薬膳の洗礼(1)別荘CAMPO宿泊、癒しの体験
船戸クリニック(養老町)で船戸博子先生の漢方指導で、敷地内にあるVilla CAMPO(「別荘-漢方」の意味)で2泊3日の薬膳体験宿泊をした。いままでの宿泊とは別世界であった。正式の薬膳の体験は初めての洗礼だ。
9月9日、船戸博子先生から漢方診察を受けてから、「別荘-漢方」にチェックインした。部屋名は「ローズマリー」で、部屋でくつろいでいると目の前の窓越しにフランス印象画で見たような南欧調の建屋と薬草畑の風景が目に飛び込んできた。目の前は薬草の畑である。片隅に鶏小屋もある。おくどさんの「ねこがま」もある。
一番右側(赤い戸の部屋)に宿泊
庭側からの眺め、目の前は薬草畑、向う側の赤い屋根の建屋がロッジ
ロッジは居間が6畳ほど、寝る部場所が4畳ほど、流し部、クローゼット部で合計12畳ほどのワンルームである。トイレ、浴室、玄関間を入れて15畳ほどのロッジである。まさに別荘という感じで、落ち着く雰囲気である。ホテルでくつろぐのとは、違った趣がある。ホテルでは裸足では過ごせないが、このロッジでは裸足も可である。テレビが部屋にないのも良い。テレビの貸し出しはあるようだ。WiFiが完備されているので問題なし。私はノートPCを持ち込んで、お仕事である。他にも本や資料を大量に持ち込んだ。
居間
居間の横側が寝るスペース
居間からの眺め
目の前に、南欧風の風景が広がる
(目の前は薬草畑と向う側は医療センター)
流しと冷蔵庫
お風呂
ここは心を癒す施設である。船戸博子先生が、このロッジを風水の原則に則って建てられた。確かに、宿泊して今までになく気が安らぐ。
ビジネスと癒しの違い
以前に高級ホテルのスィーツルームに泊まったことがある。確かにすばらしい部屋ではあるが、今回の別荘に比べると、建屋の価値観が全く異なり、居心地が全く違う。スィーツルームは身構えて泊まる礼服のイメージである。構えないとスィーツルームには泊まれない。大金持ちでないので、スィーツルームだから元を取ろうと言う気になる。紋付き袴で(革靴とスーツで)過ごすのと、裸足と部屋着で暮らすとの違いである。
宮仕えが終わった身には、気軽に泊まれる癒しの里がよい。
費用は、2泊3日で、総計約6万円余。夕食は各5,000円、朝食は各2,500円を含め、各オプションを含めての金額である。これには、博子先生の個人別薬膳指導料も入ってである。これは治療と考えると妥当な金額であると思う。
下記は船戸クリニックからの請求明細
3日間の食事代 25,000円 税込み (昼食費は別)
2泊3日の宿泊費 32,000円 税込み
病気になれば多額の費用が掛かる。私がガンセンターに入院した時、差額ベッド代は一日32,000円であった。その病気にならないようにお金をかけるのが、正しいお金の使い方だ。それで病気になることが4分の1になれば、大正解である。
2024-09-12 久志能幾研究所通信 2939号 小田泰仙
「久志能」↖ で検索
著作権の関係で、無断引用を禁止します。
コメント