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2018年4月22日 (日)

恵峰師が彦根城と犬山城を訪問

彦根城

 2018年4月12日、馬場恵峰先生ご夫妻を彦根城にご案内した。当初、彦根城への坂がきついので三根子先生は、彦根城博物館か人力車での周辺観光をしてもらおうと思っていたが、三根子先生が途中まで、ゆっくりでも上がりたいといわれるので、一緒にご案内をした。結局、天守閣のある場所まで到達できて大変良かった。三根子先生もお大変喜ばれて、よきご案内となった。

 最大の懸案であった彦根城天守閣への登城は、恵峰先生は奥様のことを考えてやめられたのでほっとした。当初の予定は、奥様は一階だけ見てもらって、恵峰先生だけ上がってもらおうと心づもりをしていた。それもすぐ下で構えながら登ろうかと心づもりであった。

 天守閣への坂道の途中にあった櫓の見学で、彦根城の内部の構成がよくわかり、急角度の階段を上らなくても済んだ。恵峰先生が櫓を見学して、三根子先生にされた説明が感慨深い。三根子先生の親は大工の棟梁とか。その仕事ぶりを垣間見たようだ。(プライバシーの問題で、三根子先生の写真の掲載は控えます)

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 2018年4月12日 彦根城の外堀の前で

 

犬山城

 4月15日、ご夫妻は犬山城に行かれたが、私の想定外で、ご夫婦で犬山城に登られたと聞いて呆れた。冷静に考えると、周りに人には犬山城の階段の危険性は通達してあるので、皆さんが構えて先生のガードをされたようだ。事故は身構えていないときに起きる。今回は身構えて対処したので事なきを得た。もし彦根城に登るとすると、何かあった場合のガードは、私一人なので、先生も気を使って、登るのを遠慮されたのだろう。

 

犬山城の漢詩

 恵峰先生も下記の漢詩を作られて喜ばれた。漢詩の意味は、「中国四川省長江北岸の古城白帝城正に犬山城の風景正に類似。平成30年4月明徳有志集り、思いやりの風和気をみちびき真に安じたり 古言訓学び新たな人生の歩みいやさか盛業輝いてほしい」である。

 「閑(のどか)」がキーワードである。閑でなければ、新しい発想も生まれない。静かな水流を見ても何も感じられない。学問もできない。Schoolの意味は閑である。閑であるから、学問ができる。哲学者scalar とは、閑という時間があるので思索を巡らすことができる人である。

 各行の末に「徳、得、篤」と韻が踏まれていることを着目ください。3行目の末は韻を踏まないのが漢詩のルールです。

 三根子先生からは「彦ニャンちゃん天守閣へ登り、犬山城へ登り人生最高です。ありがとうございました」との礼状を頂き、結果オーライで良き旅を提供できて、本望です。

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2018-04-22

久志能幾研究所 小田泰仙  e-mail :  yukio.oda.ii@go4.enjoy.ne.jp

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