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2019年9月

2019年9月 9日 (月)

大垣市 商店街の崩壊が始まる 81%閉店

大垣駅前商店街239店舗中81%(190店舗)閉店(無能政治が原因)

 2019年9月8日(日)、大垣駅前商店街239店舗中で、49店舗だけしか開店していない(休日のお昼時の営業状態を調査した。当日は休日なので金融機関4店は開店としてカウント)。街には買い物客の歩行者がほとんどいない。特に8月31日に百貨店ヤナゲンが閉店してから、街を歩く人は1/3以下に激減したという。

 第5期小川敏市政が始って、この2年間で、20%(48店舗)の大垣駅前商店街のお店が閉店した。2017年9月20日の調査時は、全店舗の61%のお店が閉店していた。このまま、後2年間、小川敏市政が続くと、更に大垣駅前商店街の20%が閉店して、100%が閉店することになる。それで大垣は滅亡する。

  早く大垣市民が目覚めて、行動を起こさねば、大垣は消滅する。

 

崩壊の原因

 この原因は、小川敏市長の18年間の無為無策、無能政治である。

 小川敏市政が元気ハツラツ市の反対意見を無視して9年間強引に開催して、商店街への営業妨害をしたこと。

 大垣市商店街振興組合連合会の幹部が利権に影響されたこと。

 小川敏市長が、市外資本である大規模小売店舗への偏った優遇策ばかりしたこと。

 さらに小川敏市長が、出鱈目の都市再開発計画を推進したことが原因である。

 小川敏市長の5選という多選を受けて市職員はヒラメ状態になったのも原因である。自分の保身が最優先で、市民のためには働かなくなった。

 地方紙は御用新聞として、ヨイショ記事ばかりを掲載して、大垣市民に実態を報道せず、市民を無知状態に置いたのも一因である。

 

被害状況

 大垣市は他市と同様に少子高齢化を迎えているのに、大垣駅前商店街が消滅したので、車のない老人の買い物難民が激増している。大垣市は、地価は暴落、経済は低迷、子供の教育費投資は最低、商店街は消滅、文化芸術活動は低迷、痴呆政治の氾濫である。

 小川敏市長が仕掛けた中性子爆弾が、大垣市で爆発したようだ。商店街の建屋はそのままで、中にいた主店主達が蒸発である。

 小川敏市長は常盤神社で戸田公への無礼と濃飛護国神社前で浅ましい水饅頭共食いで、英霊を侮辱した。ご開祖、ご先祖、英霊、田口利八氏の祟りが及んだのだろう。

 

小田原評定

 今日、2019年9月9日、大垣市議会の一般質問であるが、この件は当日の11人の質問者は誰も話題にしない。今まででも大垣駅前商店街の崩壊は誰も議論しない。行政と議会は、根回ししてある議題だけで猿芝居を演じて、その議題から故意に避けていた。まるで小田原評定である。これでは大垣市議会は税金無駄遣いである。

 

文在寅大統領そっくり

 小川敏市長は韓国の文在寅大統領そっくりである。韓国市民は文在寅大統領に同調して、ソウル&釜山の両市議会で9月6日、日本製品「不買条例」が可決されている。日本経済をいじめれば、ブラーメンのように韓国経済にその影響が及ぶ。小川敏市長が大垣駅前商店街をイジメれば、大垣経済が崩壊して、小川敏市政の基盤が揺らぐ。それが分からないほど、両者の愚かさは似ている。大垣市民は、韓国の文在寅大統領を笑えない。大垣市は、もっと愚かな市長が君臨しているからだ。

2019 大垣駅前商店街マップ(赤はシャッターが下りた店)

 2019年9月8日   81%が閉店 

2017

 2017年9月20日  61%が閉店

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2019‎年‎9‎月‎8‎日、‏‎12:07    9日前に閉店した百貨店ヤナゲン前

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2019‎年‎9‎月‎8‎日、‏‎12:12 新大橋付近 大垣市商店街振興組合連合会前

赤い服の人物は、大垣市の委託を受けた中心市街地の駐車状況の調査隊。今更、車の調査をしても手遅れである。10年遅い。しかし商店街の調査はない。

P1070155s  2019‎年‎9‎月‎8‎日、‏‎12:20 南端 

P1070160s  ‎2019‎年‎9‎月‎8‎日、‏‎12:28 南端

P1070164sjpg 新大橋近く ‎2019‎年‎9‎月‎8‎日、‏‎12:39 

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 2019‎年‎9‎月‎8‎日、‏‎12:47  駅前近く

 

2019-09-09   久志能幾研究所通信No.1333  小田泰仙

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2019年9月 8日 (日)

未来計画-11 大垣シンクタンクを創設(2/2)

田中角栄の夢

 30年前は、我々は高度成長の夢をみて邁進していた。その時代は、頑張れば頑張っただけ成果が得られた。今のデフレ経済とは大違いである。それで夢の半分は実現できたと思う。私の母もその夢を見て、バブルが弾けるとともに世を去った。その夢の一部を実現できただけ、幸せであったと思う。

 しかし、政府がその舵取りを間違えて、バブルが弾けてデフレになってしまった。土地ころがしの強欲亡者が跋扈しすぎて、政府がその統制を失敗した。もっと軟着陸する手段があったはずである。

 その後のデフレ経済で、やってはいけない緊縮財政と増税という愚かな政策をしたので、日本が20年間も沈んだ。原因は明白であるが、東大出を筆頭とした智慧のない財務省役人は今でもその過ちを認めない。それを認めると役人の利権問題が露見するからだ。さらに悪いことに、2019年10月から消費税10%の増税を企てている。過去3回の増税では、全て増税後、景気が後退して税収が減った。そのことを学習として学ばないのは、利権の美味しさの前には、庶民の生活苦は役人には関係ないからである。

 バブルでは誰もが幸せであった。そういう夢を抱かせてくれた田中角栄元首相は偉いと思う。彼は日本人に夢を与えてくれた。

 

小川敏市長の悪夢?

