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2019年4月26日 (金)

アウシュビッツの看守と同じ犯罪で、大垣功労賞

大垣市を衰退させても、功労賞がもらえる

大垣の商業をホロコースト

 (ヤナゲンが閉店するという報道で)市商店街振興組合連合会の小倉利之理事長(73)は「大垣の中心街のシンボル的なお店。これから(商店街が)どうしていくか考えなければなるまい」と気を引き締める。閉店後に不安を募らせ「食品関係など、とにかく人の集まる場所が欲しい」と話した。(岐阜新聞 2019年2月22日)

 このコメントを岐阜新聞で見て、大垣駅前商店街の皆さんが呆れたという。ヤナゲンを間接的に廃業に追い込んだ戦犯の一人は、この小倉理事長本人ではないかと。

 

「功労賞」を授与

 この小倉理事長は今春の4月1日、大垣市から大垣の公益に貢献したとして、「功労賞」を授与されている。大垣市の言いなりになってくれたことへのご褒美である。商店街組合の組合員の反対の意見は聴かず、市の言いなりになって大垣駅前商店街を衰退させた戦犯の証しである。大垣駅前商店街が衰退する主原因の「元気ハツラツ市」をかたくなに続けていた戦犯である。小倉理事長は、大垣駅前商店街にお店も持たないので、お店の売り上げなど関係がない。他のお店の売上が減っても痛みも感じない。しかし理事長の座に10年近くもしがみ付いて離さない。よほど美味しいものがあるようだ。だから大垣駅前商店街は衰退の一途である。

 なんで大垣駅前商店街に店を持っていない御仁が、大垣商店街組合の理事長なのだ?

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 後の幽霊屋敷のようなビルの一階が、大垣商店街組合の事務所。築50年以上のビル。演説しているのは小川敏市長。2018年10月14日撮影。

 小川敏市長の愚政のせいで、大垣の経済が好転しないので、幽霊ビルも建て替えが出来ないのだ。 幽霊ビルを背景に自慢話をする大垣市長の姿が滑稽である。周りの聴衆は、誰も市長の話を聞いていない。

むなしい反論

 小倉理事長は「どうにか考えねばならぬ」と言いながら、この10年、なす術もなく大垣市の言いなりで大垣駅前商店街を衰退に導いた。特に元気ハツラツ市の推進は最悪の行事であった。だから大垣市の功労賞をもらったのだ。本人や市の役人達は、「これをやらねば、もっと衰退した」と言うが、福岡市の発展ぶりをみれば、それが大嘘であることが、証明される。

 

アウシュビッツ強制収容所の看守と同じ

 アウシュビッツ強制収容の看守たちは、(人類として間違った)仕事をヒトラーの命令として真面目に遂行して、ユダヤ人の殺戮で大きな成果を上げた。その看守たちは、ごく普通のどこにでもいる善良なドイツ市民なのだ。ヒトラーはその普通の人を悪魔に変えた。

 写真の被告は、94歳元独看守ラインホルト・ハニング被告(AP)で、ユダヤ人17万人の虐殺に関与したとして2016年6月17日、禁錮5年の実刑がドイツ地方裁判所で言い渡された。産経ニュース(2016年6月16日より)

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 産経ニュース(2016年6月18日)より

 

 それと同じで、小川敏大垣市長と小倉理事長は極悪の政策、施策を大垣市の言うがままに真面目に推進して、大垣駅前商店街の衰退に導いた。結果は、大垣駅前商店街の61%が店を閉めた。ヤナゲンがこの8月に閉店すれば、大垣駅前商店街の80%が店を閉めることになる。大垣駅前商店街の商店主達の虐殺である。路頭に迷った人も多かろう。大垣の商業のホロコーストである。その首謀者となった、小倉理事長はどこにでもいる人の好い老人に見える。その顔はドイツの元看守の面影に重なる。

