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2018年6月14日 (木)

新幹線内殺傷事件と大垣・水まんじゅう食べさせ合いギネス世界記録®は同根の犯罪

 表記の二つの事件は、一見関係ないように見えるが、その根本原因は同じである。共に日本人が軽薄になり、品格を下落させ、目に見えないものに敬意を払わなくなり、結果として精神が劣化したのが原因である。「お天道様が見ている」という思想の軽視、神仏崇拝の衰退、子供の教育軽視、拝金主義の横行、売名行為の氾濫で恥を恥と思わない精神となったのが原因である。

 

新幹線内殺傷事件

 2018年6月9日午後9時45分ごろ、東京発新大阪行きのぞみ265号が新横浜-小田原間を走行中に、無職小島一朗容疑者(22)が両隣にいた女性二人を切り付け始めて、止めに入った会社員梅田耕太郎さん(38)が首を切られて殺害された。犠牲になられた勇気ある梅田様のご冥福をお祈りします。

 

事件の真因

 犯人は、働けといわれたから家出したと報道されている。それで誰でもいいから殺害して死刑になりたいと犯行の及んだようだ。これは自閉症や発達障害が原因の事件ではない。犯人は命の尊さと働く意味を親から教えてもらっていないのだ。両親、祖母祖父がその二つの意味を背中で見せていなかった。

 両親は子育て放棄のようである。それで祖父祖母の家に預けられたとある。そういう親を祖父祖母は育てた。事件後、父親、母親、祖母は、言い訳ばかりで、犠牲者への謝罪・追悼の言葉さえない。犯人を育てた家庭の雰囲気が伝わってくる。

 恐らくこの家庭には仏壇も神棚もないのだろう。週刊誌情報では、母親が過去に、共産党市議の候補者になったとあるから、家に神棚はないと推定した。親がご先祖や神様に手を合わせている背中を見せているなら、無差別殺人をする子供には育たない。命の尊さは、親がご先祖に手を合わせる姿で子供に伝わる。この事件は、日本の教育、躾の崩壊を示す、神仏からの警鐘の事件であったと思う。

 

オオカミ少女の教え

 1920年にインドで狼に育てられたとされる2人の孤児の少女が発見された。これはオオカミ少女の話しとして有名である。彼女は後年、教育を施しても、人間社会になじめず、1929年に若く死んでいる。これは人間の脳の構築の基礎工事期の0歳から6歳までに、人間としての躾・教育がされないと、脳が完成されないからである。6歳までに80%の脳の神経細胞が形成される。幼年期の教育の大事さを教えてくれる。

 その間に、両親から命の大事さを、両親の後ろ姿から学び、愛情を受けて、人から、人間に成長する。その大事な時期を今回の事件の犯人の親は放棄したようだ。人は一番多く見た現象を、本能として脳に記憶する。神仏を敬う姿を見ることが皆無なら、その心は育たない。ハーレムで育った貧困家庭の子供達は、盗むことが正しいことを学習する。

 以上は、心理学者エリック・バーン博士の対人交流(TA)の理論で説明される。

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宗教の意味

 どの宗教でも最大の戒律は、同朋を殺すなかれ、である。それが無いとその集団が亡んでしまう。どの宗教の神事でも、ご先祖への感謝と食の恵みへの感謝である。神事の多くはその両方の感謝の式典である。その二つを蔑ろにしてその集団の繁栄はない。ご先祖・英霊を蔑ろにして、その食を遊び道具にして、それを反面教師として子供たちに背中で教えている大垣市長の非常識さが光る。

 

見えないものを敬う心

 神仏やお天道様が見ているという先人日本人の尊い教えは、日本人の品格を高めていた。それがギネス社等を筆頭にしたグローバル経済主義教の拝金主義活動で、破壊されつつある。その餌の代表例がギネス世界記録®である。その御先棒を大垣市長が担いで税金を無駄遣いしている。眼に見える顕著な賞だけを追いかけると、人間が軽薄になる。その後ろ姿を、後進の子供達が無垢の眼で見ていて、下品地獄に堕とされる。それでは大垣の未来はない。世界から尊敬を集めていた日本人の品格は、ギネス社の陰謀で下品になりつつある。英国人は深慮遠謀である。そうやってにアホな日本人から金を巻きあげている。

 

大垣市長の常識は世間の非常識

 常識で考えれば「大垣・水まんじゅう食べさせ合いペア数 世界ギネス記録®」がどれだけ非常識な行事か分かる。私は北海道から九州までの多くの経営者の知人に電話で聞いても、皆が一様に呆れていた。大垣市民の大多数の良識ある人も同じである。良識がないのは、大垣市長と大垣市会議員達、大垣市政100年記念行事実行委員達だけである。6月11日の大垣市会議の一般質問でも、市議達は世界記録達成でお祝い一色である。アホかいな、と言いたい。そんな市議達が大垣の政治を牛耳っている。大垣市が衰退しているのも故あること。