 小川敏市長は、2017年4月15日、大垣市長5期目の就任の抱負表明で、「夢と希望あふれる楽しい大垣の創造」とぶち上げて、大垣市の将来の夢を語った。「安心できるまちづくり」、「元気があるまちづくり」、「楽しく子育てができるまちづくり」政策の重点施行で、「夢と希望あふれる楽しい大垣」の実現を目指すという。(巻末に原資料を掲載)

 小川敏市長の5期目就任談話では、具体的に大垣市の街づくりをどうしたいのか全く分からない。

 2017年の台風襲来時では、市民生活の安全が全く考慮されていない防災体制であることが露見し。2017年ドローン墜落人身事故では、身内の責任をもみ消して業者に責任を押し付けて、安心無視の体制であったことも露見した。元気ハツラツ市で益々大垣駅前商店街が消滅寸前まで衰退していった。そのあおりで百貨店ヤナゲンが閉店して駅前通りを歩く人が1/3以下になった。大垣市が地価は半減、大垣経済は没落、大垣の顔である商店街は消滅寸前である。

 子育て日本一を目指すという大嘘で、児童生徒の一人当たりの教育費が県下最低レベルであることも露見した。小中学校のエアコン設備率も2.1%の県下最低であることも露見した。岐阜県下の他市はほぼ100%である。

 口先だけは魔術師のような小川敏市長は、大垣市をどこに連れていきたいのか。まず小川敏市長の不誠実な無駄口を封じないと、大垣の夢は実現しない。経営者や政治家に必要な第一は誠実さである。それがないと、どうしようもない。ドラッカーの言葉である。

 

108の夢

 私の目標は「108の夢」の実現と108歳まで生きること。それくらいのウィットに富んだ夢がなければ、人並み以上の元気は出ない。夢を見るとは、一生懸命に生きること。智慧を出して生きること。いじけて預金通帳の残金を確かめながら、日々何もせずに暮らすよりはよい。

 夢は大きく観るものだ。夢は木霊のようなもの。大きく発声して求めれば、社会から大きく帰ってくる。真剣に大きな夢を発信したい。私は、何時までも大きな夢を見る未完の青年でありたい。私はまだこの春で、20歳になったばかりで(それに少し590カ月程経っただけ?)ある。今は青春真っ盛りである。やりたいことは山積である。

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     馬場恵峰書 夢

  

小川敏大垣市長就任挨拶 [2017年4月15日]

 このたびの市長選挙におきまして、皆様の温かいご支援とご厚情を賜り、引き続き市政を担わせていただくことになりましたこと、心から感謝申し上げます。

 皆様の期待と信頼をしっかり受け止め、重責を果たしてまいりたいと存じます。

 さて、これまでを振り返りますと、私は、市の発展と市民の皆様の幸せのため、子育て日本一や安全・安心のまちづくり、行財政改革など、市政運営に全力を注いでまいりました。

 5期目の抱負といたしまして、第一に、地震や風水害といった自然災害などから市民の安全を守れる「安心できるまちづくり」を、第二には、企業誘致の推進や広域観光の促進など「元気があるまちづくり」を、そして第三には、「子育て日本一」の取り組みを一層推進し、子どもたちが健やかに育ち、安心して子育てできる「楽しく子育てができるまちづくり」の政策を重点的に行い、未来につないでまいりたいと存じます。

 今後とも、本市の発展と市民の皆様の幸せのため、「夢と希望あふれる楽しい大垣」の実現を目指し、全力を尽くしてまいりたいと存じますので、皆様の一層のご理解とお力添えを賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 大垣市のHP  https://www.city.ogaki.lg.jp/0000035480.html  より

 

2019-09-07   久志能幾研究所通信No.1332  小田泰仙

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2019年9月 7日 (土)

未来計画-11 大垣シンクタンクを創設(1/2)

大垣改造論

 私は今、大垣改造論をぶち上げたい。この20年にわたるデフレ経済と東京一極集中化で日本各地がおかしくなった。大垣は小川敏市長の無為無策、無能な緊縮財政と頓珍漢な方面への投資で、大垣経済は、衰退スパイラルに突き落とされた。

 私は大垣改造論で、大垣を再生して、日本各地の地方都市が悩む問題を解決するモデルケースとしたい。そのためにシンクタンクの創設が必要だ。大垣を引っ張る頭、つまり経済の頭、政治の頭、教育の頭、文化の頭の智慧が必用だ。その頭が集まって智慧を出せば、大垣は再生する。多くの智慧を結集すれば文殊の智慧となる。

 先代の小倉満市長の時代は、ブレーンが優秀であった。小川敏市長の時代になり、自分より優秀なブレーンは全て追放してしまった。だから小川敏市長に意見を言える優秀なブレーンがいなくなってしまった。だから大垣市は没落した。

 市長に東大卒はいらない。知識は金で買える。知識は知識を持っている人を雇えばよいのだ。智慧は金で買えない。小倉前市長は、東大出ではないが、優秀なブレーンを活用して大垣を栄えさせた。

 知識だけあって智慧のない悪い頭では、大垣の再生など無理である。それには外部の血が必用だ。自惚れの頭では、井の中の蛙大海を知らず、となりがちだ。今までのような内部だけの人の計画では、「大垣市中心街地活性化計画」のように大失敗するだけである。

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 文殊菩薩 松本明慶大仏師作 2019年

 

現状のやり方は衰退の道

 小川敏市長が大垣の行政を18年間やってきて、大垣が衰退したのだから、現状のやり方に問題がある。このままで、いくら頑張っても無理である。それは間違った考えに凝り固まった悪路である。

