悪魔が来りて死笑む吹く、糖尿病で人生お死舞い
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テレビのCM(死笑む)では、食べ物、飲み物の宣伝ばかりである。
守銭奴が「♪ 食え、飲め、うまいぞ ♪」と笛を吹き、洗脳教育だ。
その食品は添加物、人工甘味料、砂糖、劣悪油、防腐剤まみれ。
その末路は糖尿病になり、人生「お死舞い」である。
糖尿病になり悪化すれば、失明、壊死で足切断の恐れもある。
糖尿病になるとガンにもなりやすい。
私はテレビを見ない。しかし、YouTubeを見ると、そこでも食べ物、飲み物のCMばかりで辟易ある。テレビを一日中つけて、無意識にそれを見ていたら、洗脳教育を受けると同じである。それが潜在意識に植えられて、無意識に体に悪いジャンクフードや添加物満載の食品につい手が出てしまう。糖分過多は麻薬と同じ依存症をまねく。それは糖尿病への道である。それが死病への直行便に乗ることだ。儲かるのは、食品メーカ、医療品メーカ、添加物製造会社、利権狂いのお役人である。
その結果、1960年代は10兆円ほどであった国家医療費が、現在は43兆円を超えるまでに悪化している。国家予算の半分である。それを異常と見ず、役人どもは、添加物の認可数増大、悪食の食品CM放映を野放し、医療は対処療法に終始している。
幸い、私は昔からジャンクフードなどは食べないので、糖尿病には無関係である。しかし添加物満載の食品の害もあってか、がんにはなった。最近、知人ががんになり、それは完治したが、その後、糖尿病になったと聞いて、この記事を書いている。
糖尿病患者はがんに「なりやすい」
1968年を基準に見ると、その年から比較して、糖尿病は4.8倍に急増している。ガンは5.7倍に急増である。糖尿病になるとがんになる確率が激増する。
厚生省が調査している「患者調査」で、1968年から全ての疾患の推定患者数がカウントされ始めた。
アンケート調査方式で全国241施設から45,708名の糖尿病患者の死因が分析されました。死因第1位は悪性新生物(がん)38.3%で、第2位は感染症(17.0%)、第3位は血管疾患(14.9)でした。
2010年の日本人一般の死因のうち悪性新生物が29.4%でした(厚生労働省)。したがって、この「38.3%」の意味することは、糖尿病患者はがんに「なりやすい」ということです。さらには、「致命的になりやすい」といえるかもしれません。悪性新生物の中で最も多かったのは肺がんで、次いで肝がん、膵がんでした。前回第2位だった肺がんが1位だった肝がんを抜き、第1位となっています。
糖尿病患者の死因|くにちか内科クリニック (kunichika-naika.com)
人工透析は死刑宣告
その挙句、人工透析になったら人生は終わる。週3回、4~5時間もかけてベッドに据えられ、人工透析を受ける。真っ白い天井を4~5時間も眺めて、自分の体を呪うのだ。日本の透析患者の平均余命は60歳男性で12.3年、60歳女性で14.3年となっている。糖尿病を患うと寿命が8年程短くなる。人工透析を受け始めると死はまじかである。私の叔母は、人工透析を始めて1年で逝った。
人工透析では糖尿病は治らない。単なる延命処置の対処療法である。
わが国の透析患者数は年々増加し,2021 年末の施設調査結果による透析患者数は 349,700 人に達している。国民健康・栄養調査によると 糖尿病患者予備軍は日本全体で1,000万人でした。 糖尿病患者を合わせると2,000万人で、日本人の約6人に1人は糖尿病、もしくは糖尿病予備群である。つまり糖尿病患者100人に3.4人の割合で、人工透析になる。
血液透析にかかる医療費 血液透析にかかる医療費は1回あたり約3万円である。 1カ月あたり、週3回×4週=12回で約40万円、年間では約480万円かかる。医療機関は儲かってウハウハである。その費用は国民全部の健康保険料に跳ね返る。
血液透析は何の高度な治療技術もいらない。人工透析の点滴だけである。医療機関はぼろもうけ。止められない、止まらない。
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糖尿病の治療
治療法:降圧剤を一日1錠服用。インシュリン療法、自己血糖値測定、月1回診療・検査
一か月あたりの医療費総額
約3万7千円 (高額医療で制度利用で約1万1千円)
一年間の医療費総額
約44万4千円 (高額医療で制度利用で約13万円)
生涯継続することを考慮すると、30年間で390万円
(『週刊現代』「病気の値段」より)
根本治療
人工透析になってからでは遅いのだ。そうならないような医療が必要だが、現実は全く対応がなっていない。厚生省も動かない。今の利権を享受しているので、美味しさが手放せない。
糖尿病の増加傾向は、車の普及率の増加傾向、コンビニ店舗の増加傾向と同じ曲線を描く。つまり日本人は運動をしなくなり、添加物満載のお菓子や清涼飲料水の消費増加と同じ曲線を描いている。
糖尿病を防ぐのは、薬ではない。適切な食事と運動である。その基本原則を忘れて、対処療法で薬を飲んでも、糖尿病は治らない。
真の対策は、政府による飲食物のCM禁止だ。
砂糖入り飲料の規制に取り組むニューヨーク
2012 年9月 13 日、ブルームバーグ・ニューヨーク市長は 16 オンス(約 473 ミリ リットル)を超える清涼飲料水や砂糖入りコーヒーや紅茶の販売を市内で禁止すると発表した。
なぜ砂糖入り飲料を規制するのか ニューヨーク市が砂糖入り飲料の規制を発表した際に、肥満と糖尿病が危機的レベルに 達したと説明している。
・ニューヨーク市の成人の 58%は肥満か糖尿病を有している。
・公立高校生のうち約 40%が肥満である。
・糖尿病による死亡者は年間 5800 人、そのうちの 2000 人が 70 歳以下であり、約 40 億ドルの医療費が費やされている。
・ニューヨーク市の成人の8人に1人は糖尿病である。
・ニューヨーク市では年間 1700 人の人が糖尿病で亡くなり、2600 人が足の切断で入 院している。
・アメリカの 17 歳から 24 歳の成人の 27%は軍に入隊するには体重超過をしている。 また、砂糖の摂取が過去よりも増加していることを示すものとして、1955 年のマクド ナルドで販売していた飲み物は7オンス(約 210ml)だったものが、現在では 32 オンス (約 960ml)となっており、457%も増加したと説明しています。若い頃より砂糖がた くさん入っているものを飲んでいることが肥満や糖尿病につながっていると考えられている。
ニューヨーク市における糖尿病有病率
ニューヨーク市の健康・精神衛生部(Department of Health and MentalHygiene)が発表しているデータによると、糖尿病の有病率は 2011 年で 10.5%、約 65 万人の市民が糖尿病になっています。2002 年と比較すると約 20 万人も増加しています。また1993 年~95 年の統計と比較すると 2011 年には2倍となっています。アメリカ全土においても糖尿病の有病率は増加していますが、ニューヨークよりは若干低めです。
Microsoft Word - NYC02 (clair.or.jp)
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2024-03-27 久志能幾研究所通信 2847号 小田泰仙
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