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2019年8月15日 (木)

未来計画-7 大垣の運命を変える(3/3)

 大垣市は、駅前の「場」というのを誤認識している。大垣駅前の商店街は市の顔である。それをマンションや予備校、駐車場が林立するまま無為無策で放置するから大垣市が衰退する。大垣駅前を殺風景な状況にして、市民の買い物でぶらつきの場をつぶしたとは、大垣市の顔をつぶしたのだ。つまり小川敏市政の悪政で、人相ならぬ「市相」が悪くなった。人相の悪い人は、運命が悪くなる。市相も同じである。

 だから、小川敏市政18年間で地価が半分以下になった。人口密度が半分以下になった。駅前商店街の半分以上の店がシャッターを下ろした。市役所の人間が働かなくなった。駅前のマンションの住民が大垣市の自治会に入らない。それは名古屋市の住民の意識である。それでは大垣の運勢は下落である。

 その根本原因は、小川敏市長が、世の流れに対応できない無能政治家であったためである。時代は激変しているのだ。

 市の運を良くしようと思うなら、市の顔を良くしなければならぬ。それには、時代に即応した市政が必要である。市の「経営」とは、世相の横軸と時代の縦軸をうまく織りなすことである。

 

方法

 お釈迦様は、人間を滅ぼす3つの毒があると言われる。「貪」「瞋」「痴」である。「貪」は貪る心、欲望である。次から次に欲望を抱いていく、それが人間を滅ぼす。「瞋」は怒り。人間は自分の思いのままにならないことに怒り、恨む。「痴」は愚痴。愚痴は、正しいことを見えない愚かさから愚痴が出る。「痴」という字は「知」にヤマイダレがついている。病気である。小川敏市長は3毒に侵されているので、このままでは大垣市は滅ぶ。

 

小川敏市長の貪・瞋・痴

 大垣市制100年を祝う行事で、100個の行事を無理やり作り出すとは、貪欲で痴呆としか言いようがない。100個が大垣市の未来にどんな意味があるのか。

 市制2000年になれば、2000個の行事を作らねばならぬ。ローマは1日にしてならず。ローマは2000年の歴史がある。市制100周年記念行事で100個の行事とは、小川敏市長の発想は、精神年齢12歳の子供の発想である。それをチェックすべき市議会も利権に迷い知性が崩壊して痴になった。大餓鬼集団痴呆化である。こんな体制だから、大垣市は衰退した。

 小川敏氏は家から自身の進路で制限を受け、思い通りにならない怒りを市制に向けた。それは自分が育った街への復讐であるようだ。

 大垣市は岐阜県下で一番財政的に裕福な市である。その金の使い方が出鱈目なのだ。同じ金の使い方をみれば、智慧の有無が一目瞭然である。小川敏市長は、知識はあっても智慧がない。これでは「大垣市は、小川敏氏が衰退に導いた」との汚名が残るだけだ。

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  ローマ市 2010‎年‎11‎月‎16‎日

 

自戒

 大垣市は人格として、自戒の言葉と体制を持っているのだろうか。大垣市を正しく運営する計画もなく、欲望のままに大垣市を経営すれば、破滅があるばかりである。計画があっても出鱈目の計画である。大垣市行政には監査体制が全くない。

 本来あるべき市議会のチェック機能が、小川敏市長に媚びして、全く機能していない。前回の市会選挙前の議員候補者のアンケートで9割が、小川敏市政に高評価である。アホかいな。ゴマすりにも呆れる。また行政の監査部門も、極論すれば印鑑の管理だけという有様である。PDCAのチェック機能が全くない。それではうまく事業が回るはずがない。

 1960年代の連合赤軍、全学連、バブル期の会社の破綻、最近の会社の不祥事の頻発、野党の醜態事件等は、すべて自らのチェック機能が働かず、暴走したことが破滅の原因である。小川敏市政では、経営の基本のPDCAを無視している。小川敏氏の辞書には、自戒という言葉はないようだ。

 

結論

大垣市の運命を良くするためには、

 市長を正気の人に変える。

 モノで経済を活性化さる。魅力ある商店街に力を入れる。

 カネを有効に使う。節約と投資を間違えない。

 市長は大垣市の未来に時間を使う。

 情報はオープンにする。

 大垣市の未来の場を作る。

 場の提供に知恵を出す。

 監査機能を作る。

 

 大垣の運命を良くするとは、大垣市民を幸せにすることである。今のように小川敏市長の自己満足で、市長だけが幸せになり、取り巻きの業者だけがうまい汁を吸うことではない。

 

2019-08-15   久志能幾研究所通信No.1296 小田泰仙

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