 大垣を良くしようとするなら、まず良くしたいと思わないと何ごとも進展しない。棒ほど願って、針ほど叶うである。千里の道も一歩から。まず正しい一歩を踏み出そう。間違った道にいくら進んでも、目的地には到達しない。

 自分の人生も間違ったままの道では先は知れたもの。今からでも遅くない。新たしい視線で、新しい道を探りたい。

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  「道」 馬場恵峰書

 

2019-09-07   久志能幾研究所通信No.1331  小田泰仙

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2019年9月 6日 (金)

「MRJ飛べず」、「大垣の没落」原因は同じ

 「MRJの開発が6年も遅れて、まだ正式に飛行できない原因と、大垣市の没落原因は同じである。どちらも東大神話病である。

 ビジネスでも自分の運命でも、なぜそうなったかを考えず、その問題に対処療法で手を打つから、また同じ問題が再発して、右往左往する。MRJ開発遅延も大垣没落も根本原因は同じである。

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MRJ(Mitsubishi Regional Jet)は世界最高レベルの運航経済性と客室快適性を兼ね備えた70~90席クラスの次世代リージョナルジェット機です。(三菱重工グループのHPより)

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 2019年8月31日に閉店した百貨店ヤナゲンの前の通り。2019‎年‎9‎月‎3‎日

大垣駅前の歩行者の通行量が従来の半分以下に激減した。大垣没落の象徴である。

 

問題の解決は簡単

 MRJの開発遅延は、大した問題ではない。開発推進体制に問題があったのだから、推進責任者を更迭すればよい。三菱重工は米国の航空会社からCEОを雇い、その開発責任を統括させて、やっとまともに計画が進みだした。しかし根本原因は正されていない。

 大垣市が衰退したことを解決するのは大した問題ではない。市長を首にして、正しい経済政策を取る人に変えれば大垣は復活する。小川敏氏のガンのような病気の為、大垣市が病におかされて衰退したのだから、それを除去すれば病気は治る。問題は、なぜ小川敏市長がなぜ大垣の商店街を病ませたかを究明し、再発防止することである。しかし根本原因を追究しないとまた再発する。

 私が癌になったのは小さい問題(従の問題)である。その治療を専門家に任せて、現代医療で正しい対処をすればよい。それで治らなければ、天命として受け入れるだけである。大きな問題(主の問題)は、癌になるような生活を送ってきたことが問題である。その原因である食生活を含めた生活習慣を正すのが問題解決である。多くの人はその生活習慣を正さないから、癌が再発する。

 

主と従の問題

 問題には「主の問題」「従の問題」がある。主の問題を解決すれば、自然と従の問題は解決される。往々に従の問題に目を囚われて、主の問題が隠れてしまうことが多い。何故そうなったかを考えることが、大事なのだ。ところが多くの人は、解決策を探し回って途方に暮れるのだ。真の原因をつぶさないから、また同じ問題で苦しむのだ。

 

大垣市の「主の問題」

 大垣市没落の原因は、東大神話病の洗脳教育に染まった市民が、小川敏市長が東大卒だからと信用して市政を任せたことにある。小川敏市長の18年間の無為無策の無能政治で、大垣市が没落しても関心がない。市民の政治への無関心が問題である。

 大垣が没落した原因は、東大卒の小川敏市長は自分が一番偉いと思っているから人の意見を聞かず、間違った政策を18年間も続けたことである。特にド田舎の大垣市役所内では東大卒などいないから、部下は東大卒の市長に意見など言えない。過去に正しい意見を言っても、それが原因で、飛ばされた人がいればなおさらである。小川敏氏は、己が一番頭がいいと思っているから、人の意見など聞かない。小川敏市長は揉み手をして近づく人間以外、認識しないという噂もある。そんな噂を立てられること自体問題である。

 現実問題で、小川敏市長の意向に反することをやると、飛ばされてしまう。小川敏市長は、金を使わないケチケチ方針だから、行政を改善しようと予算を増やしたら、市長に睨まれてしまう。だから小川敏市長の周りは腰巾着ばかりの部下ばかりとなった。だから益々、市の職員は意見を言わなくなった。悪魔のサイクルである。部下は計画された行政事項で問題があると思っても上に上申しない。上げれば飛ばされてしまう。

 

史上最低の指導者

 福島原発事故の対応で、菅直人首相の異常な対応ぶりが記憶に生々しい。東大卒ではないが、東工大卒として、原発はオレが一番知っているのだと、福島原発の現地に乗り込み指揮系統を混乱させた。菅首相の危機管理対応は最低である。史上最低の首相との汚名を頂いた。

 同じように、人の話しを聞かない傲慢な小川敏市長は、大垣史上最低の市長?として名を遺すかもしれない。なにせ大垣を過去最大に没落せた功績が大である。

 

因果応報

 その小川敏市長の18年間の集大成結果が、大垣市の没落で、地価は半値以下に暴落、人口密度は半減、大垣駅前商店街の8割が閉店、商店街就業員の8,800人が職を失った。子供の一人当たりの教育費を、多治見市の67%まで削減。一過性の大垣市制100周年記念行事で3億5千万円の大判振る舞いの痴態である。監査役の市議会はそれを止めもしない。東京オリンピックで建設資材が高騰している時期に、それも大垣没落の火急存亡の折、豪華な新市庁舎を建てる。世も末である。

 

