慣を変えないと治らない。それを医師は生活習慣の改善の指導より、薬物投与に血道を上げる。医療処置はするが、治療はしない。だから病気が治らない。

 だから、40年前は10兆円であった日本の総医療費が42兆円を超えるまでになった。日本の税収は60兆円である。

 今や日本人の2人の一人が癌になるのは、自然界からの警告である。癌や認知症が増えたのは、「足るを知る」を忘れて、極楽三昧の食生活に落ちぶれ、安易な生き方に堕ちた日本人への天罰である。

 

餓鬼修羅道

 カルロス・ゴーンのように、金を集めても集めても餓鬼修羅地獄のように、金に飢えた状態に堕ちてしまう。今のゴーンの歳で、使いきれないカネを集めても、彼はあの世には金を持って行けない。カネがあっても寿命を延ばし、病気を治せるわけではない。世界一の金持ちであったスチーブ・ジョブスでさえ、癌に勝てずに、56歳で亡くなった。お金の意味は何か。世界一の金持ちの意味とは何か。考えさせられる。

 

自然の理

 万物は流転している。食べ物でも、人の消化能力を超えて多量に食べるから、体内に滞留して、腸で腐敗する。だから病気になる。

 政治も長期政権で滞留するから、政治が腐敗する。自然界の理である。大垣市の政治の理性が無くなり、腐敗が進行すると、世界初のドローン墜落人身事故、久瀬川氾濫、室村町アンダーパス水没事故、大垣市小中学校エアコン設備率2.1%の露見、大垣市教職員給与が岐阜市より208万円も低い事実の露見、大垣市の公示地価暴落、大垣駅前商店街の消滅、大垣の衰退等で、天が怒りの事象を表す。

 

大垣の癌細胞

 4期も5期も大垣市長職をやると、その美味につられて、辞められなくなるようだ。それは大垣の癌細胞のようである。6選を目指すと言うのが如何に異常かも、その毒素のため認知できなくなる。その癌の毒素のため大垣市の衰退が激しい。

 5期も大垣市長職を勤めることになっても、まだまだ市長職にしがみ付くのも餓鬼地獄に堕ちた症状である。現職として、後進を育て、席を譲ることが出来ないのは餓鬼である。大人ではない。

 市長として後進を育てると、己の立場を脅かす脅威として、現職の強みを生かして出馬予定者の人材を蹴落とすまでの浅ましい行動を取ろうとしている。阿修羅地獄の極みである。

 人間の体でも、癌が大きくなると、その体自体が衰退して死ぬが、発生した癌も同時に死ぬ。大垣が駄目になる前に、神仏が支配する天地が、その癌を殺すだろう。それが天地、自然、歴史の営みである。栄枯盛衰は自然界の理である。

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  馬場恵峰書 

2020-02-01 久志能幾研究所通信 1467  小田泰仙

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