ジャズ喫茶からヤマハジャズクラブへ 2/3
第100回記念コンサート
ヤマハジャズクラブ入会後、数年した1981年に100回記念のコンサートに出会うご縁を頂いた。営利目的でないジャズの演奏会が100回も続き、その記念コンサートである。それも内田先生の長年の尽力の現れである。それをお手伝いさせていただく機会に出会えたのも、ご縁である。
聴衆は200名を超え大盛況であった。会場は日本楽器名古屋店の7階ホールである。日本を代表するジャズメンが集まり、お祝いとしてのコンサートが4時間半にわたり開催された。当時、これだけの著名なジャズメンが小さなジャズクラブのコンサート集まった事例はないのではないかと思う。全て内田先生の人徳である。会場は樽酒、升酒も振舞われ大盛況であった。その日は、私は照明係を担当した。たかが照明、されど照明、日本を代表するジャズメンの演奏会で初めて照明係を担当して緊張した。その7階ホールも、2017年現在は改装されて、半分の大きさになっている。ヤマハジャズクラブコンサートは150回まで続いたが、1997年、内田先生の引退で幕を閉じた。内田先生は、収集したジャズ関係のLPや資料、スタジオ施設を岡崎市に寄付された。今、岡崎図書館に展示されている。
図1 コンサート風景
図2 コンサート風景
図3 コンサート終了後の記念撮影
前列中央に渡辺貞夫氏と内田修先生
前列左端 伊藤邦治会長、2列目中央に著者
図4 当日の演奏プログラム
2017-07-17
久志能幾研究所 小田泰仙 HP: https://yukioodaii.wixsite.com/mysite
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