MRJの開発遅延問題

 三菱重工の各部署のトップは東大卒に占められている。だから一般の社員は決して偉くなれないと達観している。開発途中で問題があり、それを上申しても、東大卒の上司は、部下の意見など聞かない。だから部下は開発途中の問題点が分かっていても上司に上げなくなる。実際に物が出来て飛ぶ段階で、その問題が発覚するから、その修正で大幅な開発遅延となる。その挙句、MRJは2016年、主翼の強度不足が判明し飛行試験を中断し、機体の改良をしている。多分、コンピュータの計算システムは正常だが、入力ミスがあったのだろう。その結果がおかしいことを部下は東大出の上司に言えなかったのだと推定される。お粗末以外の何物でもない。本来、MRJは2013年にANAに納入される予定であった。しかし6年経ってもまだ未定である。

 

大垣市の水饅頭共食いは犬畜生の醜態

 小川敏市長は、ギネス水饅頭の共食いで、悦に入っている。市民税900万円の無駄遣いである。市民税を使ってやる行事ではないだろう。動物として下級の欲望である食欲を競う競技は、犬畜生のレベルである。知性の競技ではないのだ。下品な行為である。その恥さらしな大垣市長を頂く大垣市民は、MRJ開発遅延問題を笑えない。

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ギネス水饅頭の共食いで。下品な無駄遣い行事を止めるべき監査役立場の市議会議長も同席で痴呆的な笑顔である。2018‎年‎6月3日

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居眠り:ご先祖の戸田公より偉いと思っているから居眠りする。神をも恐れぬ市長である。常盤神社の神事で。‎2017‎年‎10‎月‎8‎日、‏‎10:16

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TDLパレード:星条旗をはためかせたサイドカーを先導に、ミス大垣を横の侍らせた白のオープンカーで、市制100周年記念行事パレード。正気の沙汰ではない。すべて市民税の浪費。‎2018‎年‎10‎月‎7‎日

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 市制100周年記念行事の大垣山車勢揃い行事で演説する小川敏市長:大垣の一番の中心地の衰退が目に入らない小川敏市長である。市長は大威張りで演説である。その演説を、市民は誰も聞いていない。

 後方のビルは築50年以上で、そこが「大垣市商店街振興連合合」の統括本部である。これでは大垣商店街が寂れるはずだ。大垣没落の象徴のような建屋である。その前は大石証券が入居していた。大石証券も名前が無くなり吸収合併され、消えた。

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出初式で行進する小川敏市長。この後、観閲式。こういう行事を長年、数多くやれば、自分が一番偉いと思い込むのだろう。‎2011‎年‎1‎月‎9‎日

 

2019-09-06   久志能幾研究所通信No.1330  小田泰仙

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2019年9月 5日 (木)

いろはにほへと

 吾が家系図上で、華々しい人生模様を形作るツワモノどもも、いつしか香も色も消え、全て墓石に記録を留めるさまは、勝者必滅を示すごときである。

 歴史上でも、現代社会でも、栄華を極めたツラ厚きものどもも、いつしか化けの皮がはがれ、姿を消していく様は、天地が春夏秋冬、盛者必衰の経を唱えるごときである。

 自分の人生を振り返り、青春を謳歌し体力に任せて無理を重ねたときもある。若いときには夢多き青春を謳歌したのに、何時しか時も過ぎ、体のあちこちに不具合を感じる頃になって、平家物語の祇園精舎の鐘の声や弘法大師の作と言われる「いろは歌」が自分に迫ってくる。

 

 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、紗羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。(『平家物語』)

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   馬場恵峰書 「100m巻物」 日中文化資料館蔵  2014年4月17日撮影

 

諸行無常

 自分の肉体と心を持つ自分自身は、自分のものではない。沸様の預かり物と思うこのごろである。いつかは沸様のいる彼岸に返さねばならない。自分を含めてすべての一族は沸心一体として家系図を彩る様こそが、沸のなせる技である。自分は小さな存在であるが、この世で出来ることを夢見て過ごすことが、夢見ず無為に過ごす人よりも、人らしい生き方であると思う。その夢が破れて涅槃に逝っても、夢見た証があれば、その後を追う子孫が生まれてくる。ご先祖が何時かは歩いた道を、生まれ変わった自分が歩いている。

 三法印の「諸行無常、諸法無我、涅槃寂静」とは仏教のあるべき姿を現した標語である。「いろは歌」はそれを踏まえた歌として詠まれている。佛と自分が一体となってこそ人の人生である。

 

 色は匂へど散りぬるを わが世誰ぞ常ならむ

 有為の奥山今日越えて 浅き夢見じ酔いもせず

 無常なこの世の中を今まで歩いてきた。誰一人永遠の繁栄を遂げた人はいない。「今」まさに越えにくい深山に入ろうとしている(有為とは佛語で、直接間接の諸条件、即ち因と縁の和合によって作られている恒常でないもの)。軽薄な夢などは見ず、正気になって涅槃に逝く覚悟である。浮世の幸不幸や貧富の差は夢の如し。有為ではなく無為(因縁によって作られたものではなく、常住絶対の真実である悟り)の世界に向って歩くことが修行である。それが身沸一体の境地となる。今の世を夢と思わずに大きな夢を見つつ、その実現に向けて、一歩一歩絶えまず人生の旅を精進したい。

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  馬場恵峰書  2012年

  

今川順夫氏、中村公隆師、河村義子先生のご縁

 私が「いろは歌」の意味を知ったのは、高野山伝燈大阿闍梨中村公隆著『いのち耀いて生きる』(春秋社)を読んだ2015年7月の時である。これも今川順夫氏が中村公隆師の米寿のお祝い会に招かれ、その時の中村公隆師贈呈の御本を今川氏が頂いた。私が河村義子の演奏会の案内を今川氏にしたら、中村公隆師の米寿の祝賀会があるので、出られないという。その中村公隆師の著書を今川氏から頂いた。

 その本を読み、感銘を受け、他の著書も手に入れて得た知識である。今川順夫氏に河村義子先生の演奏会の話しをしなければ、ご縁がなかった本である。

 その今川順夫氏もこの2019年6月に他界された。河村義子先生も昨年の2018年末に他界である。「いろはにほへと」をしみじみと感じる。

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2019-09-05   久志能幾研究所通信No.1329  小田泰仙