 それに対して、高島市長のリーダーシップによって、福岡市は日本一の成長をしている。小川敏市長の大垣市とは正反対である。福岡市は天国、片や大垣市は地獄である。地獄の盟主が小川敏市長で、脇損(脇尊)が小倉理事長である。

大垣駅前商店街衰退計画

 小倉理事長が真面目に大垣市の(実態は、商店街衰退計画を)方針をくそ真面目に実行して、商店街の店主達を虐殺したのだ。建前は、大垣市の「商店街活性化」方針通りである。その結果は、大垣駅前商店街の61%が店を閉めた。ヤナゲンが閉店すれば、大垣駅前商店街の80%が店を閉めることになる。ビジネスの世界は、結果がすべてである。数字は嘘をつかない。

 

大垣駅前商店街組合が流す害毒

 大垣駅前商店街組合の組合員の意見は封殺して、大垣駅前商店街組合の幹部は、自分達の思い通りに運営している。

 理事長の選挙も密室で行われ、組合員の関与しない所で、決められる。今の小倉理事長は、3期か4期で長期に居座っている。だから誰もやめさせられない。東京の商店街組合だと、組合員が一票ずつ投票して決めるのが常識である。大垣ではその常識が通用しない。封建社会なのだ。共産中国より酷い状態である。

 「元気ハツラツ市」の会計報告を、老舗の女将が会議で求めたら、会議の後から「会議の場で、そんな質問をしてもらっては困る」と怒られたという。

 いまだ「元気はつらつ市」の会計報告を見たことがない。この10年で一億円前後の金が消えた。その元は市民税である。このことは岐阜新聞も中日新聞も決して追及しない。なにせ御用新聞だから。共犯である。

 「元気ハツラツ市」は岐阜県騒音防止条例にも違反する。出し物で、拡声器を使って絶叫だが、その裏にある住宅地では、騒音に泣いて、泣き寝入りである。それも岐阜新聞も中日新聞は報道しない。大垣を良くするためには、両紙の購読を止めるべきだ。

 

園児虐待

 小倉理事長は、36度の酷熱の炎天下で、「元気ハツラツ市」の出し物で園児を踊らせる虐待に加担している。文科省の通達で、日中に35度以上の日は、課外行事は禁止のはずなのだ。小川敏市長は、文科省の通達など知ったことではないのだ。その手下の小倉理事長も右習えである。

 一営利団体の組合のイベント(元気ハツラツ市)の出演要請に、公共の幼稚園、小学校が応じるのは異常なのだ。すべて小川敏市長がバックにいるからだ。園長先生は、予算と人事で小川敏市長に生存権を握られて拒否が出来ない。

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「元気ハツラツ市」で、強制的に踊らされる園児達。その待機中の姿。やらせる方は鬼である。これの阻止を前日に共産党の市会議員にお願いしたが、その市会議員は全く動かなかった。2018年8月5日09:51。気温は36度。

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 「元気ハツラツ市」で踊らされる園児達の中で、一人だけ踊らず泣き続けていた子がいた。その頬は日焼けの火傷で赤くただれていた。元気ハツラツ実行委員会は鬼の集団である。2018年8月5日

 

誰がバックにいるか

 「元気ハツラツ市」を実行しても儲かるのは、駅の北側の大規模小売店アピタである。客はアピタの駐車場に車を止めて、「元気ハツラツ市」を見て、最期にアピタで買い物をして帰る。だからアピタの駐車場が閉まる時間になると、客は大慌てで、帰っていく。それが現実である。

 小倉理事長は、小川敏市長の怨念を込めた「大垣駅前商店街を衰退させる」という陰謀の片棒を担いだのだ。だからご褒美で大垣功労賞を授与された。

 小川敏氏の夢は、大垣駅前商店街を全て潰して、大垣にマンションを林立させ、大垣の人口を増やすことのようだ(市長の言論から推定)。今、その夢が実現しつつある。だから気前よく小倉理事長に恥さらしな「功労賞」を与えたのだ。

 

2019-04-26   久志能幾研究所 小田泰仙

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