眼の命を慈しむ(2/9) 三好輝行先生
三好眼科は新幹線福山駅から徒歩5分の場所にある。2012年に初めて診察のため訪問した時、大勢の人が二階の待合室で診察を待っていた。まるで総合病院のような雰囲気であった。それでも当日はいつもより患者が少ないという。一代で現在の5階建ての眼科医院を築かれたのは、「院長の目指すもの」の書かれた熱い志があったからだ。診察のあと、医院の最上階の特別応接間で厚遇をいただいた。ご縁に感謝です。
後で、小久保館長さんから頂いた資料で三好先生のご経歴をよくよく見て驚いた。福山市に行く時には、診察結果が心配で、そこまで頭が回らなかったのが実情である。
三好輝行先生略歴
1980年 鳥取大学医学部卒、岡山大学医学部眼科学教室入局。
1985年 日立造船健康保険組合因島総合病院眼科医長、
1985年 岡山大学医学部学位授与、
1988年 三好眼科開業、
2003年 高知大学医学部臨床教授、
2004年 広島大学臨床教授。
2013年 白内障手術51,533例(2013年7月31日現在)
2018年 白内障手術66,486例(2018年3月31日現在)
表彰、受賞歴
・2005年 ASCRS(米国白内障屈折矯正会議)グランプリ受賞
・2005年 DOC(ドイツ国際眼科手術会議)にて白内障・緑内障部門一位受賞
・2005年 ESCRS(欧州白内障・屈折手術会議)でVideo Festival Overall Winner受賞
・2006年 日本眼科医会長賞、広島県眼科医会長賞、
・2006 ASCRS(米国白内障・屈折矯正手術会議)にてRunner-Up受賞
・2006 DOC(ドイツ国際眼科手術会議)にて緑内障・白内障部門1位
・2007年 第25回ASCRSフィルムフェスティバルグランプリ(2度目受賞は史上初)
・2007年 ビデオコンペティション冬 グランプリ(欧州白内障屈折矯正手術学会)
2度目の受賞
・2009年 フィルムフェスティバル グランプリ(アジア太平洋白内障屈折矯正手術会議)
・2011年 ビデオコンペティション冬 グランプリ(欧州白内障屈折矯正手術学会)
三好先生は米国の米国白内障屈折矯正手術学会(ASCRS)で、史上初の2度目のグランプリを受賞されている。不文律で2度はないことになっていた。2005年のグランプリ受賞に続いて2007年のグランプリ受賞は学会初の快挙である。また欧州白内障屈折矯正手術会議でも、三好輝行院長と吉田博則副院長がビデオコンペティション」で2007年にグランプリを受賞されている。
それ故、西日本では一番有名な眼科医である。現在、白内障手術の予約患者が一時は3,000人待ちであった(2013年9月30日現在、527人待ち)。市内のメガネ屋の社長にこの件を話したら、「そんな偉い先生にすぐに直接見てもらうことは奇跡だ」と言われて、改めて不思議なご縁に感謝である。おかげで、三好先生からお墨付きを頂いた地元の先生に手術をしていただくことができた。三好先生に診察していただけた不思議なご縁に感謝している。
2018-04-27
久志能幾研究所 小田泰仙 e-mail : yukio.oda.ii@go4.enjoy.ne.jp
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