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2019年9月 4日 (水)

一人を騙すより、大垣市民全員を騙すほうがやさしい

 私は大垣に帰郷して、約10年間、大垣市は子育て日本一の取り組みをしていると信じていた。ところが、小川敏市長は子供達の教育費を削って、その金を市役所職員の給与(県下一の水準)と新市庁舎建設(岐阜市新市庁舎より5割も豪華)、大垣市制100周年記念行事、他の不明瞭な事業に転用して、いい思いを楽しんでいたのだ。

 だから大垣市の小中学校のエアコン設備率が、県下最低の2.1%である(2018年)。岐阜県内の大部分の都市は100%なのに。

 大垣の児童生徒の一人当たりの教育費予算は、県下最低レベルである。その教育費は、多治見市の63%でしかしかない。

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  小川敏市政の怠慢を暴く岡田まさあき市会議員の資料  2018年

 

ヘロドトスの言葉

 2500年ほど昔に活躍した古代ギリシアの「歴史の父」ヘロドトスは、著書『歴史』(松平千秋訳、岩波文庫)を遺している。その著書に「一人を欺くよりも、多数の人間を騙す方が容易である」とある。

 

為政者の騙し

 その昔は、ヒットラーが繰り返し繰り返し演説で、ドイツ国民を洗脳し、世界を第二次世界大戦に追い込んだ。多くのドイツ国民がヒトラーに騙されらのだ。その悪夢が思い起こされる。

 東日本大震災までは、日本人全体が原発安全神話に騙されて、目が覚めたのは、福島原発事故が起きてからである。

 「コンクリートから人へ」のキャッチコピーで、日本人が民主党に騙されたのはつい最近である。見事に日本人全体がコロッと騙された。幸い、私は騙されず、民主党には投票をしなかった。民主党の前身は社会党である。私は、社会党を信用していなかった。

 「国の借金が1000億円ある」からと消費税アップに話を持っていき、国民を騙しているのは、現在の話しである。NHKもマスコミも、会計のバランスシートの概念に反した理論で、政府の片棒を担いで国民を騙している。1000億円の借金は、経済学的に負債という財産である。国民の財産である。それで国が倒産するわけではない。

 

大垣市民の多くを騙す

 私も小川敏市長の「子育て日本一」の多くの宣伝言葉に騙されていた。私みたいに情報を集めている人間も騙されたのだから、大垣市民の多くが騙されて当然である。

 言葉の魔術師・小川敏市長は、繰り返し繰り返し「子育て日本一」を唱えて、大垣市民を騙した。それは「ドイツ国民は優秀」、「原発は安全」、「原発は安い」、「コンクリートから人へ」、「国の借金1000億円で国が破綻」との言葉を繰り返し宣伝されて、コロッと騙されたドイツや日本人全体に通じる話である。その話にはデータの裏付けがなく、為政者の言葉だけを信じたために騙された。我々は歴史から学ばないと、没落する。

 今の大垣市の平均地価が小川敏市長の無能政治18年間で、半分以下に暴落したのに、それさえ気が付かない大垣市民が多くいる。

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 『大垣市咲楽』 2013年1月号

 「推進していきます」だけだから「推進した」わけではない。実際に予算を組んだわけではない。言葉の魔術師として、言葉尻を捕まえられない技巧的な表現である。大垣市民は、推進していると信じてしまった。信じたほうが愚かなのだ。

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 大垣市のHP 2013年1月1日

 私はこのHPで信用してしまった。愚かであった。

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 西濃運輸も大垣市と協業して街中を走って宣伝している。2017‎年‎11‎月‎27‎日

データが事実を示す 

 大垣市の児童生徒一人当たりの教育費が県下最低であるのは、長年、小川敏市長が、子供への教育費を減らしてきたことが厳然たる数字データで示される。それは、「子育て日本一」とは真逆のことなのだ。

 多くの大垣市民が早く小川敏市長の騙しに目を覚まして、小川敏市長をリコールに追い込みたい。

 

参考

         一人当り教育予算   児童生徒数 

         千円  大垣100で   人

 多治見市    735    158    8,862  

 岐阜市     529    114    32,074  

 可児市     517    111    8,352   

 大垣市     465    100    14,400  

 各務ヶ原市   445     96    12,525   

 刈谷市(愛知県)918    197    11,120  

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2019-09-04   久志能幾研究所通信No.1328  小田泰仙

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2019年9月 3日 (火)

志天王とは ― 魂の叫び

 佛の世界にも仏界の中枢の四方を護る四天王がおわします。四天王とは、持国天、増長天、広目天、多聞天である。その仏の世界を凝縮した自分と言うご本尊を護る佛が守り佛である。

039a0676s   高野山 中門 ‎2015‎年‎4‎月‎25‎日撮影

039a0694s  高野山の中門を護る広目天  松本明慶大仏師作

039a0695s   高野山の中門を護る持国天  松本明慶大仏師作

私の守り佛

 私の人生の四方を文殊菩薩、普賢菩薩、観音菩薩、虚空蔵菩薩が守っている。そのうち、虚空蔵菩薩が私の守り佛である。

 この仏像は、松本明慶先生が高野山の四天王像の納佛が終わってから、製作をしていただいた。私の家の宝である。

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4k8a04251s  虚空蔵菩薩座像  松本明慶大仏師作

 

生ある万物は欲を持つ

 「欲」とは、生あるものが「谷」に蹴落とされても「欠」けないものである。最大なる欲が生存欲である。宇宙にも沸様にも欲がある。宇宙にも理にそった順法という欲がある。人間の理念が作り出した佛様にも、人を救いたいという欲がある。欲のなくなったとき、それは無機質なものに変わり、死を迎える。

