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2017年9月18日 (月)

食の至福という罠

 清涼飲料水を筆頭に、ファーストフード店で販売される飲料物には大量の砂糖が入っている。それは習慣化して毒として体を蝕む。食品メーカはどんどん消費して儲かるように仕向けている。それにペアとなるスナック菓子は、助長作用で、食べ出したら「止まらない、止められない」である。困ったことのその毒は、大層美味なのである。美味しいものには毒がある、という定理が通用する。

 

 コカ・コーラ 650mℓ           砂糖 65グラム

 リプトン・アイス・ティー590mℓ      砂糖 52グラム

 スターバックス・アイス・フレーバー・テラ 砂糖 28グラム

           低脂肪乳を使って好みのシロップで味付け

     28グラムとは、ドーナツの2.5個分の砂糖である。

「人気ドリンクとお菓子の砂糖含有量を調べてみたら」CNN.co.jp 2014/07/08より

 

 同じように俗世間には美味しいものが満ちている。その周りには蟻のように群がってくる害虫がいる。美味しいものを食べる椅子にしがみ付いて、離れない。その椅子が高いところにあるほど、美味しく悪魔的である。食い散らされて、まき散らされる害毒が多くに人に降りかかる。餓鬼道に堕ちた下達の人には、何を言っても無駄である。

 

飽食の罠

 日本でも食生活やライフスタイルの欧米化に伴い,肥満人口は増加の一途をたどり,今や推計2300万人に達している(男性1300万人,女性1000万人)。特に男性の場合、どの世代でも10年前、20年前より大幅に肥満者割合が増加である。とくに40代から60代の肥満者は30%を超えている。このうちの約半数は病気を持たない“健康な肥満者”である。残りの半分にあたる1100万人は糖尿病や高脂血症、高血圧症、膝関節症などの生活習慣病を合併しており、これが医師の治療を必要とする「肥満症」である。

 工場で生産される加工食品は、塩、脂肪、砂糖が飽食の罠の鍵となる成分である。単に味覚を刺激するだけでなく、食品の魅力を上げて再購買を狙う目的で味付けが研究開発される。多くの研究開発費をかけ、脳に抵抗しがたい魅力を封じ込める味付けがされる。それが健康にいいかどうかは二の次で、売れるかどうかが評価の対象である。製造した食品がどれだけ売れるかが成果主義の評価である。多大な研究開発費を投じた商品は、大量生産をしないと、業界の自転車操業的な体質が保てない。低脂肪、低糖、無糖、という表示にマーケティング、心理作戦に金をかけ、消費者のサイフを狙う。それが別の「毒」を盛ることになる恐れもある。その昔、人工甘味料に発ガン性成分が含まれていたが露見した歴史がある。

 

肥満の害

 肥満は万病の元で、糖尿病、高血圧、ガン等の遠因となっている。病気になると大量の薬の投与となり、医療機関と薬剤関係が儲かり、ますます病気を作ることになる。悪魔のサイクルである。

 薬とは、炎上(患部)場所に消防車が消火のための放水と同じである。火事には確かに効くが、患部以外にも大量に水が浸透して、火事でない部位(健康な部位)も被害を受ける。薬には患部と健康部位の区別が付かない。つまり薬は基本的に毒なのだ。抗がん剤でガンは治りました、患者は死にました、が現実である。薬は、健康な部位も攻撃する。

 

隣家の火事

 それについて昔の火事を思い出した。2005年10月27日、自家の隣のアパートが火事になり、消防署が延焼を防ぐために私の家に大量の放水をした。お陰で延焼は防げたが、大量の水は火事になっていない自家の壁や屋根を破壊した。薬を飲むとは、火事と同じことが、自分の体に中で起こっているのだ。

 

図1 右が火事の火元のアパート、左が自家 

図2 火元の部屋  2005年10月28日撮影

図3 放水で被害にあった自宅の部屋 

図4 放水で被害にあった自家の天井・壁

 

2017-09-18

久志能幾研究所 小田泰仙  HP: https://yukioodaii.wixsite.com/mysite

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