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2019年10月15日 (火)

何故、そうなったか? 真因を探す

 日本政府は少子高齢化で、その対策で移民導入だ、と単純発想の議論で騒々しい。大垣市も25年後に人口が20%減るという予想である。その人口の減少率を5%に抑える前提の「取らぬ狸の皮算用」として「大垣未来ビジョン」の白々しい議論で騒々しい。大垣市は、その人口減少対策は全く考えていない。あるのは机上の空論だけである。

 

対策ばかりの議論

 日本政府も大垣市も、対策ばかりに議論とカネの投資が集中して、なぜそうなったかの原因追及が全くない。それにかこつけて、空き巣泥棒のような対策ばかりが横行する。その対策事業に利権が絡み、汚職がらみの仕事が横行する。それで益々問題が複雑化して、解決が難しくなっている。

 それの象徴的事象が、欧州の移民問題、欧州の混乱、テロの横行、社会の混乱、格差社会の拡大、貧富の拡大、中間層の没落である。

 なぜそうなったの原因を追究しないと、真の対策は打てない。それに目をつぶるから、ますます混乱である。

 

大垣市の問題

 なぜ、大垣市が少子高齢化になった? なぜ大垣市が衰退したのか? なぜ大垣市の地価が半値に暴落した? 大垣市の近隣他市の地価が上がっているのに、なぜ大垣市だけ地価が下がり続けるのか? なぜ、大垣市の児童生徒一人当たりの教育予算が県下最低になった? なぜ経済効果のない元気ハツラツが継続されるのか? なぜ大垣駅前商店街の81%が閉店しても、大垣市は何も手を打たないのか?

 

自分の人生に当てはめて

 なぜ自分はこうなってしまったのか? それを考えず、そうなった対策に追われては、自分を見失うことになる。まず、なぜそうなったかの真因を突き止めないと、自分も変われない。

 なぜ自分は病気になったか? それを追求せず、生活習慣を変えず、薬だけを飲んでいるから、また病気が再発する。 

 なぜ試験、開発、人間関係等に失敗したのだ? その原因を追究しなから、また失敗する。

 

 何故、なぜを繰り返して、真因を探すべきだ。そうなった原因を追究せず、応急的に対策ばかりするのは間違いである。考えて、考えて、死ぬまで考えたい。何ごとも真因を探さないと、解決はできない。

 

2019-10-15   久志能幾研究所通信No.1368  小田泰仙

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