 人として欲がある以上は、できるだけ大きな欲を持ちたいものだ。金儲け、性欲、食欲、権力欲、名誉欲などの小さな欲ではなく、人類に貢献するような大きな欲を持ちたいもの。その大きな欲こそが「志」である。志なき人は、単に生存欲のみの畜生の存在でしかない。

 

大きな欲

 「欲箭清浄句」と般若理趣経にある「宇宙を生かし、宇宙を生み出してきたほどの大きな欲を持って生きよ」と説かれる。薄汚れた小さな欲ではなく、世の中を良くしていこう、充実して生きようという大欲を持てという。そうすれば自ずと清浄になっていくはずだと。

 

経済とは

 「経済」はもともと仏教用語であり、「経世済民」のことである。「経」とは全ての人が助かる真理を束ねた紐のことである。「済」とは「救う」ことである。つまり「経済」とは世の中の人を救うために沸が行う活動である。要は「みんなが仲良くご飯を食べられる仕組み」の意味である。経済観念の無き企業経営は戯れである。理念なき金儲け活動は、畜生の餌漁りである。

 

経済無視の小川敏市政

 小川敏市政のように己の名誉欲だけで、18年間の無為無策で、大垣経済を衰退させ、大垣の地価を半分に暴落させ、大垣駅前商店街を消滅寸前にさせ、百貨店ヤナゲンをこの8月31日に閉店に追い込み、大垣の商業人口の8,800人の職を奪ったのは、「経世済民」に反しており、大垣市長として落第である。

 

志天王

 志天王とは、人が誰でも持っている沸性である。それの存在に気がつけば生き方が変わる。佛はどこにもいない、己の内におわします。自分の「魂(オニ)」が志天王である。「鬼」が「云う」と書いて魂である。自分の魂の叫びに耳を傾けよう。お陀仏教は、志天王が事業広報部長である。

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 「魂(オニ)」 松本明慶大仏師作

 

志天王シリーズ

 自分が、その志天王になった気で、我が半生記を綴ったエッセイを、本ブログのカテゴリー「志天王」シリーズに掲載している。ご参照ください。

 l1_吾が人生の師天王

 l2_志天王が観る世界

 l3_書天王が描く世界

 l4_詞天王が詠う老計・死計

 

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  我が家の仏壇に納めるため馬場恵峰先生に書いて頂いた般若心経

 

2019-09-03   久志能幾研究所通信No.1327  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2019年9月 2日 (月)

子供に手厚い岐阜市長、子供に薄情な大垣市長

岐阜市の取り組み

 2019年8月31日付け岐阜新聞に、「岐阜市 全体育館にエアコン」の報道がされた。岐阜市は2014年に全小中学校の教室にエアコン設置が完了している。今度は2024年までに岐阜市は24億円をかけて全校の体育館にエアコンを設置するという計画である。

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 岐阜新聞 2019年8月31日

 

大垣市の無策

 大垣市は2018年度末現在で、全小中学校の教室に2.1%しかエアコンが設置されていない。岐阜県の主要都市は、ほぼ100%の設備率である。大垣市は、昨年の猛暑で、各所から突き上げを食らって、今年度あわてて設置の計画をしたが、業者の対応が間に合わず、小川敏市長の公式見解では、今夏には間に合わなかった。大垣市は、エアコン対策が岐阜市より5年以上の遅れである。現在の進捗状況は、大垣市が公開しないので不明である。今年は梅雨が長引き、少し猛暑が和らぎ子供達には幸いした。

 この有様だから大垣市小中学校の体育館のエアコン設置など夢夢物語である。何が子育て日本一なのか。人命軽視である。

 小川敏市長は「2019年度の予算で、(人命に無関係の)プログラミング教育に2,350万円を予算計上」と自慢する(2019年4月26日の岐阜新聞)。しかし、岐阜市長は今回の体育館エアコン設備を自慢もせず、市長として淡々と子供たちの為に汗をかいて、さらりと24億円の計画発表である。それでも岐阜市長の顔写真は紙面に出さず、である。

 大垣市長は、この18年間の無為無策でエアコン設備費の金をケチり、他に転用したので、子供達が泣きの汗をかいている。岐阜市長と大垣市長では、一桁以上も格が違う。小川敏市長の振る舞いは、大垣市民として恥ずかしい。

 

小川敏市長は、価値が薄い住民サービス事業を大宣伝

まるで言葉の魔術師。中身無し

 その同じ日の岐阜新聞紙上で、小川敏大垣市長が、住民票等の写しの手数料を「d支払いで手数料納付」という大自慢記事が掲載されていた。

 住民票や戸籍謄本の写しの手数料支払いは、市民にとって、数年に一度の頻度である。高齢化社会で、老人はスマホも使わないし、数年に一度のわずか200円の支払いに、キャッシュレスは不要である。そのような市民サービスなど、付加価値の薄いサービスである。それをわざわざ、市長とNTTの支局長のツーショットを掲載して、大きな紙面を割き、記事にするのは異常である。忖度記事である。「大垣市 大本営発表」記事である。こんな無価値な記事が紙面を占めるので、もっと大事なニュースが報道されないのだ。新聞報道の品質が低下している。だから読者離れが止まらない。

 なおかつ、どの街の店舗でも「d支払い」をNTTに申請すれば、無料でその仕組みを作ってくれるという。それなら大垣市の負担はゼロであるはずだ。だから大威張りで、新聞紙上の大宣伝をする話ではない。

 

エアコン問題をスルー

 それより、今の問題では、小中学校の教室のエアコン問題が重要である。命にかかわることだ。岐阜新聞社は、その軽重の差も区別がつかないほど愚かなのか。あえて、大垣市の小中学校のエアコン未設置問題から市民の目を逸らすために、大垣市長の顔写真付きで記事を乗せたとしか思えない。もしくは大垣市長の売名行為である。新聞記事として必然性がない。

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  岐阜新聞 2019年8月31日

     こんなことまで顔写真付きで出しゃばって恥ずかしくないのだろうか?

