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2018年11月14日 (水)

磨墨知115. 清水の舞台から飛び下りない

そんなことをしたら大怪我をする。それよりも、日々の小さな決断と場数をきちんと積み上げよう。そうすれば、「清水の舞台」が低い小さな舞台と思える自分に成長できる。だから(自分にとって)「清水の舞台」から飛び降りなければならない事態には陥らない。日頃の積み重ねで大きな決断がさりげなくできる。それが積小偉大。決断とは迷いの時間を断ち切ること。場数を踏むとは、舞台を超えること。

 

人生の舞台

若い子にとって、浜松国際ピアノコンクールの舞台に立つのも、清水の舞台から飛び降りるのと同じ心境だろう。厳密な予備審査を通過した出場予定者でも、4人も出場辞退する人が出るのだ。その重圧を振りのけ14歳で物おじせず大舞台に立ち跳ぶ子もいる。小さな発表会や身内の演奏会等の披露の繰り返しで、大舞台という清水の舞台に立てるのだ。

12018119日 浜松国際ピアノコンクール

 

2018-11-09  久志能幾研究所 小田泰仙

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