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2018年2月 6日 (火)

人生の土台とは、大垣市の土台とは

土台を考えないでいて、家の構造ばかり考えたって、その家は住むに耐えられない家になっちまうでしょう。人生もまたしかり、であります。 

 中村天風著『心が強くなる言葉』イースト・プレス p48

 

 人生の土台とは、経済基盤に支えられた己の人間観、職業観、人生観、宗教観、死生観、である。その考え方如何で人生が変わる。

 大垣市の土台とは、大垣を支える経済基盤、人財基盤、交通基盤、治水基盤、文化基盤、歴史基盤である。土台がしっかりしていないと、発展しない。チャラチャラした祭りばかり開催しても、大垣市は発展しない。人生で遊び惚けて疲れ果てると同じである。大垣市経営の基軸がないと、市政がぐらつくばかり。

 経済基盤とは、大垣の商業、工業、金融業、文化事業でそれを支える交通基盤、治水基盤、文化基盤、人財基盤である。大垣市は、その面に金をケチり、経済基盤の整備を疎かにして、過分な自宅(新市庁舎)の建設に精力を注ぎ、大垣市政百年の宴に酔い痴れようとしている。天罰として、交通の血路である室村町アンダーパスで水没の不祥事が起きた。こんなことでいいのだろうか。

 「大垣市中心市街地活性化基本計画」には、この土台の考え方が欠けている。

 

2018-02-06

久志能幾研究所 小田泰仙  e-mail :  yukio.oda.ii@go4.enjoy.ne.jp

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