  それも同じ日の西濃欄に2枚の写真掲載である。

 

小川敏市政は子供教育軽視

 大垣市の児童生徒一人当たりに換算した教育予算は、岐阜市より14%も少ない。多治見市より37%も少ない。大垣市の教育にかける予算は、岐阜県下でも最低レベルである。大垣市は日本一教育軽視の都市なのだ。それで何が「大垣市は子育て日本一を目指す」という針小棒大の戯言の宣伝をするのか。小川敏市長は言葉を弄ぶ魔術士ではないか。

 

参考

各市の児童生徒一人当たり予算額

     一人当り予算  大垣市100で  児童生徒数

          千円         人

 多治見市    735   158   8,862

 岐阜市     529   114   32,074

 可児市     517   111   8,352

 大垣市     465   100   14,400

 各務ヶ原市   445    96   12,525

 刈谷市(愛知県)918   197   11,120

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2019-09-02   久志能幾研究所通信No.1326  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2019年9月 1日 (日)

お金で智慧を買う

 お金を使って手に入れるのは智慧である。そのお金を使えるのが幸せである。使えるのは健康であることが前提である。その上で、体力も気力も夢もないと使えない。余命1年と宣告された病身では、お金は使えないし使う気にもなれない。

 お金を使える幸せを大事にしよう。そのうち使えなくなる日がやってくる。

 

自分を買う

 単にモノを買うのでは、お金を使ったことにならない。それは単にお金がモノに変わっただけである。価値あるモノを売れば同じ金額が返ってくる。安いものではそうは行かない。安もの買いの銭失いである。お金でモノを買うとは、自分を買ってくるのだ。その過程で智慧が付く。

 

利用限度

 美味いものを食っても限度がある。立って半畳、寝て1畳、死ぬまで飲んでも1升、食べて丼1杯である。人間の体では知れたもの。それではお金を使い切れない。食べ過ぎ飲みすぎれば、病気になり、早死にである。持てる人生の時間内に、どれだけ有効にお金を使えるかを問われている。

 

経験を買う

 お金を使うとは、体験への出費である。体験で智慧が湧く。それには時間も体力も必要だ。智慧を得うるための出費が、お金を使う行動である。学ぶ費用、師に会うための交通費、受講料、稀少価値の品の購入に智慧を費やす行動、出費が相当する。その過程で智慧を出す訓練が出来る。お金を賢く使うために受け入れる器を大きくすることだ。

 貯めるばかりの人生は、小さな器の人生。入ってきたお金を世間に旅ださせて、そのおこぼれをあずかる気持ちで丁度よい。それを自分の所で止めて、貯めるからお金が腐ってくる。お金は生鮮食品である。気持ちよく旅出させてあげれば、お友達をつれて帰ってくる。目先に囚われて、出し渋りをすれば、相手も嫌気がさして去っていく。損をして得を取れである。

 

夢を買う

 高いものにはワケがある。高いものには創った人の魂がこもっている。お金を使うとは、自分の夢の実現のための投資行動である。20年後を夢見て、今の自分に投資をする。そのためには学びの器を大きくすること。学びに限度はない。学んで成長すれば、器も自然と大きくなる。不健康な器では、何も入らない。

 

失敗の買い物

 良くない買い物はあるが、失敗の買い物はない。良くない品物、ご縁に接したら、それは良くないことが分かっただけ、智慧が付いたと感謝すべきである。私は、二度とその品物、お店、ご縁に近づかない。それだけで十分にお釣りがくる智慧を得たことになる。

 

智慧の披露

 学んで一杯になった器は、世間に披露しないといけない。日々、その舞台で自分の学んだ智慧が試される。会社での各場面が能舞台であり、仲間が観客である。果物屋の店頭が人生舞台で、来客がご祝儀である。そこでどんな演技をするのか、そこに自分の器に入れてある智慧が試される。商売では、その演技に失敗すると客は二度と来てはくれない。

 智慧は出し惜しみしてはダメである。どうせ持ってはあの世に行けない。智慧は出せば出すほど、自分にご褒美として帰ってくる。智慧を出す能力が磨かれる。

 

自分は能役者

 人生では人が仮面を被って人生劇場の役者を演じている。ある人は教師を、ある人は警察官の仮面を被って演じている。その仮面をペルソナという。ペルソナとはラテン語で仮面と言う意味である。この語源でパーソナリティと言う言葉が生まれた。個性とは、人が被る仮面のキャラクターである。人はその仮面を見て、その人の役割を期待する。その仮面を被ったら、その役割を演じなければ人の期待を裏切る「裏切り者」である。

 

人生舞台

 人生の舞台とは、幕が上がっている間だけが舞台ではない。幕が上がるまでの血みどろな練習時間、舞台の段を上がる時の挙動、舞台を下りるときの挙動も全て人生劇場の演技時間である。観客に見せる舞台での演技は一コマに過ぎない。一刻たりとも気を抜けない。観客は見ていなくても、神様仏様そして内なる己という仏が見つめている。

 一局を舞い舞台を下りて初めて「人生織物」での横糸の一本が完成する。人生とはその連綿とした行動の積み重ねである。観客が見ている時だけが、舞台ではない。

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  2005年『修身』

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     馬場恵峰書

 

2019-09-01   久志能幾研究所通信No.1325 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

無知に付け込む小川敏市政 大垣の教育投資は最低

「子育て日本一」は捏造?

