磨墨知435-5. 成長しよう
成長しないと、見えないものがある。高い視点からでないと見えない世界がある。見えない世界に、時間のダイヤモンドが埋まっている。時間のダイヤモンドの中に、自分の未来が光っている。小人(ことな)にはそれが見えない。
大樹深根
いくら背伸びをしても、人格と言う大樹の根が深くないと、大風を受けると倒れてしまう。ラワンの木のように、大きくなると自分の体重の重荷で倒れてしまっては情けない。自分の根を深くしよう。成長するためにはそれが必要だ。それが時間創造の基本。
何も咲かない冬の日は、下へ下へと根を伸ばせ。
この句は、どこかで見つけて、当時、通っていた名古屋駅前毎日新聞社ビルの文化センターの書道教室の加藤梅香先生に書いてもらった書道のお手本である。今はそのビルもなく、ミッドランドスクウェアビルになっている。もう40年前の話しであるが、このお手本は今も大事にしている。この言葉は、三洋電機を創業した後藤清一氏の言葉であることは、最近知った。言葉も大きな「師」である。
加藤梅香先生書
2018-12-07 久志能幾研究所 小田泰仙
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