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2019年10月18日 (金)

小川敏市長、公金4億円を使い裏の事前選挙活動?

 小川敏市長は、元気ハツラツ市を2011年から、大垣駅前商店街の活性化の効果がないのに、それどころか商店街衰退の元凶になっているのに、止めようとせず、9年間も強引に続けている。さらに2年後まで開催の計画が決まっているようだ。

 私はそれを続ける理由を考えて悩んでいた。それは小川敏氏の市長選6選に向けての事前選挙活動であるとの結論に達した。だから中止しないのだ。

 現職の市長は選挙に強い。立場をフル活用して顔と名前を売れる。小川敏市長は、元気ハツラツ市をフル活用して、芸人ショーやイベントを開催して、顔を出して名前を売っている。それは事前選挙活動なのだ。

 くだらない事業で小川敏市長は、岐阜新聞社や中日新聞社を呼んで、記事にするのがおかしなレベルの事業まで、顔写真付きで記事にさせている。それも事前選挙活動と考えれば、納得できる。ようは小川敏はせこいのだ。知能犯なのだ。

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 なんで大垣スィーツの表彰式に市長が出てくるのか。それは事前選挙活動として顔を売るため。‎2018‎年‎3‎月‎4‎日

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いずみ鉄道との姉妹鉄道調印式

 なんでそんな公式の姉妹鉄道調印式を元気ハツラツ市の会場でするのか。なんで大垣と遠く離れた千葉県夷隅郡大多喜町のいずみ鉄道と姉妹鉄道協定を結ぶのか。大垣市の養老鉄道とは営業的に全く利益につながらない話である。それは、元気ハツラツ市の会場で調印式をして、事前選挙活動として顔を売るため。‎2017‎年‎10‎月‎1‎日

 

狡猾な手口

 小川敏市長は、大垣市長選前の2年をかけて、事前に隠密のように選挙運動をして名前を売り、大垣財界、市内の大手企業から推薦を取り付けてしまう。正式に市長選挙が告示されても、その時は、小川敏氏は市内大手企業の多くから推薦を取り付けているので、対立候補がなす術もなく選挙に出られない。それで小川敏氏は、連続3回も無投票当選に持ちこみ、市長の座を狡猾に獲得したようだ。

 

身内が泣いて止める?

 それは小川敏氏が政治家として選挙に出る時、身内の人間が、「政治家になるのは止めてくれ」と、泣いて止めたという伝聞がある。その吝嗇の身内は、「政治には金がかかる、選挙にはもっと金がかかる」として泣いて止めたのだ。だから小川敏氏は、選挙で金のかからないように、事前に選挙2年前から準備をして、狡猾に市内の全団体の推薦を取ってしまい、無投票にする作戦を考えたようだ。小川敏氏は身内思いである。

 

狡猾に公金を事前選挙活動に使う?

 大垣の活性化には効果のない「元気ハツラツ市」では、毎回、大垣市役所職員の約30名が動員される。大垣駅前商店街の特定の商売の活動に、公金の人件費が使われるのだ。一回当たり100万円の補助金が、大垣市から元気ハツラツ市の実行委員会に投入される。それが約10年間続くと、大垣市からの名目上の補助金総額は、約1億円である。市民税である。

 

市役所職員の人件費計算

 しかし、その他に30人分の人件費が隠れて投入されている。その総額は10年で3億円である。補助金を合わせて合計で4億円である。市長権限で市役所職員を使って、事前選挙活動として顔を売るのは、公金横領のような行為である。

 企業の原価計算で言えば、一人1日、10万円の経費が掛かっている。大垣市役所平均年収685万7112円を250日で割ると、一人一日当たり約2万7千円の費用である。しかし、元気ハツラツ市での業務は、正規の業務以外の人件費である。休日割り増し手当、退職金、年金を含めると、原価計算上は、一人1日、10万円の費用として計算するのが妥当である。企業でも、間接費(管理間接部門費用、守衛費用、設備投資、保健管理費用、退職金費用、年金費用等)で原価の約2倍の費用と計算しないと、企業は収支が成り立たない。役所も同じである。

 だから元気ハツラツ市を10年間も開催すると、一日当たり30人×10万円×10回×10年で、3億円の出費である。補助金を含めて4億円である。本来、市の職員として、やる必要のない業務である。そのため、本来の市の業務に支障が出ているはずである。

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 元気ハツラツ市中央ステージ 騒音発生部隊。大垣市の職員である。回りは半住宅地である。県騒音防止条例違反である。

 2019年10月6日、2017‎年‎10‎月‎1‎日 

 

 その4億円は小川敏市長の事前選挙活動の裏資金であると認定しても良いだろう。なにせ、元気ハツラツ市は、大垣駅前商店街の活性化にならず、むしろ衰退の元凶となっているのだから。小川敏氏が市長に就任して、商店街の81%が閉店した。それを敢えて元気ハツラツ市を継続するのは、小川敏市長の裏の事前選挙活動だから、止められないのだ。だから、大垣市商店街組合から元気ハツラツ市の縮小の依頼が来ても、小川敏市長は門前払いである。

 

8%の削減通達、元気ハツラツ市だけは対象外

 大垣市役所内では、全予算の8%削減が小川敏市長から通達されているとの伝聞がある。しかし、元気ハツラツ市はその削減対象外と聞く。それも次回の市長選挙がある2年先まで、今と同じペースで元気ハツラツ市の開催が決まっているという。小川敏市長にとって、元気ハツラツ市の開催は、大事な事前選挙活動だから、予算の削減はできるはずがないようだ。

 

小倉利之氏に理事長資格なし

 元気ハツラツ市の実行責任者の小倉利之理事長は、大垣駅前商店街の店主や近辺の住民の大多数が「元気ハツラツ市を止めて欲しい」との声である。その要望を市に出すが、小倉利之理事長は、商店街に店を持たないので、嘆願の熱意がなく、いつも大垣市担当部署から門前払いを受けて、「市が言うことを聞いてくれなかった」と言い訳をするようだ。大垣市の担当職員も、己の出世がかかっているので、小川敏市長の意向を受け、忖度で拒否である。それに小倉利之理事長も、小川敏市長に忖度しており、要望を通す気などさらさらないからだ。組合員の声を反映する力のない理事長は、その座にいる資格がない。

 

元気ハツラツ市の被害

 大垣駅前商店街の店主や入口近辺の商店主は、元気ハツラツ市の当日は、車が大垣駅前商店街の裏の路地に入れず商売活動ができないという。だから大多数の商店も住民も元気ハツラツ市に反対している。元気ハツラツ市のステージでの拡声器を使った騒音で、商売をしても客との会話ができず、商売に障害が出ている。それは、為計業務妨害罪である。また県の騒音防止条例違反である。その騒音で、うるさくて赤ちゃんが泣き寝かせられない、夜勤の人が寝られないと近くのマンション住民が泣いている。

 だから36度の炎天下で児童を元気ハツラツ市の中央ステージで踊らせても、それを中止できないのだ。

 その総括として、大垣市の地価が半値に暴落した。小川敏市長はそんなことは知ったことではないのだ。自分の市長6選のほうが大事なのだ。

Dsc06959s 元気ハツラツ市のステージで訳の分からない歌詞を拡声器で拡大し絶叫するフォーク歌手。聞くに堪えない。観客は2人のみ。他は関係者である。後側で拡声器のアンプを操作している人間も大垣市役所の職員である。すぐ近くにマンションがあるし、この商店街の裏手は住宅地である。県の騒音防止条例に違反は明白である。

 2019年10月6日 

 

2019-10-18   久志能幾研究所通信No.1371  小田泰仙

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