 大垣市の小川敏市長は、「子育て日本一」を目指すと宣伝しているが、まるで安売り店の閉店セールのようだ。実際の現実データをねつ造して誇大広告しているとしか思えない。

 子育ては幼児だけの話ではない。幼児が大人になるまでが子育てである。大垣市のその期間の教育予算は、日本一どころか県下でも最低レベルで日本一に近い。なにせ幼稚園、小中学校エアコンの設備率が県下最低の2.1%(2018年)である。他市は殆ど100%である。

 人口10万人以上の各市の執行予算に占める教育費を、児童生徒一人当たりの金額で比較する、大垣市のその予算は、岐阜市の87%しかないし、可児市の63%しかない。刈谷市の半分である。日本一どころではなく、文化都市として最低レベルの日本一である。小川敏市長はそれから目を逸らすために、派手な行事や無意味なプロジェクトをぶち上げ、御用新聞をフル活用して宣伝しているとしか思えない。地方新聞社も、その件は無視して報道しない。共に市民を愚弄している。まるで軽薄な女が、外見豪華なイミテーション宝石で飾るようなものだ。

 

各市の教育費比較(児童生徒一人当たり)

 教育費は大垣市が県下最低レベル。

 小川敏市長は、子供の教育軽視が日本一。教育の破壊者。

 

     一人当り予算  児童生徒数 大垣市100で

          千円    人

 多治見市    735   8,862   158

 岐阜市     529   32,074   114

 可児市     517   8,352   111

 大垣市     465   14,400   100

 各務ヶ原市   445   12,525    96

参考

 刈谷市(愛知県)918   11,120   197

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小川敏市政の水都新時代(衰都辛時代)

 「大垣市は総額1593億円の2019年度当初予算を編成し、(中略)子供たちがロボットを作って競技する大会の開設、全小学校でのプログラミング教育など、(中略)に予算を振り向けた。」(岐阜新聞2019年4月26日)とあるが、実質的に無価値の派手な演出ばかりである。

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 岐阜新聞 2019年4月26日

 

教育費

 大垣市は、肝心な子供たちの小中学基礎教育にむける予算が一人当り46万円しかなく、多治見市のそれの63%にしかならない。刈谷市の半額である。岐阜市の87%にしかならない。小川敏市政は、大垣の未来を背負う若者への投資を放棄している。大垣市の子供への教育費投資は、岐阜県下最低レベルなのだ。それで「新たな時代にふさわしい人づくり、まちづくりを積極的に推進する「これからの街づくり予算」の基本方針。(岐阜新聞2019年4月26日)」と大自慢するが、無知な市民を煙に巻いて、市民を愚弄している。大垣の未来を抹殺する予算である。

 その教育費に使うべきカネを小川敏市長は、自分達の住居の新市庁舎建設費に使った。費用対効果が薄い過剰なIT化費用に使った。娯楽遊行費の宴でギネス水饅頭の共食いに使った。自分達の市職員の給与向上に向けた。それで大垣市は衰退し、未来の大垣も衰退が約束された。

 

豪華な新市庁舎建設

 新市庁舎建設費は、岐阜市の新市庁舎よりも5割も豪華である(市民一人当たりの負担額で比較)。その過剰分は40億円である。児童生徒一人当たりで、27万円に相当する。不必要に豪華になった分だけ、減価償却、保全費用で50年にわたり市民税の負担が必要となる。

 

高い娯楽遊行費

 娯楽遊行費の類に分類される大垣市制100周年記念行事の宴の総額が、3億5千万円であった。目玉行事のディズニーのパレードでは、貧乏な大垣市が、大垣市民以外の25万人に大判振る舞いであった。そのパレードに観客30万人が集まったが、大垣市の人口は16万人である。大垣市民の参加者は精々5万人だろう。税金の無駄遣いの最たるものである。ギネス水饅頭の共食いで900万円の無駄遣いである。小川敏市長が選挙に出た時の公約「節約方針」は、どこか雲散した。

 

市役所職員の給与

 大垣市役所職員の給与水準は、岐阜市よりも高く、県下一である。それなのに、大垣市の働きが悪く、大垣市は衰退の一途である。地価は半分になった。

 

出血大サービスの客寄せ商品

 ちなみに、今回の予算の目玉である生徒のプログラミング教育事業費2,350万円は、大垣の全小学校生8,757人で割ると、一人当たり、わずか2,684円の出費である。市民税900万円を浪費した3,226人が参加のギネス水饅頭の共食いでは、一人当り2,790円の経費であった。小川敏市長にとって、子供のプログラミング教育より、水饅頭食い合いが大事なのだ。

 また自律型ロボットの大会を開催とあるが、一過性の派手な行事より、地道な基礎教育が大事なのに、それには金を出さない小川敏市政である。

 小川敏市長は、派手な行事で教育を胡麻化して大垣市民を馬鹿にしている。教育に必要なモノは、地道な基礎教育である。大垣市の教育費の一人当たりの金額が刈谷市の半分で、県下でも最低レベルである。それを良識があれば、恥じることこそすれ、自慢など恥ずかしくてできない。それを小川敏市長は、臆面もなく、針小棒大で大自慢である。御用新聞の岐阜新聞も大きな紙面を割いて宣伝報道である。小川敏市長は、市民の無知に付け込んで、金を使いまくり、使用用途もマル秘にして、市民を愚弄している。これでは大垣の未来はない。市長のリコールしかない。

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 岐阜新聞 2019年4月26日

 

小川敏市長の衰退時代

 小川敏市長時代は、まさに18年間の衰途辛時代であった。地価は半分になった。商業だけで8800人が職を失った。大垣の未来を背負う子供たちの教育費は県下最低レベルになった。次回の選挙で、新市長がこの悪政を改革してくれるだろう。それに期待するしかない。

 

2019-09-01   久志能幾研究所通信No.1324 小田泰仙

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