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2024年8月12日 (月)

太陽光発電、お天道様に恥ずかしい

 

太陽光発電の議論が貧困

 ネット記事でも、業界の議論でも、儲かるかどうかの視点だけで議論が沸騰している。「電気代が高騰している現在、太陽光パネルを付けないのは、愚かだ」とまで主張している住宅専門家のYouTuberまで出現している。住宅メーカの営業マンは、「絶対にお得だ」太陽光パネル狂教団に入信したかの如く、太陽光発電の住宅を売りまくっている。

 何時から日本人はこんなに愚かで、守銭奴のようなったのか。自分事しか考えない浅ましい餓鬼にでもなったのか、恥ずかしくなった。お天道が見ているという教えはどこにいった。

 

地球が悲鳴をあげている

 この種の輩どもは地球という母なる大地の「健康」を無視している。地球だって生き物で生老病死である。過度に痛めつければ、地球も病気になり、滅んでしまう。贅沢三昧の人間が、日本の自然を破壊し、地球の自然を破壊している。

 それを象徴するように、アマゾンの森林破壊が加速している。毎分サッカー場の面積の1.5倍が消滅している。(CNN 2019.07.04 )

 アマゾンは二酸化炭素の吸収・貯蔵や生活環境の保全機能などの多面的な機能を持っている。それを人類は自分の快楽のため、それを破壊続けている。現在、その再生力を上回る環境破壊をして、地球を病気に追いやっている。

 

 中共は、ウイグル族を抹殺しようと、人権無視、強制労働、臓器摘出のやりたい放題である。公害を垂れ流し、自然も破壊している。その隣国から太陽光パネルを生産しているのが日本の住宅メーカである。儲かるとして、日本の守銭奴が、そのパネルを輸入している。それを組みこみ、日本製の太陽光発電装置だとして、販売をしている。

 日本政府の利権まみれの議員は、「中共はウイグル族からの臓器摘出、強制労働と断定」して、国連は非難決議をした。それをK党の反対で、日本は非難決議が出来なかった。日本人として恥ずかしい。住宅メーカも同罪である。

 「対中決議案、公明幹部の意向で「非難」削除 今国会採決も見送り」(産経 2021/12/19 )

 

人類の消費が地球の再生能力を上回る

 米国などの先進国が、贅沢な暮らしを続けると、地球の自然再生能力が枯渇する。その閾値を、1989年頃に超えた。だから温暖化が急激に進んで、日本の夏も殺人的な暑さになった。それなのに、太陽光パネルの生産は、それに輪をかけている。電気自動車も同じく、却って地球の資源を無駄遣いする。それは悪魔のサイクルである。

 欧米と中国で電気自動車が推進されたのは、トヨタ潰しが目的で、地球環境を考えたわけではない。

 

 

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 人類は、地球が再生しているエネルギー以上に、無駄に資源を消費している。

 人類は、1989年頃から、地球の自然が再生しているエネルギー以上を消費するようになった。それから都市の温暖化が始まった。

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 真の「持続可能な社会」とは、どうあるべきかを考えるべきだ。

 上記資料は「これからの社会と地域コミュニティの重要性」から抜粋

 これは7月13日、大垣市が開催した研修会で、渋沢寿一氏(渋沢栄一氏のひ孫)が説明された資料。

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矛盾のシステム

 そもそも太陽光発電は補助金がないと成り立たない欠陥システムである。だから地球には少しも優しくない。その補助金は、一般国民から強引に盗っている「再生エネルギー賦課金」の税金からである。

 

巧妙な仕掛け

 我家では年間3万円余の「再生エネルギー付加金」を強奪されている。日本中の家庭はみな同じである。知らぬが佛でなく、知らないのは愚か者である。無知は人生を貧乏にする。政府と電力会社は、国民が気が付かないように、集金の仕組みを変えた。電気代の内訳を知りたければ、電力会社に申請して毎月100円の郵便代を別途負担しないと、電気料金の内訳が届かない。なにかおかしい。こちらは客で、請求書まで金を盗られるとは、異常だ。

 

なぜ補助金?

 太陽光発電が地球にやさしいなら、なぜ税金から補助せねばならぬのか。矛盾だらけである。自然エネルギーは不安定だから、その補助の電源を電力会社は確保せねば成り立たない。特に気候が不安定な日本では、合理的なシステムではない。それが矛盾である。

 

中国製が8割?

 太陽光パネルの材料は8割が中国産である。太陽光発電装置が日本製でも、パネルは中国製である。日本や先進国では公害規制が厳しく、製造しても採算が沸ないので、公害規制が緩い中国で生産する。そうなると中国製に価格面で負けて、先進国各国は撤退を余儀なくされた。中共はウイグル族の強制労働で、人件費ゼロである。それでは先進国が勝てるわけがない。

 だから太陽光発電装置が日本製でも、パネルだけは中国製である。日本のテレビが日本製でも、液晶パネルは外国製であるのと同じである。

 税金で再生エネルギー付加金が全家庭から強制時に徴収される、その間で、中間搾取が発生し、頭の黒い鼠がチュウ―チュウ―である。

 太陽光発電は、当初キロ40円の売価であったが、現在は16円である。いまから太陽光発電システムを入れても、売電も採算が合わず、減価償却を合わせると、20年間の収支でも、トントンか赤字である。

 

2024-08-12  久志能幾研究所通信 2902号  小田泰仙

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