« 魔墨知250.「そんな話は聞いていない」と言わない | メイン | 浜松国際ピアノコンクール(10) 調律師の闘い  »

2018年11月28日 (水)

魔墨知251. 「そんな話は聞いていない」症候群を打破しよう

自分の責任 

  それは部下に対する報告の仕方の教育が悪い。正しい報告とは上司の時間を創ること。これができない部下は仕事ができない。

 それは部下が話を上げにくい状況を己が作り出していたのだ。日産のゴーンのように絶対君主みたいになると、誰も本当のことは言えなくなる。言えば唇寒しである。ゴーンに限らず、モノを言えない上司はごまんといる。そういう会社で不祥事が多発する。

 

部下の責任

 普通の善良な上司に上げる報告として、その報告書は、上司が1分で理解できる報告書ですか。結論が明確ですか。タイトルを見て、内容が分かる文書ですか。1日200通のメールが舞い込む上司の状況を理解して、メールや報告書を書いていますか。その状況を理解させるのも部下の務めである。情報とは情けの報せである。コミュニケーションとは情けに報せの伝達である。えたが、相手にしていない報告では、伝達がされていなくて、情けない。

 

2018-11-28 久志能幾研究所 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

コメント

コメントを投稿