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2018年5月11日 (金)

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館~訪問記1/2

 本博物館は、航空と宇宙の展示を兼ねた国内唯一の専門博物館で、実機34機、実物大模型9機の計43機が展示されている。リニューアル後は1.7倍に拡大された敷地に、実機展示数で日本一を誇る飛行機が展示されている。ここ各務ヶ原は、ライト兄弟が動力飛行に成功した1903年から14年後の1917年に、国内二番目の飛行場が作られた由緒ある場所である。

 2018年5月9日、上記博物館を見学した。当初は車で、と思ったが、国道21号線、岐阜~各務原市の道路渋滞状況を考えて、電車で行くことにした。ガイドパンフレットで、名鉄「各務原市役所前駅」下車とあったので、博物館が駅の近くにあると勘違いをした。駅から3.5キロほどの距離があり、歩けないことはないが、バスに乗らねばならない。知らずに途中まで歩いて、客待ちのタクシーにその距離を教えられ、即、タクシーに切り替えた。バスの本数は少ない。

 

トヨタの新型タクシーに乗車

 各務原市役所前駅から博物館まで1,500円である。偶然、乗ったタクシーがトヨタの新型タクシーであった。その利便性、快適性を体得した。背が高いので乗りやすい。前職でホンダのスポーツカーNSXに試乗したことがあったが、実に乗りにくい。サーキットならともかく、一般道を走るには視線が低すぎて視界が狭く乗りにくいし、シートが低いので、乗り降りが大変だ。改めて、恰好は悪いがトヨタの新型タクシーは快適である。車は性能や格好じゃないよ、乗り心地、利便性だよ、と納得した。人との付き合いも、学歴や肩書、利害関係ではないよ、人柄だよ、と実感する事例に最近は度々遭遇してその想いを新たにした。

 

博物館に到着

 入門ゲートを過ぎると、屋外に展示されたヘリコプターV-107A、YS11、救難飛行艇US-1A、対潜哨戒機P-2Jが出迎えてくれる。まず写真撮影で忙しい。観客が飛行機の前から離れるの待っている時間がもどかしい。観客の姿を飛行機の写真に入れたくはないからだ。

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入館

 入場料に60歳以上はシニア割引があり、この時だけ歳をとった有難さを感じた。当日は、春の連休の大混雑も過ぎて、程よい人数の観客であった。私は飛行機を見るとわくわくする。写真を撮りまくって幸せな気分となった。私が若い頃(20代、30代)に話題になった飛行機がズラーっと展示されており、至近距離で眺めて写真を撮れて嬉しくなった。飛行機にはロマンと夢がある。技術者として技術の粋を集めた形を見ているだけで楽しい。この博物館には20年ほど前に来たことがあったが、それ以来ご無沙汰である。今回、戦闘機「飛燕」も復元展示され、この3月24日にリニューアルオープンされ、何時行こうかと思っていた矢先である。

飛燕

 復元された飛燕は、至近距離で見ると威圧感があり、思った以上に重厚で大きい。展示の照明もわざと暗いして、銀色の機体が映えるように配慮されていた。各所に、制限された環境で開発を進めた先人の技術者の苦労が見て取れる。写真で見ていたスマートな戦闘機とはイメージとは、かなり違う。

 飛燕の機体にも零戦で開発された沈鋲式リベットも採用されている。当時に最先端技術である。戦争とは国力の総力戦であることは、最先端の戦闘機を見るとよくわかる。当時はガラス素材の技術が米国に劣り、家の窓のように枠にガラスをはめたような操縦席の窓ある。対抗する当時に米国戦闘機は、全面一体式のガラス窓となっている。そこに技術の底力の差を見る。その差を設計力で補おうとした当時の設計者に頭が下がる。

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2018-05-11

久志能幾研究所 小田泰仙   著作権の関係で無断引用、無断転載を禁止します。

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