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 この看板も税金 2018年6月11日 大垣市役所ロビー

 

天網恢恢疎にして漏らさず

 こんな有様では神罰が危惧される。5期連続で続いた大垣市長の現役死の呪いのジンクスが現実となるかもしれない。その前兆が、2017年11月4日の大垣・ドローン墜落人身事故であるようだ。2017年10月23日の治水放置による室村町アンダーパスの水没不祥事である。ドローン人身事故は日本初の不名誉記録である。全世界にこのニュースが流れた。恥さらしに、その責任を業者に押し付けて、大垣市長はドローんと遁走した。この不正義がまかり通るなら、大垣市は世も末である。

 

小川敏大垣市長の罪

 大垣市長は、2017年10月8日、十万石まつりの常盤神社での朝一番の神事では居眠りし(数十枚の写真から判断して居眠りとしか思えない)、英霊を祀る護国神社前を柵で封鎖して参拝もせず、ギネス挑戦の痴行に酔い痴れて、英霊を蔑ろにした。尊い食べ物を玩具にして、ギネス社の金儲けために、無価値の記録達成の為、市民の血税900万円をドブに捨てた。その会計報告も大垣市長は、6月11日の大垣市議会一般質問で、公開拒否を宣告した。これでバチが当たらなければ、神も仏もあったものではない。子供に神仏無視、英霊侮辱、食べもの軽視、血税浪費を大垣市長が、その背中で子供達に教えたのだ。大垣市長は、大垣市民・子供達に水まんじゅうで遅延性の毒を盛ったのだ。そのツケは、孫の時代に今の子供達が払うのだろう。その事例の啓示が6月9日のぞみ265号新幹線内殺傷事件のようである。

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 2017108日 常盤神社 神事

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 護国神社前を封鎖  毒饅頭の食べさせ合い  2018年6月3日

 こんな愚行はせめて北公園野球場・陸上競技場で開催すべき。

 

大垣市を見守る英霊

 子供は親のやることを黙って見ている。親が言うことはやらないが、親のやる通りを真似する。それは怖しい洗脳教育である。そんな愚劣なギネス挑戦にうつつを抜かす日本にするために、ご先祖は命をかけて戦ったのではない。そんな日本の愚劣な子孫のために特攻で命を捧げたのではない。その英霊を祀るのが濃飛護国神社である。英霊は黙って大垣市民を見守っている。

 特攻で命を捧げた英霊は、今も日本を守っている。日常茶飯事で領空侵犯を繰り返す中国機は、自衛隊機が憲法で戦えないことを知って、挑発してくるが、決して一線を超えない。それはいざとなったら、御国の為に命を捨てる覚悟を太平洋戦争の特攻員のように今の自衛隊員が持っていると思って、中国人は恐ろしくて一線を超えないからだ。だから、特攻をして国民の為に命を捧げた英霊が、今も日本を護ってくれているのだ。合掌。

 

洗脳教育という病気汚染

 情けないことに、この2週間後の6月17日に5,000人を集めた「三島コロッケ食べさせ合いペア数 世界ギネス記録®挑戦」が日本大学三島高校主催で計画されている。大垣市長が画策したギネス挑戦の洗脳教育の効果が遠い三島に伝搬した。大垣市長が900万円の血税を浪費して得た愚行の世界記録は3日天下である。

 それよりこの種の愚行の病気が、日本中に広まっていく惨状は眼を覆うばかりである。「三島コロッケ食べさせ合いペア数 記録挑戦」の準備に、日本大学三島高校の校長が率先して踊っているので、呆れてモノが言えない。教育者の良識はどこに消えたのか。教育者として地獄に落されるくらいの罪だと思う。絶対命令で対戦相手選手に怪我をさせ、選手の人生を棒に振らせた日大アメフト内田前監督と同罪である。

 

教育者としての犯罪

 これは日本大学三島高校の校長が、子供達の心に、見えないが深い傷を負わせる犯罪である。これは日大田中理事長の指示なのか。しがない校長は、田中理事には逆らえないのか。これは田中理事長指示の日大の宣伝活動なのか。この校長に愚行だと知らずに踊らされている生徒子供達がかわいそう。教育者は、子供の人生を変える力がある。それを悪い方向に使うのは悪魔である。聖職者として犯罪である。

 

2018-06-14

久志能幾研究所 小田泰仙  HP: https://yukioodaii.wixsite.com/mysite

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